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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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341.  ひかりのまち
そこは不完全な人間達がひしめき合い、いがみ合い、孤独を愛憎しながら暮らすまち。そこは“Wonderland”と呼ぶには程遠い世界。だから互いに、余りにも脆弱な絆を手繰り寄せ、それに頼らないと生きていけない。しかし、時としてその脆弱な絆が小さな奇跡を呼ぶこともある。そして「アリス」の誕生した場所は、例えそこがどんな所であろうとも、希望のひかり溢れる“Wonderland”になるのです。「マイ・ハート、マイ・ラブ」風の設定(仕上がりは更に地味)の上、私の嫌いなインディ臭もプンプンでしたけど、決して幸せには見えない一家の何にもない四晩が、不思議と心地良い気持ちにさせてくれました。私も孤独を愛憎する都会人だからか、または皆さんがお書きの通りマイケル・ナイマンの音楽のなせる業なのか…、6点献上。
6点(2004-05-25 23:23:06)
342.  シャンヌのパリ、そしてアメリカ
「兵士の娘は泣かない」というタイトルだから、(邦題共々)シャンヌが主人公なのは間違いないと思う。しかし、私には誰が主人公なのか全く解らなかった(ビリーの母親から物語が始まる訳だから、敢えて言えばビリーか?)。シャンヌに絡む三人の男性の名前を冠した三章立ての構成の意味も不明。小説(未読)では、様々なエピソードからシャンヌ自身の成長やテーマ、フランスとアメリカを舞台にした意義等を紡ぎ出せたのだとは思いますが、この漫然とした脚本化は失敗だと思う。ということで、リーリー・ソビエスキーちゃんの可愛いおみ足と(これが見たかった!)下着姿に、4点献上。
4点(2004-05-25 23:05:56)
343.  ゼイラム
「ヒドゥン」「エイリアン」「プレデター」「ターミネーター」「遊星からの物体X」等々からイメージを拝借し、美少女、コスプレ、秋葉原等々のおたくアイテムを堂々と使用して、こってこてに仕上げられた、東映変身ヒーロー物の匂いを強烈に発散させるファン感涙のSFアクション映画。本作の面白さはイリアの活躍やゼイラムの不死身ぶりや特殊メイクにあらず、ゾーンに迷い込んでしまった二人の電気工事技師にあり。ヒーロー物には絶対に一般人の活躍が必要だし、そこに一般人である我々観客の共感があるのです。それに、スモークや照明の使い方が巧いなぁと思わせる邦画もそうはありません。確かにチープな自主映画的ではありますが、「CASSHERN」を観た後なだけに余計に面白く感じてしまったのかもしれません、7点献上。
7点(2004-05-14 22:38:21)
344.  エコエコアザラクIII MISA THE DARK ANGEL
≪これで貴方も魔女の虜・エコエコ耐久第三弾/黒井ミサ=佐伯日菜子≫ 決定的に古臭くつまらない脚本を、信じられないくらい下手な女の子達が演じ、それをぼかしフィルターを通した稚拙なカメラで撮影したクサレ映画(こんなに観ることに忍耐を要する映画も久しぶり)。テレビ版など存在していたことすら知らない私は、唐突に、しかし当たり前の様に登場する「おじさん」なる奇怪な人物にいきなり面食らってしまう。更に、少女マンガにブルセラ趣味を合わせた様な、前作と全く違う世界観にも「?」。こんな映画に「Ⅲ」を付けるな! 前作まで疑われてしまうじゃないか、1点献上。
1点(2004-05-14 22:37:14)
345.  エコエコアザラクII BIRTH OF THE WIZARD
≪これで貴方も魔女の虜・エコエコ耐久第二弾/黒井ミサ=吉野きみ佳≫ 黒井ミサがどのように黒魔術を使えるようになったのかを描く、前作から遡った「リング0/バースデイ」の様な魔女誕生編。次々と宿主を変えて、選ばれし娘・ミサの身体を狙う冥界からの異者と、時空を超えてミサを守りにやって来た男との攻防。なんか「ヒドゥン」と「ターミネーター」を合わせた様なストーリーですけど、低予算ながら所々にセンスを感じさせる佐藤嗣麻子の演出で安心して観ていく事が出来ます。前作の菅野美穂みたいな強烈な脇役がいないのが玉に瑕ですけど、それでも充分6点献上。
6点(2004-05-14 22:36:22)
346.  エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS
≪これで貴方も魔女の虜・エコエコ耐久第一弾/黒井ミサ=吉野きみ佳≫ ジュリアン・サンズ主演で「ヴァージニア」を作り一躍注目を浴びた佐藤嗣麻子が、イギリスから凱旋帰国して撮り上げた一本。予算もない中で「帝都物語」よりは映画らしく作られており、かなり好感が持てます(本来なら「陰陽師」等は佐藤監督に依頼すべきなのに…)。セーラー服の吉野きみ佳が黒井ミサの雰囲気にぴったりでした。しかし、ここでも敵役・菅野美穂の魅力炸裂。このころから既に「ホラー女優」としての本領を発揮していました。ちょっと甘目かもしれませんが、好みで6点献上。変更2004/5/14
6点(2004-05-14 22:35:34)
347.  スワロウテイル
決してつまらない話ではないと思うし、少ない予算の中で作り上げられた円都やそれぞれのキャラクターの設定もクールだとは思いましたが、では、岩井俊二は果たしてこの物語から一体何を伝えたかったのでしょうか? それが解らない。それに、主人公はアゲハで、本作は彼女の成長物語という解釈で良いんですよね? だとしたら、岩井俊二はその周りを描くことにばかり熱心で、肝心のアゲハの物語を描いていない。そうなると、問題はやっぱり脚本。マンガの様な緻密なストーリー・ボードに力を入れる前に、脚本自体に命を吹き込んで欲しかったと思います、5点献上。
5点(2004-05-05 00:19:03)
348.  トレインスポッティング
私も、ユアン・マクレガーから言わせれば「残った寿命を勘定する生活」を送ってる者の一人ですけど、その生活って凄~く大変なんだぞってことが、この登場人物達は丸っきり解ってない。いや、解ってるからこそそこに近づかないのか? その描き方が余りにも清々しくって魅力的だったからか、こーゆー何にも気にしない自堕落な生活に少し憧れてしまった。私もちょっとクスリを試してみようかな…、なんて思ったりもした。そーゆー意味で本作は、「レクイエム・フォー・ドリーム」なんか問題にならない位かなり危険な映画だ。世界的に話題になっただけのことはありますね、7点献上。
7点(2004-05-05 00:02:26)
349.  バニラ・フォグ
ま、くっだらない話なんですけど、「魔法」をメタファーに表現した男女の恋愛感情がストレートに伝わってきて好きです、このラヴ・コメディ。“falling love”はお互い天にも昇る気持ちな訳ですけど、映画で実際に浮遊しちゃった時、その「現象=気持ち」を素直に受け止める女と恐れる男。その描写にグッときました。(マスカラ付け過ぎのCMよりも全然可愛い)狸顔したサラ・ミシェルの大根ぶりも大して気にはなりません(対して秘書役の人が良い!)。私にもバニラの香りの魔法の霧が漂ってきてくれないもんでしょうかねぇ…。因みに私はベルトはいじりませんが、7点献上。
7点(2004-03-20 14:43:26)(笑:1票)
350.  ヒドゥン2
ちゃんと巻頭に前作の映像が使われていたりする、名作「ヒドゥン」の「正規」の続編。しかして、その中身はとても前作とは似ても似つかない代物となってました。異星人をうじゃうじゃと出してグレード・アップさせるかと思いきや、結局一匹しか出さないし、対決場所も工場(現クラブ)の地下だけで、(製作規模はほぼ前作と同じと想像しますが)設定から何から思いっきりグレード・ダウン。そして、前作の畳み掛ける様なチェイス感の全く無い間延びした展開。単なるC級映画に成り果ててます。並の駄作には3点が基本の私ですが、「ヒドゥン」の名前が付いてるので-1点の2点献上。
2点(2004-03-12 16:57:53)
351.  グッドナイト・ムーン
感想は「やけに中途半端やなぁ~」。ジュリア・ロバーツとスーザン・サランドンのどっちが良い母親でどっちが悪い母親なのか? 生みの母親が子供を託す決意と、義母の受け入れられる為の努力と、どちらを見せたいのか? 家族の再生を描きたいのか、難病モノの一亜流を作りたいのか? “Stepmom”という原題からも判る様に、ジュリアが主役の家族再生をテーマにした映画の筈なのに、サランドンが主役の難病母子モノになってしまったという感じ。その時々で演出が右往左往、そして観てるこちらも右往左往。結果、全く感動できない映画になってしまいました、4点献上。
4点(2004-03-12 16:56:09)
352.  フェティッシュ
殺人事件のマニアが最終的に殺人マニアになるというお話。事件現場で一人芝居の様に嬉々として事件を再現する様が可笑しくも不気味。オチもブラックでいい感じ。しかし傍から見たら不気味でも、人間の嗜好は千差万別。暗闇で映画を観続ける私も、ジャニーズを追いかけ続ける女の子も、毎日素振りを何百回とする高校球児も、本作のヒロインと同じ重度のフェチです。我々全員、きっと人には理解できない不気味なことをし続けているに違いありません。ところで、この着想と共にスタイリッシュな映像も印象的な本作ですが、この監督さん、他に何か撮ってます? 6点献上。
6点(2004-02-20 01:05:38)(良:1票)
353.  U.M.A レイク・プラシッド
謎の生命体が人を襲うB級ホラー、若しくは殺人生物との激しい死闘を描くB級パニック・ムービー、かと思いきや、【ロベカル】さんのお書きの通り、何と希少生物の保護を謳う環境保護映画(でも、やっぱりB級)となってます。しかし、環境保護活動の常として、ここにも大いなる矛盾がある。ワニは駄目で牛はいいのか? それと、本作に限り「ワニ・わに・鰐・WANI」という単語は決してネタバレにはならないと断言できます。ということで、3点献上。
3点(2004-02-20 01:02:51)(笑:1票)
354.  THE LAST BROADCAST ジャージー・デビル・プロジェクト
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」がメディア全体で一つの作品(てか、ブーム)を形作っていたのとは違い、メディア全体を一本の映画にまとめ上げたといった風情のモキュメンタリー風ホラー映画。一応犯人も逮捕され、解決されたと思われている殺人事件を追うビデオ・ジャーナリストが真相に迫るというストーリー。映画としては確かにチープだし、インタビューのシーンなんか本当に退屈しますが(退屈さ加減では「ブレア~」といい勝負。こっちは邦題でも損してる)、「ブレア~」以前の作品ということと、それなりのどんでん返しも用意された構成は頑張ってると思う。という訳で、4点献上。
4点(2004-02-07 14:14:48)
355.  サイバーネット
幼少時に証券取引所のサーバーに進入した前科を持つ伝説的高校生ハッカーが、仲間と共に、コンピュータ・ウィルスを撒こうとする悪いハッカー(?)と電脳空間で戦う話。タイトルバックで空撮の街がそのまま電脳空間の情報ハイウェイに変わったり、サーバー内のファイルをビルに見立てたハッキングのイメージ等は一見古臭く感じましたが、10年近く前の作品だったんですね。道理でお目当てのアンジーが若い筈だ…。雰囲気的にポップでサイバーな「(ハル)」って感じもしないでもないですけど、もしかしたら当時は結構斬新な映画だったのかもしれません。ということで、5点献上。
5点(2004-01-09 14:57:31)
356.  13F 《ネタバレ》 
雰囲気作りでは「ガタカ」はもちろんのこと、(好みで言えば)「ダークシティ」にも遠く及ばないと思う。それに、私は直ぐに主人公自身がバーチャル人格であると看破してしまった上、生身の肉体への人格憑依も読めてしまったので驚きも無い(ま、両方ともSFでは使い古された題材ですけど…)。話がバーチャル空間内だけに限定され、ほとんど現実との接点の無いまま進んでいくので、哲学的命題や純粋プログラムの苦悩に迫らずに終わってしまうのも中途半端な印象。どうせ地味に作ってあるんだから、もっと内向的映画にすれば面白かったと思います、5点献上。
5点(2004-01-09 14:56:51)
357.  ファングルフ/月と心臓
「狼男アメリカン」の続編が、まさか16年(!)も経ってから作られたとは知らなかったもんで、勝手に古い映画だと思い込んでた私は、オープニングの、ルパンがクラリスを助ける為に落下遊泳した時の様なエッフェル塔からのバンジー・シーンで、「お~っ、昔の映画なのに凄い特撮じゃん」と、間抜けな驚き。変身シーンもCGに進化してますけど、リック・ベイカーの特殊メイクを初めて見た時のインパクトには到底敵いません。ヨーロッパでアメリカ人バック・パッカーが狼男になってしまい、殺した人の幽霊に付きまとわれるという設定以外は、前作との繋がりは一切無し。従って本作単独でも楽しめるとは思いますが、独特の乾いたブラック・ユーモアを楽しみたい方は本作ではなく、前作をご覧になることをお薦めします、5点献上。
5点(2004-01-09 14:55:13)
358.  サウスパーク/無修正映画版
確かに“bigger, longer & uncut”だった。本放送ではピー音入りまくりなのでフラストレーション解消にはなる。しかし“fuck”だの“shit”だのと言われても、日本語を母国語とする私にとっては、それがどの程度のものなのか知識では知ってても感覚では解らない。それに、日本人がまず「オマ○コ」とゆー言葉を使わないのと違い、アメリカでは“fuck”等は(もちろん悪い言葉ですけど)誰でも使う日常用語ですしね。この映画版に限らず「サウスパーク」でいつも思うのは、(風刺や皮肉以前に)有名人を実名及び似顔絵で登場させた上に、徹底的にコキ下ろす所。例え出鱈目なギャグ・アニメとしても、これを許容するアメリカ社会の懐の深さは、極東の島国にはとても敵いません。ということで、ウィノナ・ライダーのピンポン芸に、6点献上。
6点(2004-01-09 14:51:58)
359.  マチルダ(1996)
それなりに有名な童話の映画化らしいですけど、原作の所為なのか、脚本の所為なのか、ダニー・デビートの所為なのか、別の意味でかなり微妙な仕上がりです。マチルダ一家は全員思い切りデフォルメされたろくでなし。校長先生もほとんど怪獣扱い。本来ならファンタジーの筈なんでしょうが、私にも馬鹿映画にしか見えません。もしかしたら子供の空想と言うか、子供から見た世界観みたいなものをそのまま描くと、綺麗事じゃなしに、子供にとって学校や家庭はこういう風に見えているのかもしれませんね、5点献上。
5点(2004-01-04 12:25:47)
360.  ハイスクール・ジャック/怒りの教室
金属探知機が設置され、空港の様なセキュリティ・チェックの行われる校門。市の予算が足りず窓ガラスが割れたままの教室で、真冬の寒風吹き荒ぶ中で行われる授業。専任の警官がパトロールする学び舎。いくら荒廃が叫ばれようと、日本からは想像もつかない教育環境がアメリカにはあります。最終的に殉教者を作ってしまうストーリー展開は、本作の問題提起を弱めているだけにしか見えませんでしたが、それでも全編興味深く観る事ができました。そして生徒一人一人の個性に望みを託せる希望あるラストが、本作の陰惨さを救っていると思います。そういうことで、6点献上。
6点(2004-01-04 12:23:51)
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