261. 少林老女
《ネタバレ》 ~ながら観するのが、丁度良い感じの作品。 真剣に最後まで鑑賞した私を、誰か褒めて下さい・・・そして癒して下さい。 [インターネット(字幕)] 1点(2012-05-20 07:34:31) |
262. キャリー(1976)
《ネタバレ》 ホラーというより一人の少女の物悲しい物語。 初見の時は、キレて火の海にしたラストの印象だけ残っていたけど、観返すと現代でも通じるイジメや虐待、胡散臭い宗教などが盛り込まれている作品。 地味な少女が一転、プロム当日に美しく可愛く変貌していただけに、豚の血入りのバケツをひっくり返す時の舌舐めずりする憎たらしいクリス(ナンシー・アレン)の唇のアップとキャリー(シシー・スペイセク)の豹変、死してやっと優しい顔になった母親が印象的でした。 何はともあれ、何気に豪華な俳優陣とキャリー演じるシシー・スペイセクの熱演が、やっぱり素晴らしい。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-20 05:03:26)(良:1票) |
263. 死霊のはらわた(1981)
《ネタバレ》 今観ると、チープ感満載なのは解っていますが、公開当時の衝撃といったら、もう・・・ 怖さより気持ち悪い度がハンパなく、生理的嫌悪感というか何というか・・・ 当時、劇場で鑑賞していて嘔吐している観客がいましたからね・・・(マジで)。 私にとっては映画の内容と、劇場内に籠った臭気という異常な状況で鑑賞したので、かなりのトラウマです。 今回、改めて鑑賞して懐かしさと共に、その当時の臭気までもが蘇ってきましたよ、トホホ。 まぁ何ていうか、この映画のCGじゃない手作り感がとっても好き。 んでもって、スプラッター映画のパイオニア(←かっこつけて言ってみたけど、使い方合ってる?)ですよね? という訳で、私の中ではスプラッター映画の名作です。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-18 16:43:27) |
264. マタンゴ
《ネタバレ》 先ずレビューの前に私が高校生の時、この映画『マタンゴ』のことを豪く熱く語る同級生が居て、事ある毎にマタンゴ、マタンゴと連呼し、そのしつこさからソイツ自体がマタンゴというあだ名をつけられ、3年間みんなから“マタンゴ”と呼ばれ過ごすことになった同級生(今、思い返すと何となくキノコっぽい奴でした・・・確かに)を思い出しつつの、念願叶っての鑑賞です。 最初のスタッフロールで原案・星新一って出たから期待したんだけど・・・ 観終わっての素直な感想は、よく私の同級生はこの映画を熱く語れたもんだと感心しました。 だってキノコが・・・ キノコの怪物が滑稽で襲われているのに、戯れて遊んでいるように見えるんだもの・・・ 何か、中途半端に漂流モノとして真面目な作りなので退屈しちゃうとこもあり、どうせならもっとオチャラケて作っちゃえば良かったのに・・・と。 まぁ、観る年代でも印象変わる映画なのかもですが、オッサンになってからの初見はキツカッたです。 気になったのは、生き残った人は、キノコを食べてないけど胞子を吸い込んだかしてマタンゴ予備軍になったんですかね~? それとも誘惑に負けてコッソリ隠れて食べてたんですかね・・・? おっと結構熱く語っちゃいましたが、マタンゴとは呼ばないで下され~。 [DVD(邦画)] 3点(2012-05-15 13:43:38)(笑:1票) |
265. ゆりかごを揺らす手
《ネタバレ》 じわじわと来ますね~。 この映画程ではないけど(当たり前だが)、女性って澄ました顔して色々企んでいたりする部分があるのを実感としてあるから(私だけか?)、非常に恐い。 しかしペイトンの思惑通りに行き過ぎる面があるのと、信用出来る所の紹介でもないのに行き成り飛び込みで売り込んで来た乳母に大事な赤ちゃんを任せる呑気っぷりなクレアが気になりマイナス点。 でも、これだけのサスペンスなのに、ラストのソロモンの件は一寸ほろりとさせられ、彼のキャラがアクセントになっていて良かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-13 15:23:38) |
266. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 笑えて感動する極上のコメディ映画。 この映画は正にウーピーじゃなきゃ成り立たないって位、はまり役の映画でしょう。 もう尼さんの顔だけ出ているウーピーの姿だけで、私にはツボです。 単純明快だけど決して悪い気分にさせられない、こんな作品大好きです。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-13 09:22:50) |
267. タイヨウのうた
《ネタバレ》 ほぼ今現在、鑑賞した段階でYUIって歌手を知ったオジサンの私ですが、 一気にYUIの大ファンになってしまいました。 これがYUIのPVなら、まんまと術中にハマっている訳ですが、 いやいや、どうして映画としても良かったです。 映画初出演?で、ぎこちなく初々しい演技ですが凄く魅力的で『雨音薫』役を等身大で演じていて、大して演技が上手くもないのに女優面している輩より、ずっと好感が持てると思いました。 ストーリー的に若干あっさりしているかなとも思いますが、ベタになり過ぎてないとも言え、他の配役も良かったです。 横浜の夜景の美しさの中、生き生きとした表情の雨音薫(YUⅠ)が印象的。 終盤、無邪気に浜辺で戯れて遊んでいる他の親子を見て、父の『もう面倒くさいから、そんなもん(防護服)脱いじゃうか・・・』のセリフに対し、『嫌だよ、そんなことしたら死んじゃうじゃん・・・私、死ぬまで生きるって決めたんだから・・・』ってセリフが力強く、彼女なりに精一杯生きているのが伝わってきました。 そして彼女の歌声が生きた証しとして、皆の心に生き続けるのですね・・・(涙)。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-05-09 13:58:06)(良:2票) |
268. ターミネーター
《ネタバレ》 決してB級映画ではないし、私は2作目(T2)より寧ろこの作品の方が好きです。 もう二度と自分の生きていた世界(例えその世界がどんな状況であれ)に戻れないのを承知で、伝説の女性サラ・コナーを守るためにやって来たカイル・リース。 結ばれる前に、逢う為にやって来たと愛を告白・・・ SFアクションでありながら究極の愛の物語でもある訳です。 終盤、スタンドで地元の少年に写真を撮られ、その写真がいずれ生まれて来る我が子(ジョン・コナー)からカイルへ・・・ 過ごした時間は短かったけど一生分あなたの父親と愛し合ったと、ジョン宛のテープに吹き込むサラ・・・切ないです。 そして全ての運命を受け入れ、未來へ(T2)向かうサラ・・・ T2の方が全ての面で優れた娯楽大作で面白いのは解っています。でも、この作品が好きなんです。 [インターネット(字幕)] 9点(2012-05-06 16:53:43)(良:1票) |
269. エクスタミネーター
《ネタバレ》 ベトナムから一転、平和かと思えたニューヨークも何ら変わらないじゃないか・・・という主人公の怒り爆発。 展開が乱雑だけど、一復讐劇と思えば意外とのめり込んで観てしまう。 結構エグいシーンがいっぱいある中、何気なく刑事が電気スタンドでソーセージを焼いて(温めて?)ホットドックを作るシーンがあるんだけど、あんなん出来るのかな?ハテハテ・・・ ミンチ攻撃した後だったんで、美味そうには思えなかったんだけど。 という訳で、私は洋風現代版・必殺仕事人として鑑賞しました。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-05-05 01:54:12) |
270. リアル鬼ごっこ(2008)
《ネタバレ》 くだらね~(愛情込めてますよ、はい・・・) 最初の雷に打たれたり、建築資材が落ちてきたり、電車に撥ねられる佐藤さん等で掴みはオッケーだったんだけど、後はグダグダでしたね。 ふと思ったんですけど、私の周りには意外と佐藤さん居ません・・・残念。ん? [インターネット(字幕)] 3点(2012-05-04 19:39:29) |
271. インストール
《ネタバレ》 内容は薄っぺらいけど、上戸彩ちゃんが可愛いから許せちゃう・・・ 私は、変な奴と思われようが何だろうが、上戸彩ちゃんがペロッとなめこを食べた一瞬のシーンが好きなんです、いいんです・・・以上。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-05-04 14:34:05) |
272. 暗くなるまで待って
《ネタバレ》 何もそこまで大芝居うたなくてもって感もあるけど、盲目の女性側からしたら色々な部分で恐怖でしょう。 部屋中の電球を割って暗闇にして犯人に対して同じ状況を作るシーンが正に『暗くなるまで待って』。 ちょっと華奢だけど熟女になったオードリーも素敵。 その我等が?オードリーをサディスティックに苛める犯人・・・ ラスト、ナイフ持って這いつくばって追って来るとこなんか、お前はターミネーターかよと思ってしまいました。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-05-03 22:51:18) |
273. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
《ネタバレ》 子供の頃、どれだけ熱狂させてもらったことか・・・ そう彼の名は、ブルース・リー。 私にとっては、彼はスーパースターの枠すらも飛び越えた特別な存在です。 今改めて観てもストーリー云々は別として、彼のアクションは凄いし興奮しちゃいます・・・アチョ~。 初見以来、結構観ているはずなんだけど、コロッセオの格闘シーンって何気にちゃちいセットだったんですね・・・今更ながら気付きました。 でも、そんなの気にならないくらいラストのバトルは、やっぱインパクトが大きいです。 そして、今改めて観てもノラ・ミャオちゃんの可愛さに、萌え~←古い言い回しですか?失礼しました。 [インターネット(字幕)] 8点(2012-05-01 14:37:35) |
274. リング(1998)
《ネタバレ》 終始、その演技どうなの?って思う中、井戸の中で髑髏の目の部分から井戸水が流れ出し(これが貞子の悲しみの涙に見えて好きなシーン)、それを愛おしげに抱きしめるシーンが好き・・・この女優さん喋らない方が良い。 貞子ってキャラとラストのテレビから這い出て来るシーンは、やっぱり凄いし強烈なインパクトを残す名シーンだと思う。 個人的には、顔が歪んだ写真が怖いというか不気味でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-28 02:59:28)(良:1票) |
275. フェノミナ
《ネタバレ》 良くも悪くもダリオ・アルジェントらしい映画。 突拍子もない展開に、合っているんだか合っていないんだかの音楽(へヴィメタみたいな音楽がかかった時は、それ違うだろ・・・と突っ込んでしまった。) 何か破綻しかかっているんだけど、グロさと生理的不快感の映像の中に美少女・・・ という絶妙な配分で魅せてくれる・・・ホンマか?(笑) くれぐれも食事しながらの鑑賞厳禁&チンパンジーちゃんに主演アニマル賞進呈!! [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-27 14:05:27) |
276. トランスポーター
《ネタバレ》 テンポが良いから最後まで観たけどさ・・・ ルールもクソもないやんか、最初だけで。 運び屋としての見せ場も最初だけで、本当の運び屋は四百人近くの奴隷をコンテナで運ぶ悪人の方です。 そして西洋人のやるカンフーの違和感よりもヒロインの父親の顔に違和感を感じました。 あとヌルヌルバトルは必見です。 しかし何で外人はハゲかけでも格好いいんだろ・・・ この映画、コメディですよね? [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-24 16:55:40) |
277. 問題のない私たち
《ネタバレ》 麻綺演じる沢尻エリカの『顔はダメだよ、バレちゃうからさ』というセリフを聞いた時、 『顔はヤメて、ボディにしな』と仰った三原順子を思い出した・・・ そうだ、エリカ様は平成の三原順子なのだ・・・ 沢尻エリカは、ちょっと飛び抜けた存在感で良い女優だなと思う。 素行云々言われているけど、もっと映画に出て欲しいと切に思いました。 勿体ない・・・ さてストーリーの方は、前半部をもっと密に描いてくれれば、後半部の教師と生徒のストーリーはいらないような気がしました。 如何せん教師のすることが幼稚で、おいおいってツッコミいれながら鑑賞していました。 が、この手の映画にしては後味悪くなく佳作だと思います。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-23 13:30:11) |
278. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 パニック映画の草分け的映画。 生死の結果は別にして、こういうパニック状況では常にリーダーシップのとれる人が居るのは大事なことと思わされる映画でした(この映画では偶々ちょっと破天荒な牧師さんだっただけで・・・) その牧師が自分の命と引き換えに皆の命を救ったのも、主人公は生き残る・・・みたいな当時としては在り来たりな結果にならなくて良し(終わってみれば、この結果ありきでワザと強引な性格付けしてたのでは・・・とも思う。) 救助される段階になり、刑事の『牧師は正しかった、あん畜生の言うとおりだった』のセリフで救われた。 あと今だと簡単にスル―してしまいそうだけど、子供が船内ウロウロしてトイレに入ったシーン・・・ 小便器が逆さまになっていて、あぁ今船は真っ逆さまなんだと私の初見の頃からの印象深いシーンで(確かパンフレットかチラシにも、そのシーンが載っていて)、好きでした。 小便器が好きな訳じゃないですよ・・・ 逆さまになっているというシチュエーションとして・・・以上。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-22 05:40:48) |
279. エクソシスト
《ネタバレ》 この映画は、怖いとか怖くないとかの次元の映画ではなく、オカルトブームの火付け役且つ金字塔の映画で、他のオカルトやホラーとは一線を画する格調高い作品だと個人的には思っています。 子供の頃の初見以来、色々なシーンが脳裏に焼き付き、ちょっとしたトラウマです。 全く宗教観はないけれど、神父様、早く悪魔を退治しておくれよ・・・と子供ながらに思ったものです。 今観ても、冒頭のイラクの発掘現場から不気味さが漂っており、ジワジワと来るべき対決の日を予感させ、何気に人間ドラマもしっかり描かれていると思います。 それにしてもリンダ・ブレアが凄い演技で、この映画のインパクトが強過ぎて、イメージをなかなか払拭出来ず、その後の女優人生が可哀相だったなぁ~と思ってしまいました。 [DVD(字幕)] 9点(2012-04-21 15:53:16) |
280. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 私みたいな凡人には難しくて解りません。 難解な映画でも気になって解らない部分を自分で調べてみたり、理解し得た人の解説を見て成る程納得・・・みたいな映画もありますが、この作品に関しては解らなくても別に構わないって感じの映画です。 賢い人達にとっちゃ映画談議に花咲かせる作品なのかも知れませんが・・・ 私にとっては何度でも観れる映画ではなく、何度でも眠れる(小学生の頃の初見から、四度目にして、やっと最後まで鑑賞)睡眠薬のような映画です。 制作年度を考えれば、確かに映像は凄いと思います・・・が、はっきり言ってつまらないです。 [DVD(字幕)] 3点(2012-04-19 14:58:01)(良:1票) |