21. アザーズ
見終えた後にじわじわ来る作品でした。死んだらあんな感じなのかなぁとふと考えてしまいました。聖書を子供に暗記させるシーンは、キリスト教社会の死に関する価値観の反映のように感じました。子役の演技がすばらしく、二コール・キッドマンも、ヒッチコック映画に出てくるクールビューティーのようで味わい深かったです。 7点(2002-12-25 21:21:26) |
22. 心の地図
…しつこかった。何度も何度も別れちゃ、くっつき、盛り上がって終わればいいところを、また続け、だらけてしまいました。映像は美しかったですけど。 2点(2002-07-19 14:45:04) |
23. ナビィの恋
観るたびに泣いてしまう映画です。歳を重ねていっても、変わらない、人を愛する気持ちと情熱に心が熱くなります。加えて、あのきれいな沖縄の風景と民謡が観ている側の気持ちをふんわりとさせてくれます。ただ、もう少し、西田尚美演じる主人公の、彼への気持ちの掘り下げが欲しかったかな。ああ、沖縄に行きたい! 9点(2002-05-30 14:13:51) |
24. RAMPO(奥山バージョン)
インターナショナル版が個人的には好きなんですけど、作者である乱歩とその分身ともいえる明智小五郎の世界が交錯していく様が見事。前半のアニメが秀逸ですね。羽田美智子は美しいです。 7点(2002-05-30 14:07:22) |
25. ポネット
泣きました。すごく大好きな映画のひとつ。あと、見ながらとても感じたのが、子供の視線やたち位置からみると、本当に、世の中大人の都合でできていることを感じました。(施設の中でポネットが背伸びしてドアノブをつかむところとか)あと、最後のお母さんの登場の仕方が、ハリウッドにありがちの(CG使って、ライト当てて、お約束のママの幽霊)パターンでなかったので戸惑いましたが、つくづく、ステレオタイプな演出に慣れてしまっている自分が悲しくなってしまいました。↓あと、ばかうけさん、ヴィクトワールはその後、すくすくと成長し、ジュリエット・ビノシュ主演の『ショコラ』に娘役で出てますよ~。 9点(2002-05-24 14:05:02) |
26. マーズ・アタック!
最高ぉ~。あんなにお金かけてわざわざ安く見せるところとか、往年の青春メガヒット曲とヨ○デルをあんな扱いにしてしまうところとか。とにかく、最後のオチで、腰が砕けるほど笑った。(火星人の銃がおもちゃ屋で売られているのを見ました!ボタンを押すと、脳みそが動く!)ニコルソンは、重ね重ね「演技がくどい」「悪ノリしすぎ」と評論家の方々に言われてきたが、そのくどさ加減を「バットマン」で見事に生かしたバートンへの恩返しのように私には見える。あの怪演、小気味いい!これ見た後に「エア・フォース1」を見たので、副大統領役のG・クローズがホワイトハウスを行ったり来たりするたびに、「シャンデリア落ちてこないかな?」と心配してしまいました。…ただ、お子ちゃまには、「善悪とユーモアのセンスが身についてから、観ましょう。」と言いたいので、9点。 9点(2002-05-24 13:41:30) |
27. ファザー・ファッカー
観たのがかなり前なので、細かいところまであまり覚えていないのですが、すごくショッキングでいろいろ考えさせられた映画でした。母親役の桃井かおりが、お米を研ぐシーンが印象に残ってます。(あんなにきれいな女優さんが、小さな背中になってたのが。)義父に虐待されるキッカケになった妊娠中絶の話も、自分が十代のときによく聞いた話だったし、主人公とBFとのSEXへの意識の違いで主人公が「何で男の子はそうなのかな。」と思うところなんかも、十代のときのもやもやとしながら、大人には決して言えなかったもどかしさを思い出します。これ、確か、原作が内田春菊だったと思います。『南君の恋人』なんかのラストを思い出すと、このラストしかなのかな?と思いました。夢の中(?)に出てくるなぜかロン毛で茶髪の天使(これも記憶があいまいなのですが、浅田忠信さんだったと思います。違ってたら、御免なさい。)が、「君には、絵を描いたり漫画を描く才能があるじゃないか。」というのが、私のとっては、主人公の救いだと感じました。 8点(2002-05-24 13:20:50)(良:1票) |
28. ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
↓トルーデさん同様、私も、自分の中でイメージしていた『ハムレット』の雰囲気と同じだったので、すごく面白かったです。実際、かのデンマークにいたら、ローゼンクランツとギルデンスターンのように「王子、ご乱心?!」としか思えないですよねェ。というか、私が余り、ハムレットに感情移入できないんだけなんですけどね。(^_^) 9点(2002-05-24 11:30:15) |
29. バグダッド・カフェ
本当にこれは、大好きな映画。気持ちが優しくなる。映像も、音楽も、登場人物も、派手さはないけれど、美しい。いろんな人種の登場人物が出てくるのも、ドイツ人の監督ならでは、でしょうか。映画にストーリー性を求める人には、あまり不向きかもしれません。ホリー・コールの主題歌が秀逸。 10点(2002-05-23 14:33:19) |
30. ワイルド・ワイルド・ウエスト
ケネス・ブラナーの悪ノリが、楽しかった。なあんにも考えずに、観て楽しめるということで、ほかの皆さん同様、まる。特にお正月映画(だった気もする)は、これくらいが丁度いいかも。 6点(2002-05-23 14:22:47) |
31. ベーゼ・モア
グロいし、主人公二人に何にも感情移入できないし、何だかなあ…という作品でした。殺戮しまくる二人組みというのが、もう使い古された感があるので、もう少し何とかならなかったのか…と思います。やはり、フランスの女性は黒の下着なのかな? 2点(2002-05-23 13:06:27) |
32. ステラ
高校生のとき観て、号泣したのを覚えてます。しかし、ベッド・ミドラーほど、はすっぱな下町の女が似合う女優も珍しい。(大スターなのに;_;) 8点(2002-05-23 12:02:53) |