361. ピーターラビット
《ネタバレ》 やんちゃ、というか小憎らしい、というにはちょっと度が過ぎる気がするウサギたち。 確かにキャラはよく動くし、CGでできている動物たちはどれもよくできているし、スラップスティックコメディとしてもドタバタのノリで画面を見ているだけでも楽しい、のですが、どうしても観ていて愛着というか可愛らしさが微塵も感じられなかったのが個人的感想です。 死人が出てる、とか、アナフィラキシーを起こす、とか、不謹慎じゃね?と思う場面もあるのですが、そこはまあお国柄というか「ブラックだな〜」で済ませられるのですが、ピーターラビットはもちろんのこと、トーマスもビアも中途半端に魅力がなく全然感情移入できなかったのが個人的に残念でした。 終盤の「分り合い」からのくだりはまあ良かったですが、全体的にあんまり観ていて気分のいい作品ではありませんでした。 [地上波(吹替)] 5点(2021-06-26 03:31:50)(良:1票) |
362. 恐怖ノ白魔人
《ネタバレ》 みんな大好き「恐怖ノ」色シリーズ作品。って、そんなわけないのですが、例によって例のごとく無理やり関連付けた似非シリーズ。 のっけからの残虐描写で掴みはOK。あとは終盤まで劣化版「スタンド・バイ・ミー」というか「イット」に「サランドラ」を混ぜたような作品。 雰囲気やスコアはなかなかいいのですが、途中、いい所で場面が切り替わってしまうフラストレーションや「少年たちの証言の信ぴょう性を失わせるため」だけに挿入されたような納屋放火の場面はちょっといらないかなと思ったり。 ただ、前半と後半の暴虐の数々はなかなか気合入っているのと、中盤の、携帯電話の場面、そして「隣にいたのは夫じゃなかった!?」の場面など、ところどころで良い味を出している描写が数か所あったので、今回は6点ということで。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-25 19:32:36) |
363. モータルコンバット(2021)
《ネタバレ》 ストーリーの入り込みやすさというか単純明快さでいえば95年版の方が好きなのですが、なんと言っても本作は近年の原作ゲームでより一層残虐度が増したフェイタリティの再現と、圧倒的に格好いい真田広之の役回りです。 もはや主人公食う勢いですが、そんなのお構いなしに暴れ回る冒頭(と終盤)だけで観てよかったと思える作り。 そして旧作ではマイルドだった(と言ってもこの頃の原作ゲームの描写自体の限界でもあったのですが)フェタリティがしっかりと「トドメの一撃」として無慈悲かつグロテスクに演出されていてもはやそこらのスプラッター映画よりも過激なのがまたいいです。 アクションに関してもスピード感が増していて迫力ありますし、欲を言えばもう少しストーリーを単純にして時間を短くしてくれれば良かったかなーとも思いましたが、十分面白い作品でした。 [映画館(字幕)] 7点(2021-06-20 02:32:23) |
364. モータル・コンバット(1995)
《ネタバレ》 21世紀になっても未だ続編が出続けている残虐格闘ゲームの実写版、というか我らがボンクラ、(ダメな方の)ポール・アンダーソンの初期作。 結構ダメ映画?みたいな感じですが、意外とまともに作ってあります。 ↓みなさんも突っ込んでいる通り、冒頭から流れる「モォータルコンバァーット!」としか叫んでいない(笑)BGMもなかなかツボですが、結構話が単純で世界観に入り混みやすく、ゲームの設定とか知ってると色々と笑える場面が多いです。 なんで人間界守るために武術大会なの?とか、なんで10回勝たないととかそんなめんどくさいの?とか気にしたら負け。原作ゲームも半分以上が残虐なフィニッシュブロー、フェイタリティ(究極神拳)を楽しむようなものだから良いんです。 ゴア度はマイルドになりましたが、一応フェイタリティの数々も再現されていますし、後半になれば格闘シーンも結構見応えあるものになってきます。 ただそれと同時に、結構敵側もあっさりやられたり、単調になったりするので終盤になると飽きてくるのですが、それもご愛嬌ということで。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-20 02:23:04) |
365. 怒霊界エニグマ
《ネタバレ》 「怒霊界」とはまた凄まじいタイトル。 フルチ御大晩年期の作品なのでゴア描写はあれどちょっと控えめ。 殺人シーンは幻覚が主なので仕方ないけれど、フルチ御大のゴア描写を目当てに観るとちょっと肩透かし。 だけどそれぞれのシーン、というより件のカタツムリのシーンはやはり特出していて、ちょっと夢に見るレベルです。 ストーリーに関しては相変わらず「展開早くね?」だったり「さっきと言ってること違くね?」だったり「一体どういうこと!?」みたいな感じで、語りたいことはわかるけどなんだかかよくわからない支離滅裂な部分が多いのですが、それを言ってはフルチ作品は観られないので気にしたら負けということで。 しかし、ストーリーを差し置いてもあり余る魅力的なゴア描写が少ないので、そこが残念な部分です。 [DVD(字幕)] 5点(2021-06-17 02:28:08) |
366. 夜逃げ屋本舗2
《ネタバレ》 前半はスナック感覚でサクッと自己破産する債務者たちのいい加減さと、借金を踏み倒された良心的な町金のギャップでまず「自己破産の是非」をとい、中盤以降は悪徳金融のせいで「借金を踏み倒さなければならない事情」にも言及、とはいえ半分くらい自業自得な連中はしっかりと「しっぺ返し」を食らっているのでちょっと爽快。 ただ、一部人情のある債務者は悲しい結末になるので、やはりちょっとシリアスな展開。 細川俊之扮する豊臣も、一見すると正論言っているようで、結局は詭弁でしかなく、しっかりと悪事も働いていル。しかも迫力とカリスマ性抜群、それでいて主人公?に固執するのもかつて(自分の強引な取り立てが原因で解雇された)逆恨みなので、絶妙な器の小ささが実に適役だと思います。 終盤の夜逃げも、ちょっとスマートさには欠けるけれども、さながらスパイ映画のような衣装や装置などで適度にスリリング。前半の溜めも相まって十分面白い作品でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-06-11 19:51:27) |
367. ポリス・ストーリー2(香港公開版)
《ネタバレ》 前半、というか序盤は前作の敵が復讐に来るのでこの後どうなるのか、という感じでしたがその後あっさり違う敵が出現、完全に咬ませ犬無体になってしまってましたが、これはこれであり(笑) 逆探知や尾行のシーンなど「刑事ドラマ」お馴染みの場面も出てきて、そうした部分も面白かったです。 印象深いのは女性3人組による取り調べ。お色気で落とすのかと思いきややっぱり力技で押し切り、ですが強くて綺麗な女性は見ていて格好いいのでこのシーンは100点満点でした(笑) ラストの戦いも、ブルース・リーもどきのおっちゃんとの戦いはやたら強くて見応え十分。ただ、ラストは「警察の話」というより完全に「ジャッキーの個人的な話」みたいな感じで仲間の警察が全く出てこなかったのはちょっと残念かなぁと思いました。 その点は気になりましたが、前作同様、とても面白い作品でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2021-06-07 01:20:45) |
368. フランケンフィッシュ
《ネタバレ》 なんだかまたしょうもないな~とか思っていましたが、皆さんの言う通り意外にまともに作られていてびっくり。 展開はほぼピラニア(フライングキラー)などと一緒、チープな映像や特殊効果、中盤までがあまりにも地味でパッとしない、などいろいろと突っ込むところはありますが、この手のランクの作品にしては結構ストーリーというか展開、状況描写が丁寧なところ、いつ襲われるかわからないパニック映画の鉄則などば結構しっかりとしていたと思います。 後半から、黒幕のハンター?がようやく出張ってきますが、ちょっと盛り上がりが少ない&出てくるのが遅すぎなのが痛い所。 ですが、序盤から適度にゴア描写が挿入され、時間も短いこともありなかなかよくできていると思います・ [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-06 19:41:29)(良:1票) |
369. ブレインダメージ
《ネタバレ》 まるで男性のアレのようなエルマーの造形は、はじめはキモイな~とおもっていましたが、なぜだか後半あたりから愛着がわくようになりました。 なんだかんだで脳内麻薬を求めてしまう主人公が悲しい所ですが、それにしてもよくこんな内容を思いつくなと感心してしまいます。 極めつけはラスト。 普通だったらそのまま爆発、という感じで終わらせるところを、あふれ出る幻覚が光となって世界に放出される、なんて普通の感覚では到底考えつかないでしょう(笑) [ビデオ(字幕)] 6点(2021-06-06 19:36:16) |
370. フランケンフッカー
《ネタバレ》 「バスケット・ケース」の監督だけあって、「一体どうしたらこういう描写が思いつくんだろう」というのがまずすごいです。 冒頭の変なクリーチャーいじくりまわしてても誰もそこに突っ込まないという時点でこの作品の作風を察し、中盤の連続娼婦爆死で「どうしてそうなるんだよ!?(笑)」と驚かされ、極め付けの終盤、保管庫?から溢れ出るクリーチャーの造形は「どうやったらこんなゲテモノを思いつくんだろう?」ともはや関心のレベル。 ラストも黒いユーモアが効きすぎていて、個人的に好きです。 そしてヒロイン?のフランケンフッカー(エリザベス)を演じる人のぎこちない動きと顔芸がまたクセになる作品。 今見ると、ダミーヘッドなどの作り物感が非常に気になってしまいますが、それでも十分楽しい作品でした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2021-06-05 13:04:36) |
371. 21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス
《ネタバレ》 半分以上思い出補正も入ってるのですが、小さい頃によくビデオを借りて観ていました。 時間にして約40分、テレビアニメのスペシャル的な時間で、登場人物も主要3人以外はほぼ劇場オリジナル。 展開も所謂「ローマの休日」なのですが、短い時間の中にぎゅぎゅっと見所が詰まっていて楽しい作り。 何よりヒロインのファナ王女のお転婆さと可愛さ、世間知らずさ云々が観ていてある意味心地いいアクセントになっているので、今も時たま観返したくなる作品です。 [ビデオ(邦画)] 8点(2021-06-03 16:59:27) |
372. おばあちゃんの思い出
《ネタバレ》 有名なエピソードなので、以前テレビアニメ版でも観た事があるのですが、劇場版ということでいくつかのエピソードが追加されている感じです。ジャイアンやスネ夫の立ち位置もただのいじめっ子、というものではないので、これも劇場版ならでは。こういうちょっとした部分でも、のび太たちの友情の深さがわかる気がします。 そして、おばあちゃんのくだりでは、展開がわかっているにもかかわらず涙が出てきてしまいました。 小さい頃よりも大人になってからの方が、より自分のこととして感じるものが大きい作品です。 [DVD(邦画)] 8点(2021-06-03 16:52:17) |
373. ボディ・バッグス<TVM>
《ネタバレ》 3話からなるオムニバスっていうかテレビ映画だそうですが、出ている人たちがみんなB級ホラーの旗手という感じの人たちばかりなので、そういう意味でもうれしくなってしまいます。 93年製作の割には役者陣が「あの人は今」状態のようですが。こちらはリアルタイム世代ではないので何とも言えないのですが。唯一マーク・ハミルに関しては「こんなのに出てるんだ(笑)」といった感じです(近年某星間戦争映画でまたスクリーンに大々的にカムバックしましたが)。 話自体はこうしたオムニバス形式においてありきたりと感じますが、時間も適度に短く、ちゃんと盛り上がるように作られており、なおかつしっかりとゴア描写も入っているので飽きずに観ることができると思います。 今ではこうした作品も多くなり、表現もより過激になっていたり演出面も色々と工夫されているのでこの作品が特出しているか、と言われるとそうでもないのですが、すでに鬼籍に入ってしまった監督たちの動く姿が拝める貴重な作品だと思うので、点数は7点ということで。 [ビデオ(字幕)] 7点(2021-06-01 20:23:52) |
374. エイリアン3/完全版
《ネタバレ》 ほぼ別作品、という感じのする作品です。 劇場版の「そういえばアイツってどうしたん?」という状況や、「なんでリプリー襲われなかったん?」という疑問点がほぼ解消されているので、より納得のいく作りになっています。 が、個人的には劇場版はあれで好きなので正直「長くね?」と思ってしまいました。 あとまあ牛から生まれるエイリアンも設定上はあれで辻褄というか、そういうのが合うんですが、なにぶん何回も劇場版観てるとその改変すら「違和感」に感じられてしまうので、どうしてもスムーズに受け入れられなかった、というところがあります。それなので、劇場版から結構なマイナス点。 [DVD(字幕)] 7点(2021-05-31 22:01:02) |
375. エイリアン/ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 もとの作品が面白いので大幅な点数が下がりようないんですが、実際、ディレクtっラーズカット、と謳われても、オリジナルとどこが違うの?感が一番強い作品だと思います。 もちろん、オリジナルとは違うんですけど、個人的に終盤「アレ」を発見するシーンは、ちょっと蛇足かなと感じてしまったので、元の点数から1点マイナスの8点ということで。 [DVD(字幕)] 8点(2021-05-31 21:49:27) |
376. 幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦
《ネタバレ》 この映画にリアリティがあるのは文字通り演技が素人だったももクロが撮影を重ねるにつれてどんどん成長していくところだと思います。確かになんちゃって女優を披露したももドラや、もはや初主演映画として半分なかったこと(笑)にされてるシロメのころのようなポンコツぶりを知っている者としてはそれが一層感じられます。 体裁は豪華なメイキングというものですが、撮影自体にもそれぞれドラマがあり、本編には描かれていなかった原作の合同合宿でのワークショップを髣髴させる、平田オリザ氏のワークショップなど、見ごたえもあり演劇ドキュメンタリーとしてもなかなか楽しめました。 時折見せるももクロらしさもファンとしてはニヤニヤできるのですが、撮影に挑む彼女たちの本気のまなざしにハッとさせられ、「銀河鉄道シリーズ最後の撮影」で、カットがかかった後の彼女たちの涙は、高校時代には打ち込むことができなかったぬ活動というものの疑似体験、そして苦楽を共にした仲間たちとの別れなど様々な思いが込められており見ているこっちもこみあげてくるものがありました。 舞台の千秋楽の挨拶でも、れにちゃんは「西条美紀役のガルルです」と名前を間違えてしまうくらい、役に向き合い、役柄との混同は決してプロの役者としてはあってはならないのかもしれませんが、そのくらい、彼女たちの中では大きな存在であり、どんな形であれこの作品に出合えたことを自分もうれしく思います。 ぜひ、本編と合わせてみてほしい作品です。 [映画館(邦画)] 9点(2015-08-18 00:32:02) |
377. エクソダス:神と王
《ネタバレ》 十の災いがこれが奇跡だ!と言わんばかりの描写ではなくあくまで「天(天災)が味方しれくれた」という描き方だったり、紅海が割れる場面も引き潮によるものだったという描写。十戒を授かる場面もあくまでモーゼの中の“神”のお告げ(と思わせるような描写)によって自分で彫るなど、出エジプト記をというストーリーを変な幻想物語ではなくあくまで史実といった感じで描いていたところには好感が持てる。 ただ、歴史スペクタクルが観たい僕は、どうしても大移動の場面が死人の行列のように淡々としたものに見えてしまったり、件の紅海の場面でもいまいちインパクトに欠けてしまった。 何より終始「神様、俺にどーしろっちゅーねん!?」とボヤいてるモーゼなんか見たくないんですよ。 もうひと押し、何かインパクトが欲しかったなと思う。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-31 20:27:27) |
378. 幕が上がる
《ネタバレ》 1月27日の完成披露試写会にて鑑賞(鑑賞環境に試写会ってあるんだから書いていいんだよなこれ?) 原作自体がもともと好きで、それの映画化しかも主演がももクロということで否応なしに期待度が上がってしまっての鑑賞。もちろん自分の思い描くようには映像化なんてされるはずもなく、観終わってみればやっぱり「そつなくまとめたなー」が第一の感想。 勿論一般人にも耐えうる作品だと思うが、メンバーや周りの人間関係を知らなければ「なんでこの人がこれに出てるの?」とか「なんであそこはああいう演出だったの?」とか出てくると思うので、やっぱりファンのための映画なのだなと思う。映画で勝負するというのであれば、そうしたファンサービスは必要最低限に止めてほしかったというのが個人的感想。 じゃあつまらなかったかといえば全然そういうわけではなく、印象的な場面はいくつもあった。 自分が長く追っかけてるからというのもあるけど、まずはメンバーの演技力が格段に上がっていることに驚き。 原作自体も当て書きか?と思わずにはいられないくらいメンバーに合っていたけれど、映画版は自然な状態でよりメンバーに近づけてあるので、ある程度知っている人なら色々と思い出すこともあるでしょう。 そして、ラスト。常套手段ではあるけど、ああ出られてはもう言葉がありません。 期待度が高かったために今回はこの点(それでも7点)ですが、公開後また見直してたぶん点数が上がってくと思います。それなのでとりあえず暫定点ということで。 ≪追記≫すいませんね。得点上げさせてもらいます。そりゃ舞台挨拶含めて17回、舞台も5回も観れば思い入れだって強くなります(笑) でも好きだからこそ何度も観ているし、観返せば富士ケ丘高校のいつもの面々やどんな形であれ青春を謳歌していた高校時代のことを思い出させてくれるので、自分にとっても特別な作品です。 [試写会(邦画)] 8点(2015-01-31 20:11:15)(良:1票) |
379. クリスマスドラマ 天使とジャンプ<TVM>
《ネタバレ》 ※完全にファン目線でしか書いてないので無視してください。 曲りなりにもあかりん(早見あかり)脱退を体験している身なので、劇中ゆずりんが脱退してからのメンバーの動向云々完全にももクロとシンクロしてしまいます。 おそらくそれを狙ってるんでしょうがこれは反則です。 脚本や設定の粗なんていくつもあるし演技もももドラよりも良くなってるとはいえ、まだまだ本業の俳優に比べれば全然ですが、それを差し引いても彼女たちのひたむきな姿や時折見せる笑顔などにはやっぱり心動かされるものがあります。 そしてラストのJUMP!!!!。ミュージカルのような掛け合いやメンバーの決意の場面との対比など演出は常套的でしょうがとにかく楽しい、そして心躍る場面でした。振付がないという理由でライブでの披露が半分封印されているような曲ですが(この前の某番組で初めてアコースティックバージョンとして披露されました)、曲の躍動感やら楽しさ、完成度共々ぜひとももっと日の目を当ててほしい曲だと思います。 それだけ思い入れの強い作品ということで今回ばかりはこの点数で行きたいと思います。 [地上波(邦画)] 8点(2014-11-06 16:16:38) |
380. 聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY
《ネタバレ》 世界最速~小宇宙(コスモ)上映会と称した試写会にて鑑賞。 聖闘士星矢なんてその昔親が持ってたファミコンソフトでちょろっと触れた程度で何の知識もないままに鑑賞。 漫画の一エピソードでなく○○編と称した部分を約1時間半で語りつくすわけですから、もちろん駆け足、「もちろんこの設定とか知ってるよな!」と言わんばかりに専門用語が登場し、展開も少年漫画の常套的展開です。 原作から設定とかいろいろかなりアレンジが加えられているようで、主人公側と敵側の力量差が今一つ伝わってこない、など、原作ファンの人には相当な内容なんだと思います。 ですが、監督も言っているように、全く新しい聖闘士星矢という点で行けば、まあ目をつむれるのではないかと。 なにより、山ちゃんはじめ大ベテランの声優陣の仕事はやっぱりすげぇなと思いますし、若手側もそれに負けないくらい頑張っていると思いますし、戦闘シーンでも、やっぱりドラゴンボールやそういったものが好きな自分としては久しぶりに“男の子の血”が騒ぎました。 アテナ役の子は、もともと声優ではないし話題作りのための起用なのかも知れませんが、それでも本業の人たちに負けじとついて行こうという感じが取れます。経験不足のためか、セリフの抑揚や感情の出し方がもう一息だったり、声変わりなのか、少々ハスキーというか、かすれ具合が目(耳)につくところがありますが、それはそれ、これ以降も頑張って精進してほしいと思います。 全然期待していませんでしたが、バトルシーンの迫力や、主題歌がYOSHIKIであること、普段漫画を読まない僕でも原作を読んでみようかなと思わせるきっかけをくれたので、ここは7点で。 ―――ここまでは一映画ファンとしての感想――― もうね、あーりんはどう頑張ってもあーりんなんですよ(笑)ただそれは他の声優と違い僕らがあーりんの顔と声が完全に一致しているからであって、仕方ないんですけどね。 ただ、キャラデザも心なしか似せてくれているのか劇中の城戸沙織が徐々に佐々木彩夏に見えてくるからあら不思議(笑)だから徐々に違和感がなくなってくるので、ピンク推しの人は安心して鑑賞しながらあーりんわっしょいしてください。 そして、ラストのあれを今日(6月11日)にやるとは、監督も鯔なことをしてくれますね~。 [試写会(邦画)] 7点(2014-06-12 00:57:19)(笑:1票) |