281. ラストエンペラー
《ネタバレ》 仕方が無いのかもしれませんが、紫禁城でも戦犯収容所でも全員英語を喋っている事にどうしても違和感を感じてしまいます。何回か見ていますが、いつもそれが気になってしまいます。坂本龍一氏の音楽は映画の雰囲気にすごくよく合っていて素晴らしかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-25 09:35:48) |
282. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
《ネタバレ》 映画のタイトル通りボーとジェフの実の兄弟が演じるジャズ・ピアニスト兄弟が主役のはずですが、これはもう、ミシェル・ファイファーの存在感がすごいです。ミシェルがとにかく素敵!セクシー!歌もこんなにうまかったんですね。間違いなく彼女が最も輝いている作品でしょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-22 22:37:34) |
283. やかまし村の子どもたち
《ネタバレ》 美しい北欧の風景と夏休みを満喫する子供たちの笑顔が実に魅力的に描かれています。特にこれといったストーリーは無く、子供の夏休みの絵日記が映画になった感じでしょうか。今でも実家の前の道が舗装されてないような田舎育ちの自分にとっては日が暮れるまで遊びまわった子供の頃の夏休みの思い出が蘇ってきてとても懐かしい気持ちになりました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-22 16:02:54) |
284. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
公開当時劇場で見ました。当時、ハルストレム監督の名前も知りませんでした。でも、この作品でハルストレム監督のファンになりました。特にこの作品の彼の人間を見つめるあたたかい眼差しとユーモアのセンスが大好きです。いつかスウェーデンに里帰りして、またこんなあたたかくて美しい映画を撮ってほしいなあと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2008-11-22 02:00:48)(良:2票) |
285. カイロの紫のバラ
Heaven~♪I’m In Heaven~♪で始まるオープニングからラストまでまさに夢見心地。ウディ・アレンの作品では一番好きです。「映画みたいな恋したい」とか、「映画の登場人物に恋をする」という事は映画ファンなら誰にでもあることですよね。でも現実は映画のようには行かない。だからまた映画館に足を運ぶ。そしてまた元気をもらって映画館を後にする。ミア・ファローが演じるセシリアのように。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-11-20 12:14:51)(良:1票) |
286. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 ジャックとデュークのコンビは勿論最高だけど、何度も旅の邪魔をするマービンとモーズリ捜査官のお間抜けコンビの活躍?も含めて旅の道中、登場人物全てが絶妙に配置されていました。二人が来世でなく、現世で再会していつか、いい友達になって欲しいなんて事をふと思いました。5年か、10年後くらいにアメリカのどこかの街で。ジャックのコーヒーショップに何も知らずにデュークがふらっと入ってくる・・・なんてどうでしょう? [映画館(字幕)] 10点(2008-11-19 23:10:47) |
287. マカロニ
《ネタバレ》 エリート街道をひた走り、富と地位を手に入れたが人生に疲れ果て、家庭も崩壊してしまったアメリカ人(ジャック・レモン)が極めて平凡だが家庭や友人に恵まれ、仕事はそこそこに余暇も十分に満喫している陽気なナポリの友人(マストロヤンニ)と再会し、友情を暖め、次第にマストロヤンニの生き方に惹かれていくという、とても分かりやすいストーリーですが、二人の名優の共演が物語を非常に味わい深いものにしてくれています。二人が夕方の海岸で腰を下ろし、マストロヤンニが「時間を無駄にするのはいい・・・。」とつぶやき、レモンがそれを聞き微笑む。このシーンがとても好きだ。鐘の音のラストもスコラ監督の常連、アルマンド・トロヴァヨーリの音楽が重なり、とても感動的でした。 [映画館(字幕)] 9点(2008-11-19 22:48:17) |