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クリムゾン・キングさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1655
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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21.  蝿男の恐怖 《ネタバレ》 
蝿の頭は今見るとやはりどうしてもそこらの玩具屋で買ってきたかのような安っぽさが拭えませんが、問題の蝿男が終盤まで殆ど画面に映らないとことであまり気になりません。 むしろ、蝿男のもたらす恐怖ではなく実験の失敗によって自分の身に起きた異変に対する脅威、恐怖という設定、そして冒頭で物語の結末を提示し、そこから何が起きたかを究明していくミステリーの手法共々、特殊メイクによって阿鼻叫喚の変身シーンを見せ付けたクローネンバーグ版とはまた違ったスリルがあります。 そして、人間の頭に摩り替わった蝿が叫ぶラストも、冷静に観れば滑稽ですが、なんともいえない余韻を残します。 古きよき怪奇ホラーに7点。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-30 04:13:43)(良:1票)
22.  シェーン 《ネタバレ》 
銃撃戦が少ないため確かに西部劇、という視点で見るとかなりかったるい作りをしている。しかし程よい緩急のつけ方、そして必要以上に腕をひけらかさないからこそ、子どもに銃を教えるときのインパクトが(的がただの石だといえども)とてつもなくでかいものになっているのだと思う。 酒場での喧嘩、ラストでの殴り合い等の場面も、確かにシェーンは強いのだけれど、今のようにあり得ない強さではなく、実にリアリティのある強さであるので、流れから浮くこともない。 画面構成も見ていて美しい。遠くからやってくる人物と近くの人物を一緒の画面に移すことで、より空間的な広がりができ、荒野の雄大さを実に表現できていると思う。 そして、各人物が闘う理由。 一応、善と悪という感じで物語は描かれているが、どちらの言い分も正しいし共感できる。つまり、下手な同情等の感情ではなく、敵味方ともにきちんとした理由づけのもと行動しているというところが、昨今の映画との違いではないだろうか? だからこそ、何十年たっても名作として語り継がれているのだと思う。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-09-17 00:41:42)
23.  プラン9・フロム・アウター・スペース 《ネタバレ》 
駄作です。 それは間違いありませんが、別に“史上最低”というほどではないと思います。 確かに、何度も使いまわされるフィルムや、墓石が倒れてたり、揺れたり、はたまた宇宙船内や飛行機の操縦席が物凄く安っぽかったり、やる気がないとしか思えない役者の演技や、観客を馬鹿にしてるのか?と思わせるほどにいちいち挿入されるナレーション、「言語ロボットで解析」とか云いながら平然と英語を喋り捲る宇宙人、何が言いたいのかよく判らないストーリーなど、粗を探せばキリがありません。 しかし、一応、編集はされてますし、ストーリーも意味不明というところまでは陥っていませんし、音楽にしても、普通に古きモンスター映画のような味わい深いものだったりするので、結構普通に映画としては成立してると思います。 それに、終盤で熱弁を振るう宇宙人の場面など、真面目(本気?)に作ってると感じさせる場面もいくつかありますし。 史上最低の映画監督、と言われるだけあって、やはり、作品から“光るもの”はあまり(と言うか殆ど?)感じられませんでしたが、情熱は伝わってきましたし、普通に予算が足りないだけであとは世に埋もれてるC級以下の映画と変わらないと思いました。なので、きっちりといた予算さえあったなら、ここまで酷評される事はなかったと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2007-01-19 02:22:10)(良:1票)
24.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
日本が世界に誇る怪獣王ゴジラ。今でこそ何も考えていないような作品になってしまっているけど(決して嫌いではない)、オリジナルはそれらとは一線を駕した、別格の存在であった。特撮の部分でみてみると、戦争終結後9年足らずだというのに、ここまでの臨場感を出しているという事にまず驚かされる。東京が火の海と化す場面などは実に見事であり、娯楽映画を見たいと思っている者にとってこの崩壊場面は充分満足のいくものだと思う。殆どが戦争体験者であろう、エキストラの人々の逃げ惑う姿、これはもう、ただの演技だとは思えない部分がある。きっと、苦い思い出がフラッシュバックした人も居るのではないかと思ってしまう。しかし、本来の娯楽映画のような晴れやかな気持ちになれるかといったら、そうではない。それはラスト、日本中を破壊したゴジラが死ぬ場面。本来ならここで憎い化け物が死んで大団円となってもおかしくないところであるが、本作はそうではなかった。自らが核の被害を受け、出すぎた人間に対し警告の意を込めてやってきたにも拘らず、原因を作った張本人である人間によって滅ぼされるゴジラ。そして、自らの発明品が悪用され、人類を滅ぼす手段の一つとして加えられる事を良しとしなかった芹沢博士の選択。これらは、人間の愚かさ、そして倫理観のあり方を痛烈に語っていると思う。娯楽映画として、特撮映画として語られる事の多いゴジラであるが、初代の作品は、それだけで語るには、余にも重過ぎる内容であった。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-30 01:38:19)(良:2票)
25.  蜘蛛巣城 《ネタバレ》 
どんなに誉れ高き人でも、所詮、己の欲望には勝てない、それを見事な演技とカメラ・ワーク等で描ききった傑作。徐々に私欲にとりつかれていく主人公の三船敏郎、後半、狂気にとりつかれついに発狂してしまう山田五十鈴の演技は並みの役者では演じられないと思う。そして後半、矢が雨霰と飛んできて、次々に三船先生に刺さるシーン…ここまで壮絶なシーンはそうはないと思う。
8点(2005-03-20 23:44:55)
26.  悪魔のような女(1955) 《ネタバレ》 
世にサスペンス数あrど、この作品ほど見ていて頭を悩ませ、また背筋が凍るような思いをしたものは数えるくらいしかありません。前半のストーリー展開から説明的過ぎず、また荒の無い脚本で完全犯罪の過程を描き出し、中盤、死体が忽然と消えてからは謎が謎を呼び、一層不安な気持ちが増幅されて、そして後半のあのくだり…。音響や残虐な手法に頼らずに、役者の演技と光の加減だけで描き出された一連のシーンは下手なホラーよりもよっぽど怖い。正直な話、最近では映画を見てもあまり恐怖に感じなかった僕だけれども久々に“恐い!”と思いました。そしてラストのあの意味深な台詞…非の打ち所の無い映画というのはまさにこういう作品であるという事を思い知らされました。サスペンス、スリラーが好きな人はまさに一見の価値あり!
[DVD(字幕)] 10点(2005-02-23 21:46:27)
27.  生きる 《ネタバレ》 
前半はとにかく、癌に侵されてると知って自暴自棄になってた渡辺さんが、生きる事の意味、何かに取り組む事の大切さに気付いてからが凄く生き生きして、これが本当に“生きる”事なんだと思いました。公園建設の事で拒否されながらも何度も何度も頭を下げる姿には本当に心を打たれたし、、雪降る公園の中でブランコに乗りながら楽しそうに「命短し」を歌う姿には、恥ずかしながら涙を流しました。本当に、心にジーンと染みてくる映画でした。
[ビデオ(邦画)] 9点(2004-09-28 12:52:55)
28.  地上最大のショウ
映画に拘らず演劇やサーカスなど人が拘ってる娯楽ってのは華やかな表があればこうした地味で過酷な裏もあるんですよね。裏でどんないざこざがあっても舞台に立てば明るく演技しなきゃならないし、お互いのプライドをかけた戦いであっても観客はそんなこと知る由もなく、ただ目の前の演技に息を飲むばかり。実際自分も、空中ブランコ乗りどうしの熾烈を極める戦いを危なっかしいものを見るような目で見ていた。ホント、高いところが苦手な人は冗談抜きで冷や汗物でしょうね(笑)たとえ名物ブランコ乗りが落下して怪我を負おうが、列車が脱線してテントやその他の道具がオシャカになろうが何食わぬ顔で人々に笑いを提供する、その不屈の精神に完敗(乾杯)です。
8点(2004-08-30 13:06:48)(良:1票)
29.  羅生門(1950)
やはり、後のヒットメーカーと呼ばれる監督たちに多大なる影響を与えた黒沢監督だけあって映像、ストーリー共に最高水準ですね。冒頭の土砂降りの中不気味に佇む「羅生門」そして、「死体なんざ、この上にあがってみればいつも5,6体は転がってらぁ」の台詞が異常なほどに不気味。そして、自分さえよければあとはどうでも良いといわんばかりの登場人物たちの意見の食い違い。結局、真実は誰にも判らない。それが人というもの。平安時代だろうが現代だろうが、いつの時代になっても、それは変わらないものなんですね。しかし、だからこそ、理想主義の僧侶のように、人を信じるという事がより大切なんですよね。
8点(2004-08-20 03:19:59)
30.  サンセット大通り 《ネタバレ》 
冒頭のシーンが実は最後のシーンで、死んだ男(主人公)のモノローグで今までのことが語られていくっていう演出がかなり良い。でもやはりストーリーが物凄く良い!ハリウッドの華やかな銀幕の裏側を描いた内幕劇だけれども、ぶっちゃけ下手なハリウッド製娯楽映画(特に近年の)なんかよりも遥かに面白い。それに様々な名作や俳優、監督の名前も沢山出てくるので、それだけで見ていて面白いし、劇中の台詞どおり、カメラの外の世界の方がずっと面白いのかもしれない。しかしながら、特記すべきはやはり、過去の栄光にとりつかれて復活を夢見ている大物女優を演じたグロリア・スワンソンの鬼気迫るラストの演技。長年の夢がこう言う形で叶うというのは、なんとも皮肉だけれども、これも、ある意味では、映画という大衆の注目するものに生きた女優としては良かったのかもしれない…ってなんだか自分でも何言ってるかわからなくなってきたけど、とにかく、様々な楽しみ方が出来る本作は間違いなく名作ってことです。
8点(2004-08-01 17:24:16)
31.  監獄ロック
熱狂的なエルヴィス・プレスリーの信者からには物凄い名作とされているのかもしれませんが、プレスリーのファンでもなんでもない僕の目から見ればいたって普通の映画でした。いや、恐らく誰が見てもそう映るかも(笑)ストーリーはよくあるサクセス・ストーリー+友情、挫折等の青春映画ですし、エルヴィスはお世辞にも“演技派”とはいえないですが、やはり歌を歌うシーンは本業が歌手であるために普通よりは気合入ってます。映画としての評価は5点がいいところでしょうけど、各所に挿入されているエルヴィスの歌と、主題歌でもある「監獄ロック」があまりにもいい味だしてるので総評は6点とさせていただきます。
6点(2004-07-13 03:50:22)
32.  十二人の怒れる男(1957)
終始一つの空間で進む物語。BGMは全くといって良いほどなく、ただそこには有罪を主張する11人の男と、それに疑問を持つ1人の男とのやり取りが繰り広げられる。最初は有罪だと思っていたものも、徐々に証言の曖昧さや些細な疑問に気付き、一人、一人と無罪の方に傾いていく。互いの信念を貫き、持論を思う存分主張し、心のそこからぶつかり合う“静かな闘争”その議論の題も、新商品の案や株投資などではなく、一人の人間の“生死”を決めるもの。これ以上白熱し、また興味をそそる題材はほかにない。度派手な音響や演出、奇抜な衣装や撮影方法など用いなくともここまで映画は面白くなるという事を見事に証明した傑作!
9点(2004-05-30 16:45:04)
33.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
戦争、ホラー、バイオレンス、SF(の形を借りた哲学映画)、そしてクライム・ムービーと、何でもオールマイティに撮るキューブリックは正に天才!息をも吐かせぬ展開、同じ事柄を一人の視点からではなく、大人数から、しかも何度も見せる手法は素晴らしいとしか言いようがない。そして、綿密に計算されながら、ほんの些細なkとから全てが無に帰すラスト。犯罪(強奪)映画の殆どが成功に終わるという中で、見事にその夢を打ち砕き、現金(げんなま)を空に舞い上がらせた演出は言う事なし!正に犯罪映画史に残る傑作。
8点(2004-05-30 16:36:47)
34.  勝手にしやがれ
なんでしょう、この映画?約4分の3以上が会話劇。必要最低限の音楽、細かなシーンの連続…普通に考えればつまらないはずなのに、つまらないと思わない。いや、むしろ引き込まれる…もう、何がなんだか判らない…もう、いい!勝手にしやがれ!!
8点(2004-05-26 19:01:58)
35.  ホワイト・クリスマス
やっぱりミュージカルとはつまるところ、劇中の音楽にどれだけのれるかで評価が決まってしまうと思うんです。で、これなんですが、中盤まではやっぱり、どうしてものれませんでした。しかし、それと対象にストーリーの方が少しずつ面白くなってきて…ってありきたりな展開だとは思うんですが、それでも、こういうものは好きなんで面白かった。でも、やっぱりどうしてもミュージカルの部分がのれなかったので少し点数を落とします。それと、個人的には、“ホワイトクリスマス”よりも“オヤジ賛歌”の方が好みの曲でした(笑)
6点(2004-05-23 17:16:18)
36.  王様と私(1956) 《ネタバレ》 
【雨に唄えば】【サウンド・オブ・ミュージック】【チキ・チキ・バン・バン】そして【ウエストサイド・ストーリー】と並ぶ、ミュージカルの傑作ですね。僕も最初は、ユル・ブリンナーがミュージカル!?って思ってしまいましたが、彼の本業はこっちだったんですね(笑)やっぱり彼が王様ってのは物凄くはまり役ですし、何より時折見せる子供みたいなところが物凄くおかしいです…ってか、ちゃっかりモーゼに仕返ししてるところが個人的に物凄いツボでした(笑)アンタそこまで根に持ってたんですか(笑)有名な【Shall we dance?】の曲にあわせてのダンスシーンや、シャム版【アンクル・トムの小屋】など、見ごたえのあるシーンが沢山あってとても面白いし、最後には、王様とアンナが分かり合えてよかったです(死ぬのはどうも腑に落ちませんが…)それにしても、「私はもうじきここを去る」って、死ぬ死ぬ言ってる割には元気じゃん!(笑)
8点(2004-05-10 04:52:46)(良:1票)
37.  道(1954) 《ネタバレ》 
やっぱりイタリアのヒューマンドラマは他と比べて群を抜いてるなぁ。今まで邪険にしてたジェルソミーナが死んで、初めて自分の愚かさを気づくなんて、本当に取り返しがつかない事だよ。それに、どんなにこき使われても最後までザンパノのそばにいたジェルソミーナも凄い。この世に無意味なものなんてないって、本当にその通りなんだと思う。どんなに役に立たなくても、それは一方向からの見方で、どこかで役に立ってる。そもそも、本当に必要じゃないのならはじめからこの世には存在しないはずなんだから。道って、何気なく使ってる、ごくありふれた単語だけど、こんな取るに足らないような1単語でも、ここまで奥の深いものを感じさせてくれる…題名からでさえ、凄く考えさせられる映画だ。
8点(2004-05-06 02:35:29)
38.  ローマの休日
皆さんの言うとおり、へプバーンはショートよりロング・ヘアーの方が似合ってますね(笑)決して実る事のない、身分違いな恋だけれども、湿っぽくなる事がなく、むしろ、階段のシーンや真実の口等の笑いの要素を組み入れながら正当な恋愛ストーリーに昇華させているところが凄い。使い古されたネタ?いやいやこれがオリジナルというものでしょう。
8点(2004-04-21 18:42:24)
39.  80日間世界一周 《ネタバレ》 
優雅で上品な英国紳士のほんの戯言。「80日あれば世界一周が出来る」「いや出来ないね!」「出来るね!」「じゃあお前行って来いよ」「んじゃあちょっくら行ってくるわ」とあっさり旅に出てしまうところに妙な憧れを感じます。男のロマンってやつですかね(笑)気球に乗ってアルプス上空を優雅に飛ぶ場面(ここでかかるテーマ曲がまた優雅だこと)、闘牛をやったり、お姫様を助けたり、曲芸をやったりガンマンになったりとその後も見せ場のオンパレード。特に「神聖な牛に何するんじゃボケィ!」と群衆に追っかけられるパスパルトゥは見ていてとても面白いです。そして旅の最後、もう駄目だッと思ったら思わぬところに活路が!特に最後の「旅の終り」「賭けの終り」「大英帝国の終り」「映画の終り」を全てひっくるめた「これで、おしまいだ」という台詞がなんと皮肉の効いてる台詞だろう!冒険映画の傑作ですな。
8点(2004-04-16 20:45:12)(良:2票)
40.  足ながおじさん
レスリー・キャロンが18歳には見えないっすよー!という突っ込みは置いといて、この題材でミュージカルってのはは少しきつかったのでは?と思ってしまった。若い女の子たちと踊っておじ様幸せそうですが…なんか珍しくも長いダンスシーンがウザくなってきた…ラストはこれで良いと思うけど、もう少しねぇ、捻ってもよかったんじゃないかなぁ…なんてことまで思ってしまった…。
5点(2004-03-20 20:29:02)
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