21. エンゼル・ハート
主人公が徐々に追い詰められ狂気へといたる過程と絶望的な結末が心地よい(?)印象を残す佳作です。ミッキーロークが渋く決まっています。 9点(2004-01-17 01:35:30) |
22. ベティ・ブルー/愛と激情の日々
狂気に満ちた愛の姿に胸をえぐられます。すばらしい。ベティが家具を窓から全部投げ捨てて家に火をつけるシーン、映像が鮮烈に美しい。 10点(2004-01-17 01:28:26)(良:1票) |
23. 刑事ジョン・ブック/目撃者
ハリソン・フォードの演技としては最高傑作でしょう。タイトルからイメージするのとは全く異なる内容。決して刑事もの、サスペンスではありません。主人公の心の動きをハリソンが絶妙な表情で演じきっています。 9点(2004-01-16 00:48:14) |
24. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー
暗い不気味な映像と音楽の連続で辟易する方もいらっしゃいましょうが、俳優たちの演技が指一本の動きまで見事に計算されていて、ハリウッド映画とは異なる独特の躍動感をもっています。ジョイ・ウォンの美しさはもちろんのこと、ストーリー展開のおもしろさも含め高い評価に値します。 8点(2004-01-16 00:27:29) |
25. ポゼッション(1981)
最高傑作。アジャーニが演じる、通常の感覚ではとても正視することができない極限の狂気には、吐き気を催すほどの強烈なショックを受けます。サムニールの演技もよい。二転三転するラストの展開は、心臓を鷲摑みにされるような哲学的感動をもたらします。見た後はしばらく立ち直れないでしょう。通常のお涙ちょうだい映画で泣きたがってる人は一生見ない方が無難。 10点(2004-01-14 00:39:43) |