341. 二十日鼠と人間(1992)
男臭くも、切ない。この作品は伊集院光氏が絶賛していました。 7点(2003-02-28 21:59:57) |
342. REX 恐竜物語
原作はあんなじゃないんだよー。結構面白いんだよー。サンタのかっこうした恐竜と踊るシーンなんかないんだよー。ちゃんと原作に忠実に作れば、ひょっとして「ジュラシック・パーク」なんか軽く超えるSF大作が出来たかもしれないんだよー。みんな、わかっておくれよ・・・(号泣) 3点(2003-02-28 21:41:18) |
343. スリーピー・ホロウ
恐いの(サスペンス・サイコスリラーを含む)は苦手なんですが、「シザーハンズ」にヤラれた身としてはT・バートン・&J・デップコンビの作品を見ないわけにはいくまい(しかも音楽はダニー・エルフマンだし)と思い、意を決して観たのですが、思ったより恐くなくて楽しめました。ティム独特の暗ーい映像の中に、やはり独特のユーモア感覚(J・デップがすげー臆病だったり、自作の大袈裟な道具がまったく役に立たなかったり)が盛り込まれ、良かったです。ある意味アメリカ版横溝正史って感じでしょうか?クリストファー・ウォーケン演じる首無し騎士も「シザーハンズ」のエドワードに通ずるようなフランケン的な哀しみを漂わせていたし、結局一番恐いのは人間ってことでしょうかねぇ。ラスト近くの、風車小屋の中の歯車の中を逃げるところはちょっと「カリオストロの城」っぽかったです(あっちは時計台だけど)。それにしてもヒロインのクリスティーナ・リッチって「恋する人魚たち」でウィノナ・ライダーの妹役をやってた人なんですね。・・・ジョニー・デップ、ある意味姉妹ドンブリ? 7点(2003-02-28 19:13:01) |
344. 17歳のカルテ
アンジェリーナ・ジョリー、すごい。ウィノナ観たさで観たんですが、やられちゃいました。あと、虚言癖の女の子も、美人って感じではないけど好感持てました。 8点(2003-02-26 22:49:53) |
345. 恋する人魚たち
やっぱりウィノナいいなー。いつも聖人伝を持ち歩いてるまじめな女の子なのにエッチな妄想が頭の中で暴走してるっていう設定は、意外とありそうで面白かった。でもちょっと薄味な感じが・・・(テレビ放映で観たからか?) 6点(2003-02-26 22:31:29) |
346. マン・オン・ザ・ムーン
うーん、アメリカの笑いはちょっと分かり難い・・・すごくぶっ飛んだ笑いだっていうのは分かったんですが・・・ 6点(2003-02-25 19:29:19) |
347. トゥルーマン・ショー
CMでのジム・キャリーの、あまりに素敵な、そして無防備な笑顔に惹かれて観てしまいました。最後の、セットの世界を脱出したジムに対して全世界の人が拍手してたのは、すごい皮肉な表現ですね。いっそ良い意味で「後味の悪い」終わり方だと思います。 7点(2003-02-25 19:25:08) |
348. 素晴らしき日
あんまりこういうラブコメを見慣れてないせいか、新鮮な感じがして素直に楽しめました。ジョージ・クルーニーの子供心を持った素敵な大人って言うのはある意味理想形ですね。あんなふうになれたらいいよなあ。あとラスト近くでミシェル・ファイファーが自分の胸を「よせてあげて」してるのには笑ってしまいました。なんだい、アメリカ人も同じかい!子供たちもかわいくて素敵でした。ので、1点おまけ。 8点(2003-02-19 23:00:30) |
349. 運動靴と赤い金魚
イランについてはホメイニ師とイラン・イラク戦争くらいしか知らない自分にとってはイランの人々の様子が良くわかって面白かった。イスラム教圏って何となく暗くて怖いイメージがあるけど、そこで暮らしてる人は笑いもすれば泣きもする、同じ人間なんですよね。こういう映画をもっと紹介してくれれば少しは平和になるんじゃないかな。 7点(2003-02-17 17:39:27)(良:1票) |
350. 耳をすませば(1995)
うーん・・・あまりにも少女漫画っぽいのがついていけなかったです(汚い大人になっちゃったから?)。女の子はこういうの好きそうですね。何か見てて恥ずかしくなっちゃうんだよなー。あとお父さん役の立花隆は酷過ぎ。ジブリって声優ミスが多くないですか?「トトロ」の糸井重里は許せたけど。 6点(2003-02-17 17:32:18) |
351. ロッタちゃん はじめてのおつかい
ヘロチョコチャオ!さんの意見に賛成。なかなか言いづらいことを良くぞ言ってくれた!もちろんロッタちゃんも可愛い。たまにはこういう映画もいいですね。しかしスウェーデンってのどかだなー。映画の中だけかもしれないけどあんな小さい子が夜遅く外出しても平気って言うのはすごい。いまだにスウェーデンを「ポルノとフリーセックスの国」と思ってる人(さすがにもういないか?)に見せてあげたい。 7点(2003-02-17 17:26:37) |
352. 喜劇王
「少林サッカー」の流れで見ました。香港にも「女子高生パブ」ってあるんですね。でも「少林サッカー」と比べるとなあ・・・関係ないけどあの大女優役の人、田中真紀子に似てませんか? 6点(2003-02-17 16:26:49) |
353. 山の郵便配達
いい・・・。この映画で中国の映画にハマりました。中国の山々は綺麗だし、別に大事件が起こるわけでもなく(手紙が風に飛ばされそうになったときも、父親が息子を叱るのかな?と思ったけどそれもない)淡々としたストーリーだけどかえって好感が持てる(バリバリハリウッドなのはあまり好きじゃないので)。見終わった後、「・・・親孝行しとこうかな」と思いました。 10点(2003-02-17 16:22:08) |
354. あの子を探して
何であの子を探しにいったのかなあ?ちょっとその辺が良く分かりませんでした(行間が読めなかったのかな?)。最後が何かうやむやなハッピーエンドみたいだったし、考えすぎかもしれないけどちょっとプロパガンダくさい。でもテイストは好きだし、中国人の「生きるためのがめつさ」は、皮肉でなく感心します。 7点(2003-02-17 16:10:32) |
355. オースティン・パワーズ
残念ながら、あまり乗れませんでした。局部隠しのシーンやお色気ロボットにお色気で対抗(?)するところなど、所々好きなシーンはあったのですが・・・シモネタ、バカネタは嫌いじゃないんですが・・・ 5点(2003-02-17 16:02:26) |
356. 踊る大捜査線 THE MOVIE
「踊る~」は放映終了後ビデオで観てハマった口で、その延長で観たのですが、まあまあかな。映画単独としてはそんなにおもしろくないかも。「天国と地獄」のパロディは評判悪いみたいですが、僕はあれを見て「天国と地獄」を観たので、僕のような映画初心者にとっては良かったです。というわけで5点献上(←この言い方流行ってるんですか?) 5点(2003-02-17 15:57:24) |
357. 妹の恋人
ずっと前に見たときはそうでもなかったけど久々に観たらすごくよかった!(年をとったからかな?だとすると年をとるのってそんなに悪くないな)バーンとしたインパクトじゃなくじわじわと心がホンワカしてくる感じです。ラスト近くのサム(ジョニーデップ)のブランコ(?)に乗ってる時の表情が最高!あのシーンを思い浮かべるだけで顔がニンマリして暖かい気持ちになれます。映画自体のファンタジー的要素と現実的要素、コミカルとシリアスのさじ加減も、達人の澄まし汁のごとく絶妙です。それと、登場人物の障害についてコメントされた方がいらっしゃいましたが、DVDの監督コメントによるとサムのほうは読書障害、ジェーンは分裂病(今は統合失調症だったかな)なのだそうです。いわゆる障害といっても色々なので演技はあれでよかったと僕は思いますよ(確かにディカプリオもよかったけど)。 10点(2003-02-14 19:57:51) |
358. マルコムX
大作!傑作!名作!この映画は黒人活動家としてのマルコムXを描いた作品でもあるけど(で、その部分もすばらしいけれど)、一人の人間が、失っていた誇りとアイデンティティーを取り戻すという作品としても観られると思います。最初の刑務所に入る前の部分が長いなあと思ったのですが見終わった頃にはほとんど気になりませんでした。というか彼がなぜ「マルコムX」になったのかを描くのに必要だったと思います。キング牧師と比べ過激なイメージのある彼ですが、この映画を見ると(もしくは彼について書かれた本を読むと)ものすごくまっとうで知性的な人だったんだなあと思います。確かに極端に思える意見もありますが(白人は悪魔、とか)当時の黒人の状況を想像すると、そのくらいの強烈なカウンターパンチも必要だったんじゃないでしょうか?今でこそ黒人みたいにするのがかっこいいという風潮もありますが、当時は縮れ毛をまっすぐにしてなるべく「黒人(ニガー)」らしくないように見せようというのが当たり前だったのですから。等といろいろ考えさせる映画ですが、ラストを見終わったときに思ったこと、それはスパイク・リーのマルコムXに対する愛とリスペクトです。 10点(2003-02-14 19:42:15) |
359. フル・モンティ
どうしようもないダメ親父だけど、憎めない。主人公のなんともいえない情けない表情が良かった。あと、ルックスにコンプレックスを持ってた主人公の友達が奥さんに励まされるところがぶさいく村出身者(←マルシー鴻上尚史)の私としては好きです。最後、オールヌードになった時一番左に立ってる人の股間からスポットライトの光が漏れてるのには笑った。 7点(2003-02-11 19:02:41) |
360. エド・ウッド
一時期あった、悪趣味なものを通ぶって喜ぶ風潮になじめず、したがってこの映画も(大好きなT・バートン&J・デップコンビの作品なのに)敬遠してたんだけど、見てみたら素直にいい映画でした。映画監督としての才能はなかったかもしれないけど、映画が大好きで幸せなら、別に成功なんてしなくたっていいじゃん!という気持ちになりました。ある意味ハリウッド的サクセスストーリーに対するアンチなのかな。見終わった後不思議とさわやかな気持ちになりました。<2005.3・14追記>最近久々に観直しました。映画が大好きでベラ・ルゴシが大好きでオーソン・ウェルズが大好きで女装も大好きだったエド・ウッド。そんなエドの周りに集まる、決して成功者とは言えないけれど愛すべき仲間たち。そんな彼らをティム・バートンがストレートな愛情を持って描いたこの作品。愛です。愛が溢れています。 8点(2003-02-11 18:46:05) |