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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2597
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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301.  ELECTRIC DRAGON 80000V
石井聰亙の破天荒ぶりはまさに個性的で、興味をそそるものだけれど、ここのところの作品の完成度の低さには辟易する部分がある。浅野忠信、永瀬正敏の今や日本を代表する映画俳優を有しながら、作品の質が仲間内で作った映画という印象の域を出ていないのは残念なことだ。
[ビデオ(字幕)] 2点(2009-06-25 16:12:27)
302.  どろろ
「どろろ」のプロットというものは、ストーリー創造の講座で教材になるくらいシンプルでベーシックなものだ。自らの失われた体を取り戻すために、様々な葛藤と戦いを経ながら旅を続けるというその基本的な展開が、かっちりと存在するので、映画としてはそれほどに破綻はしていない。  が、やはり問題は、エンターテイメントを描くことの稚拙さだと思う。「日本のエンターテイメントが変わる」などと触れ込んでおきながら、この娯楽性という部分でのチープさはいただけない。 子供向けのヒーローものの着ぐるみのような物の怪たちのCGビジュアルは、もはや特筆する必要もないほどのマイナスポイントだし、そのチープな物の怪と特にアクションが特異でもない主演俳優とのバトルシーンをぐだぐだと羅列する必要はなかったと思う。  中国やニュージーランドでロケーションを繰り広げるなど、膨大な製作費をつぎ込んだことは伺えるが、それを巧みに生かしているとは言いがたく、細かい部分で手が抜かれている感じは否めない。 まあそれはこの映画に限ったことではなく、日本の娯楽映画の慢性的な問題点ではあるのだけれど。
[映画館(邦画)] 2点(2009-06-25 16:06:30)
303.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
これまで何の予備知識も無かった「エヴァンゲリヲン」。一世を風靡したこの作品が、どの程度のレベルのアニメなのか正直つかみきれぬまま、今回の劇場板で初めて“触れて”みた。  結果的には、正直まだ本質が掴みきれない印象が残ったままエンディングを迎えた。 終末戦争的な状況と設定はなんとなく分かりはするが、まったくシリーズに対する知識が無い者にしてみれば、やはりあらゆる面で「説明不足」という感は拭えない。 「使徒って何だ?」「セカンドインパクトって何だ?」と、それらの本質的なバックグランドの説明がないまま話が進むので、どうにも物語の核心に踏み込んでいけなかった。 キャラクターとしての設定も描き出されぬまま、いきなり地球規模の戦闘の矢面に立たされる主人公にも説得力がない気がする。  そして何よりも腑に落ちなかったのは、登場人物たちの人間性の「普通さ」である。 地球全体の半分の人類が滅び、継続する終末戦争の中で、今なお「滅亡」の危機を抱えている情勢で、キャラクターたちの本質的な”ラフさ”が気になる。 そういった絶望的な危機の中で生存する人間の精神には、もっと本質的な「変化」があってしかるべきではないだろうか。 それは単にもっと悲壮感や絶望感を醸し出すべきということではなく、現実世界の現代人とはまったく異質な人間としての力強さや、生物としての決意が見えてくるものではないかと思うのである。 そういった部分で主人公をはじめとするキャラクターたちの精神構造が「普通」過ぎて、それが逆に違和感となって映った。  ただすべてにおいて魅力を感じなかったというわけでは決してない。 アニメという創造性の塊に文字通り魂を込め、感動を生むという行為において、やはり日本人は優れている。 激動する“エヴァンゲリヲン”という創造物に、紛れもない心の揺れを感じたことは事実だし、この先の続編で物語の本質がもっと描かれてくるのであれば、それに対する興味は益々深まったと言える。 
[映画館(邦画)] 4点(2009-06-25 16:00:33)
304.  ハチミツとクローバー
うーむ。やはり「人気漫画の映画化」はものすごく困難がつきまとうもの、ということか。 ただその中でも幾分やりやすい部類かと思っていた。少女漫画の映画化ならではの、原作キャラクターと実写俳優のイメージのギャップによる拒否感というものはどうやったって生じるだろう。が、美大を舞台にした青春ロマンスというストーリー性自体は、実写映画として構築しやすいと思った。 が……結果としてはものの見事に「失敗」してしまっている。 単行本数巻に渡って長い月日を描く原作を、2時間弱の尺で映画化するわけだから、ストーリー展開が原作といくらか変わってしまうことは、結果が良い悪いは別として仕方がない。 でもね。キャラクターの性格まで変えてしまっては、どうしようもなくなる。原作のある漫画の映画化である以上、それをしてしまっては映画として「破綻」していると言わざるを得ない。 少し踏み込んで指摘すると、竹本は“逃げ出す”ために走り出したわけではないし、森田はあんなにドライではないし、真山はあれほどヒクツな行動はしないし、山田はもっと芯がしっかりしている……etc。 そもそも叙情的なイメージを保つ原作なのだから、もっと忠実に映像化することができれば、それだけでそこそこ優れた映画になったように思う。 詰まるところは、やはり冒頭の言葉に尽きるわけで。「仕方ないな」という言葉に終始する。 やはり「漫画の映画化」の中でも「少女漫画」の場合、男キャラの“かわいくなさ”または“美しくなさ”に批判は集中するようだ。今回の場合はビジュアル的にはそれほど悪くなかったが、内面的なギャップの激しさが痛かった。 唯一にして評価点のすべての要因は、蒼井優のかわいさ。もうそれっきゃない。 個人的にはそこだけで映画館で観た甲斐はあった。と、思う。 
[映画館(字幕)] 3点(2009-06-25 15:59:39)(良:2票)
305.  溺れる魚
まさに堤監督の映像世界でノリよく破錠した展開は楽しめる。椎名桔平、渡辺謙らのキャラクターも良かったと思うが、全体的なストーリー展開には陳腐さを感じる。映画ならば、もっと完成度の高い脚本を用意して欲しかった。
[映画館(字幕)] 3点(2009-06-25 15:59:08)
306.  名探偵コナン ベイカー街の亡霊
もはやアクション映画シリーズと化しているコナン映画であるが、今回は脚本が野沢尚ということで本格的なサスペンスを期待した。が、実際は従来のアクション映画のノリを出ていなかった。ま、映画だと大金が使えるからどうしても派手にしたくなるんだろうねえ。
[地上波(邦画)] 3点(2009-06-25 15:58:42)
307.  傷だらけの男たち
「インファナル・アフェア」の制作スタッフ、主演は金城武&トニー・レオン、否が応にも期待は膨らむ。きっとまたスタイリッシュでハードボイルドな香港ノワールが展開されるのだろうと……。  映画の雰囲気はとても良かったと思う。洗練された硝子の上を滑るようなスタイリッシュな映像世界に彩られ、香港ならではの高級感と雑多感が入り交じる。 キュートさと男臭さを併せ持つ金城武の表現力は相変わらず高かったし、トニー・レオンは哀愁と危うさ漂う存在感を見せつけたと思う。  ただ、この作品はひとつの映画として、とてもアンバランスだった。 冒頭、謎を含めようとする試みは理解できるが、ストーリーのテンションの種類があまりにバラバラなので、焦点が定まらない。 結局そういうことが終盤までの展開や、キャラクター設定にまで及んでしまって、物語自体は理解できるのだけれど、一体どこに感情移入すべきかが固まらない。  含めた謎やストーリーの核心も、非常に強引だし、無理がある。 主人公の心情が理解できない程に揺れ動きすぎてしまって、言動の意図が不明なままに決してしまったことが、致命的だったと思う。  感情移入できない部分は、国民性や民族性の違いによるものなのかもしれないが、それ以上に映画作品としての整合性を欠いたように見えたことは否めない。
[映画館(字幕)] 4点(2009-06-25 15:58:01)
308.  名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
あまりに大げささが目につくコナン映画シリーズの中では、サスペンス重視でよかったのではないかと思う。それでも仰々しく派手だけど、これくらいなら映画ってことで納得できる。
[地上波(邦画)] 4点(2009-06-25 15:57:23)
309.  デイジー 《ネタバレ》 
むむ。個人的には、やはり最終的に「救い」が無さ過ぎる結末は受け入れきれない部分がある。設定は凡庸だけれど、目に見えるようで見えない“三角関係”の構図自体は物語の核としては良かったは思う。が、三者の人間模様を追っていくあまり、結局それぞれの人間描写が中途半端なまま終わってしまい、いまひとつ感情移入することが出来ない。最後までストーリー的に“謎”を含めたことが、尚更に観ている者の感情を“宙ぶらりん”にしてしまったと思う。
[映画館(字幕)] 4点(2009-06-25 15:55:54)
310.  甘い人生
導入部分ではググッときた。これは確かだ。全編通して、映像と音響のクオリティは高く、そういう部分ではとても丁寧に作られていると思う。ただストーリーというか、話の展開の完成度があまりに低い。登場人物それぞれの行動に「なぜ?」がつきまとう。必要のない場面も多々あり、一つの映画としてちぐはぐに映る。 イ・ビョンホンの雰囲気とかアクション性とかすごく良いのだけれどね。ありきたりでいいから、もっとストーリーをまとめて、シンプルなハードボイルドにすれば、それなりに良い映画に成り得たと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2009-06-25 15:55:16)
311.  ウインドトーカーズ
ストーリーのクオリティとすれば陳腐もいいところで、ディティールの軽薄さには失笑してしまう。しかし、元から期待していなかったことも手伝って、映画自体は娯楽映画として楽しめた。戦争映画とは決して言えるシロモノではないけど、基本的なエンターテイメント性は備わっていたと思う。その辺りはさすがジョン・ウーとも言えなくはないが、彼にとって駄作であることには変わりはない。それにしても、最近クリスチャン・スレーターはよく死ぬ…。
[ビデオ(字幕)] 4点(2009-06-25 15:52:34)
312.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
真っ当な神経が打ちのめされる。妥協の無い凄まじい映画だと思う。しかしこの物語の論理は成立しているとは思えない。どう考えても復讐の発端と復讐の結末を天秤にかけてつり合うはずがない。軟弱な正論かもしれないが、真の復讐者がある種満足して自ら終止符を打つ……これほど残忍で救いが無く、独りよがりも甚だしい行為はないのではないか。クライマックスにかけて、誰にも感情移入できなくなる。中盤までのライトなノリと台詞回しが懐かしい。それに対する“痛すぎる”結末が絶妙と言う人もいるかもしれないが、それはただアンバランスな心地悪さだと思う。確かに衝撃的だし、重い後味の悪さも作り手の狙い通りなのかもしれない。でも、これでは観客に対しあまりにアンフェアだ。
[映画館(字幕)] 1点(2009-06-25 15:52:10)(良:1票)
313.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
「シックス・センス」「アンブレイカブル」と飛躍的に自らをビッグネームへと押し上げたが、「サイン」によって一気に奈落の底へ落ちかかっているM・ナイト・シャマラン。個人的に前作からの多大な不安が心中渦巻いていたため、実際に「語ってはならぬもの」が出てきた時には「またか…!」と気が遠くなりそうだったが、何とか後半盛り返してくれたというのが正直なところだ。非常にミステリアスな空気感や絶妙な恐怖感は流石のもので、ギリギリのところでシャマラン復活への「道標」はできたのではないかと思う。しかしながら、よくよく映画を思い返してみれば、完成度の高い空気感の裏で稚拙なストーリーに対する粗が際立ってくる。一々言及はしないが、シャマラン監督の「信頼回復」への行く先にはまだまだ靄がかかっているようだ。 追記:今作は登場人物が限られるので難しかっただろうが、(意地の)シャマラン監督出演には笑ってしまいました。これはこれからも貫いてほしい。
[映画館(字幕)] 4点(2009-06-25 15:50:42)
314.  ALIVE アライヴ
前半は原作のセリフをそのまま引用し並べているにすぎず、原作以上に漫画的な現実離れした環境は、監督の思惑よりも膨らみがなかったように思う。したがって、原作を熟知している者にとってはやや退屈だった。そこから一転、主人公が異次物と対面してからの展開は、とてもスピーディになり飽きさせることはなかった。特に北村龍平監督の得意中の得意であるアクションシーンは圧巻で、派手なアクションシーンは原作には無いものなので、映画としてのオリジナリティが出ていて良かったと思う。しかしながら、映画全体を総括すると、やはり高橋ツトムの原作が持つ、衝撃的な創造性と鮮烈な凶暴性は描き切るには及んでおらず、原作者のファンとしては満足に至らなかった。
[ビデオ(邦画)] 4点(2009-06-25 15:49:51)(良:1票)
315.  魔界転生(2003) 《ネタバレ》 
今作を観る直前に深作欣二版「魔界転生」を観て大満足を得ていたので、多少の落胆は事前に覚悟していた。その意識もあってか、思ったよりは見れたというのが率直な印象。しかしながらやはり、どの点をおいてもオリジナルの方が勝っていることは否めない。第一にストーリーが希薄すぎる。悔いや恨みをもって転生に応じる武芸者たちの描写を丁寧に描いた深作版に対し、今作は唐突に伝説的武芸者たちを登場させてしまう。これでは何の面白味もない。特に宮本武蔵の描写は酷い。長塚京三演じる宮本武蔵は雰囲気は良かっただけに描写の軽薄さが非常に残念だった。深作版にはない徳川家康の転生はインパクトがあったが、登場シーンだけで終始してしまった。まあいろいろと問題点はあるが、何よりも本作がオリジナルに対して甘いのは、窪塚洋介演じる天草四郎に「エロイムエッサイム~」と唱えさせなかったことだろう。一見、陳腐に見えるそれを徹底的に沢田研二に表現させたことが深作欣二版「魔界転生」の圧倒的なパワーであった。
[ビデオ(字幕)] 3点(2009-06-25 15:43:41)
316.  シカゴ(2002)
決して悪い映画ではなく良く出来た映画だと言えるかもしれないが、今作が真の好評を得るのは米国でしかあり得ないという印象を持った。特に主演女優2人が白いマシンガンを持って歌い踊るラストシーン、賛否はあろうが、個人的にはあのシーンこそアメリカ社会を象徴するものに他ならないと思う。今作はオスカー作品である。アカデミー賞がアメリカのものである以上、至極当然のことなのだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-25 15:40:20)
317.  スリ(2000)
中年スリ師の生き様を渋く描く異色作。人間ドラマとして濃密さはあったが、映画的にはやや盛り上がりに欠ける。主人公の原田芳雄の演技と存在感は見事だったが、とりまくキャラクターの人物描写に物足りなさが残った。
[ビデオ(邦画)] 4点(2009-06-25 15:39:32)
318.  ロックンロールミシン
ラストの理想に対する現実的な終わり方は興味深かったが、映画として盛り上がりがなかったことも事実。淡々と繰り広げられる中盤の流れは良かったと思うが、展開の抑揚に欠けるので印象も薄くなった。
[映画館(邦画)] 4点(2009-06-25 15:38:47)
319.  サウンド・オブ・サイレンス(2001)
サスペンス映画としてはもはや王道的なストーリー展開はあまり新鮮味がなく特筆するインパクトもなかった。予告編の雰囲気は良かったので期待したが、予告編そのままの内容に終始している。
[ビデオ(字幕)] 4点(2009-06-25 15:38:17)
320.  ルパン三世 1$マネーウォーズ<TVM>
そうそう厚みのないテレビスペシャル版であるけども、もはやルパンといえばこういうテンションということかもしれない。小気味いい展開や台詞回しは楽しめるので、それで良しなのかもしれない。
[地上波(邦画)] 4点(2009-06-25 15:36:26)
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