261. おもいでの夏
《ネタバレ》 男の子3人組もその相手の女の子2人もあまりにもありふれているというか、魅力がないし、ストーリー自体もよくありがちな年上女性と未経験男の子のお話で、内容自体はそれほどでもないのですが、なんといっても切なすぎる音楽が良いです。自分も10代の頃こんな経験したかったですね。 6点(2003-12-09 00:14:51) |
262. フレンズ/ポールとミシェル
《ネタバレ》 初めて見た時同年代だったのですが、あまりにも自分の現実と違い過ぎていて遠い世界の絵物語を見るようで、自分の生活と比べることすら困難であった記憶があります。海辺で漁師が棄てた小魚3匹をポールが拾ってきて、それを焼いて二人で分けるときに最初ポールがミシェルに2匹与えると、ミシェルが1匹を半分に切ってポールの皿に移すところは、見え見えな話なのになんか切なかった。嬉しそうに側転しながら仕事に出かけるポールを幸せそうに見送るミシェルと、それを遠くで見守る追っ手の影のラストは印象的だったので、続編などは作らないでほしかった。 6点(2003-12-08 23:59:23) |
263. ブレックファスト・クラブ
《ネタバレ》 うーん、ちょっと私にはこの作品の良さがわかりずらかったですね。皆さん評価が高いので、私が老け込んでしまったということなんでしょう。でも高校生の時に見ても、感動したかどうかちょっと自信がありません。そもそも先生は反省の色を全く見せない(しかもそれほど同情の余地もない)生徒のために土曜日に9時間もつきあわされては、生徒以上にキレてしまうんじゃないでしょうかね。なんかお互い時間の無駄のような気がする。見終わっても訴えたいものは?という感じ。日本語字幕は大分はしょっているみたいで、彼らの真意を十分に理解するのは難しいのかも。オフブロードウェーあたりの創作劇の趣。5人のうちの3人がセントエルモにも出ているので、何かセントエルモがこれの続編のような気がしてきます。評価困難の6点。 6点(2003-12-01 23:10:01) |
264. 暗くなるまで待って
《ネタバレ》 「冷蔵庫の明かり」のネタだけは気に入っていますけど、ラストでオードリーがきゃあきゃあ悲鳴を上げつづけるのには正直頭が痛くなって来ました。もう少し工夫ができなかったものなのか。そもそもか弱い女性(しかもこの映画の場合は盲目というハンデもつけて)や無力な子供を主人公にするだけでサスペンスやホラーを盛り上げようとする大半の作品の安易さには常に不満を感じます。本当のサスペンスならば、シュワルツネッガーのような男でも髪の毛が恐怖で逆立つようなものでなくてはならないはずだと思うのですが。 5点(2003-11-30 11:02:30) |
265. ウォーターボーイズ
《ネタバレ》 暗さや嫌味の無い明るい純粋青春コメディーでした。要所要所のギャグもなかなか決まっていた。ちょっと竹中直人はやりすぎのような気もしたけど。この映画への評価は見る人の置かれた立場で大きく差がでるかもしれない。まだ青春真っ只中の人には単なるドタバタコメディーでも、青春期をとうに過ぎた中年男女にとってははるか昔の青春を思い出させて切ない気分にさせるのではないでしょうか。すさんだ気分も一瞬でも明るくしてくれます。平山あやが作ったように可愛かった。後日、NHKでこの映画の元ネタになった川越高校水泳部のドキュメントを放送していたけど、映画のかなりの部分が実話と重なっていたのには驚きました。 9点(2003-11-29 18:05:29) |
266. セント・エルモス・ファイアー
《ネタバレ》 古き良き時代の青春映画という感じで、無難な内容ではあったけど、卒業まだ間も無いという設定だからか、それぞれが抱える問題もあまり深刻さが伝わってこず、社会人物としては重みが今一つだった。実社会での本当の苦労はまだまだこれからだと思うけど。ちなみに、テレビで放送された「愛と言う名の下に」がこれのパクリだという批判があるようですが、私は二つは全く別物でそれぞれ良い作品だと思います。確かに、仲良し7人組(男4人に女3人)、溜まり場になるバーがある(St.Elmo's Barとレガッタ)、最後に一人が去って行く、などパクリの部分はあるけども、内容は独立した話だと思います。 6点(2003-11-28 21:42:58) |
267. ビューティフル・ガールズ
《ネタバレ》 「セントエルモズファイア」、「愛と言う名の下に」、「白線流しSP版」などと同類の学校卒業して社会に出た同窓男女の後日談&リユニオン物ですが、仲良し7人組みというわけではないので、内容的にはなんとなくまとまりがつかない感じがします。日本とアメリカでは社会システムも違うので、向こうの高校を卒業してでもいないと登場人物に感情移入するのが今一つ難しいと思いました(皆が集まって口ずさむ曲がスィート・キャロラインというのはやっぱり日本人には思い至りませんよね)。それでも、青春時代を過ぎて人生の中で最後の決断の時を向かえた人達のそれぞれの苦悩する姿が良く描かれていると思います。それにしても邦題が原題そのままというのはこの映画に関してはいただけません。これじゃあ、プレーメイトのプロモーションビデオかなんかと勘違いしてしまいます。 7点(2003-11-28 16:51:06)(良:1票) |
268. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 やや荒唐無稽なお話ではありますが、ほんとうに野球の好きな人達が作り上げた映画という感じで、見終わった後なんとも言えない切なさを感じてしまいました。ラストシーンを、彼の作った野球場に向かうことを連想させる車の光の帯を映すだけにしたところが心憎い。 7点(2003-11-27 23:36:59) |
269. いちご白書
《ネタバレ》 学園紛争ものにしては、ちょっと甘っちょろい感じもするのですが、キム・ダービーの可愛さに免じて合格点。それとやっぱりサークルゲームがいいです。ちなみにかつてこの映画を私の大学の文化祭のイベントで上演したのですが、上演が大学が許可した時間を過ぎてしまったということで、途中で大学側が一方的に電源を落してしまったことで大騒ぎになったことがありました。映画の内容が内容だったために抗議する側に一層火を注いでしまって騒ぎが広がったようです。今となってはなつかしい話ですが。 6点(2003-11-27 23:26:26) |
270. 個人教授
《ネタバレ》 今思うと大したことないのですが、ルノー・ベルレーのもっさりとした雰囲気が結構気に入っていました。高校生達が乗っていたペダル付きの電動自転車(当時のフランス映画には良く登場していました)がかっこよくってほしくてたまらなかったのを覚えています。 6点(2003-11-27 23:08:04)(良:1票) |
271. 鷲の翼に乗って<TVM>
《ネタバレ》 実話に基づいているので、派手なアクションや誇張された撃ち合いなどはないのだけれど、それだけにホメイニ革命の混乱の中の人質救出劇がリアルに描かれていると思う。 [ビデオ(吹替)] 6点(2003-11-27 23:00:25) |
272. …YOU…
《ネタバレ》 赤いりんごが人から人へと渡されて行くイントロのシーンが印象的。挿入曲「Getting straight」のアメリカ国歌をモチーフにした反体制的な歌詞がまだ若かった私の心に心地よく響いたものです。 6点(2003-11-27 22:56:20) |
273. 先生
《ネタバレ》 公開当時に新聞広告のするどいまなざしの少女が気に入って見ようと思っているうちに見逃してしまい、後になってから見ましたが、ちょっと期待とは違っていました。いわゆる学園ものとか青春ものではなく、心理サスペンスみたいな内容です。フランス人の女の子ってそんなに可愛くないと思っていたのですが、この映画の子は皆魅力的で、ちょっとフランスという国にあこがれてしまったものです。 6点(2003-11-26 18:15:55) |
274. 姉妹(1970)
《ネタバレ》 いわゆるレズものなんですが、成人映画ではなかったのでナタリー・ドロン見たさと好奇心から見に行きました。当時まだ子供だった私にはちょっと難しいお話ではありました。 6点(2003-11-26 18:10:42) |
275. 抵抗の詩
《ネタバレ》 戦争を子供の視点から描いた秀作だと思います。戦争という現実が理解できない子供達の屈託のない姿と残酷な現実がよく描かれていたと思います。ラストは噂で知っていてもやっぱりショックでしたし、映画館ではすすり泣く女性が結構いました。 7点(2003-11-26 18:07:35) |
276. さよならを言わないで
《ネタバレ》 当時売りだし中だった二人の俳優を使った割にはストーリーとしてはありふれた内容だけども、やはり逃げられないことを悟った二人が、秋深いホテルの中庭で拳銃自殺するラストはまだ若かった私には衝撃的でした。若手男優として期待されていたクリストファー・ジョーンズはその後あまり見ませんがどうなってしまったのでしょう。 6点(2003-11-26 18:01:47) |
277. いつも心に太陽を
《ネタバレ》 劣等生クラスを熱血先生が生徒との葛藤を通して更正させるという古典的なストーリーなのですが、やっぱりLuluの歌をバックにしたラストシーンでは胸が熱くなりました。暴力教室では劣等生の親分役をやっていたポワチエが、月日がたって今度は教師側をやることになるのはめぐり合わせなのでしょうか。 8点(2003-11-25 17:17:03)(良:1票) |
278. ブルーサンダー
《ネタバレ》 初めて目にした超ハイテクヘリはあまりにもインパクトがあり、その後ヘリコプターを見るたびにこの映画を思い出しました。無駄のないスピーディーな物語の展開はサスペンス映画の中でも秀逸だと思います。難をいうならば、軍の陰謀があまりにも荒唐無稽で現実味がない(そもそもなんでそんな計画を軍が立てたのか未だに納得できない)という点です。 7点(2003-11-24 11:38:42) |
279. ナタリーの朝
《ネタバレ》 物心ついてから映画館で見た映画で最初に感動した作品でした。容姿に自信の無い主人公の女性役をパティー・デュークが好演していました(彼女は不美人ではないので、ちょっと役の上では違和感はあるのですが)。来もしない想像上の恋人をフェリー乗り場で待つシーンや自分を取り戻したナタリーが、「自分は自分でしかない。それを今まで気がつかなかった」と言いながら、スズキのバイクでブルックリン橋を渡って実家に戻って行くラストシーンが印象に残っています。ヘンリー・マンシーニの音楽もすばらしかったにもかかわらず、映画も音楽もほとんど評判にならなかったのが少し不満でした。ストーリーに新鮮味、奇抜さが無かったからなのでしょうか。ところで、この映画にアル・パチーノが出ていたと言うことですが、どこのシーンなのでしょうか。当時のパンフの出演者リストには全く載っていませんので、ほんのちょい役だとは思いますが。 8点(2003-11-22 17:39:30) |
280. タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM>
《ネタバレ》 テレビの洋画劇場で放送されるまで全く知らなかった作品なので、B級のタイムトラベルものだと思ってそれほど期待せずに見たけれど、娯楽作品としてなら結構楽しめました。未来の人間が過去の惨事の現場をタイムマシンを使って生体験するツアーを企画するという設定はあまりにも強引だとも思ったけども、事故の現場の生のニュース映像を誰もが期待するのと同じだという説明に意外と納得するものがありました。しかし息子や恋人が死んだからといって、数時間前の世界に戻って、自分の好きなように変えてしまったら、もう歴史はめちゃくちゃになってしまう。そういう意味で所詮タイムとラベル物はB級以上にはなりえないかもしれない。ちなみに主人公をつけねらう黒ずくめのおばさんは、マトリックスのパクリですかね。こちらの方は大分トウがたっているけども。 6点(2003-11-21 12:02:32) |