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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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301.  トラフィック(2000)
テレビで久しぶりに再見。超大国アメリカを深く蝕む麻薬問題、その根深さや底知れぬ恐ろしさを3つの話を平行して描きながら鮮やかに描き出す。3箇所の話を混乱することなく描き分け、作品の意図するところをあぶりだすような脚本や監督の手腕は素晴らしい。当時妊娠中のキャサリンが妊婦姿でしたたかな女を熱演している。ベニチオはこってりした存在感があって際立っている。彼が「子供たちが野球ができれば麻薬の売人にはならない」という言葉がラストで生かされ、ナイターをする子供たちのシーンで終わっているのは、この困難な問題に監督が込めたひとつの希望だろう。
8点(2004-02-07 15:58:42)(良:1票)
302.  つばさ
空に憧れる男たちの恋と友情が戦争中の空中戦を背景に描かれる。アメリカ空軍の全面協力を得て作られたらしいが、ドイツ空軍と闘う強くて勇気あるアメリカの若者を称える意図もあったのだろう。それはともかく、この空中戦シーンなど航空場面は今見てもスケールが大きく迫力もあって感心する。親友を誤って撃ち落してしまい後悔にさいなまれる主人公、悲嘆にくれる両親や恋人など英雄と称えられる若者の苦悩も描く。写真でしか見たことのなかったクララ・ボウは、この時代のクラシカルな女優と比べてかなり現代的な感じがする。明るくごく普通の女の子といった感じ。ちょい役だが、大好きなゲーリー・クーパーが若く美しい姿でアップで見られたのも嬉しかった。
7点(2004-02-07 15:38:58)
303.  青い山脈(1949)
戦後4年でまだまだ復興途上の日本。戦争から帰ってきた池部良や、杉葉子が高校生・女学生というにはちょっとトウがたってる気がするが明るく爽やかな青春映画になっている。田舎町の個性豊かな様々な人物が繰り広げる話は、正義や民主主義を取り込んでユーモラスで楽しい。懐メロスタンダードの「青い山脈」の、明るく軽快な歌はこの映画の気分を最もよく表している。私もこの歌 大好きです。
8点(2004-02-07 15:15:10)(良:2票)
304.  ウェディング・プランナー
ストーリーはひたすら結婚できないような設定の二人を、いかにハッピーエンドにもっていくか、ということのために非常にイージーに作られている。一言で言えばバカバカしい。しかしヒロインのJ・ロペスが有能なキャリアウーマンで暮らしぶりも堅実だしと好感がある。相手のM・マコノヒーも感じがいい、というので意外にも感じが悪くなかった。
5点(2004-02-03 00:28:25)
305.  第七天国(1927)
私が見たのは弁士つきのもの。泣けたのは私が涙もろいせいかと思ったら皆さん泣いたんですねぇ。サイレントの純愛ものなんですがどこか深く琴線に訴える力があるんですね。印象的なセリフはいくつもありますし、恵まれなかった主人公が彼に出会って勇気と希望を持って生きるようになる姿、戦争で離れていてもお互いを思う強い心などに感動させられます。ラストのハッピーエンドは唐突さを感じるけれど、薄幸でけなげなヒロインに感情移入していたので素直に喜びました。 ジャネット・ゲイナーは小柄で、ちょっとクリスティナ・リッチ似の幼顔の純情可憐さで表情が豊か、相手役のチャールズ・ファレルはどこかアラン・ドロンにも見えるハンサム。ただの純愛話だけじゃなく、第一次大戦も背景に描かれ深みが増している。
8点(2004-02-03 00:07:05)(良:1票)
306.  上海特急
北京から上海への特急列車に乗り合わせた人たちのドラマが、政府軍、革命軍入り乱れる混乱の中国を背景に描かれる。一種の群像劇のような作りだがメインは昔愛し合った男女の恋愛ドラマ。惚れられる軍医だが、革命軍に捕らえられ開放されるが、この時上海リリーがなぜ心変わりするのか気がつかない。誰だって察しがつきそうなところなのに、このぼんくらぶりが間抜けっぽい。リリーがわが身に変えても守りぬく、というほどの人物に思えないのが苦しい。でもまぁ、デートリッヒが美しく魅力的で引き立つのだからそれで十分。
7点(2004-02-01 17:17:00)
307.  間諜X27
将校未亡人のデートリッヒが娼婦になっていて、いとも簡単にスパイにスカウトされ大活躍、ロシアスパイとの恋、って話は奇想天外だがデートリッヒを堪能するなら十分満足する。スパイらしく変装、、というシーンがあるが、ひっつめ髪で田舎娘風になるとまるで別人のように見える。もちろん演技力でもある。たびたび弾くピアノがたたきつけるように激しいのも彼女らしい。STING大好きさんが言うように、この作品でなんと言っても素晴らしいのはラストシーン、叫ぶ中尉を見る彼女の表情(素晴らしく美しく魅力的)、とった行動、まさにデートリッヒならでは。
7点(2004-02-01 16:56:10)(良:1票)
308.  シービスケット
前半は主な登場人物と馬の過去のいきさつや人物像が説明調で描かれるので淡々と進み、ドラマ性には欠ける。しかもそれぞれ入り乱れて、かつ時代背景も織り込んであるので少々退屈するかもしれない。でもこれはそれぞれが過去に悲しみや傷を抱え、決して恵まれたものではなかったことを理解するためには欠かせない。これら浮沈の展開は時代背景とも巧みにリンクさせて描かれている。後半はこれをベースに一気に盛り上がる。迫力あるレースシーンは臨場感にあふれ美しい。下積みの苦労人が一斉に花開くような爽快感は気持ちが良く感動的。この作りは抑えていた走りに一気にラストスパートをかけるレースに重なって見える。騎手のトビー、調教師のクリス、アナウンサーのメイシーとそれぞれが良かったが個人的に一番好きなのはJ・ブリッジスの馬主。自らも傷を持ちながら恵まれないそれぞれを優しく包むという、慈愛に満ちた大きな人物像が魅力的だった。レースシーンの見ごたえがあるのでこれはスクリーンで見たほうがいい。8点にしようかと迷う作品。
7点(2004-01-30 20:45:51)(良:1票)
309.  名もなく貧しく美しく
主人公夫婦は聾唖者なのでセリフがなく手話で会話する。言葉は字幕で示されるが夫婦、特に高峰秀子は表情や仕草で字幕以上の豊かな感情を表現し伝えてくる。誰もが貧しく苦しかった時、障害者夫婦にはさらに厳しい時代だった。働く場も限られるし、聞こえないばかりに子供も死んでしまう。家族も問題を抱え、頼れるどころか母親の面倒まで見なくてはならない。そんな苦しい生活の中でも懸命に働き、子供を育て生きていく。まさに題名どおりの人生で、しかもやさしい秋子は報われないままだ。暗い話なのだが、けなげに一生懸命生きる夫婦の姿にいつ見ても感動して泣いてしまう。聾唖の会話シーンはサイレント状態に近いが全く不都合を感じず、全身で表現する姿はむしろ豊かな情感をイメージさせる。 この後、父と子の続編もできたが(高峰がいないせいか)精彩を欠き、本作にはまるで及ばなかった。
9点(2004-01-29 23:15:56)(良:2票)
310.  ドン・サバティーニ
マーロン・ブランドがゴッドファーザーのドンそのままの役柄・いでたちで出てくるが、あんなシリアスなマフィアものではないし、話はややゲテモノっぽいので一応コメディなのか、、。(でも笑えるほど面白くはないし中途半端な感じ) 彼の存在感が際立つのでそれがまず印象に強く残る。巻き込まれる若い男の子も可愛くてなかなかいい感じ。
4点(2004-01-25 23:02:38)
311.  足ながおじさん
レスリー・キャロン23歳、アステア55歳はほぼ実年齢と役の年が同じ。(もしかしてアステアは40台のつもり?)話はお金持ちが孤児に援助し、年齢を超えてハッピーエンドというもので、おとぎ話とでも思わないと納得できない話。こんな話はなんかなぁ、、、と思いながらも、アステアのダンスは素晴らしく、レスリーも相手役として十分愛らしくうまい。今どきはもう見られない本物のダンスを堪能する映画。
5点(2004-01-24 16:24:53)
312.  めまい(1958) 《ネタバレ》 
サンフランシスコ湾にヒロインが身投げするシーンで、キム・ノヴァクが苦しそうにしていたので「下手やねぇ、この人、、」と思っていたら、このシーンはちゃんと伏線になってたんですねぇ。失礼しました、キムさん。妖艶、かつ予想外の恋心に悩む女性をうま~く演じてはまってました。前半はやや冗長ですがミステリアスな展開に引き込まれ、後半は主人公が自分の弱点を克服しつつ、彼女を追い詰めていく緊張感ある展開。彼女がちょっとかわいそうで本当に悪い奴を追及しなさいよ、といいたくなる。今の時点で何回も見ればおかしいところもあるが、当時始めて見た人はとてもびっくりさせられたと思います。
8点(2004-01-24 15:57:36)
313.  また逢う日まで
今見れば多分古臭い話だと思うが、これは戦後まだ5年しか経っていない時で、当時としては身につまされる思いのする人も多かったことだろう。私が見たのもかなり昔だが印象は強く、恋人同士が引き裂かれ悲しいラストに切なくなった。話のプロットは「哀愁」に似ているがあれほどのロマンティックな作りではない。戦時下の暗くて重い話だが、唯一ガラス越しのキスシーンがロマンティック。
7点(2004-01-22 18:04:48)
314.  泥棒成金 《ネタバレ》 
サスペンスというよりラブロマンス。リビエラなど素晴らしい南仏の景色を楽しみ、G・ケリーの美しさや仮装パーティでのクラシックコスチュームを楽しむという作品。話は「犯人は誰か」というだけでスリルに欠け、面白くもないのでキレも悪く眠くなります。ケリーが断崖をカーチェイスでスピード運転して、グラントが手に汗握るというシーンもしっかり合成画面と分かってまるで迫力がありません~
5点(2004-01-22 17:24:17)
315.  タイムライン
あまり期待しないで行ったんですが迫力があってなかなか面白かったです。タイムスリップでも特定の時・所と限定され、行ったのはいいけど数々のアクシデントもあり無事に帰ってこられるのか、野戦での攻防シーン、時間が迫りはらはらしたりとスリルもあります。が、タイムトラベルものでは過去を変えると話の整合性がおかしくなるということもありますし、他にもあれれ?・・と突っ込みたくなるところもありました。まぁ単純な娯楽作として見れば結構楽しめると思います。
6点(2004-01-22 17:03:02)
316.  終着駅
ファーストシーンですでに「何事かあったらしい」男女がテルミニ駅に来る。ここから最後まで駅でのシーンというかなり斬新な設定で、話もほぼリアルタイムで進む。列車に乗って別れてしまえば5分もしないで終わってしまうが、お互い別れがたいという話だけでこれだけの時間を見せてしまうのはある意味で評価したい。が、延々と引き伸ばすことに少々無理がありくどくもしつこい気がする。不倫の女性の揺れる女心をJ・ジョーンズは切なく見せる。M・クリフトは未練がましさを最後まで見せる。しかし二人がこれほどの恋心を抱くようになったいきさつがほとんど描かれてないので二人に感情移入できず、このしつこさに辟易した。これでは「執着駅」。同じような不倫で駅での別れなら「逢びき」のほうが良かった。ジョーンズの甥の役で、まだ少年のリチャード・ベイマーが見られます。
6点(2004-01-21 18:16:26)
317.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
点をつけるのがとても難しい。映画の出来で言えば8点以上でもいい。でも内容でいえばラストが納得も共感もできなかったので7点以下。3人の少年たちの過去のいきさつ、25年後の彼らの暮らしや家族、娘の殺人事件をめぐる展開など、丁寧な脚本と演出はとてもいい。最初のいたずらをするところだけで3人のそれぞれの性格を見せてしまうなんていうのはすごい。共感できなかったのはラストのほうの部分。ジミーの妻が「家族を愛し守るあなたは正しい」などという言葉。あの行為の後こんな利己的な独りよがりは納得できない。まるで今のアメリカに重なって見えてしまう。監督がこれを肯定的に言っているのか、皮肉で言っているのか真意が分からないので確信がないが、どうも前者のような気がする。私はとても理解できないしデイブが哀れすぎる。ショーンの最後にとった行動も疑問だし、娘が殺された理由も他にもっと説得力のあるものがあると思う。こういうマイナス感情を除けば俳優はそれぞれ見ごたえがあり(特にT・ロビンス、M・ゲイ・ハーデンなど)、因果報応的プロットや前述したあれこれも良くできている。総合で7.5といったところだが、ラストの後味の悪さからあえて辛く7点。
7点(2004-01-19 15:52:09)(良:1票)
318.  マラソン マン
マッカーシズムやナチ残党など結構重いテーマをモチーフにしながら、終始不気味なサスペンスが続く。兄の正体やなぜ襲われるのかが半ばくらいまで分からず、後半一気に話が動き始める。兄が襲われ手を怪我するところや歯科道具で拷問されるところ、刃物を使うところなど、「痛い」シーンが多くてその印象が強い。
6点(2004-01-18 23:28:48)
319.  カルメン故郷に帰る
松竹に綿々と続く楽しい人情喜劇。高峰秀子のストリッパーというのは驚くが、彼女や友人(小林トシ子)は引け目に思ってるどころかいささか得意なのだから、あくまでもあっけらかんと明るく展開する。なかなか豪華な出演者たちや美しい信州のロケシーンなど見所も多いが、特筆すべきはこれが日本最初の総天然色作品だということで、戦後6年でこれだけのカラー作品は驚きだったようだ。笠さん扮する校長先生がしばしば言う、「日本は文化じゃけん」という意味不明な言葉もなにやらおかしい。寅さんシリーズのように後味のいい楽しい作品。
8点(2004-01-18 23:19:26)
320.  悲しみは星影と共に
私もかなり前に見たきりですが、悲しく哀愁を帯びたテーマ音楽と共に姉弟の悲しい話に涙ぼろぼろでした。若いJ・チャップリンの姉がけなげで切ない。
8点(2004-01-18 22:42:15)
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