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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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361.  天使の入江 《ネタバレ》 
オープニングのカメラが引いていくショットは、この映画を見た人の間ではかなり好評らしいのですが、実は自分はそれほどは好きではないです。 ストーリーは単調極まりない、いかにもフランス映画らしさが漂っているというような感じで、状況によってはすぐに睡魔に襲われそうとも言えますが、実は自分はこういう起伏のないストーリー、なかなか好きです。 ルーレットって、海外のホテルに泊まった時に一度だけやったことがあるのですが、全く戦略の立てようもない運任せのゲームで、すぐに飽きてしまったということがあります。 何の根拠もなしに、「今日は勝てそうな気がする」だとか、同じ数にこだわって何度も賭けたりするのって本当に馬鹿だと思うし、しかもそんな馬鹿馬鹿しいことを繰り返すのがストーリーの大半を占める映画なんですが、最後の最後で鏡を巧みに使ったラストの演出が非常に格好良く、正に最後に大当たりを的中させて家路に着いたかのような気分になりました(^_^)
[映画館(字幕)] 7点(2007-04-30 22:42:35)
362.  O侯爵夫人 《ネタバレ》 
うーん・・・ちょっと入り込めませんでした。 自分の感覚で言うと、見に覚えのない妊娠をして苦しんでいる娘がいたら助けてあげるのが家族ってもんなんじゃないの?って思う訳なんですが、時代背景を考えると名誉とか体裁とかを重んじるのはしょうがないのでしょうね。 母親が策を謀ったとき、侯爵夫人は伯爵のことを肯定的に見ていたのに、いざ当日になって伯爵が現れた途端、悪魔だと罵って拒絶するあたりの皮肉っぽさは面白いと思いましたが。 後から考えると、伯爵が結婚を急いだのは、自分の悪事を隠そうという不純な動機があったからなんですよね。「遅かったか・・」とか言ったりして、相当なワルですぜこの男は。
[映画館(字幕)] 5点(2007-01-05 22:29:41)
363.  日曜日には鼠を殺せ 《ネタバレ》 
画面が暗い。けど、その暗さがまた良い。 ありきたりと言われれば確かに否定は出来ないが、正義であるはずの警察を悪役に見立て、悪人であるはずのマヌエルを正義として描いているところが面白いと思った。 物語に出てくる神父も、法(=警察)に従うか神の教えに従うかで葛藤があり、無神論者であるマヌエルとの間の溝を埋めるまでの過程も、非常に見応えがある。 ペドロが訊いた、「母は死んだのに何故行く?」という台詞、そして戦いを終えたビニョラスが警部補に訊いた、「母の死も罠のことも知っていて、カルロスも殺した。しかし何故・・・」という台詞。二人のこの言葉に対する答えが、まさにこの映画の主題ではないだろうか。 酒を飲んでいるペドロのところに行って国境を越えることを打ち明けた時の二人のあの嬉しそうな顔といい、山を登る時にバックに流れる意気揚々とした音楽といい、やはり最後のゲリラ戦で見せたあの勇敢な姿がマヌエルの生き様なんだと思う。 終盤近くまでずっとマヌエルの心理描写を中心としたストーリーだっただけに、敵陣に乗り込んだときに煙突の陰からライフルを構えるグレコリー・ペックの眼差しにハッとした。堪らなく格好良かった。 もう一度言うが、映像のこの暗さが良いのだ。堅物すぎるところが自分の好みではないのだが、間違いなく傑作の部類には入る映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-04 22:35:52)
364.  幸福(1964) 《ネタバレ》 
はっきり言って、この映画は映像だけを追っていても内容が理解できてしまうような気がする。勿論、最初から最後まで、会話も含めて全て観たが、心情を深く語る場面以外では視覚的な解釈だけでストーリーのほとんどが理解できる映画だと思う。ある意味、映画の到達点的な作品。 また、カッティングにおいても非常に斬新で、車が遮ったところでのカッティング、二人の身体のあらゆるタイプのショットを組み合わせたベッドシーン、フランソワがエミリーの部屋に行って出会った瞬間の交互の連続カット、ワンシーンが終わるごとにフィルムの色調を変えたりなど、意味がないようにも見えるが実験的で面白い。 ストーリーの方は、夫の浮気に焦点を置いたストーリーなのだが、映像や音楽の美しさも手伝って、ごくあっさりとした雰囲気で進行していく。しかし、フランソワが浮気するのを当たり前のように淡々と映していた映像も、真相を告白するシーン辺りから一気にサスペンス色を帯びてくる。 一見すると、この浮気な夫を非難しそうになるのだが、テレーズが亡くなってからエミリーと一緒に暮らすようになるまでの過程がしっかりと描かれているため、この監督は夫の一連の行為を容認しているような印象を受けた。 この映画の監督が女性であることを考えると、フランソワ一家の背中を暖かく見守ってあげなきゃ、という気になってくる。男の監督だったら、男の浮気を容認しろと言ってるように見えるケド(^_^)
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-02 16:53:24)
365.  チャップリンの消防夫 《ネタバレ》 
確かに、チャップリンが壁を登るシーンは、おぉ~っスゲェ!って思った。けど、その後のエドナを担いで降りてくるシーンが、人形だってのがわかっちゃうのがおしい。人形の足がブラブラしてるんだもん。 ストーリーとは関係ないですが、チャップリンが手綱を引いて消防車ごとバックさせるシーンがありますが、馬って後ろ歩き出来ないから、このシーンはフィルムの逆回しですよね。しかも、あれってよく考えると、仮に馬を後ろ歩きさせたとしても車を後ろに進めることなんか出来ない筈だから、そういう意味で大笑いしちゃいました。あと、ちょっとその前の2頭の馬を馬房から車に繋ぐシーン(5秒くらい)も逆回しでしょう。 いつも思うけど、タンクを道に置いていったままエドナの家に向かう時とか、余計な時に限って大真面目に仕事してるんですよね~(^_^)
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-12-31 23:31:12)
366.  男性と女性 《ネタバレ》 
貴族階級を皮肉ったと言われる映画はゴマンとあるが、ここまで明確に描いた映画も珍しい。 ストーリーにちらほらと、若干のコメディの要素が感じられるが、作品そのものが極めて真面目に、且つ露骨に風刺しているので、その、余りの大真面目な描きっぷりがかえって笑いを誘い、劇中のコメディのシーンで見せる笑い以上の面白さがそこには存在している。 ストーリーの肝は「貴族階級の人間が如何に世間離れしているか」だと思うが、それと共に、また階級社会の始まりも同時に描かれていて、劇中ではこのように話が展開する。 難破したばかりの頃は自分で食事を作っていたクライトンも、しまいには食事をサーヴされる側になっているが、いざメアリーに危機が迫っているとなるとすぐに武器を持ち、見事に獣を仕留めメアリーを救出した。 これはつまり、食事や住居などを作って生活を豊かにし障害があればそれを乗り越えるだけの知恵を持っているからこそ“上流”になれるということであり、現在の(当時の)貴族階級の人間が如何に無知かということデミルは訴え、さらには教養とは何かということまでも問いているように思う。 元の生活に戻ったクライトンはすぐさま元の階級社会に適合する。彼はまた再び執事としてメアリーらに仕え、その身分に相応しく振舞うが、一方のメアリーの気持ちは依然としてクライトンに向いたまま。友人の失敗談を聞いていたにもかかわらず、である。デミルは終盤で、さらに貴族階級の人間を風刺するために、ご丁寧にも冒頭にメアリーの友人の結婚話をわざわざ挿入していたのだと思う。 澤登翠さんの活弁つきで観ましたので(字幕なし)、鑑賞環境は[吹替]とさせて頂きました。
[映画館(吹替)] 9点(2006-12-30 23:51:25)
367.  美しきセルジュ 《ネタバレ》 
まず、タイトルがよくわからない。恐らく、原題の直訳であろうと推測されるが、何故“美しい”のか、何が“美しい”のか。考察の余地が多々ありそうである。 そして、問題の最後の場面。セルジュが笑うシーンで幕が下りるが、非常に示唆に富んだ終わり方だと思う。 一般的な解釈は「セルジュに子供ができ父親になったことで開眼し、再びまっとうな人生を歩んでいこうという、希望に満ちた笑み」というものであるようだが、自分にはそうは見えなかった。 自分は「子供は無事生まれたが、母親の息絶えている姿を見て生きることに絶望し、半狂乱状態になって笑いをこぼした」と解釈した。 他にも「生まれてきた子供が先天性の奇形児で、繰り返される悲劇に絶望し、半狂乱状態になって・・・」など、いくつかの解釈が可能であると思う。 “美しき”セルジュなのだから、その意味を正しく認識して初めて、ラストの笑みの意味が解けるのではないだろうか。 また、雪道を歩いて転ぶときのカッティングや、冒頭で水をかけてセルジュを起こすのが伏線になっていたりといった面白さもあり、全体的なストーリーも決して難しいものではないのだが・・・何とも謎めいた映画であると思う。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-29 01:39:03)
368.  女は女である 《ネタバレ》 
この映画を観る前は、ゴダールにアンナ・カリーナにベルモンド、音楽もルグランだし面白くないわけがない!といった感じだったのですが、「気狂い~」よりも「シェルブールの雨傘」よりも前に作られた映画だったんですね~。 映画の中の登場人物や映画を作っている人たちが本当に心底楽しんで映画を作っているのが画面の中から伝わってきました。凄く明るく飛びっきりポップな映画。見ていると、こっちまで楽しくなってきます。 クスクス笑うようなフレンチコメディはあまり好きではないけど、これは面白い。ゴダールが映画で遊んでいる感覚だけでも十分面白くて、さらに主役3人の個性が抜群に光り輝いています。「ホテル代払え」や、本のタイトルで喧嘩するシーンも面白いけど、一番好きなのは、アンナ・カリーナがお腹にぬいぐるみを詰めて妊婦の格好をするシーン。よく考えると、子供を欲しがってる女って結構かわいいかも、などと変な勘違いをしてしまいそう。 前作の「勝手にしやがれ」で主役をはったベルモンドは今回は脇役として登場し(降格?)、衣装も「気狂いピエロ」で見たときのそれと比べるとやや地味目の印象なのがちょっと不満だけど、ここでまた主役をやれば、後の「気狂いピエロ」が作れなくなってしまうからと解釈し、勝手に納得しときます。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-28 18:51:01)
369.  愛の昼下がり 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第6作にして、いよいよ最終作。 この邦題「愛の昼下がり」は原題「L'amour l'apres-midi」の直訳だと思われるのだが、(原題・邦題共に)これがまた、何と素晴らしいタイトルであろうか。これ以上に相応しいタイトルは思いつかないと思えるくらいの見事なタイトルだと思う。 今回のストーリーは、やや存在意義の不明なシークエンスがいくつかあると思うのだが、例えば、冒頭で服を買うシーンだとか、田舎の生活に不満を感じていて都会の空気が好きだ、というくだりなどはあまり本題に直結しないような気がする。店員に勧められて買ったシャツが伏線になるのかも、と期待して観てたのだが、特にそのような結びつきは見つからなかったように思う。 この映画の主題となる、家庭を持った男が独身女性に魅かれていくというストーリーは結構ありがちなんだけど、この主人公は家庭に不満もなく、他の女性になびく理由がないというのと、クロエという女が会社に押しかけてきたり、主人公を誘惑したり、子供が欲しいだのと言ったりする、自己中心的な神経に腹が立った。 最後に奥さんのところに駆けつけたとき、夫の浮気に密かに胸を痛めていたのか、抱きしめられて涙がぽろぽろ出て震えるシーンにはグッときた。 本作はシリーズのラストを飾る作品だけに、いつも以上にエスプリの効いたエンディングを期待していたのだが、そんな小洒落たオチもなくあっさりしたエンディングだったので少々物足りなさを感じた。夫婦が愛を確かめ合ってハッピーエンドというのは確かに悪くないんだけど、このシリーズでそれをやられるのは、ちょっと不満。単体の映画として見れば7点だけど、シリーズものであることを考慮して評価すれば、6点。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-28 01:39:53)
370.  クレールの膝 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第5作。 今回の話は、40前の結婚を目前に控えた男が17歳の少女のミニスカートから見える若々しい膝に魅かれてしまう・・・という話(一部パンフから引用)。←ここまで読むとちょっとエロい話かなぁ~なんて思ってしまいそうですが、全くそんなことはない、湖畔の美しい風景と少女の肢体とがハーモニーを奏でているようで、この映像の美しさは筆舌に尽くし難い。その反面、やや会話が多いところが玉にきずであるような気もしますが、脚本がまた、とてもよく出来ている。特に、16歳の少女が話す内容とは思えないくらいのローラのあのマセっぷり!映画の前半はずっと笑いを堪えながら観てました。 ストーリー中ほどになってクレールが出てくるのですが、ローラは16歳にして自我が確立されていて凄く大人の女性なのに、姉のクレールはちょっと男の言いなりになってしまったり相手に流されるというような性格という印象で、この対照的な人物設定は悪くないのですが、ローラもクレールも肝腎の膝の形にさほど違いが感じられず、何でローラではなくクレールの膝に魅力を感じたのだろう?というのが不思議なところです。 クレールの怯えた表情にもお構いなしに膝を触る主人公を見ると、女性にとっては嫌悪感を抱くでしょうが、ラストの主人公の勘違いっぷりが面白くて、このオチを見れば主人公に嫌悪感を抱いていた女性の観客もシッカリ納得して家路に着くことが出来ることでしょう(^_^)
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-25 22:25:40)
371.  いとこ同志 《ネタバレ》 
試験前日に追い込みをかけるシャルルの部屋に行ったフローランスとシャルルとの会話「あなたと一緒にいたいの」「そこに掛けてれば」「いや、あなたの側がいい」・・・。 こんな女が近くにいたら絶対ブン殴ってると思う。 そもそも「性格が正反対の男二人」という構図に飽き飽きしてきてて、ストーリーに全く面白みが感じられなかった。シャルル役のジェラール・ブランはまだ若いのに程よく渋さが出てて格好良かったっていうのと、レコードが止まる洒落たエンディングは好き。今はCDの時代だからレトロな感じがあっていいと思うけど、当時の人にとってはどうだったのかな?
[映画館(字幕)] 5点(2006-12-23 15:09:49)
372.  アルファヴィル 《ネタバレ》 
SFの映画っていうのは、その世界観に入り込めるかどうかが評価の分かれ道になると思う。 この映画を観て「おぉ~スゲェ!」と、その斬新な発想に魅かれるか、もしくは「・・・・・」で終わるのか。 自分は「・・・・・」だった。 アンナ・カリーナやエディ・コンスタンティーヌなど、キャスティングはかなり良かったと思うが、ストーリーが意味不明で、最後の方になると白黒反転の映像が出てきたりして映像面に関しても格好良さは感じられなかった。 普通のパリの町並みを近未来的に見せる手腕は見事だけど・・・。
[映画館(字幕)] 5点(2006-12-22 22:53:39)
373.  モード家の一夜 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第3作。 本作は1,2作目のような若い男女の物語ではなく、恋愛経験も豊富な登場人物たちによって展開される、しかも“パスカル”や“カトリック”・“唯物的”・“秘蹟”などといった哲学的なキーワードが物語を彩る、ちょっと大人の物語。かなり敷居の高い映画なのではと思いきや、そんな専門知識など全くなくてもストーリーには十分に入り込める。 さて、人は生きていく上でいつどんな局面に立たされるかわからない訳で、つまりこの映画で言うならば、友人のヴィダルと一緒にモード家を訪れた時にヴィダルが先に帰ってしまい、特別に好きでもない女性と同じ部屋で一晩を過ごさなければならなくなってしまったというシチュエーションや、雪が積もった道を車で走っていたらタイヤがスリップして前にも後ろにも進めなくなってしまい、そのまま車を置いて同乗していた女性の家に入り込むことになってしまったというシチュエーション(やや故意的だが)がストーリーの中に出てくる。 前者の場合、相手の女性は着ている物を全て脱いで完全無防備な状態をつくり、主人公に、自分の主義を貫くか、それとも“男としての妥当な行動”に出るかのギリギリの選択を迫られる局面に遭遇する。 また、後者の場合も似たような局面に出くわすのだが、この対照的な場面をよくよく見てみると、さほど自分の好みではないモードという女に対しては、最初に自分の主義を貫いた結果失敗を招いたが、主人公好みのブロンド女フランソワーズに対しては、行動に出たとしてもうまくいかなかっただろうというところが面白い。 最後、何年か後にフランソワーズとの間に出来た子供と3人で海水浴に出かけたところで一悶着。その少し前の雪の中でのシーンで、フランソワーズが過去を懺悔したところである程度の予測がつくかもしれないが、数年後の思わぬ再会による思わぬ繋がりが発覚。そして最後、妻を気遣う軽い嘘が何とも綺麗で格好良い。 海水浴といえば夏なのに、この寒々しさ。しかし、何だか美しい。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-22 00:59:58)(良:1票)
374.  5時から7時までのクレオ 《ネタバレ》 
主人公が過ごす夕刻をリアルタイムに追い続け、ストーリーの中にこれといった大きな事件もないまま刻々と物語が進行していく。 ただ、主人公が病気に怯えているということを除けば、ごく普通の日常なのだと思う。病気に怯えているといっても、特に暗い雰囲気はなく、むしろ自分にとっては明るくも見えた。 時間の表示が何回も出てくるのも何の意味もなさそうだけど別に嫌いではないし、男の独り語りもあったし(←自分にとって高ポイント!)、動いているミシェル・ルグラン見れたし、ほのかに明るいエンディングも良い。 そして何といっても、クレオ演じるコリンヌ・マルシャンがとても綺麗だったので、最後まで飽きずに楽しんで観ることができました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-20 23:57:59)
375.  肉体の悪魔(1947) 《ネタバレ》 
観終わってから映画館の解説紙を見て、フランソワの人物設定が17,8歳であることに驚いた。更に読み続けると、この映画のポイントは“17,8の学生と人妻との禁断の愛”というところにあるらしく、解説文のあちこちに“マルトはフランソワの若い肌に身を寄せた”とか、“若気の至りで~”の様な言葉が見受けられる。この映画は、主役二人の歳の差に気づくことが出来るかどうかが評価の分かれ目だと思う。 自分の場合はというと、レストランのシーンでも、どう見ても同年代のカップルにしか見えず、歳の差をもっと際立たせないと自分には理解し難いストーリーだった。 最後、終戦で世の中が明るくなってきて、棺を持つ人までもがうれしそうな顔をしている中、1人だけ悲しみに包まれているフランソワがちょっと辛い。 
[映画館(字幕)] 6点(2006-12-16 21:04:03)
376.  シュザンヌの生き方 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第2作。 ストーリーの核は、要するに、主人公のベルトランはシュザンヌのことを内心馬鹿にしてたのだけど、実はシュザンヌにとってはギヨームとベルトランの二人っていうのはただの遊び友達にしか過ぎなかった、ということらしい。 正直のところ、最後まで観てこの主題・ストーリーにはさほど好感も共感の念も湧いてこなかった。ギヨームの、女に対する利己的な態度や、シュザンヌがギヨームの態度をすぐに許して早くもギヨームの腕の中にいるところとかも、ダメだこの女って思っちゃう。 けど、この映画のシュザンヌのように、沢山の男に好かれたいという願望をもっている女の人って結構いると思う。自分の周りに、私のことを好きでいてくれる男がいればとりあえずは安心っていう人。そういう人って周りに対しては結構愛想がよくて、本気で交際を迫られてもハッキリ断らずにはぐらかして、いつまでも自分の傍に置きたがったり(キープ君ってやつ)、シュザンヌのようにちょっとは好きっていうだけで意味もなく寝ちゃったり、奢ってあげちゃったりしてしまうんでしょうね。 そう考えると、最後のシーンで男にクリームを塗らせるシュザンヌは、あれはまさに至福のひと時なんだろうなぁと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2006-12-15 23:52:12)
377.  獅子座 《ネタバレ》 
何か、タイトルから(獅子座どうしの)美男美女の淡いラブストーリーをイメージしていたのですが、全然違う話で、いきなり胸毛ワンサカなオヤジが出てきたのでビックリしました。 最初、パーティーのシーン辺りで眠くなってきてしまったのですが、遺産が手に入らなくなってパリを徘徊する辺りから一気に目が覚めてきてストーリーにグイグイ引き込まれていきました。あの徘徊シーンは主人公の台詞もほとんどなく、ハッとするような出来事もこれといってないにもかかわらず、何故か強烈な印象を受けます。“執拗なまでに”ピエールの動きを追って、という感じではなく“ただ淡々と”もしくは“黙々と”見つめるとか、見守るといった感じに見えます。 ラストも、ピエールの豪遊しているところを出してハッピーエンドを迎えるといった安っぽいことはせず、遠目で控えめに見て、これからのピエールをちょっと心配してしまうような目つきでピエールのことを映していたように思えました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-14 22:32:57)
378.  夜と霧 《ネタバレ》 
ネットをやり始めたばかりの頃、不謹慎とは思いながらも、人の死体の画像を検索したことがある。結局、うまく探せなくてそのときはほとんど見られなかったが、今、この映画を観て、そのときの自分の行為の愚かさを思い知った。 感想が上手く書けそうにないけれど、アラン・レネが戦争の悲劇を記録し、世に伝え、残したいという願いは確実に自分の心の中に入ってきた。 この映画の中のいくつもの無数の死体はみんな痩せ細っていて、目を見開いたままの死体や、頭だけが切られて山積みになっているのもあり、とても正視できるようなものではなかった。しかし、それとは対照に、最後の方で建物からぞろぞろと出てきた女達がみんな肥えていて、いかにも健康そうな体つきをしていたのが印象的だった。
[映画館(字幕)] 6点(2006-12-14 20:47:05)
379.  モンソーのパン屋の娘 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第1作。 ストーリーは、いつも決まって同じ時間にすれ違う女性に主人公が恋に落ちるのだが、話すきっかけが出来た途端、姿を消してしまい、探している間に入ったパン屋でふとアルバイトの娘が気になり始め・・・という話。 気になった人の後をつけて、その人の住んでる家とかが判ったところでどうすることもできないんだけど、何か気になっちゃうっていうのは解る気がする。 主人公が徐々にパン屋の娘に興味を持ち、デートの約束までこぎ着けたところで姿を消したシルヴィが再び現れるっていうのは映画のネタとしては結構定番モノで、それを解ってて見ても十分に面白い。 パン屋の娘もシルヴィとはまた違った魅力があって、しかも主人公を見る時の“目の演技”が抜群で、誘っているのかいないのか、どっちにもとれる絶妙な目つき(俺の勘違い?)がじわじわとストーリーに入り込ませる。 出来れば、久し振りにシルヴィと出会ったところがパン屋のすぐ近くだったので、男が後ろを気にしながらシルヴィと会話してたりすれば、よりサスペンス感が出て良かったのになぁと思う。 その後で2人でレストランに入って、シルヴィが“シェフのおすすめデザート”なるものを頼んだのが、何とも面白い。ここが実質的なオチ。 最後のシークエンスは完全に蛇足で、その後でパン屋に入った時、違う女性が出てきたが、ストーリー中盤辺りから元々のパン屋の娘は、すぐ辞めると言ってたので、ラストで違う女性に替わっててもストーリー的な必然性が感じられず、ここが唯一のマイナスポイント。 けど、8点。面白い。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-13 01:18:08)
380.  チャップリンの替玉 《ネタバレ》 
何か、今回のチャップリンはいつもよりスマートだなぁ・・と思いながら見ていたら、やっぱり別人だったんですね(別人でしょ)。 ストーリーと関係ないところでのコントがいまいちだけど、ストーリーの核である“入れ替わり”のネタが一つのアイディアとして面白いと思う。 自分とそっくりの人と入れ替わるのは後の作品でいくつかありますが、これが一番好き。 服の交換シーンで、ズボンを脱ぐ時にわざわざ椅子の陰に隠れて着替えるところもちょっとツボです^^
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-11 03:18:06)
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