3901. 背信の日々
昔一緒に観に行った友人からは、「なんかフツーのテレビドラマ観てるみたいや」と非難されましたが(僕がゴリ押ししてこの映画を選んだもんで)、そうかな~。平和な日常と差別・狂気が表裏一体となってて、その日常の延長に破綻が口を開けて待ってるというところがこの映画のコワイところではないかと。というわけで、「シュリ」の先駆的映画です・・・?。 8点(2003-05-11 11:39:17) |
3902. ジャイアント・ベビー
巨大化したベビーが街で大暴れ(って、あれベビーか?)。いかにして元に戻すかってのがポイント。どうしたらあんなすばらしいアイデアが思い付くのか。まさに天才だ。もういくらホメても誉め足りない。そんな映画(じゃあ10点つけろよ)。 7点(2003-05-11 01:21:27) |
3903. 三十九夜
ジョン・バカンの原作(三十九階段)とはラストが違ってて、原作よりも映画のほうが面白いんです(と個人的には思っています)。 8点(2003-05-11 01:03:26) |
3904. 血煙高田の馬場(1937)
バンツマの身体能力のすごさは、セガールの比ではない(たぶん)。 9点(2003-05-11 00:45:55) |
3905. クイーン・コング
クイーンコングと恐竜との格闘シーン!これはスペクタクル!他の映画では絶対見られない。だからスペクタクル!ウィリス・オブライエンが観たら怒るだろうナー。 7点(2003-05-11 00:15:32)(笑:1票) |
3906. キングコング2
きっと、ライバルの「クイーンコング」の影響を受けてしまったのでしょう。ハイ。さらに続編を作ろうとしているかのような話の展開ですが、実は秘かに1996年に3作目が作られていた!という話は今のところ聞いていません。 2点(2003-05-11 00:09:00) |
3907. 極底探険船ポーラーボーラ
この当時の幼いワタシと言えば、「恐竜・怪鳥の伝説」ですら大興奮して観てたくらいですから、これより若干上等な恐竜対決シーンのあるこの映画に文句のあろう筈も無く。批判能力ゼロですな(成長した今でやっと1くらい)。あれこれ武器作って恐竜やら原始人(!)と戦うんですが、この辺デズモンド・バグリイの「高い砦」のパクリではないかという気もします。気にしないことにしましょう。そんな作品ですが、クライマックスからラストにかけてはかっこいいのです。 5点(2003-05-10 23:52:39)(笑:1票) (良:1票) |
3908. カラーズ/天使の消えた街
もひとつとらえどころがなくて、ハンコックの音楽ばかり印象に残る映画ですが、なんかナマナマしい感じがあって、やっぱり捨てがたいんですね。車に叩き付けらた時の「ドシン!」って音が「あっ痛そう」って感じで(劇場で観ると特に感じます)。銃撃戦も派手ではないけど、凄みはあります。 7点(2003-05-10 23:22:01) |
3909. デッドリー・フレンド
死んじゃった恋人(クリスティ・スワンソン)を蘇らせるために頭にICチップを埋め込んじゃう「下町のエジソン」的高校生を演ずるは、「大草原の小さな家」のアルバートことマシュー・ラボート-。これはポイント高いぞ。しかし、そんなチップどうやって入手したの?秋葉原のラジオセンター辺りでは意外と売ってたりして。あんまりバカバカしいので期待しないで観たら、まあ、それなりに、楽しめてしまいました。期待厳禁。 6点(2003-05-10 22:46:04) |
3910. レマゲン鉄橋
冒頭の戦車の空撮シーンが、とにかくシビレます。橋の争奪戦も迫力ある手に汗握るシーンに仕上がっております。そういえば、ギラーミン監督とロバート・ボーンは、タワーリング・インフェルノの前に、この作品で一緒に仕事してた訳ですね。 8点(2003-05-10 21:54:55) |
3911. 襲う巨大怪鳥/空の大怪獣Q
B級映画界のカリスマ、ラリー・コーエンが贈る、サイコホラーモンスタームービー(と言っておきましょう)。「空の大怪獣Q」と紹介されてる場合もあるようですね。ラリー・コーエンらしく例によって話はハチャメチャですが面白いのでOK。街のど真ん中に巨大怪鳥(?)が現れて人を襲うが、誰も怪鳥の姿を見たものはない、なぜなら、怪鳥は太陽を背に襲いかかるので眩しくて見えないのだ! 皆さん納得? ワタシは納得(ウソ)。細かいことはともかくとして、支離滅裂さが何やら独特の雰囲気を醸し出していて(誉めてるのです)、忘れがたい映画に仕上がっております。 8点(2003-05-10 01:01:04) |
3912. 幸福(1964)
若旦那が奥さんと愛人の間をフラフラして、あーオレは幸せだナー、っていう、それだけの話なんですが。見終わって、つくづく「ヤなもん見ちゃったなー」とトラウマになる一本。一人の人間の存在が消えていく残酷さを、まざまざと見せつけられます。音楽は、モーツァルトのクラリネット五重奏曲や「アダージョとフーガ」が用いられてますが、木管アンサンブルに編曲されてて柔らかい響きになってます。ラストシーンだけ、「アダージョとフーガ」が原曲通り、弦楽で演奏されます。これがもう、効果的というより、恐すぎます。 10点(2003-05-10 00:34:22) |
3913. バニシングIN TURBO
かのロン・ハワードを育てたのは実はロジャー・コーマンであったことを端的に示すケッ作(ほんまか?)。富豪の娘とロールスロイスで駆落ちしたロン・ハワード。懸賞金目当てに彼等を捕まえようとする人々が、次々車をかっぱらって、またそれを追いかける人が現れて、と、話は無限に膨らんでいく、まあそういった感じのお話。全編カーチェイスのみ。いくら何でもこれは面白すぎる。ところで!この映画の編集は、何と、これもやはりコーマン門下のジョー・ダンテ!(まだ「ピラニア」を撮る前でしょう) 9点(2003-05-10 00:06:11) |
3914. ハウリング(1981)
人狼モノを代表する1本。まあ、どっちかといえばダメ映画には違いないのですが。スクリーンがグサグサっと裂けて、画面が引くとそれがタイトルの一部になる、そんなコケオドシは月並みですが大好きです。あと後半、人狼たちに追われて逃げてると、前方にお巡りさんがいて、助かったーと思ったらそいつも狼男で、牙を剥いて銃を撃ってくる!銃を使う狼男なんて、もうサイコーではないですか。そしてラストは、例によって例のごとく、ちょっともの悲しいんだな。そうそう、親分が特殊メイクやってた「狼男アメリカン」とは比較しないでネ。 8点(2003-05-03 23:52:49) |
3915. コルチャック先生
実話の映画化というのには(一部の「実話なわけないやろー」という映画を除き)とても弱いのです。ナチスのユダヤ人迫害モノですが、あまり感傷に走らず、むしろ淡々と語ることで、ラストシーンが生きてます。 8点(2003-05-03 22:30:44) |
3916. ホワイト・ローズ(1989)
感想ですか。スーザン・ジョージもビミョーに老けたなと。それはさておき、第2次大戦のお話です。とあるしがない水泳場の監視員がいやおうなく戦争に巻き込まれる現実、それにファンタジー色がうまく重なって、独特の感覚が後に残ります。 8点(2003-05-03 21:44:34) |
3917. アムステルダム無情
アムステルダムで連続殺人が発生、犯人はスキューバ姿で、顔も分からず、犯行が済むと運河に逃げ込んでしまうというわけ。つげ義春の「必殺するめ固め」みたいですね。地道な捜査なんかも描かれる一方で、派手なモーターボートチェイスなんかもあったり(このシーンは撮影当時、APだかロイターだかが紹介してたのを新聞で見た記憶があります)、充分に楽しめる作品です。 8点(2003-05-03 20:08:11) |
3918. 西太后
公開時の宣伝では、まるでホラーかなんかのように残酷シーンばかり強調されてたのですが、そのつもりで観ると拍子抜け。むしろなんだかいい話ですな。映画のチラシには「製作費150億円」とか「中国では述べ1億6000万人を動員」とか書いてるけど、ホントかねえ。 6点(2003-05-03 19:31:13) |
3919. ミディアン
学生時代に友人に騙されて連れていかれた映画ですが、こんだけ映画でやりたい放題やってくれると気持ちいいなあと、清々しい気分になりました。悪役を演じるは、なんとかのデヴィッド・クローネンバーグ。カッコ良すぎるぞ。ちなみにその後誰彼かまわずこの映画を勧めて、顰蹙を買ったことだけは申し添えておきましょう。 8点(2003-05-02 22:05:44) |
3920. Mr.BOO!インベーダー作戦
この映画、小学生の頃に初めて観た時には、メチャクチャ笑い転げたもんですが。何であんなに笑えたのか今となってはさっぱりワカリマセン。こうやって人は歳月とともに大切なものを失っていくのでしょう・・・ 3点(2003-05-02 21:25:34)(笑:2票) (良:1票) |