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ちゃかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 551
性別 女性
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261.  きみはいい子 《ネタバレ》 
ストレスがストレスを産むストレス社会。やってはいけない事がどんどん増えていって、この世はもうストレス飽和状態。生きずらい世の中だから他人に関わらないようにするしかない。こんな事をずっとやっていて、それでいつ平和が訪れるのでしょうか。「親が子供を抱きしめて、ポンポンて優しくする。そうされた子供は親の真似をして他者に優しくなる。親が子供を可愛がれば世界は平和になる。親って凄い仕事だよ。」というようなセリフがあったけど、まさにそれに尽きると思う。ミクロがマクロを作り上げる平和の基本理論だ。3本のエピソードをがっつり絡ませるでもなく微妙に絡ませ、全体的に、というか最終的に子育ての意義を見つめ直すきっかけとなる、まとまった作品だった。中でも池脇千鶴演じるガサツで愚鈍なママ友の役どころが素晴らしかった。最初は背景に溶け込んでしまいそうなさり気ない演技で脇役に徹してた池脇さん、またその演出が凄い。最後は全部持って行った。ラストの岡野先生がどうなったのかが気になるが、虐待父に立ち向かう勇気を見せたのは確かだ。まずはその勇気が大切なんだ。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-02-25 17:04:53)
262.  オリーブの林をぬけて 《ネタバレ》 
広大なオリーブの林が美しい。震災に襲われた事が信じられないほどに物静かなオリーブの林だ。最後はやっぱり振られたのかな。字を読めない若者がまだたくさんいるという事にまず驚いた。国によって文明や教育はここまで違うのか。字が読めようが読めまいが、みんな幸せになってほしいと思う。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-01-28 12:36:35)
263.  街の上で 《ネタバレ》 
 下北に何年か住んでれば大体の人間が繋がっちゃうよねー、なんて冗談交じりの会話から作っちゃったような話かな、なんて思った。 縁が円になって繋がる。ちょい役の登場人物がそれぞれちょっとずつ交わる。そんなまさかという非現実的な出会いも、日常を切り取ったようなリアルな空気間ですんなり受け入れてしまうことができる。BGMは無く、絶妙な「間」のある会話、たまに噛んだりもして、それがリアルってもんだ。何も起こらないリアルもあれば、本作のようにいろいろあり過ぎるが何故かリアルに見えるものもある。実に巧い。で、冒頭のシーンとラストシーンもきれいに繋がる。4分の1欠けたちょっと苦くて甘いチョコレートケーキは、そのまま冷蔵庫に入ってた。あの日の続きを、何もなかったかのようにそのまま続けることが出来るささやかな幸せ。あの後おなか壊すかもしれないけど、それを覚悟で続きのケーキを食べたのは、雪ちゃんの懺悔なのかもしれない。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-09-19 13:28:24)
264.  ベニスに死す 《ネタバレ》 
 ストーリーは2行で語れる様な、至ってシンプルなお話、それを131分の尺で、濃密に、美しく、テンポ悪く(?!)魅せてくれました。まずこの作品を掘り下げようとすると、タージオを演じるビョルン・アンドレセンの不遇な生い立ちと、その美し過ぎる美貌が招いた悲劇、本作の監督ルキノ・ヴィスコンティからの冷遇など、作品の内容には直接関係ないのにどうしてもネガティブなフィルターが掛かってしまうような情報が飛び込んでくる。  しかし本作は、独り歩きしてしまった美少年の存在以前に、主人公は悩める老芸術家グスタフであって、特にクローズアップされる美少年は、もはや幻のような存在。そんな文芸作品なのである。  芸術家グスタフは、「死」と「美」について考えている。人生を砂時計に例え「砂が無くなった時が死。しかしそれに気付くのは砂が終わる直前であって、気付いた時にはもう終わっている」そんな死生観を語っている。芸術家は自らの努力によって「美」を創造する。しかし本当の美とは精神的概念であり、芸術家の努力で作られるものとは別物である。だからこそ、自分の努力では作り得ない、崇高で絶対的な概念としての「美」を常に恐れていたのかもしれない。  着飾った貴族たちが大勢宿泊するなか遭遇したのは、中でも一際際立つ美しい一輪の花のような少年タージオ。無造作な金髪、華奢な身体つきに何の特徴もない白いセーラー服を着たタージオは、グスタフが常日頃から恐れていた「本当の美」「精神的な美」そのものだった。その時から目が離せなくなってしまう。ここら辺からのグスタフは完全にタージオのストーカー。それに加え身体の具合が悪いというグスタフを演じるダーク・ボガードの演技は本当に鬼気迫っており、報われるはずもない思いを切なく、そして程よく気持ち悪く、絶妙にリアルに演じており、素晴らしいとしか言いようがない。   この演技を見て思うのが、ヴィスコンティ監督自身が自分をグスタフに重ね、タージオ演じるビョルンに魅入られ、その美を、今現在の一瞬一瞬に放たれる美を、でもその一瞬は二度とは訪れないという美を、そこに留めておきたいと切望しカメラに収め、留めることが不可能である事を承知して苦しんだのではないだろうか。そしてそこで誰にでもやって来る「老い」という逃げられない無情を敵視しなければならず、ビョルンにもその敵視のようなものが向けられてしまったのではないだろうか。なんて考えることも出来なくもない。  美しい観光地のベニスが、荒廃した疫病の町と化す。それは才能に恵まれ若かった頃のグスタフが、老いて才能も枯渇し病に侵され朽ちてゆく様と重なってしまう。 「純粋」に対しての「不純」。「若さ」に対しての「老い」。タージオと自分が対局であることを思い知らされる。 後は残された命を振り絞り、美しいタージオの姿を脳裏に焼き付けるしかない。  何とも美しく切ないこの文芸作品は、間違いなく、名作でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-09-07 14:29:59)
265.  荒野にて 《ネタバレ》 
 原題は Lean on Pete 。馬の名前。殺処分が決まったピートの命を少年が救い、旅に出る。父と死別し、天涯孤独となった少年を、ピートが言わばアニマルセラピー的な役割で寄り添い、不遇の少年の心は徐々に癒されていく、という話かと思ったが、ちょっと違った。もちろん二人(一人と一頭)の友情関係のようなものは描かれるが、現実はもっともっと厳しく、16歳の少年を容赦なく落としていく。原題に騙された。この物語の主題は、少年が大人になる過程の話だった。  子供とはまず親が用意した環境によって、その人生を大きく左右される。これは残念ながら生まれた時から発生する不平等。子供ってあくまでも受動的な存在なんだ。そう言えば「生まれる」って、I was born 受動態。生まれさせる。育てられる。対して「産む」は、give birth 生を与える。子供のうちは、親もしくは保護者から与えられ、それを受けとって、生かされる。これまで受動的に生きてきた15歳の少年チャーリーが、大切な者の死を乗り越えて、厳しい現実というサバイバルを乗り越えて、受動的子供から、大人になっていく。もちろんこのサバイバルは大人になってからも続くが、ひとまず、温かいベッドで寝て、辛かったことが堰を切ったように涙として溢れ、犯した罪に懺悔の気持ちを持ち、今後のことを考える。与えられたものを受け取るだけじゃない、自分から発信し、対処していく必要がある。そして死なせてしまった唯一の友達ピートのことを思うと、これからも辛い気持ちを抱えていかなければならない。それが大人になるということ。  チャーリー、がんばったね、と声をかけてあげたい。少年役の俳優が、子供と大人の中間と、大人になって行く過程の変化を見事に醸し出すことに成功している。今後を期待したい俳優だ。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-07-25 12:46:46)
266.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
最後まで疑惑の人間が移り変わり、ケビンスペイシーまで主人公を躊躇なく撃ったりして、えー!?ってなった。騙されやすい性格なので断然楽しめました。アメリカ映画のスピード感ある交渉、駆け引き、取り引きの描き方はホントに上手い。それに比べて日本人は、足して100にならない取り引きをするような人種ですからね、それはそれで面白いと思いますが。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-10 10:49:16)
267.  インクレディブル・ファミリー 《ネタバレ》 
スーパーヒーローがヒーロー活動をする上で測らずしも少なからず、市民に被害を与える脅威となってしまっていて、スーパーヒーローの存在は全ての人間がもろ手を挙げて歓迎するものではない。そんな世の中でスーパーヒーローがヒーロー活動と日常を両立させることの難しさや矛盾を描く、というヒーローものが多くなったのは何時からだろう。難しいこと考えず、勧善懲悪、悪がいるから善がいる、という単純明快な戦隊ものを見て育った子供が、大人になってヒーローというものを考えて描こうとするとこうなるんだ。ヒーローがいるから悪が産まれるっていう逆説も出てくる。つまりいつの時代も何歳になっても、人はヒーローを求めヒーローを必要とし、ヒーロー像を思い描きたいんだろう。なんて考えてる暇もなく、目くるめくアクションとキャラクターの面白さで一気に見終わってしまいます。合法化してから次はどうなるのだろう。続編あれば楽しみです。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-12-14 16:25:39)(良:1票)
268.  バーフバリ 王の凱旋 《ネタバレ》 
お金を掛けたド派手なアクションで、興行的にも成功したということで、ずっと気になっていたインド映画。伝説誕生と王の凱旋、2本で1本として評価します。ミュージカルパートは、一体私は何を見させられているんだと、こっちが恥ずかしくなるような甘いシーンを、髭の濃いオッサンが恥ずかしげもなく歌って踊っている。その歌はもちろんインド特有の独特なメロディラインで、呪文にかけられたように癖になります。そんな感じで視聴者の洗脳は完了。で、アクションの方ではクドいまでのスローモーションとスピーディな動きの連続技が目まぐるしく、個性的な戦術はそんな馬鹿なと思いつつ、痛快極まりなくワクワクします。髭のオッサンたちはみんな同じようなお顔立ちで最初はやや混乱しますが、登場人物の名前と顔が一致さえすれば、もうその映像スペクタクルを楽しむだけ。女の人たちは皆もの凄く美しく強く、魅力的です。アヴァンティカが出てこなくなっちゃうのがやっぱり物足りないですね。生活に行き詰まりを感じたときに頭空っぽにして観たい、ストレス解消映画としてオススメ。そして観終わった後は、「バーフバリ…」とつぶやいてみる。そこまででこの鑑賞タイムはしっとりと完了いたします。ナマステ。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-10-19 12:45:08)
269.  レイニーデイ・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 
ザ・ウディアレン、ですねぇ。このロマンチックラブストーリーの主人公ギャツビーがまさにご自身の投影で、まだまだ自分はこんな人間なんだよと主張するその貪欲さと、80過ぎてなおラブコメの世界に生息しているという事に脱帽です。都会派男子と田舎娘の大学生カップルが、彼の地元で過ごす一日のすれ違いのお話。なんやかんやで雨降って地固まる、という結末を想像していると裏切られるわけなんですが、地元で自分を見つめ直した彼と、都会で弾け過ぎた彼女、このラストは実は一番しっくり来るのかな。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-26 11:04:37)
270.  ようこそ映画音響の世界へ 《ネタバレ》 
映画愛が、とりわけ音響愛がビシビシと伝わってくるタイトル通りの作品。音響ど素人からの感想になりますが、へぇ~の連続と名作映画のシーンが次々映し出され、なかなか楽しめます。それ以上に感じることは、音響技術さんたちがその仕事を一生涯を通して楽しんでる、その姿勢に感銘を受けるのです。羨ましい限りです。そして面白いなと思うのは、FOLEYという効果音のつくり方。スタジオの床で雪を踏んづけたり、びちゃびちゃの雑巾をこねくり回したり、パスタを松ぼっくりで潰したり。リアルな音の録音じゃなくてわざわざ作って乗せているとはちょっとビックリ。そう言えば遠い昔、高校の予餞会という学校行事で、まさにそんな真似事をした記憶が蘇る。級友の演技に合わせて、バケツの水パシャパシャしたり、テレビにマイクを向けて録音したドラマの主題歌を使ったり、恩師たちのインタビューから言葉を編集して変な贈る言葉を作り出したり。何てアナログな事をと、思い出すと笑ってしまうような事をプロの技術者さんたちが真面目にやってるじゃないですか!私の安っぽい遠い思い出が少しだけ誇らしくなったのでした。あの頃は、プラトーンが流行ってたなぁ。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-13 13:06:01)(良:2票)
271.  凪待ち 《ネタバレ》 
男泣きの人生だ。自業自得だとかツッコミどころとか、まあいろいろおありかもしれませんが、一人の男が転落して再生するという転結を描きたかっただけの物語なのだから、その過程なんてどうでもいい。この男がどうやって彼女と知り合ってどうしてギャンブル依存になってとかはどうでもよくて、とにかくドSに苦しめて落ちるとこまで落として、(仮にもアイドル慎吾ちゃんを)心も見た目もボロボロにしといて、それでも一筋の希望だけを頼りに生きていくしかないって話だから。不謹慎かもしれないが震災に例えて、それには理由なんて無くとにかく理不尽で不公平なもので、でもとにかく乗り越えるしかないってことなんだろう。何をやっても悪い方へ悪い方へ進み、それが嫌で自分で自分を痛めつけ、結果絞り出すように泣くしかない。観ていて辛くなる。一番ドSを感じたのは11レースの3-6のシーン。当たる?はずす?どちらにしても正解じゃないぞと思って観てたら、最高に最悪な結果。はい、百戦錬磨の鑑賞者ならこの結果はセオリーなんでしょうが、私はまだまだ未熟でして、普通に「そりゃないわ~(泣)」とどっぷり感情移入。もうあとはタイトルどおり、凪を待つしかない。海の底には震災で流されたピアノや自転車が沈んでいる。あぁ、やっぱそういう見方で間違いない作品なんだ、と思えるラスト。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-09-08 12:44:36)
272.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
ヒアウィーゴーを見てからもう一度こちらを見返しますと、当時本作を鑑賞した時に若干感じた「寒さ」みたいなものが「感慨深さ」に変わって来るんですねぇ。おばさん三人の無理やりなはじけっぷりと、衰えた身体でややテンポのずれたダンスが、時間の流れとその割に根本的な部分は不変的みたいなものを感じられてしまって、逆にすごくいいです。観る順番、もしかしたら、マンマミーアヒアウィーゴー→マンマミーアの方が正解かも、です。そしてまたヒアウィーゴー観たくなったりして。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-03 17:45:50)
273.  マッドマックス サンダードーム
バータータウン、オアシス、カーチェイスと三部門に分かれています。最初の二部門は舞台劇を見ているような不思議な雰囲気。そしてまあマッドマックスと言えば的な爆走で終わります。ティナターナーとマスターブラスターなどインパクト強めで、特に変な人形背負ったキモい人が見た目に反して身体能力高すぎて、ツボでした。そのくらいかな。でも何だかんだ面白かった。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-14 15:00:36)
274.  スコア
マーロンブランド、ロバートデニーロ、エドワードノートン、三世代の演技共演。それだけでワクワクするじゃないですか。三人がそれぞれ自分の役割を分かっていて、見ていてとても安心。映画というより、日本で言えば、お正月特番ドラマもしくはテレビ局開局記念スペシャルドラマみたいなサイズの、サクッと見やすい娯楽作品です。十分楽しめました。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-05 17:46:14)
275.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
歴史的事実と実在の人物を配しているが、主人公やエピソードはフィクションであり、数学の力で戦争を止めようとするファンタジー として見るのが正しいのか。目的が最初からしっかり据え置かれていて分かりやすく、いろいろな困難を乗り越えてその目的(見積額の不正を暴く)を達成した。と、ここまでは普通のファンタジーです。そして最後まで見終えると、なかなかどうして、唸ってしまう所あり、です。軍人嫌いの計測オタク学生が、最後には何処からどう見ても軍人に仕上がっているし、美しく潔く散るために造られた、日本のそして日本人の象徴としての大和、この二つ(櫂=作られた軍人、大和=時代の勢いに乗せられた日本国民)が悲惨な歴史的事実を牽引してゆく事になる、という切ない物語なのでした。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-10 11:02:03)
276.  夕陽のガンマン 《ネタバレ》 
賞金目当てや復讐劇で人がバタバタと死んでくのはこのジャンルならではの映画の世界観。音楽もかっこよくて、日本の時代劇にも通ずる爽快感。ピストルか日本刀かの違いだけで、エンターテイメントとしての殺しのシーンというのはどこの国でもどの時代にも必要なんだろう。単純にその所作をカッコイイと思うし、ヒーロー性を感じ(必ずしも善ではないが)そこに痺れる。ここ最近ではコンプライアンスとか何とかふざけた風潮が偉そうにはびこり、本作のような単純な殺し合いだけのものなんてのは見れない時代だなと改めて思った。これ見た結果「殺し」を真似しようと思う人間がいるのだろうか。もういい加減一部のくだらないPTAみたいな人種に気を遣うような事はやめたらいいのにと、本作の感想ではないような事を考えてしまったなぁ。ラスト金銭的に丸儲けのクリントイーストウッドと、カッコよさを独り占めしたリーバンクリーフのバランスが絶妙に良かった。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-28 11:14:04)(良:2票)
277.  サブウェイ・パニック
ウォルターマッソーにハズレなし。安定感、安心感があります。故にパニックもので安心感というのは少し邪魔になっているかもしれないが、皆さんおっしゃるとおり、ラストのあの顔が秀逸。あのシーンだけで一気に、記憶に残る作品になってしまう。粋だなぁ。と思う。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-02-12 18:17:59)(良:1票)
278.  疑惑(1982) 《ネタバレ》 
あまり見ないジャンルの作品ですが、こちらの点数が高かったので。桃井かおりが炸裂してますねぇ。上手い下手ではなく、存在感が凄い。鬼塚球磨子という毒女を完全に自分のものにしています。他の出演者、柄本明、鹿賀丈史、小林稔侍、松村達雄、山田五十鈴、それぞれ皆さんちょい役ではありますが、味がある。とても自然で、まるでそこに実在している人物のように、演じるでもなく収まっている感じがいい。特に一番の見せ場、ワイン掛け合いのシーンはしびれました。事件が二人を呼び寄せ、それぞれ一人ずつ身内を失ったものの、特段何事も無かったかのように、二人はそれぞれの道を孤独にも強く生き進んでいく。そんな女たちのお話でした。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-09-07 18:01:35)
279.  パターソン 《ネタバレ》 
バスの運転手さんパターソン君の規則正しいルーチン生活と、その周りで生活する家族や仲間、通りすがりの見知らぬ誰かと交わる一瞬の日常。ただそれだけなんだけど、何とも心地よい作品。平凡な生活と、稀に起こるちょっとした出来事の間をちょろちょろと水のように流れるパターソン君のしたためる詩。秘密のノートに根気よく記したその詩たちは、一瞬にして滝の如く流れて行ってしまいました。また一滴ずつ集めて、激流の滝にしていってください、パターソン君。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-24 11:54:03)
280.  インターステラー 《ネタバレ》 
理論物理学者を制作に携えて、相対性理論とか高度な物理学を皆知ってる前提でさらりとまぶして、ゴリゴリの理系SFかと思いきやジャンルで言うと、SF<ヒューマン、である。「愛」を科学すると、それは発明品ではない観察可能な力、時間時空を超える未知の力なのである。で、我々人間が生きる三次元の世界に「時間」を加えた四次元、その更に上の五次元の世界には、「意識」なるものが加わるそうで、そうなってくるとロジカルなSFがガラッとエモーショナルなものになるのは必然。難しく考えて100%理解しようとすればするほど置いてけぼりなのだが、未知の力とされる「愛」によって全ては導かれるという、宗教哲学だったりする。かなり壮大なヒューマンドラマなのでした。あと、ふと頭に浮かんでしまった妄想ですが、重力が大きくなるとそこは時間が遅く流れるという相対性理論と、圧力鍋で加圧してお肉がものの10分で柔らかくなっちゃう現象、関係ある?てな訳ないですね、はい。そんなレベルのおばちゃんにも楽しめました。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-17 19:13:59)(笑:2票)
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