281. ウィラード(2003)
ソクラテスみたいな可愛いネズミなら飼ってみたい。CGも使っているのだろうが、ネズミたちの演技が秀逸。オリジナル版も観てみたい。 [DVD(吹替)] 6点(2011-07-01 21:13:46) |
282. フル・コンタクト
内容はよくある復讐ものだが、リンゴ・ラム監督らしいハード・バイオレンスに圧倒される。サイモン・ヤムとアンソニー・ウォンという濃い顔合わせが実現。チョウ・ユンファの角刈り姿も拝める。 [DVD(吹替)] 5点(2011-07-01 21:10:49) |
283. フル・ブラッド
《ネタバレ》 ハードっぽいタイトルとは裏腹に、アクション控え目のファンタジー・ラブコメディ。少林寺に潜入したCIAのチョウ・ユンファが、国宝の超能力少女と恋に落ちるというもの。見所は『キル・ビル』にも出ていたゴードン・リュウとの共演か? [DVD(吹替)] 5点(2011-06-29 19:07:53) |
284. ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
《ネタバレ》 『挽歌』シリーズに代表される香港ノワールは、『狼』でひとつの到達点を迎えてしまったが、本作では更に極限まで突き詰めたアクションを堪能できる。全編ガンアクションと爆破シーンのつるべ打ちで、CGなんて使っていないものだから、その凄まじさは現代のハリウッド映画の比ではない。特に終盤の病院でのワンカットの長回しシーンには唖然とさせられる。チョウ・ユンファはトニー・レオンにやや食われた感があるものの、ジョン・ウーとの香港時代最後の作品として必見である。 [DVD(吹替)] 7点(2011-06-27 21:43:51) |
285. インビジブル・ターゲット
《ネタバレ》 主演3人は活きの良いアクションを見せてくれるが、ジャッキー(&ユン・ピョウ&サモ・ハン)に比べるとまだ洗練されていない感じ。結局は『ポリス・ストーリー』シリーズの劣化版コピーのような印象は拭えない。むしろ、悪役のウー・ジンの存在感が際立っていた。『SPL』でも見せた超絶アクションは健在! [DVD(吹替)] 6点(2011-06-17 21:40:06) |
286. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2
《ネタバレ》 前作に輪をかけてハチャメチャなストーリーはもう笑うしかないが、これがなかなか香港映画らしい娯楽大作になっており、飽きさせない。都合が悪くなると大仏に変身する僧侶なんか最高(笑)相変わらずお綺麗なジョイ・ウォンと初々しいミシェル・リーの姉妹役も目の保養になる。 [DVD(字幕)] 5点(2011-06-17 21:35:09) |
287. 奇蹟/ミラクル
設定にかなり無理があるし、あの結末で本当に良かったのか?という根本的な疑問は残るものの、ジャッキーにしてはストーリーを重視しており、楽しめる出来。いつものジャッキー映画のメンバーが揃っているのも嬉しい(ユン・ピョウがチョイ役で友情出演している)。クライマックスの高所でのロープを使ったアクションはジャッキーの真骨頂。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-17 15:40:04)(良:1票) |
288. デイブレイカー
《ネタバレ》 この世界観は好き。吸血鬼というのはイジりやすい題材なので、たまにこういう変化球も出てくる。ネタバレになりますが、イーサン・ホークが人間に戻ってからは急につまらなくなる。「死なない程度に陽光を浴びれば人間に戻れる」という設定は良いにしても(陽の光には浄化作用があると思うので)、「元吸血鬼の生き血を吸うと人間に戻る」というのはいかがなものか。そんな簡単に人間に戻れるんだったら、誰も苦労しないって。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-16 07:10:55) |
289. リトル・ランボーズ
《ネタバレ》 いやいや、これには泣かされました。『スタンド・バイ・ミー』+『ニュー・シネマ・パラダイス』ですか?これはもう泣かないわけにはいきません。不良少年がリヴァー・フェニックスにそっくりなのも泣ける。老人ホームのジイさんをランボーに見立てて救出するところは爆笑。 [DVD(吹替)] 7点(2011-06-16 06:59:30) |
290. ヤング・マスター/師弟出馬
《ネタバレ》 う~ん…ジェット・リーやドニー・イェンのハイスピード・カンフーに慣れてしまっているので、正直この時代のカンフー映画は物足りなく感じる(ただ組み手をやっているだけにしか見えない)。実際のところ、中盤にラスボスが大暴れするシーンが一番迫力があった(ちなみにこの場面にはジャッキー出てきません)。ストーリーはあってないようなものだし、ここまでの高評価がちょっと不思議。 [DVD(字幕)] 5点(2011-06-16 06:53:16) |
291. ジャーロ
随所にアルジェントらしさは感じられるものの、やはり70~80年代の全盛期に比べると、切れ味が鈍った印象は拭えない。最近のフレンチ・ホラーくらい突っ走ってほしいものだ。前作(『サスペリア・テルザ』)に続き、日本人を起用してくれたことはちょっと嬉しい。それにしても、エマニュエル・セニエ老けたな。 [DVD(字幕)] 4点(2011-06-15 07:18:17) |
292. クローサー(2002)
《ネタバレ》 観る前は、香港版『チャーリーズ・エンジェル』?という印象だったが、実際には女性版『男たちの挽歌』とでも言うべきハードボイルドの傑作だった。CGを多用しているのは気になるが、アクションシーンもかなり格好良く、クライマックスの和製ドラゴンとの戦いは迫力満点!ヴィッキー・チャオが可愛い。 [DVD(吹替)] 7点(2011-06-10 17:26:43) |
293. デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~
《ネタバレ》 この監督の前作『ハングオーバー』はとっ散らかった印象でいまいちノリ切れなかったが、本作は主役を二人に絞っており、ロードムービーという安心感もあり結構楽しめた。相変わらず悪ノリが過ぎる部分もあり、正直引いてしまうシーンもあるが(過剰に下品だったり暴力的だったり平然と法を破ったり)、そこはお国柄の違いだろう。ロバート・ダウニー・ジュニアの存在も大きい。ザックの下品で非常識な行為の数々も、彼の絶妙な「受け」がなければ空回りするところだろう。ジェイミー・フォックスやジュリエット・ルイスなど、ゲスト出演が意外と豪華なのも嬉しい。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-10 12:58:34) |
294. グリーン・ホーネット
《ネタバレ》 想像していたよりも遥かに面白い出来だった。主人公の「グリーン・ホーネット」が財力に物を言わせるだけのボンクラ二代目社長で、サポート役のカトーがいなければ何もできないという設定がまずユニーク。ヒロインにまで徹底的に嫌われており、うざったい恋愛モードにならないのも良い。最近のアメコミヒーローみたいにウジウジ悩んだりせず、「スカッとするから」という理由だけで悪党退治をし、(中盤で相棒と幼稚な喧嘩をするくらいで)たいした葛藤もなく殺しを続ける脳天気さ。ある意味『キック・アス』にも通じるブラックさだが、子供を巻き込まないだけマシ。また、クリストフ・ヴァルツ扮するギャングのボスだが、こちらも部下から「ダサいスーツ」と常にバカにされているようなキャラで、悪役としての威厳が全くないのも笑える(敵であるグリーン・ホーネットに触発されて赤いスーツとガスマスクを着用するバカぶりを発揮)。 [DVD(吹替)] 6点(2011-06-09 12:10:15) |
295. クレイジーズ(2010)
《ネタバレ》 社会風刺に満ちたオリジナル版に比べ、本作は分かり易い細菌パニック映画と化しており、エンターテインメント性はあるが、あまり知性を感じられる出来ではない。そもそも、感染者と正常な人間の区別がつかないところが肝だと思うのだが、リメイク版ではいかにもなゾンビメイクで感染者だと一目瞭然。感染者も怖いが正常であるはずの軍部はもっと怖い、というロメロ節もいまいち活かされず、やや期待外れの出来。 [DVD(吹替)] 5点(2011-06-07 22:14:56) |
296. ミッドナイト・ミート・トレイン
《ネタバレ》 中盤のスプラッター描写などは「おお!」と思ったが(文字通り目玉が飛び出すシーンは爆笑!)、この監督はどうしても格闘アクションを撮りたいらしく、その趣味性が「ホラーの品格」を著しく落としている。ニューヨークの地下には魔窟がある、という内容はいかにもクライブ・バーカーらしい展開で結構好み。 [DVD(字幕)] 5点(2011-06-07 22:05:19)(良:1票) |
297. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー
《ネタバレ》 今観たらそれほど面白い映画でもないのだが、ジョイ・ウォンの美しさは永遠。大胆なセミヌードまで披露してくれるのだから、嬉しくて鼻血も出るわ(笑)確かにこの頃の香港映画は、ハリウッドにも負けない勢いがあった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-03 08:23:14) |
298. 大丈夫日記
《ネタバレ》 このシチュエーション自体がバカバカしくて面白いのだが、演じているのが「亜州影帝」ことチョウ・ユンファというのが最高に笑える。相手役もトップ女優のジョイ・ウォンとサリー・イップという豪華な布陣。メチャクチャだけど理に適ったオチといい、大満足の一本。「ベリ~ナイシ~!」 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-01 20:56:16)(良:1票) |
299. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
《ネタバレ》 長くて暗くてつまらない。ハリーとロンがただのおっさんにしか見えないところが致命的。早く完結してほしい。 [DVD(吹替)] 4点(2011-05-28 23:16:13) |
300. アンストッパブル(2010)
「無人の暴走列車をいかに停止させるか?」というただそれだけの内容を90分ノンストップに描き切る。この贅肉を削ぎ落としたストイックな作りがいっそ潔い。観終わった後には何も残らないが、観ている間は画面から目が離せない。これぞ娯楽映画。 [DVD(吹替)] 7点(2011-05-26 13:04:13) |