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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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21.  ノートルダムの鐘
軽快な語り口や楽しい脇役、そして皆さんの評価の高い音楽で水準のディズニー・アニメにはなってますが、やはり題材の選定自体が本作最大の問題。もしかして製作サイドは「美女と野獣」を念頭に置いていたのかもしれませんけど、カジモドは最後までハンサムなプリンスに変身することは無い。彼は美男美女の幸せを横目で見てることしか出来ない存在なのです。従って本来なら、彼は殉教者となるべきキャラクター。しかしディズニーは彼に死ぬことすら許してはくれない。この後も彼は、寺院の塔の上で人形をこしらえ、石像に話しかけて余生を送るんでしょうか…、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-02 00:03:08)(良:1票)
22.  アップフェルラント物語
20世紀初頭のヨーロッパの小国を舞台にした架空史アニメーション。一応は現実世界を舞台にしてる為、こちらは純粋ファンタジーではありませんが、明らかに「天空の城ラピュタ」の影響を受けた(てか、そのままなぞった)冒険活劇になってます。ありがち過ぎる程ありがちなキャラクターの設定と配置で、お話の方はかなり陳腐。キャラクター・デザイン、作画品質も並以下。製作サイドとしては、極一部のコアなファンだけに向けた低い志の元で作ったのでしょう。それでも、後に「ポケモン」でヒットを飛ばすようになる湯山邦彦の小手調べ位の役には立ったんでしょうか、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-08-02 00:02:39)
23.  キープ・クール
手持ちカメラをわざと揺らしまくって香港インディーズ風に撮り上げた、全くチャン・イーモウらしからぬ都会派コメディ映画。構図や色彩にこだわって重厚な「中国」文芸映画を作ってきた人が、思い切りフラストレーションを発散させた様な仕上がり(本人としては、余程「香港」風に撮ってみたかったんでしょう)。それにしてもカメラを動かし過ぎ。静止した人物を撮るのにも、前後左右に動くのはもちろん、斜めに傾けてみたり人物の周りをグルグル回ったり、とにかくカメラがじっとしてない。カメラマンが「どれだけカメラを動かせるのか」ということに挑戦したかの様。全編こんな調子だから、物語に関係なく、凄くせわしない印象の映画になってしまってます。私としては本作のカメラワークに「キープ・クール!」と言ってやりたい、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-27 00:12:54)
24.  菊豆/チュイトウ
テーマ的にも色彩設計的にも翌年の「紅夢」と同系の作品ですけど、洗練され過ぎてた「紅夢」より、泥臭さの残るこちらの方が私は遥かに楽しめました。封建的な因習の残る時代、鬼の様な老主人に虐げられる若妻と甥(気の強そうなコン・リーが猿ぐつわを咬まされた上、鞍を乗っけられて責め苛まれる姿には、かなりムラムラくるものがある)。しかしコン・リーがただ虐められてる筈はないと思ってたら、案の定、徐々に本性を表していく。甥をたらし込んで子供を設け、主人の体の自由が利かなくなれば、陰湿に復讐し始める。しかし、親の因果は子に報いるのです(この息子はまるでダミアン)。例によって極彩色の反物で彩られた芸術映画風ながら、これは人間のダーク・サイドばかりを描いた極上スリラーです、8点献上。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-27 00:01:21)
25.  ゴッホ
1952年のハリウッド映画「炎の人ゴッホ」と比べると、当然の如くかなり大人しい印象。また、言われなければロバート・アルトマン作品とは気づかない程にエネルギーも感じられない。原題通り、物語の基本は、ゴッホと画商である弟テオドルスの関係がメインになってるんですけど、どうしたって話の中心はゴッホにならざるを得ない。しかし、狂気の芸術家の内面なんてパンピーには解りっこないんですから、これなら「正常な一般人」であるテオを語り部として物語を組立てた方が良かったと思う。お陰でテオの内面も今一つ判り難くて、物語に入って行けませんでした、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-14 00:02:00)
26.  普通じゃない
今更、誰も手を付けない様な余りにもクラシックなストーリーだったので、観てて呆れた…。それならそれで換骨奪胎するなり、パロディにするなり、オマージュ風に演出するなりすれば良いものを、話はクラシックなまま、エピソードとキャラクターをポップに飾り立てただけで終わってる。だから演出に反し、映画がちっとも弾けずに、血生臭さだけが鼻について笑えない。いっそ全編クレイ・アニメにしちゃえば良かったのに…。本作の唯一の見所は、文字通り粉骨砕身の活躍を見せるホリー・ハンター(もしかしてキャリア中、一番美人に写ってるかも)。従って、彼女にのみ3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2006-06-23 00:01:17)
27.  真夏の出来事
「群がる男達の為にとんでもないことに巻き込まれる天然系美女」という役柄からすると、この後のキャメロン・ディアスの方向性を決定付けた作品になるのかな?(ハイレグ水着の後姿という、最大のチャームポイントのプッシュも本作から?) で、あんまり評判良くないですけど(本作一番の不幸は、中途半端に「サスペンス」として売られてしまったことでしょう)、各人各様の思い込みと不信感から、取り返しのつかない方向へ転がって行く状況はそれなりに面白かったと思います。ラストの、更に「事件」が起こりそうな予感をさせる終わり方も良かったです。そういうことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-23 00:00:52)(良:1票)
28.  GUNDRESS
これが噂に名高い「GUNDRESS」ですかぁ…。もちろん私が観たのは「完全版」ですけど、それでも十二分な不完全さを備えてました。やはり特筆すべきは作画品質の低さ。ろくすっぽデッサンも出来ない作画監督の下で、これまた素人の塗り絵集団が仕上げた様な絵。メカ・デザインも幼稚園児の落書きレベル(特に終盤に登場するヘリコプター!)。そして話もワケ判んない。私は最初、これもTVシリーズか何かが別にあるのかと思った。その位に設定やキャラクターの説明がなってない。要するに、これに関わったスタッフには誰一人としてプロがいない。こりゃ評価以前の問題です。
[CS・衛星(邦画)] 0点(2006-06-15 00:01:15)
29.  ラブレター/誰かが私に恋してる?
ケイト・キャプショーがスティーブン・スピルバーグの妻であることを最大限に利用して作り上げた(と思われる)、ドリームワークス製作の大人のラヴ・コメディ。一生懸命ヨーロッパ映画の雰囲気を醸し出そうとしてる様でしたが、映像・カメラワーク等は至ってドリームワークス風(嫌いじゃないですけどね)。そして、全てをスポイルしてるのが皮肉にもキャプショー本人。若い頃からして大して魅力の無かった女優に、このヒロインは無理があり過ぎる上、何より老け過ぎ。当時46歳で歳相応のルックスなのに、明らかに自分より10歳は若い役を演じる白々しさ。しかも自分と10歳しか離れていないブライス・ダナーを母親役に据えるという厚かましさ(見た目じゃどっちが母親だか判らない!)。これは夫の管理不行届きか? 5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2006-06-02 00:01:28)
30.  救命士
正に21世紀の「タクシードライバー」。日々の不満が鬱積し、それが「怒り」となって外へと爆発するのが旧時代型なら、新時代では、日々の不満は内へ内へと侵食し、ひたすら心身を蝕んでいく。コミュニケーションは常にパーソナルなまま広がらず、そこには既に「社会」との接点など存在しない。反応はすれども思考には至らず、悪意という闇の中、ただ車を走らせる…。映画としては「タクシー~」と違ってクライマックスに欠けるので、確かに盛り上がらずに終わってしまう。しかし私はむしろ、少しイカれたトラヴィスよりも、責任感の強いフランクの方に親近感を覚えました、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-02 00:00:58)
31.  レンブラントへの贈り物
伝記映画というのは、やっぱりその「人物」に迫ってこそ面白いし、それが芸術家であれば「創作」にも迫って欲しい。しかし本作は余りその辺に触れず、レンブラントと女達の関係と、上流社会での陰謀(?)みたいなものが良く解らないまま進んでいく。それならそれで愛の悲劇やサスペンスを感じられればいいんですけど、この映画はその辺も中途半端。また、室内美術は手が込んでそうなのに、屋外のシーンはやけに安っぽいセットや合成で済ませてるので、非常にチグハグな仕上がりに感じました。ちょっと惜しかったです。それにしても、ロマーヌ・ボーランジェの娘がリュデュヴィーヌ・サニエってのは凄い説得力。本作で初めて気がつきましたけど、二人は顔つき身体つき(及び色気)がそっくりだったんですね、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-05-29 00:31:28)
32.  視線のエロス
結構どこででも評判がよろしい様ですが、どーなんでしょ? 全編一人称の視点が貫かれる実験的作品ながら、そこで描かれるのは単なる下世話な不倫ドラマ。映画は文字通り妻子ある中年男の視点に立ち、若く可愛らしい女をひたすら口説く所から始まる。これがまた笑っちゃう程ストレートに「セックスさせろ」の一点張り。最初から妻子ある身であることを隠さず、セックスしたいだけだという男は正直っちゃぁ正直ですけど、私は常にカメラに捉えられてるこの女が、男共々馬鹿に見えてしょうがなかった。途中、二人とも少し本気モードに入りつつも、結局男は家庭が一番だし、女だっていつまでもこんな不毛の関係に満足できる筈もない。私はこんなありふれた不倫ドラマの主人公にはなりたくないですけどねぇ、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-05-29 00:24:17)
33.  ショコラーデ
とあるニューヨークのホテルで発生した老婦人殺人事件。そこで出会った男と女。やがて二人は自分達のルーツを辿り、ドイツの名門一族がひた隠しにしてきた第二次大戦時の秘密が暴かれていく…というストーリーは、どことなく遥か昔に流行った日本の推理小説を思い出させます(ここ最近は全くミステリーを読んでないので、現状については疎いです)。これが「火曜サスペンス劇場」的雰囲気の原因でしょう。確かに特別面白い映画でもなかったですけど、私は普通に観れました。それにしても、何で邦題を「チョコレート」なんかにしたの?(因みに原題は「キリン」) 5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:01:01)
34.  ボクと空と麦畑 《ネタバレ》 
本作はほのぼのとした邦題とは裏腹に、ゴミ収集業者のストライキで文字通りのゴミ溜めとなった町に生きる、イギリス最底辺家庭の子供の現実を描く、暗澹とした映画となってます。本物のゴミ溜めの中での暮らしは、自分達の生活自体がゴミ溜めだったことを一時、忘れさせてくれたものの、町からゴミが一掃されると、残った自分達はゴミ溜めに巣食うネズミと同等であったことを嫌でも認識させられてしまう。こんな暮らしに未来は無い。しかし暮らしは、ゴミの収集の様に役所が何とかしてくれる訳ではないのです。「モーヴァン」よりは良かったものの、ラストは死に行く少年の妄想なのか、実際の引越しなのかが解り難い(私は妄想だと思う)。テーマ自体も、私には不鮮明に映りました。ということで、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-05-08 00:01:56)
35.  ファイナル・カット(1998年/ドミニク・アンシアーノ監督作)
俳優ジュード・ロウの死の真相を、モキュメンタリー風に構成したサスペンス・ミステリー。葬式に参列した友人達の目の前で、追悼という名目で上映される、彼が生前に撮り溜めていた盗撮映像。ドロドロとした人間関係、羽目を外して晒す醜態、囁かれる陰口の数々…。これはこれで緊張感を高める設定ではありますが、全編これで、しかも、ずっとギスギスした友人達の姿を見せられるだけで、話が中々核心へ迫らないので、こちらとしては徐々に弛緩してくる。それに【FSS】さんのご指摘通り、人間関係を壊すということと、犯人を捜すということに全く関連性が無いのが痛い。むしろ殺人という設定はいらなかった。性格の悪い色男が、死んでからも友人達に嫌がらせをするという単純なコンセプトで良かったと思う、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-05-08 00:01:29)
36.  フェアリーテイル(1997)
何とも中途半端に描かれた「コティングリー妖精事件」の顛末。ファンタジーにしたいんなら、もっともっとファンタジックに描くべきだし、実録風に描きたいんなら、もっともっとリアリティを重視して貰いたい。少女達の成長を描きたいんなら、兄の扱いはもっと小さくても良いし、家族の再生を描きたいにしては親の描写が弱すぎる。コナン・ドイルやハリー・フーディーニも、単なる優しいおじさんで終わってしまってる。そして、最初から妖精を飛ばし過ぎ。こういうのは、最後の最後に登場するから感動するんでしょうに…(ま、「大人のための残酷童話/妖精写真」みたいな怪しい幻覚よりはマシですけど…)。もっとも本作では、少女達のイマジネーションとして登場させた方が良かった。そんなことで、私も中途半端な点数、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-08 00:01:00)
37.  ベリー・バッド・ウェディング
ラスト・シーンは比類がないほど黒い。これが受け入れられるかどうかで評価が決まってくるでしょう。私的には全然OKだったんですけど、このラストの割には、ここへ至るまでにもう一つパンチと勢いが足りなかった気がする。それは、肝心の主人公が最後までキレなかった所為。ここは主人公自身の感覚が麻痺してシリアル・キラーになっちゃうとか、最後も事故じゃなくて、自分からどっかに車で突っ込んでく位の勢いが欲しかったです。脇役であるキャメロン・ディアスの「絶望」はその後でも遅くありません。という訳で、アジアン・“AV”・ビューティ・コーベ・タイ嬢の艶姿に、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-03 00:11:43)
38.  奇蹟の輝き
正にアメリカ版「大霊界/死んだらどうなる」。VFXレベルは本家(?)と比べるまでもなく高度ですけど、話の内容やヴィジュアル・イメージは同様にチープ×3(チープの三乗)。それに良く考えてみれば、これは相当救い様の無い話ですよ。大切にしていた二人の息子を交通事故で一度に亡くし、その数年後、今度は夫が交通事故で帰らぬ人となる。一人取り残された妻は人生に絶望して自殺。何も悪いことをしてない女に、現世でこんな酷い仕打ちをしたにも関わらず、神は死んだ後も地獄へ堕として苦しめ続ける。この世には神も仏もいないのか? あの世にもいないじゃん! 物語は無理矢理ハッピー・エンドっぽくしてますけど、こんなの全然ハッピーじゃない。生ある者は生を謳歌して、初めてハッピーなんです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-05-03 00:09:48)
39.  パッチ・アダムス
典型的なロビン・ウィリアムス映画。ハンター・“パッチ”・アダムスの大局的な理念には賛同しても、ウイリアムス演じる「この映画の」主人公の近視眼的な人間性と行動には賛同しかねる。そしてまた、本作には描くべき三つのエピソードが決定的に欠けている。それは①パッチの自殺癖の原因、②パッチが成績の良い理由、③「無料診療所」の経済的運営指針。だから全てが絵空事にしか見えない。それにラスト近く、死にかけた婆さんの“‘fucking’quality of life”の為に、飢えた子供が何十人も助かりそうな程の量のパスタを、文字通り「無駄」にしたのが信じられない。こんな本末転倒なことを平気で出来てしまう人間は信用できません。私は保険を使用してフィリップ・シーモア・ホフマンに診て貰います、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-05-03 00:07:35)
40.  ミュージック・オブ・ハート
はっきり言って本作で取り上げられた話は、確かに「心温まる出来事」ではありますが、全く大した問題じゃありません。情操教育等に貢献してるとは思うものの、ヴァイオリンのクラスが無くなったって大勢に影響はない。スポーツ・クラスでも美術クラスでも、他にいくらでも代替は利く(むしろ教育予算をカットしなければならないほど逼迫した市の財政状況の方が緊急の課題)。そんな題材をそこそこの感動作に仕上げてある脚本は、中々上手かったと思います。また最近の伝記映画らしく、本作の主人公も聖人君子ではなく、ヒステリックでかなりの強情っ張りとして描かれてます。この意固地さがあったからこそ、彼女はカーネギーホールまで辿り着けたのでしょう。それにしても、何でまたウェス・クレイヴンなんだ…? 6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-03 00:03:35)(良:1票)
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