341. 宇宙怪獣ガメラ
脱力OPから脱力EDという全編が脱力で満たされた至極の一品。脱力というより暴力ですよ、これは…。EDの「効果 赤塚不二雄」ってナンダ!? [DVD(字幕)] 1点(2006-02-21 08:20:19) |
342. ガメラ対深海怪獣ジグラ
《ネタバレ》 チクショー、ツッコミたくねー!!歩行タイプと水中タイプを平然と使い分けてるぜー!!チクショー、ツッコミたくねー!!おねえさんのアップが辛いぜー!!チクショー、ツッコミたくねー!!『対バイラス』で使用した配線アベコベ理論がまたしても登場するぜー!!チクショー、ツッコミたくねええええええー!! [DVD(字幕)] 2点(2006-02-21 03:05:41) |
343. ガメラ対宇宙怪獣バイラス
ちょっと待てと。なぜこの『バイラス』、同年の東宝特撮『怪獣総進撃』より平均点が高いのかと。バイラス>キングギドラかと。今作はあきらかに、もう、ヤル気が感じられず、なんかちょっとセリフもうがッてるし、ツッコミ満載というか、ツッコむ気力もおきずに、うん、もう、早く次の映画観たい、みたいな、これ、当時のチビッコ以外の怪獣ファンはどう処理したのかと、むしろチビッコも観れたもんなのかと、まあ、なんだ、逆に色々考えされた映画。 [DVD(字幕)] 2点(2006-02-20 21:44:20) |
344. AKIRA(1988)
振動とか残像も含めて映像表現全般は圧倒的で「なんか凄いモン観た!!」って感じるんですけど…これがオモシロいかオモシロくないかというとオモシロいとは僕は思えません。意外に世界観もフンワリしてません?漫画を読めということでしょうか…。テツオの動きとか衝撃波チックな攻撃なんかはドラゴンボールが影響を受けてそう。最後に一言…。どんだけキモイねんっ!! [DVD(字幕)] 6点(2006-01-19 23:42:37) |
345. 蜘蛛巣城
あの「間」がおどろおどろしさを強調していたように思う。三船のイッてしまった目が印象的。もちろんラストの弓矢も。あれは文句なしの名シーンですね。蜘蛛巣城っていういかにもエンターテイメント爆発かと思いきや「そっちかー!!」みたいな(笑) [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-13 22:13:27) |
346. 隠し砦の三悪人
これは脚本がパンチ不足でしょ。痛快感ないですもん。ダラダラ逃げてるだけですから。しかもとってつけたような槍での試合。僕、先端恐怖症なんですよね(笑)見ていると眉間が痛いのなんのって!!あれはラストのためにねじ込んでるようにしかみえないです。この映画のよいところはキャラクター。3人のバランスがもう…!!三船さんはいつもどおり三船敏郎なわけですがそれが究極。馬上、両手放しで刀を構える三船の力強さといったら…!!アートです。美しい…。で、千秋実と藤原釜足!!素晴らしい!! [DVD(字幕)] 6点(2006-01-10 23:53:06) |
347. 機動警察パトレイバー
観やすい。あの押井守が観やすい。そうか…押井守は僕らの15年先をいってるんだな。今観るとちょうどいい感じ。東京を歩く退廃感、けだるさ(いい意味)もいいじゃない。そういった押井テイストとストーリーに緩急があるのがいいですね。締めとエンドロール時に流れる曲の激しい脱力感(悪い意味)以外は素晴らしいと思う。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-19 04:28:53) |
348. 暗殺の森
うーん…「結局、主人公は何がしたかったの?」って思いまして、ここを読むとどうやら主人公は何もしたくなかったようですね。そのあたりに僕の勝手な展開予想と差異がありまして上手く入り込めませんでした…。この映画が有名監督の作品ということもまったく知らずに観まして。「色彩、構図に狙いがあるのか、ただカッコよくみせたいのか。もっと緩急をつけてくれないと。」なんて思ってみてしまいました。「詩の出の人」って聞くと「なるほど、そうか」と思います。繊細な映画だったんだなあ、と。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-18 17:40:15) |
349. 華氏911
《ネタバレ》 物事には色々な側面があって見る方向によってまったく見方は変わると言う。でも、マイケル・ムーアの言う「戦争はブッシュのような金持ちのゲームだとかおもちゃであって、さらにあいつらはそれで私腹を肥やしているんだ。それはよくないでしょ!!」っていうのは僕もそう思う。でもボーリングフォーコロンバインと比べると「中盤でダレるなあ…」という印象。話もちょっと難しいしね。でも、ここのレビューを読んでみるとみんな賢いなあ。「なるほど、なるほど」って思わずにはいられない。※追加。アメリカ国民っていうのは「パッション」みたいに膨大な血を流さないと気付かない国民なんじゃない?そう考えるとブッシュ批判もこれくらいで彼らにはちょうどなんじゃないかなあ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-13 23:00:52) |
350. アニマトリックス
マトリックスありきで制作されているので、どうしても説明不足はいなめない。まあ…これを見てる人はみんなマトリックス見てるはずなんですけど。そんな中でさらに作品によっては「説明不足」というか「言葉足らず」な部分がある。そこがちょっと惜しいかなと思います。アニメの表現技術の進歩具合に驚いた。もうすでにこれが2年前の技術なんですね。今はどうなってるんだろう…。 [DVD(吹替)] 6点(2005-12-12 11:05:34) |
351. キル・ビル Vol.2
『キル・ビル』をいわゆる「監督の愛、詰め込み作品」っていうところで考えると、僕のわからないところで膨大なオマージュがあるのかもしれない。が、全体としておもしろくない。ダラダラしやがって。オマージュぶちこみ作品なら僕は『トップをねらえ!』をオススメします。映画ではありませんが、『キル・ビル』は『トップをねらえ!』の足下にも及びません。最後の演歌?はよかったですね。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-10 01:11:41) |
352. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
《ネタバレ》 勝因は「ドタバタコメディな原作でコレをやった」ってことでしょう。「夢に生きるか?現実に生きるか?」っていうのは「オトナ帝国」でも「バニラスカイ(オープンユアアイズか)」でもやってるんだけど(まあこちらのほうが早いわけですが僕が先にそっちを観てしまったから)、「うる星やつら」っていう年をとらない漫画をベースにしてるんで、………なんつーか…もともと夢の中で生活してた人たちなわけじゃない?ラムちゃんたちは。言葉にできないんだけど、そういう部分もこの映画のクリティカルヒット度を高めていると思う。「あはははは、あはははは」って感じの少し気がひけるんだけど楽しいから許すっていう感覚を上手く表現していると思います。麻薬性っていうのかな。学校が舞台っていうのも…こう…ワンダーランドチックでいいじゃない。楽しかったのに有限であった時代…。ああ、もう。何言ってるんだろ、わかんね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-09 07:22:14)(良:1票) |
353. 生きものの記録
《ネタバレ》 「狂っているのは実はこんな状況にのうのうと生きている僕達ではないか。私はそう思わずにはいられないのです。」風なことを最後の最後に病院の先生が言います。この一言に集約されてるんじゃないでしょうか。正直、このセリフはありがたかった。それまで僕は「一体、何がどう『生きものの記録』なんだ?」とモンモンとしていたからです。社会性をもった利己的な人間と生物としての原初的な感覚に突き動かされる主人公。いや、あの…生き物=主人公って特定するわけじゃないんですけど、まあ物語全体の騒動も含めて記録、と。結局、最後は明らかに狂ってしまって「あ、なんだ。やっぱりコイツは狂ってたの?」と思われがちで物語を逆に難しくしているんじゃないか?なんて考えてしまう。「社会が人間を破壊した」みたいな?僕はそういうふうに感じました。最後に主人公について。あのオヤジが三船敏郎なんですね…。気付いたっていうか「もしかして…」と、最後まで確信できませんでした。見事な化け具合ですね。確かに三船敏郎が演じたほうが本物のジジイが演じるよりも「狂ったパワー」みたいなのが出ていいのかも。最後の音楽もねえ…退廃的といっちゃちょっと違いますが…イイですねえ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-07 05:29:06) |
354. 風と共に去りぬ
65年前の作品だとは思えないほど洗練されてるんだけど、逆にいうと「ああ、65年そこそこじゃ人間って変わらないんだなあ」と。4時間という長丁場の最後がアレかよ…。なんというか…報われない。ダラダラと激動の人生を観せられてもなあ。あんまり名作すぎるのと4時間っていう部分で達成感はありますね(爆)「やった!!俺もとうとう観たぜ!!」みたいな。主役の2人はかなりハマってると思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-06 01:38:21) |
355. 機動戦士ガンダム
僕はこの3部作をよく人に勧めますが観てくれた人の中でおもしろくないといった人はいません。そういう作品です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-16 05:40:22) |
356. クレイマー、クレイマー
これは泣いた人多いんちゃいますか?終盤のホフマンの父親的微笑みは心にぐっときました。いや~、ホフマンにはケチのつけようがないね。メリルさんもよかったよ。それと子役のパン落としも結構…きた(泣)。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-16 05:40:04) |
357. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
テレビ版とは別物です。より大衆化したというかんじ。テレビ版よりわかりやすいです。それにしてもカイ。ここぞというときの一言にキレがあります。でも悲しいかなオールドタイプ。我々の代表なんでしょう。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-16 05:39:29)(良:1票) |
358. es[エス](2001)
見事です。これだけ人間のハマリ癖というか弱さを描かれると画面から目を離せない。それに結構痛快やったし「あ~やばい、やばい」みたいな緊迫感も多々あったし。名作だな。あ、大丈夫ですよ。よくありますよね、「名作や」っていわれたら期待が大きくなるからそれほど…みたいなことが。僕は期待して観たけど期待以上に楽しめました。主人公カッコイイしね。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-16 05:38:55) |
359. ギャラクシー・クエスト
この発想を映画化してしまう寛容な方がドリームワークスにいてよかった。宇宙人にしろマニアにしろ純朴な人々が素晴らしいです。僕は大笑いしたというよりは全編にわたってニヤニヤして観てました。一番感動したのは宇宙船が帰ってくるときにマニアの子の前をビューーンと飛んでくるところです。僕らの世界にウルトラマンがいるようなもんでょ?あれは感動しましたよ!うらやましいなあと思ったりね。 [ビデオ(吹替)] 9点(2005-11-16 05:37:34) |
360. 紅の豚
「アニメとは本来ミスマッチを描くもの」誰が言ったか覚えちゃいないが、つまり綺麗好きのブタが空を飛ぶってことです。宮崎作品でとうとう本物の飛行機が空を飛ぶ作品。「どれだけ爽快に飛ばすか?」ってのを期待して観たんだけど、そこを華麗に裏切るオシャレな作品です。会話からの逆算で30代後半だと思われるブタ、ジーナ含め登場人物がシャレのわかるカッコイイ大人。前作「魔女の宅急便」で思春期の少女を描いた次がこれだもの。宮崎駿とスタジオジブリ、アンビリーバブルッ!! [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-14 04:47:52) |