281. ブリジット・ジョーンズの日記
原作はロンドンの新聞に連載されていたらしく、なんとか「自分を変えよう」と思っていてもなかなか行動に移せずにいたりする、誰の心にもある「自分に甘い」部分を上手く題材として使っていると感じた。 皆さんご指摘のように展開があまりに上手く行き過ぎたり(二時間で描くのだから仕方ない部分もあるだろうが;)、最後の日記に使い方がとってつけた感じがしたりとツッコミどころもいくつかあるが、今回はレニー・セルヴィガーに脱帽。ここまでの(書かれてる方もおられましたがデ・ニーロ並みの)役作りをする女優はあまり記憶にないかもしれない、、 8点(2003-02-22 18:06:15)(良:1票) |
282. 星に想いを
原題『IQ』なんですね(笑) アインシュタインが叔父という強引な設定ながら、彼を含めおじいちゃん4人の愛らしさで作品自体は面白く仕上がってました。 7点(2003-02-20 17:46:52) |
283. ROCK YOU! ロック・ユー!
『グラディエーター』ほど重くはなく、普通に楽しめる作品。中世の現代風アレンジは上手く、ヒース・レジャーも作品の雰囲気によくハマってました。 6点(2003-02-20 17:40:12) |
284. アンダーグラウンド(1995)
「精神異常者」で「虚言癖」なのは、むしろあの夫婦だったんだ、、、 しかし決して善と悪の色分けをくっきりとせずに、コミカルに描ききった点は見事! 開始から一時間くらいはこの作品に拒否反応があったもののラスト30分ぐらいになるともう見入ってました。 軍人として復帰した男の周りを電動車椅子が廻り続けるシーンは、しばらく忘れきれそうもありません。 6点(2003-02-18 15:30:30) |
285. ハーフ・ア・チャンス
老紳士二人の頑張りに拍手。 手に汗握るというよりは、主演二人の醸し出す「余裕」が全編を通じて感じられました。 6点(2003-02-17 12:33:27) |
286. 3人のエンジェル
まず大物俳優3人の女装姿で作品に引き込まれました。最初は「ロードムービーかな?」と思ってましたが、舞台を移し続けるのではなく一箇所にとどまって住民と打ち解けていくあたり、意外に手堅い作りだと感じました。ウェズリー・スナイプスは『ブレイド』の印象が強かったので今回の変貌振りにはただただ驚嘆! 7点(2003-02-16 13:50:58) |
287. 踊れトスカーナ!
「癇癪持ち」かよ!!(笑) 最初は唯一真面目な存在に見えていた主人公までもが猛アタックするようになり、イタリア男ってほんとにみんなああいうふうなのかなと思えてしまった; 声だけ登場するおじいさんはいいアクセントでしたが、、、 5点(2003-02-16 13:38:42) |
288. 不滅の恋/ベートーヴェン
“It must be.”せつないなぁ。第九をバックに描かれる幼少期のシーンはとても印象的。 加えてゲーリーの熱演が見れたので、少し甘めですが8点で。 8点(2003-02-15 15:14:25) |
289. ヤンヤン 夏の想い出
それぞれの世代が悩みを抱え、苦しみながらも自分と向き合って何かを発見していくストーリー。 いい作品だとは思うんだけど、自分がまったりした雰囲気を楽しめる環境でこの作品を見られなかったためか、やたら長く感じてしまいました。 3点(2003-02-13 16:51:12) |
290. 春の日は過ぎゆく
過去の自分の恋愛とどこかオーバーラップさせながら見てしまう作品。ただ、別離に至るまでの過程のほうがより力を置いて描かれているので、二人で見るのはちょっとつらいかもしれない;; 点数が辛めなのは男の、この恋に対しての「引きずり」が、あまりにも長すぎ・深すぎだと感じたので、、 6点(2003-02-12 09:52:18) |
291. ザ・プロデューサー
(若干ネタバレです)予想を完全に裏切るようなラストが用意されてるわけではないが、本当に面白い作品といえる。十分引き込まれた。それもやはりケビン・スペイシーあってこそ! 『ユージュアル、、、』、『セブン』等、最も凄みのある演技をしていた時代の彼には、本当に驚嘆するばかりです。 就職直前に見たので、あんな上司いたらどうしようかと少し不安に;; 8点(2003-02-11 13:16:08) |
292. フレンチ・キス
気楽に見れる作品。ケビン・クラインが胡散臭いフランス男を結構上手く演じてて笑えました。この頃のメグ・ライアンはほんとにかわいい。 6点(2003-02-10 16:44:52) |
293. ビューティフル・マインド
ナッシュ均衡については大学1・2年や就職試験の際に学んだが(もちろん原論ではなく簡略化・現実化されたもの)、その発見者がこんな人物だったとは、、、 脚色賞を受賞しているだけあって、実話にしては若干「いい話」になりすぎてる気もしたが、見ている2時間半は作品に引き込まれた。 ラッセル・クロウは前作『プルーフ・オブ・ライフ』とは比べ物にならないほどいい演技! 8点(2003-02-10 12:13:50) |
294. 金融腐蝕列島[呪縛]
働き盛りの男たちの熱いストーリー。こういう分野に焦点を当てた作品ははじめて見たが、最後まで引き込まれた。 最初の検察庁による捜査やクライマックスの株主総会のシーンは、一般人の私には新鮮だった事もあって迫力十分。 ただ一点、最近これだけ吸収合併による再編が進んでる業界なので、せっかく合併によってできた銀行を主体にするのなら、旧行同士の派閥争いなんかも問題点の一つにしてほしかったなぁ。 8点(2003-02-09 13:48:23) |
295. グリッドロック
物凄く秀でた何かがあるっていう映画ではないけれど、風刺を利かせ、上手くオトして、1時間30分で上手にまとめてある作品。 さほど強く印象に残るわけではなかったけど、頭悪いキャラを演じきったティム・ロスにプラス1点で。 6点(2003-02-06 22:41:43) |
296. パットン大戦車軍団
哀しい伝記です。DVDの特典で人物解説をやってましたが、家の鏡の前で怖い顔を練習していたんだとか・・・この作品では彼の軍人としての面が彼の全てみたいに描かれてますが、戦場ではあそこまで「根っからの軍人」にならないと耐えられないのかも知れないですね。 それと、私はこの作品を見てて「項羽と劉邦」の韓信を思い起こしました。大将軍として楚に恐れられ、漢帝国建設の三本柱の一人として讃えられながら、平和な世の中になってからの彼は主君である劉邦に殺されるという、、、 「偉大なる時代遅れ」は、本当に儚く、哀しい。 9点(2003-02-05 22:58:01) |
297. ウォーターボーイズ
見てる間はそこそこ楽しく見れるんだけど、しばらくしたら忘れていそうな作品。 邦画頑張れ! 4点(2003-02-04 16:57:59) |
298. ブレイブハート
この題材にほれ込んだのであろうメル・ギブソンの、名監督・名優としての評価をさらに高くしたくなる作品。 とにかくこの一本でのメルは凄かった。「フリーダム・・・」には涙が出てしょうがなかった; 9点(2003-02-04 16:38:55) |
299. 交渉人(1998)
「IQ180」云々の宣伝文句を除外して作品のみに注目すると、かなり楽しめる作品ではないかと思います。サミュエルの交渉法の指導やスペイシーの電話切るシーンなど、緊張感を与えたままの疲れる作品ではなく娯楽作として見せる演出も巧みでした。 8点(2003-02-03 15:19:25) |
300. ムーラン・ルージュ(2001)
最初の10分は、この映画を最後まで見れるのか不安になるくらいテンションが嫌だったが、いつの間にか慣れてしまって最後まで楽しめた。今まで二コール・キッドマンはどの作品で見ても「気高い自分を失わない」役をやってきたように思うが、今回は見事にはじけた演技を見せてくれていた。 7点(2003-02-03 15:00:04) |