341. 春が来れば
チェ・ミンシクがとにかくセクスィ~なんであります。もうそれだけで、私には十分。殿方にだってあるでしょん、そういう映画。ペもイも(きゃあ、暴言!?)私にはちっともよさがわかんないけど、チェ・ミンシクはいいっす。こんな男優さん、日本にはいないすよ。まあ但しね、つっこみどころ満載なのは私も認めます。ムスコ(久々の登場!?)なんか、せっかく一緒に見てたのに途中でいなくなっちゃったし!! でもねえ若者にしかわからない味があるように、これは中年にしかわからない味かも。表現しすぎないことで余韻を感じさせてくれる作品なんですよ。でも、チェ・ミンシクのファンじゃないと、やや中途半端に感じるかも。微妙です。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-31 22:46:52) |
342. トンマッコルへようこそ
前半のシリアスなはずなのにクスクスおかしい展開から一転、後半はステロタイプな反戦映画になってしまい、なおかつ「滅びの美学」を正当化してしまったような展開になっているのは惜しいけど、南北分断の悲しさ、悔しさを笑いにまぶして痛切に表現した手腕は、韓国映画の底力があってこそだと感じます。この監督と、いわゆるスターさんたちではないけど素敵な俳優さんたちには、次回作にもまた期待したいものです。色々なシーンにはかなりパクリも感じられ、七人の侍のようでもあり、シェーンのようでもあり、日本の最近のスイングガールズにも似たようなシーンがあったよなあ、と。私は名作映画は実はあまり見てないので、見る人が見れば、「ヲイヲイ」と思うとこは、まだほかにもあるのかも。あ、そうですか、千と千尋の神隠しですか、なるほどね。まあしかし、映画という表現手段自体が、実はリメイクとモノマネを繰り返してきた文化だと思えば、これは許容範囲というか、むしろ微笑ましいと思える感じです。んーだけど、さとう珠緒チャン似の女の子はあんまり好みじゃなかったな。わるいけど、これでマイナス1点! このレビューはあんまりほめてるように読めないかもしれませんが、前半のクスクス笑いには9点献上いたします。 [映画館(字幕)] 7点(2006-11-02 00:30:23)(良:1票) |
343. ライフ・アクアティック
深くは説明できませんが、松尾スズキに近いテイストじゃないかと思いました。ゴージャスな配役ですね。今っぽいんでしょう、きっと。一番楽しんでたのはウィレム・デフォーかも。 [地上波(字幕)] 7点(2006-07-20 00:48:56) |
344. ダ・ヴィンチ・コード
《ネタバレ》 あまりの評判の悪さと、ワールドカップ開幕前夜にあたったせいなのか、横浜で今いっちゃんアメニティーのよい映画館が、かわいそうにガラすき。だけど私は上映直前にすべりこんだのに、どまんなかの席で前に誰も居ないという快適な状態で鑑賞できて、ゴキゲン! で、内容は、及第点の娯楽作。元々が大胆かつスキャンダラスな仮説なんだから、この監督らしいまっとうな作風でなかったら、現代の宗教戦争にさえつながりかねないですよね。だからまあこれでいいんでしょう。キャストが好みだったから、落ち着いて見ていられましたし。広告のトムの写真があまりに老けてたからちょっと心配しましたが、あんがい少し枯れてきた感じが悪くなかった! 一時あまり好きじゃなかったんですが、これからまた期待できそうかも。 でも、話は戻りますが、原作は未読だったものですから、モナリザに関するエピソードが単なる前フリにすぎなかったのに気づいたときは、そ、そんな・・あんまりだ!と思ってしまいました(苦笑)。 [映画館(字幕)] 7点(2006-06-09 23:13:10) |
345. ケーブル・ガイ
見たのはもうだいぶ前。ジム・キャリーを初めて見たのはこれだったか「マスク」だったか・・。どっちにしろ、食わず嫌いはしないほうがいいなあと思ったものでした。 ベン・スティラー は気になる映画人の1人。もっと監督してみたらいいのにね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-05 23:35:27) |
346. バーバー
これをほかの人と一緒に見て楽しめた、という人なんて、いるんでしょうかねえ。「アメリカン・ビューティー」とかこれって、どうもそのあたりが解せない。私はいたたまれなかったですよー。そもそも映画って何のために見るんだろうか。何のために作るんだろうか。これを見て、何かプラスになったんだろうか。別に、ためになるものを見たいわけじゃないけど、自分にとってマイナスになるようなものをあえて見たいとは思わない。え? マイナスになったのか?って。よくわからない。よくわからない一品です。最近、コーエン兄弟作品があまり好きでなくなってきている自分を感じます。うまいなあ、とは思うけど、幸せな気分にはほど遠い。うまいなあというのは一度見りゃわかるから、これもたぶん、もう一度見たらさらに低い点になりそう。シニカルな作品が好きな方はどうぞ。私はもう二度と見ないだろうと思う。 7点(2004-07-18 09:33:02)(良:1票) |
347. プレイス・イン・ザ・ハート
いい映画です。 最後のシーンも別に突飛ではないと思う。 7点(2004-07-13 02:04:15) |
348. デストラップ/死の罠
《ネタバレ》 ありゃりゃ、皆さん辛口ですねえ。オチが面白かったじゃありませんか。 映画という虚構の中とはいえ、あの人は、現実をパクったのか、それとも本物のオリジナルストーリーを作ったのか、それがナゾのまま終わってるー!というのが一番面白い!と感じましたけどねえ。 え? ありえないだろう?って? そうかなあ? でももし私が作者だったら、映画を見終わった後、ニヤニヤしながら「どっちなんだろうねえ」と話したりして楽しんでほしい、と思うけどなあ。 7点(2004-07-12 15:31:36) |
349. 仕立て屋の恋
切ないけど、ちょっと気持ちわるかったりもする。でも、途中でやめたくなるほどではない。 ほかの映画と比べたらかなり短いところが、むしろこの気持ち悪さを面白さや共感に転化させる要因になっていると思う。 つまり、この映画の成功は長さにあり、と言いたいわけ。 ルコントに比べると、長さに鈍感な監督が多すぎるんじゃないの?と思いますね。 7点(2004-07-11 23:06:53) |
350. フェノミナン
若い頃は「なんでこんな変な顔の人が映画スター?」と思ったもんでしたが、トラボルタがいい~~~。この映画の持っている優しさに、ピッタリ。 「パルプ・・」で第一線に返り咲いてくれてよかったわ~。でなかったら、彼のよさに気づかないままだったかもしれないから! 7点(2004-07-11 22:54:28) |
351. エデンの東(1955)
うーん、昔はものすごく感動したんですけどねえ・・。何に感動したんだろ、と思ってBS放送を見ていたら、飽きてしまって途中で寝てしまいました。 7点(2004-07-11 22:05:29) |
352. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ゴージャスなキャスティング! それだけで7点の価値があると思います。ストーリーも面白かったと思うけど、まあでも何度も見たい、というもんでもないなあ。そこそこ。 7点(2004-07-11 21:36:09) |
353. ブラス!
『シーズンチケット』のほうが好みですが、こちらもわるくありません。 ぼろは着てても心は錦。そんな心情が、こちらの心にもぐぐっと迫ってきます。 7点(2004-07-11 21:23:58) |
354. パリ空港の人々
パリ空港に「いる人々」の話じゃなく「住みついちゃってる人々」の話。 ホームレスの人もいれば、ホームレスに近い人たちもいる。 ホームレスの人とすれ違うとき、彼らと私の差ってほんのごくわずかだわ、と思う。 そんな私にはかなりツボでした。 但し日本の空港でだったらありえなそうな話、と思いましたが、どうなんでしょう? 成田や羽田は管理が厳しそうだもの。 フランスの空港って、けっこうテキトーかも?と思わせる雰囲気が、あの国にはありません? ところで。 スピルバーグが再びトム・ハンクスと組んで、空港に居着いてしまった人の話を作ったと聞いて、何かそんなの観たなあ、と本作を思い出しました。 まだストーリーはほとんど知らないけれど、パクッたのかしら? もしそうだったらズルーイ! そっちはお金をかけて空港をセットで作ってしまったそうだけど、映画が終われば当然とりこわすそんなものまで作ってしまうなんて、やりすぎとしか思えない。 そんなことまでしなきゃ映画って作れないもの!? スピルバーグのそういうところって、キライだわ。 そもそも空港にある雰囲気ってそこを行き交った大勢の人たちが生み出してきたものであって、人工的に作った空港なんて、所詮ドライフラワーみたいなものなんじゃないかしら。 本作のような映画こそ愛したいと思うなあ、私は。 これは思い切り低予算だったに違いないと思うけど、しみじみしてるしほろ苦さもある良作です。 7点(2004-07-05 18:11:10) |
355. リーサル・ウェポン
この、くらーいキャラクターだった頃のメル・ギブソンが好きでした。オーストラリア時代に何かあったんでしょうか? でもハリウッドでお金持ちになったから、明るくなれたんでしょうね、きっと。それはそれでよかったですね、ウン。 7点(2004-07-05 00:44:56) |
356. ザ・ロック
ショーン・コネリーってばほんとに幽閉されていた年老いたボンドって感じでしたね。観ているあいだはけっこう興奮しました。でも中身は実はよく覚えていません(^_^;)。アルカトラズの中で作戦たてている2人のシーンだけやけに記憶に残っています。エド・ハリスのかっこよさって最近気づいた(遅すぎる?!)ので、もう一度見てみなきゃナア・・。 7点(2004-07-05 00:41:51) |
357. イヤー・オブ・ザ・ガン
うーん、細かいことは覚えてないんですが、苦手なシャロン・ストーンにしては、これは面白かった記憶があります。ノンフィクションの映画化だそうですけど、ほんとかな? それにしちゃドンパチやってた記憶です。 7点(2004-07-04 23:51:10) |
358. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
ミッキー・ロークとジョン・ローンという組み合わせの「濃さ」がすごかった。それにしても、二人ともどこいっちゃったんだ!? 7点(2004-07-04 23:45:01) |
359. 39 刑法第三十九条
これは見て損はないでしょう。森田監督は確信を持ってグイグイと作っていくタイプだからコケたとき眼もあてられないようですが、これは作風が吉と出た感じがしました。 7点(2004-07-04 23:05:09) |
360. ハイ・フィデリティ
アハハ、ふつう男ってここまで自分の心理をあからさまに言わないじゃないですか。ここまで自分のこと笑えちゃうジョン・キューザックにかえって好感持ってしまいました。みんなこれ見て勉強したらよろし。 7点(2004-07-04 22:24:54) |