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すべからさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1845
性別 男性
ホームページ http://twitter.com/subekari
年齢 42歳

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301.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 
お色気あり、バイオレンスあり、笑いあり、涙ありのハードボイルド仕立ての探偵活劇。邦画が一番ギラギラしていた時代の徹底した80年代テイストにニヤニヤさせられっぱなしである。 要するにヤクザ、オカマ、商売女、右翼、成金・・・と、カタギではない極端な登場人物がこれでもかと出てきて、激しいバイオレンスがあって必要以上に口からゴボゴボ出血したり、惜しげもなくおっぱいが出てくる映画。それでハードボイルドかと思いきや、主人公は武田鉄也の「刑事物語」みたいな2枚目半なのである。 BGMもジャズメインでカッコ良いし、カルメン・マキさんが歌ったり、エンドロールとかも懐かしい感じで良い!ほんとこういう映画が好きな人が撮ったんだろうなー。 あと、何と言ってもタカシママサノブ超やべえ!超キモイ!!今後は、より一層の変態さんをガツガツ演じていってほしいものだ。見事。  ただ、この内容で125分は長い。この手のハードボイルドはあんまり風呂敷広げたらダメだ。二転三転するストーリーは面白いんだけど、ちょっと疲れてしまった。もう20分短ければもっと絶賛できたんだけどな。 原作もシリーズものらしいので、この映画もシリーズ化してもいいと思う。次回は100分くらいでよろしく!
[映画館(邦画)] 8点(2011-09-17 14:30:08)(良:1票)
302.  ジョナ・ヘックス
駄にスケールのでかい野望を持った悪役のせいで爆発は多いけど、作品自体の爆発力は弱い。マチェーテなノリなんだが、グロはナシというのが厳しいのかも。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-04 00:34:30)
303.  名前のない女たち
なんかぬるい。セリフ回しや展開もいちいち安っぽすぎて切実さが伝わってこない。せっかくいい題材なのに。読んだらヌけなくなるという原作にも手を出す必要があるな。
[DVD(邦画)] 4点(2011-09-04 00:31:00)
304.  イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 《ネタバレ》 
バンクシー以外のアーティストの作品にはそれほど心動かされず、序盤は退屈。 だったら、もっとバンクシーの作品や人生をじっくり見せてほしかったところもある。 バンクシーが出てきて、ティエリーがその気になってからは俄然面白くなってくる。  色々なアーティストが出てくるけれど、やっぱバンクシーは別格のように見える。 だからこそ、才能も技術も経験も思想もオリジナリティの欠片もないような男がシーンに飛び込んで行って人気者になる様を一段高いところから見下ろして、「コイツ、おもしれーな」って余裕をもって嘲笑してるようにも感じた。 と、同時に『アート』という実体のないものを、何の根拠もなくもてはやすカルチャーをバカにしているし。 気持ちは分からんでもないが、嫌な奴!  で、監督(バンクシー)はこのシーンをこうして行きたいとか、自分はこういう気持ちでやってるよ!っていう表明がないからどうにもスカっとしないのだ。 むしろ、ある種の諦めみたいなものを感じてしまったくらい。 面白い事は面白いんだけど、視点としては、ちと冷めすぎなんじゃないかな。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 00:28:27)
305.  リメンバー・ミー(2010) 《ネタバレ》 
大人になりきれない21歳の男(学生)がパパと喧嘩したりする、マジメなヒューマンドラマ。テーマは「コミニュケーションの難しさ」かな。脚本が良いのだろう。よくある題材だし、派手なストーリーではないながらも、ちゃんと面白い。特に後半のシリアスなストーリー展開は、かなり真剣にみさせられた。 色々な人物が出てくるけど、みんなある意味正しく生きていて、実は、正しく見えていたタイラー君が一番間違っていたりするのだ。この映画では、主人公であるタイラー君が必ずしも正しいという風に描かれなく、パパさん達がしっかりとカッコいいのが良い。 むしろ、これはパパ映画なのである。  ある隠されていた設定が、ラスト直前で明らかになる。でも、これっていくらなんでもズルくない?これがあることによって傑作だと言わせたいようなスケベ心をちょっと感じてしまった。(実際、鳥肌たってしまったのは確かだが) 今時珍しいくらい、しっかりと地に足のついた正統派ヒューマンドラマとして綺麗に着地させても良かった気もするが、どうだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2011-09-04 00:25:54)
306.  ピラニア 3D
敢えてけなすような所はない。期待通りの内容。 グロ描写を楽しめる人には、安心してすすめられる爽やかなエロバカポコチン映画。 あっという間に終わっちゃうけど、これはもうひと波乱観たかった気もするな。 余りにも直球。速球。 明るくなった会場はとても和やかな雰囲気になっていた。こういう映画を観た後には決して暴力的な気持ちにならないのである。平和な映画である。 高額な3D料金払う価値があるかは微妙なところ。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 00:23:23)
307.  メカニック(2011) 《ネタバレ》 
イサムさん達の容赦ない殺しっぷりにドキドキだ。どこにでもある、よくあるストーリーにもかかわらず、テンポの良さと、クールなカメラワーク、アクションのカッコよさで少しも飽きさせない。イサムちゃんのアクション映画では、「アドレナリン」の次くらいに好きかも?アクション映画は内容より、カッコ良さとスピード感が大事だよね。 人がバカスカ死んで爽快感を得られました!
[映画館(字幕)] 8点(2011-08-17 15:35:39)(良:1票)
308.  その街のこども 劇場版 《ネタバレ》 
確かに胸をしめつけられるような力はあるんだが、冷静に映画として観るとヒジョーに地味。冒頭の飲み屋での一触即発の緊張感が持続してれば、もっと良かったかも。森山未來のイジケ顔にはキュンとさせられた。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-15 16:32:42)(良:1票)
309.  いばらの王 -King of Thorn- 《ネタバレ》 
序盤はパニックSFアクションで楽しかったのに、後半はひたすら説明説明説明。 セリフ多すぎて理解しようという気持ちすらなくなってしまった。 あと、クリーチャーも種類が少ないし、デザインももっと気持ち悪くないと。
[DVD(邦画)] 4点(2011-08-15 16:31:40)
310.  デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~
2人の険悪さと、嫌な奴っぷりに終始イライラが勝ってしまい、あんま笑えなかった。 
[DVD(邦画)] 5点(2011-08-15 16:25:37)
311.  カーズ2 《ネタバレ》 
車がビューンって走って、飛んだりして、ターボエンジンドーン、マシンガンズバババーン、爆発ドカーンなスパイアクション+ちょっとだけカーレース。 映像は、流石にピクサーさん文句のつけようはない。退屈もしないので、娯楽性も高い。 もはや、何でもありになってる車社会。いつもの緻密なピクサーではなく、大味なピクサーを楽しむべし。  しかし、そもそも主演にとってかわったレッカー車「メーター」はうるせえし、空気読めないで人の迷惑かけてるのが問題なのに、「君は君のままでいいよ」的な感じで、成長しないまま許されちゃうのは、どうなのよ。 もはや主演でありながら癖の強すぎるメーター君を愛せるかどうかがこの映画をもっと好きになれるかどうかの境目になるだろう。
[映画館(吹替)] 7点(2011-08-03 23:06:03)(良:1票)
312.  スーパー! 《ネタバレ》 
奥さんを悪い男にとれちゃったしょぼくれ男が神のお告げを受け、 ヒーローに扮し、悪い奴らをスパナで殴りまくる!!何と言ってもブチ切れエレン・ペイジが堪らない!その上、ナイスビッチで、かなり笑わされた。エレンが暴れすぎるからベーコン兄貴の存在感が薄くなったじゃないか! クリムゾンボルトは、列に横入りした人を許さない!頭をスパナでぼっこぼこ。直接的な表現はかなりエグい。  そして、結論が意外だった。 暴力のせいで色々な物を失い、「暴力は空しい」という結論ではないのだ。最終的に暴力を肯定した形で終わる。大切なものを失いながらも、以前より幸福になったかのように描かれるのである。冴えない男の、そんな無理矢理に自分を正当化するささやかなラストシーンに胸が熱くなってしまった。 ダメ人間にこそ響いてしまうラストだと思う。 生々しくハードでクレイジーな描写と内容に眉をひそめる人も多そう。  欲を言えば、触手VSエレンが観たかった!
[映画館(字幕)] 8点(2011-08-03 23:02:53)(笑:1票) (良:1票)
313.  大鹿村騒動記 《ネタバレ》 
こんな豪華な役者たちを使いきるのはちょっと無理があったような・・・。 キャラクターが多すぎるんだよなぁ。それでも、各キャスト陣は少ない出番を全力で魅せてくれていたと思う。メインの3人(原田、大楠、岸辺)の掛け合いの素晴らしさは 敢えて言うまでもあるまい。 トミウラ君可愛い。声変わりしないのか!怒る蓮司イカス。もっと怒れ!! 三國さんはヨシオさんより体調悪そうだった…。え、88歳なのか。 でんでんは裸が似あうぜ!  結局メインの3人以外は、みんな端役だったな。 トミウラ君はキャラクター上、必要以上に目立ってたけど。 こんな芸達者の役者同士の絡みを見てるだけでも楽しい。 雰囲気も楽しいし、ちゃんと笑える。 そのキャラクター達をうまく活かしながらクライマックスの歌舞伎の シーンに華麗に繋げてくれれば、もっと気持ち良かったんだけど。 そもそも、歌舞伎の面白さが良く分からない自分には、肝心の歌舞伎シーンが長くて退屈に思えてしまうという事に・・・。 この映画は歌舞伎を知らない人に、歌舞伎の面白さを伝えるような作品ではないのだ。 そこらへんを期待してしまっていたためか、肝心の歌舞伎シーンに全然乗れず。 むしろ、最終的には歌舞伎の面白さを知っている人同士が「歌舞伎ってホント面白いよねー」って言いあっているような作品なのである。 客層もお年寄りが多かったことから、彼らはシッカリ楽しめたんじゃないかな。  あ、だれでも1000円で観れるよ!!(デンデラも。)
[映画館(邦画)] 6点(2011-07-24 19:43:37)
314.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 
展開に次ぐ展開で、退屈とは無縁。異星の舞台装置もなかなか凝っていて、目を奪われる。仲間達もかっこいー。浅野さんもクールで良かった!おいしいとこは全部門番が持っていったけど。特に門番VS弟とか、仲間達VS殺人マシーンとか、バトルシーンが凄くキマってる所があるのがイイ! それにしても、これ全部親父の王様が悪いんじゃ…。 無責任に追放して倒れやがって。弟君の気持ちも全然分かってないし。お前がちゃんとしてれば、こんな大変な事にはならなかっただろうが!ソーは悪くない!!ソーはイイヤツ!!仲間にも信頼されてるのが証拠だ! 案外謙虚だし、スターク社の社長より、好かれる人柄だと思うぞ。 お袋も肝心な時役立たずだし、ダメ夫婦め! むしろ、ソーはもっと嫌な傲慢な奴でも良かったのでは? これだと、キャラ弱いので、社長と共演した時に食われちゃいそうで心配だ。  ご都合主義的な部分もあるものの、ストーリー展開自体は面白かったし、なかなか好みの作品ではあった。 次はキャプテン・アメリカだ!
[映画館(字幕)] 7点(2011-07-24 19:40:42)
315.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
アクションシーンは申し分ないけど、中盤が大分退屈だった(1も同じような理由で苦手)。悪役の悪役っぷりも物足りないな。マイティ・ソーや、キャプテン・アメリカへの伏線が気になる。
[DVD(吹替)] 5点(2011-07-24 19:28:51)
316.  デンデラ 《ネタバレ》 
現代の日本にもB級映画は存在した!それが嬉しい。 「B級映画」って貶すための言葉として使われる事もあるけど、自分はもっぱら褒め言葉として使う。「ガッツリ金をかけて宣伝しまくらなくてはならない全年齢向けの映画ではできない表現」をしている映画という見方で。 日本には大衆向け映画や低予算映画は数多く存在するが、いい感じのB級映画って滅多にない。 「デンデラ」は、そういう意味では立派にB級しているのである。 登場地人物はババアだけ。そのババアがいっぱい死ぬ。感動的な話ではない。アクションが凄いわけでもない。スケールもちっちゃい。要するにヒットする要素がゼロなのである。  で、肝心の本作の内容だが、ハッキリ言って全然面白くない。もっさりとしたストーリーがかったるい。序盤は全然話進まないし、後半になっても、盛り上げ下手。 肝心のクマさんとの格闘シーンも、ババアばかりなので動きが遅い。 走ってもノロノロ。すぐ転ぶ…。クマも怖くないし。そして、キリリと名台詞を高らかに決めるババア。 …もしや、ふざけてるのか?ともかく、大自然とババアとクマだけでできている映画。  この映画は面白くなかったが、こういう映画は好きだ。 1000円で観られるし、ちょっくら暇つぶしに観に行ってもいいんじゃないの?  あ、ババアババア言ってすいませんでした。悪意はありません。
[映画館(邦画)] 5点(2011-07-09 22:55:08)
317.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》 
うーむ、てっきりサイキックバトルアクションかと思ってたんだけど・・・。 学園ラブコメがメインで、それにちょこっとだけアクションが入るだけとは、思わなかった。その学園ストーリーも、いじめられっ子を助けたり、好きになった子の元彼がマッチョでイジワルなアメフト部とか、コテコテすぎ。 そのマッチョ君とのヒロインをかけた戦いに時間を割きすぎていて、いつまでたっても殺し屋がやってこないのだ。主人公は、なんかスゲエ能力あるから人間になんぞ負けるわけないから、そこらへんに時間を割かれても全くハラハラドキドキできない。  設定もそもそも頭に入ってこない。冒頭のナレーションだけで設定説明する映画嫌い。 ちゃんと映像も使って、手短に分かりやすく明示してくれ。見せ方や構成がよろしくない。 そして、ナンバー6が出てくるの遅い! つまらん学園ドラマはいいから、もっと6番ちゃんの出番を!! と、幾度となく思った。 まあ、学園ドラマのヒロインも凄く可愛らしかったから許せたけど。  ゆったりとした学園ドラマを超えると、いきなり派手なサイキックアクションが おっぱじまるんだが、それもかなり観辛い。カメラが寄りばかりになって、ガタガタ揺れまくるアクションは嫌い。何が起こってるか全然分からない。  それにしてもこういうラスト流行ってるのかね・・・。
[映画館(字幕)] 4点(2011-07-09 22:32:40)
318.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
これは結構、楽しめる人、楽しめない人が分かれる映画なのかも? 新しくなくてもいいんだ。 もう冒頭の過剰な大爆発からニヤニヤが止まらない。 こういう無駄な爆発がやたらとある映画が大好きなのである。 あと、愛くるしい子供達がワイワイキャッキャ楽しげなやり取りをしてて、どうでもいい脇役の大人たちはアッサリゴミのように死んでいくこの感じもイイ!  これは、映画好き達の幼き心を理解しつくしているスピルバーグさんから、僕らへの『お前ら、こんなん好きやろ?』っていう、プレゼント映画じゃなかろうか。子供の頃、初めて映画に触れて、無邪気に楽しんでいたあの頃の気持ちを思い出させてくれるような作品だ。   SF、ホラー、モンスター、パニック、アドベンチャー、友情、親子愛の要素をごちゃっと詰め込みながら、それなりのバランス感覚で仕上がっているのは流石。 その分、当然粗くなってしまっている部分も多々あるし、ストーリー展開自体も遅い。 けど、そんなの別に気にならない。 画面から溢れんばかりの映画愛。それに尽きる。   この映画を見て、ホラーを好きになってくれる人が増えるといいなぁ。
[映画館(字幕)] 8点(2011-06-25 02:12:12)(良:4票)
319.  ロシアン・ルーレット 《ネタバレ》 
ロシアン・ルーレットが始まるまでに時間かけすぎて眠い。 いざはじまってからも、ロシアン・ルーレットは運のみでの勝負なので、ただ運が悪い人が次々に死んで行くだけ。心理戦なんか全然ない。 それなのに「俺がかけてるアイツは経験者だから負けない」というセリフがちょいちょい入るのも意味不明。だって、完全に運ですやん。経験とか関係ないじゃん。 命がけの割に特別緊張感のある演出もないし、音楽の使い方もビミョー。 同じようなシーンの繰り返しは、手抜きにすら感じた。 そして、盛り上げる気が皆無のような脚本。 みんな大人しく最初から最後までロシアン・ルーレットやるだけ。 どうでもいい人がどうでもよく淡々と死んでいくだけ。 人が殺しあってるのに眠い。 だれかが暴走して大暴れしたりしない。 ミッキー・ロークもイサムも大暴れしそうで、プチ暴れどまり。 しかも、ロシアン・ルーレットが終わってからもダラダラと続くのもキツイ。 そして、とってつけたようなラスト。うーむ。
[映画館(字幕)] 3点(2011-06-25 02:06:38)(良:2票)
320.  奇跡(2011) 《ネタバレ》 
穏やかで美しいカメラ割に、暖かいバンドサウンドの音楽がひたすら心地よい。 この点だけでも、観る価値あり。これが映画の画であり、音である。 と、言いたくなるほど。 物語を豊かにしていたのはイチイチ面白すぎる会話。こんなに楽しく、笑える映画だとは思っていなかった。脚本があるにしてもないにしても、どうやったらこんなにも自然で こんなにも面白い子供の会話が撮れるんだ? 奇跡なの? 天才なの?   子供たちの想いは一つではなく、みんなそれぞれ思い思いに自分の希望があって、考え方もバラバラ。兄弟だって、当然違う。でも、それで良い。それが良いのだ。  「一つになろう日本!」とか言ってる場合ではない。 本当にささやかで小さな物語だが、ほんの少しだけ成長する子供の姿に大きく心を打たれてしまった。泣かせの演出なんてこれっぽっちもないのにね。 まえだまえだをはじめとする子役たち全員ブラボー。 その他のキャストもみんな映画の中にしっかりと生きていた。 くるりの曲もがっちりハマっていて素晴らしかった。  是枝さんは、本当に信頼できる監督だ。
[映画館(邦画)] 9点(2011-06-25 02:04:09)(良:3票)
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