21. ラブ・フィールド
随所に、「差別する側」からみた、都合のいい解釈が盛り込まれており、「差別される側」の見解がほとんど無い。さらに、「母性本能」と「愛情」を同一観念で捕らえられており、「本当に正しい事」がねじ曲げられている。強引に正当化させる為の、ハッピーエンドにも疑問だけが残る。 3点(2003-12-11 20:28:02) |
22. ただいま
暗い・・・。とてつもなく、暗い・・・。律儀でお節介焼きの主任が、ストーリーをひっぱってくれるが・・・。とにかく、あの家族は暗い・・・。 3点(2003-12-11 20:16:25) |
23. 菊豆/チュイトウ
登場人物に好感が持てない。中国だろうが、どこの国だろうが、この手の「人間愛」には魅力を感じない。 0点(2003-12-11 20:12:57) |
24. 秋菊の物語
(大人同士で)謝ってすむなら、謝ればいい。人生は短い。謝る、謝らないで、時間を無駄にしない方がいい。 1点(2003-12-11 20:08:37) |
25. 戯夢人生
日本軍による植民地時代の記憶を語る年老いた主人公・・・。しかし、映画として語られるには、内容は浅く、面白味は全くない。 1点(2003-12-11 20:03:19) |
26. トワイライト 葬られた過去
メリハリが弱い。 2点(2003-12-11 19:59:34) |
27. バグジー
奇抜で強欲、そして変人。 だからこそ成し遂げてしまう強さがある。 でも、そこに深い魅力は感じられませんでした...。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2003-12-11 19:54:03) |
28. グッドナイト・ムーン
離婚寸前の夫婦に追い討ちを欠ける、ジュリア演じる夫の恋人の存在が、作品をとても素晴らしい「かたち」にし立てている。癌で余命わずかな妻と女性との絆が深まっていく過程からは、「女性の強さ」と「母親の強さ」を垣間見る事が出来る。憎しみを感じるお互いが、ある意味「人間としての弱さ」で、判りあい、子供を通して「愛情の素晴らしさ」と「家族の大切さ」を描いた内容には、正直驚かされ、感動しました。そして、クリスマスの日に、プレゼントと一緒に子供達に語る母親の姿も、深く心に響きました・・・。改めて、色んな事に気付かせてくれる、切ない一本。 8点(2003-12-05 20:51:48) |
29. ドラえもん のび太のドラビアンナイト
実に丁寧に作られていると感じた。原作者自ら「ずっと描きたかった」と言っているように、色んな要素が無駄なく上手にからみ合っている。「絵本の世界での大冒険」といったアイデアにも、脱帽です。 5点(2003-12-05 19:51:48) |
30. ドラえもん のび太と銀河超特急
今までの「劇場作品」のシナリオを、単につなぎ合わせただけのように感じた。ドラえもん特有の「友情物語」も薄く、ファンタジックな部分も甘い。設定が魅力的なだけに、実に惜しい作品です。 3点(2003-12-05 19:46:51) |
31. 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness
「キャラクターの人気」を、「作品の人気」とカン違いした人達が、こうやってまた一つ、世の中に「無駄な映画」ってゆうのを作っていくんですね・・・。 0点(2003-12-05 19:34:25) |
32. ルナ・パパ
娘に、顔も知らぬ男との間に出来てしまった赤ん坊の父親を探すため、奮闘する娘の父、兄が何ともパワフルだった・・・。もはや、ギャグなのか、シリアスなのか判り兼ねる展開に、取り残されかけた自分を必死に食らい付かせた・・・。その結果。とんでもないラストを見る事が出来た・・・。これは、夢か幻か?。一日で、録画してたまっていた映画8本続けて見たから幻覚を見たのか・・・?。うっ・・・いかん、いかん。ここらで、少し休憩しよう・・・。 5点(2003-12-05 19:24:51) |
33. 身代金
子供を誘拐し身代金を要求する映画のシナリオでは、これが限界なんだろう・・・。実際、自分の子供が誘拐されたとして、あそこまで自分の勘に頼れるものだろうか?。この作品は、それが出来た父親と犯人との「駆け引き」を楽しむモノなのだが、前半と後半の展開に「差」があり過ぎる。映画では、犯人の行動も同時進行で見る事ができるため、客観的に悠長に座って見ていられるが、実際こんな父親がいたら「正気の沙汰の行動では無い」と私は思うだろう。あと、【VNTS】さんのおっしゃっている通り、映画と分かっていても、この手の犯行には怒りを覚える。 1点(2003-12-05 19:11:15) |
34. 季節の中で
何がどうなっているのか・・・。摩訶不思議な行動やシーンに困惑してしまった・・・。ハンセン病患者を取り上げていたり、人々の寂しさや物足りなさを描いている割りに、統一されていないストーリーによって、見ているこちらが寂しくなってしまう・・・。語るべき要点を明確にして、深く掘り下げればそれなりの作品になったと思うのだが・・・。 1点(2003-12-05 18:58:03) |
35. クイック&デッド
ひねりの無いストーリー・・・。たいして魅力の無い「脇役」のガンマン達・・・。ふっ、・・・あんたらには、負けたよ・・・(つまらなさにね)。 1点(2003-12-05 18:51:08) |
36. 101
なるほど!。ダルメシアンを飼えば、素敵な出会いが出来るわけですね!。よし!。明日から早速、飼おう!。すぐ飼おう!。 8点(2003-11-21 23:04:41)(笑:1票) |
37. ダイヤルM
「M」でも「S]でも何でもいいから、もう少し面白い作品にして下さい。 1点(2003-11-18 01:36:43)(笑:1票) |
38. フィオナが恋していた頃
《ネタバレ》 若かりし頃の「フィオナの恋愛物語」は、とにかく素敵で、終始、微笑んで見ていられた。だからこそ、恋人の取る結末は衝撃的で涙が止まらず、心の中で「そんな・・・、嘘だっ・・・!」と、何度も繰り返しました・・・。只の恋愛作品に留まらず、甥っ子の恋愛を通して、時代が変わり、昔の習慣や、宗教に束縛されない「自由に恋愛が出来る事」の素晴らしさも描かれている。そして、先生として自信を無くしていたキアランのラストでの授業のシーンはとても深くて、心に響きます・・・。本人以外が、回想して語る作品には矛盾が生じるのですが、この作品には全く無駄が無く、「優しさ」と「信じる事」の難しさについて、改めて考えせてくれました・・・。本当に素晴らしくて、良い映画です。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-17 04:26:45) |
39. リーサル・ウェポン3
犬とやり取りするシーンや、弾丸の痕の見せ合いなど、笑うところなんでしょうが、笑えない。アクションシーンに全く興味が無いため、楽しめるカットも得になく、面白さも見い出せませんでした・・・。 1点(2003-11-17 03:45:44) |
40. フランケンシュタイン(1994)
「生」に執着し過ぎた主人公が、自らの衝動を抑えきれず「モンスター」を創りだしてしまう経緯は、とてもよく理解できた。まるで人の心の奥深くにある「哀しみ」を反映したかのようなモンスターが切なく描かれている部分も素晴らしく、そのモンスターによって、主人公の人生が悲劇へと進んでいく展開にも、人が「命を左右するおくがましさ」と「その代償」について考えさせられる奥深さがある。この話を聞き終えた船長が、「命の重さ」について悟るラストが全てを物語っており、まさに、人間性を描いた傑作!。 7点(2003-11-17 03:25:17) |