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21.  新・極道の妻たち 《ネタバレ》 
3~4作と質が降下して、もうどうなってしまうんだろうと思っていたのですが、意外に持ち直していました。かたせ梨乃を弁護士という第三者立ち位置に置いたのも正解だし(だからこそ最後のあれはないが)、多様な登場人物もそれなりに整理されています(が、あれだけ神原神原と言っておいて、肝心の敵ボスは登場なし?)。しかしやはりこの作品の見どころは、綿引・本田・西岡・石橋、そして夏八木勲という巧者の面々の皆様でしょう。画面に登場するだけで安心感があります。というか、どの人ももっと出番欲しかったです。こういうときは、それぞれに短時間でも見せ場を確保してそれを集積させると、かえって主役が引き立つんだけど、まあそこまでは無理でしたね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-01-24 01:23:07)
22.  極道の妻たち 最後の戦い 《ネタバレ》 
最初のところでかたせが岩下の妹分ということになって、今回は二人が共闘していく路線なのかな・・・と思っていたら、なぜか話が発展しない。かたせは岩下とどう連携しているのか分からず、というかむしろ勝手に一人で行動している。これでは盃の意味もありません。また、出所した稔侍さんをストーリー上どう扱いたかったのかもはっきりせず、登場人物の関係が崩壊する以前に物語が崩壊している。結局、各登場人物がばらばらに動いているだけでした。哀川翔とか石田ゆり子の若者組も、全然活用できてなかったなあ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-01-23 21:06:45)
23.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 
これぞおフランスの本領発揮ともいうべき妄想万歳描写と官能性。少年期の妄想をそのまんま大人になって実行してしまいましたという設定だけで勝利。また、ウェディング・ドレス姿で客の髭を剃るというシュールすぎるカットなど、演出のフォーカスが明確に絞られているのが、作品に引き締め感を与えています。
[映画館(字幕)] 8点(2024-01-21 00:25:23)
24.  牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(236分版)
とにかく長い。そして平坦。大体、4時間もあるのに、作中で時期の経過を示す要素がほとんどありません。つまり、同じようなことを延々と繰り返しているだけです。よって、主人公その他登場人物が、何か鬱屈してそうとか問題抱えてそうとかいう雰囲気は分かりますが、それに説得力がありません。まあ、これだけのものを実際に作ってしまった熱量のようなものは存分に感じられますので、評価はそこに対して。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-01-10 02:43:43)
25.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 
余計な演技をさせずに地道な日常生活の描写を積み重ねているのと、ボクシングのシーン(練習含む)をきっちりと撮っているところには好感が持てる。大事件が起こりそうで起こらない、またポイントとなる部分も最低限の説明だけであるのが、登場人物の心理を暗に表現しているようで印象的。ただ、主人公2人の部分はきちんと骨があってドラマにもなっているのに比べ、サブの漫才師とかタクシー運転手の部分が、全然機能してないのですよね。本筋と絡んでもいないし。
[DVD(邦画)] 5点(2024-01-01 00:34:52)
26.  ボンベイ 《ネタバレ》 
若い男女が一目で恋に落ちるが、両家の宗教が異なっているため、両家の父親からは猛反対を食らう。おおこれはボリウッド版「ある愛の詩」か、どんな怒濤のラブロマンスが展開されるのか、と期待が高まります。しかしその辺は前半であっさりクリアされてしまい、子供まで順調にすくすく育っていきます。そして後半は一転し、動乱だのテロだのというのが前面に出てきます。これはこれで凝っていて力も入っているのですが、しかし、結局家族のドラマはどこかに行ってないか?という気になってしまいました。クライマックスのところは、結局、主人公家族の側から見れば、「行方不明になった子供と無事再会した」というだけですからね。途中でせっかくストーリーに合流した双方の両親も、一瞬で退場してしまうのがもったいない。双方の父親が、最初は憎しみ合っていたのが徐々に和解するプロセスとその先とか、そういう側面からむしろ描いてほしいところでした。中盤のこの辺のコメディチックなところはなかなか面白かっただけに。●とはいえ、実際の暴動事件からこの当時はまだ間がなかったわけで、むしろ制作者の真意はそっちの方だったんだろうなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2023-12-20 00:39:14)
27.  アナコンダ
相手が蛇っていうだけで無理がありまくりなのですが、中身も予想したとおりでした。しかし、いくら蛇でも、もう少し怖くしようがあったのではないの?
[DVD(字幕)] 2点(2023-12-11 00:31:11)
28.  クライング・ゲーム 《ネタバレ》 
1回目に見たときは何が言いたいのかよく分からないままに終わってしまったが、筋と流れを知った上で見た方が楽しめる。前半の政治系・犯罪系に特有の緊張感(背景の説明がほとんどないのも良い)が、そのまま自然に後半のラブストーリーのサスペンス性につながっていくのが面白い。贅肉をそぎ落とした会話も、よく見るとかなり練られている。●再見して、後半のどのシーンでも、ディルをいかに美しく撮るかという点に周到に配慮されていることに気づいた。さすがニール・ジョーダン。
[映画館(字幕)] 7点(2023-11-25 14:32:43)
29.  忠臣蔵外伝 四谷怪談 《ネタバレ》 
深作監督はもともと「赤穂城断絶」で忠臣蔵はやってたんだけど、あの作品は、この監督らしからぬオーソドックスにまとまった感じのものでした。しかし、この間に商業的実績を積み、好き放題できるようになったということなのでしょう。忠臣蔵と四谷怪談を1つの話にセットして映画を作るなんて、そんなことができるのはこの人だけです。そして、両方がきちんと描かれて、しかもつじつまが合っているという驚くような世界が展開されています。●爆乳+お岩メイク+ブリザードアタックと、頑張りまくった(監督の無茶な要求に応えまくった)高岡早紀には敢闘賞を。渡瀬恒彦や火野正平は、必要以上に前に出てこないのが、かえって存在感を増しています。石橋蓮司や渡辺えり子の白塗りはいらなかったんじゃないかな。そんなものがなくても、あるように見える芝居ができる方々なのですから。そして、せっかく真田広之を内匠頭にしたんだったら、松の廊下では、もっとこれでもかというくらい暴れまくってから取り押さえられてほしいところでした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-11-23 00:44:08)
30.  山猫は眠らない 《ネタバレ》 
原題どおり「スナイパー」に徹した前半は良かったのです。派手な銃撃はなし、あくまでも影からひっそりと一撃。方向も知れぬジャングルの中を、じっくりじわじわと進んでいく。特に、ミッションに入ってからの中盤、はるか遠くの藪の中での敵の凄腕スナイパーの動きから、その狙いを看破するくだりなどは、強引とはいえ痺れました。こういう頭脳戦をもっと見たかった。●いざ敵の屋敷で開戦してからは、一気に迷走してぐしゃぐしゃになってしまったなあ。味方同士で狙い合うというのも無理があるし、それまで迅速ぶりを発揮していた主人公がいきなり敵の手に落ちるというのも唐突。ビリー・ゼインの側の造形不足が、最後に響きました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-11-21 01:56:46)
31.  アラジン(1992) 《ネタバレ》 
単にハッピーな童話というだけではなくて、画面の構図とか細かいキャラの動きとか、隅々まで凝っているのがいいですね。特に、四角い布というだけでもちろん台詞もない絨毯が、表情やアクションまできちんと見せているのにびっくり。あと、キスシーンをちゃんとやってるのもいいです(戦略的誘惑キスまで・・・)。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-11-17 00:56:09)
32.  東京日和
夫婦愛を中心テーマに据えようとしているっぽいのだが、どこまで行っても雰囲気がフワフワしていて(もっといえばダラダラしていて)、双方とも内面が見えてこない。中山美穂の芝居も、弾んでいない。また、設定からカメラをキー・アイテムにしたそうなのですが、まったく使いこなせておらず、むしろ役者がそれを持て余しています。結局、制作側がやろうとしていることに構築がついていっていませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-11-15 00:11:32)
33.  ポカホンタス
これはやっぱりあまりにも安直ではないでしょうか?単純に見えて細かいところまでこだわっているとか、意外に深い裏の含意があるとかいうのがこの種の童話エッセンスの作品を見るときの注目点なのですが、この作品にはそういった裏がまったくありません。最後も「えっこれで終わり?」という感じ。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-11-14 01:53:32)
34.  竜馬がゆく(1997)<TVM> 《ネタバレ》 
第一部の方はどうしようもなく出来が悪くて、途方に暮れてしまいました。各シーンは脚本がまったく練られておらず、芝居以前の段取り作業を見せられているだけです。最後、半平太の切腹と以蔵の斬首をメインに持ってくるという発想は悪くないのですが、それならば、最初から全体を三本軸で進めるべきでした。特に意味もないような女性キャラが次々に出てきて、しかも工夫もなくみんな似たような人格設定なので、そのたびに進行の邪魔になっています。●一転して第二部は、別の人が作ったのかと思うくらい、それなりにしっかりしています。薩長同盟と大政奉還の2点に完全にポイントを絞りきったのが勝因でしょう。よって、表現の趣旨が明確なので、各キャストにも(出番の長短にかかわらず)きちんと役割が与えられて、芝居になっています。
[DVD(邦画)] 4点(2023-11-01 00:41:16)
35.  顔(1999) 《ネタバレ》 
最初の家にしても、ラブホテルにしても、スナックとその2階にしても、ごちゃごちゃした生活感が的確に表されている。また、プチ長回しの連打をはじめとするカメラワークの数々にも工夫が見えます(2階と路上で上下会話する藤山と大楠を離れて撮るショットの美しさ!)。●喫茶店の女性が何なのかが不思議だったのですが、そういうことだったんですね。●難点は、生活の中での主人公の「逃げてる感」があまり感じられず、むしろ堂々としているように見えていること。また、年月の経過が今ひとつ不明確なこと。●そしてそして、早乙女愛様登場には秘かに大期待していたのですが、1シーンだけ、ものの1分足らずでした・・・。しかし、きちんと全身ショットも入れてくれて、その麗しのお姿は画面に刻まれています。この時期はすでに引退寸前だったんですよね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-10-11 00:50:46)
36.  宮澤賢治 -その愛- 《ネタバレ》 
名前はよく知られているのに、その実相や業績は案外知られていないこの人を主人公にする着眼点には唸りましたが、そこで終わっていました。前半はありがちホームドラマが延々と続くだけで、各シーンの意味合いもなければ深みもない。後半でやっとこさ彼の中核をなす創作活動や農業活動らしきものが出てきますが、それも表層描写だけで最後まで行ってしまいます。それと、いかにもな女性キャラが数人登場しますが、結局何の意味もありませんでしたよね。なおさらにいえば、前田吟や山本圭というキャスティングにもちょっとだけ期待したのですが、出番は一瞬だけでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-09-30 00:41:36)
37.  ベスト・フレンズ・ウェディング
今頃になって気づいたのですが、実はこれ、意外に奥が深い作品なのではないでしょうか。中心の3人は、出発点の時点では、明確に自分の立ち位置と方向性を定めています。何もなければそのままに終わるところ、結婚式という本番を前にして、徐々にズレが生じ、すれ違いになり、それがどこかでぶつかり合うところにドラマがあるわけなのです。その感情の動きの描写についても、いきなり事件やエピソードに飛びつくことなく、ちょっとした繊細な揺れを注意深く取り扱っていることが、よく見ると分かります。ジュリア・ロバーツも、もしかしたらこれがベスト・アクトのような気がしてきた。キャメロン・ディアスとの共演シーンに顕著な、明るい作品の雰囲気の中に見え隠れする絶妙なネチネチ感が楽しい。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-09-23 01:51:50)
38.  つぐみ
一つ一つの描写がいちいち観念的で、「これって雰囲気いいでしょ?」という感じで。つまり、登場人物が「生きてない」のです。したがって、どこまで話が進んでも、台本がそのまま進んでいるようにしか見えません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-09-22 01:45:31)
39.  手紙(1997) 《ネタバレ》 
亡くなった夫から手紙が来ました、というのが主題のはずでありタイトルでもあるんだけど、そもそも夫が亡くなるまで1時間以上。最初の手紙が来た時点で残り20分。いや、その時点でおかしいと誰か気づきましょう。もともとの夫婦の描写自体、表層的な断片の連続でドラマも何もないんだけど、肝心の手紙が来てからは、単に来ましただけで終わっています。しかも最後はビデオレターって、それならひねりも謎も何もないじゃん。作品の全体を壊しかねない締め方です。つまり、設定だけで制作者が満足してしまって、その後を何も考えなかったということです。
[DVD(字幕)] 3点(2023-09-19 00:16:14)
40.  酔拳2 《ネタバレ》 
半分ふざけて作ったような(そこが良かったとも言えるが)1作目と比べて、数段真剣でシャープになっている。ジャッキーのアクションの純度という点から見れば、数ある彼のキャリアの中でもトップクラスなのではないかと思う。その上で、序盤では次々に設定やキャラクターをぶち込んできますから、異様に濃い世界が形成されるわけです。ただそれを制作側が自分で処理できなくなったのか、終盤はそのほとんどが置き去りで、完全にアクション頼みになってしまいました。例えば、せっかく印章という重要ツールを持ってきたのだから、最後の決戦も、その取り合いをめぐって繰り広げられる、とかできなかったのかな。
[DVD(字幕)] 6点(2023-08-31 00:25:47)
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