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IKEKOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  CASSHERN
初監督作品で、かつ6億円でこれだけやった(一時報道された予算50億円は誤報)ということで、努力賞+1点しました。①台詞がメッセージそのまんますぎて、センスがない。説教くさい②予告編を観て想像するよりも、戦闘シーンは多くない③映像は評判どおり幻想的だけど、だからといってハリウッド映画のようなクオリティを求めてはいけない(むしろ、低予算でどう苦心したかを見るべき) という三点を念頭において観れば、なかなか良い作品だと思いますよ。私は、ここのレビューを観て上の点を覚悟していたので、楽しめました。とはいえ、さすがに脚本は絶対に外注するべきだったと思いますが。
7点(2005-01-02 03:47:07)
22.  華氏911
正義は、勝った者の物。すなわち、勝てれば全て良しだ。 だから、ブッシュは、正義を手にするために、選挙の捏造や、大量破壊兵器調査の捏造をした。一方、マイケル・ムーアは、正義を手にするために、ブッシュの悪事を誇張する編集をほどこした映画を創った。真実はどちらにも無い。ただ勝者が真実を自称し、新たな現実を始めるだけだ。そして、映画公開直後に行われた大統領選挙で、ブッシュが勝った。正義は、ブッシュの手にあった。 …でもそれは、短期的なものに過ぎないのかもしれない。歴史が一巡しないと、何が正しかったのかは、誰にも分からない。だから、ムーアは、戦い続ける。しかし勘違いしてはいけないのは、ムーアが戦い続けるのは、「負けたから」に過ぎず、正義があるからではないことだ。 ……こうした政治上の戦いを、「双方とも、極端」と言って、切り捨てるのは、容易い。だが、政治上の戦いとは、多くの場合に極端と極端の戦いなのだということを、忘れてはいけない。なぜならば、民衆は、極端な意見ほど、熱狂的になり支持するものだから。 だから、極端だからといって、目を背けてはいけない。この映画は、その大切なことを、教えてくれる。そのために創られたものではないけれど、影響力の大きさから、痛感せざるをえないのだ。我々は、この偏った映画を観なければいけないし、その極端さから、その反対にあるものを考えて、自分の考えを構築しなければいけないと思う。 
7点(2004-12-13 01:07:44)
23.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 
「大人の絵本」としての完成度の高さ・ストーリーの練り込みに、+1点です。大都市を飛び回る「気持ちよさ」や爽快さの裏にある、主人公を取り囲む「現実的な」経済問題やリアル(≒シビア)なヒロイン、そして、それらを踏まえた上で存在する未来への「希望」と救い。 このように本作では、既存のイメージである「正義の名のもとに破壊するばかりの無敵の主人公」というハリウッド的ヒーロー像を壊し、リアルで等身大な姿を描きました。現実的な問題を痛感しながら、それでも、あきらめきれない希望や夢を追う。そして、いつか、それを手に入れる……これこそが、ある程度の人生経験を積んだ人にとっての、リアルな「大人の絵本」だと思います。本作には、それがある。 それが最も表れているのが、映画中で、主人公のおばさんが言った、「誰の中にもヒーローはいる。だから正直に勇気をもって、気高く生きられる。そして最後は、誇りを持って死ねる。ときには毅然として大事なものを、あきらめることもある。夢さえも」という台詞だと思います。 現実的な制約の中で、最も欲しいものさえも捨て、それでも誇りをもてる生き方をすることを、肯定評価しました。現実の厳しさを味わうと、誰もが選ばざるをえない「最も欲しいものさえも捨てる」という生き方を、認めている点が、高く評価される所以だと思います。 ところで、悪役の博士は、夢を捨て誇りを選びましたが、スパイダーマンは自分を認めてくれる人を得、誇りを持って前向きな生き方をすることが出来ました。つまり主人公は、(大人の絵本であるがゆえに?)最終的に、夢と誇りのどちらを選ぶかという問に、答えていないのです。この点を、次回作で、どのように掘り下げていくのかが、期待したいところです。 
7点(2004-12-10 00:47:50)
24.  ハリー・ポッターと賢者の石
映画中で頻繁に、ハリー・ポッターを称える台詞があったのは、そう言わないと主人公として目立たないからです。だって、魔法の成績が優秀なわけでもないし、性格おとなしめだし。そんな斜に構えた見方をする私は、ハーマイオニーを応援します。人間の価値は、血筋や才能で決まるのではなく、「努力」で決まるのだということを、魅せつけてほしい!
7点(2004-12-09 19:47:41)
25.  マッハ!!!!!!!!
ストーリーで-2点、努力賞で+1点して、この点数です。確かに、この映画は、凄い!でも、ストーリーが悪くて、映画にのめりこめない…。オマケ程度でしかないシナリオでなければ、満点もつけられたかもしれないのですが。
7点(2004-12-09 19:37:58)
26.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 
まず、隣国がこれほど本格的な戦争映画を作ったことに、尊敬の念を感じずにいられません。日本も、こうした映画を作れるようになりたいものです。もっとも、アメリカの戦争映画の多大な影響を受けていることが明白で(最初の方が、特に『プライベート・ライアン』に似すぎている)、その点が残念でしたが…。また、ストーリーにも、もう少し工夫や大きさが欲しいです。結局、兄弟愛の話に落ち着いてしまっていて、巨額を投じて作った戦場という大舞台を、生かしきれていない気がしました。とはいえ、韓国映画はクライマックスで「人間間の愛憎」に集約させるケースが多いので、これはこれで韓国映画の味ということなのかもしれませんね。
7点(2004-11-30 22:33:30)
27.  シルミド/SILMIDO
見て損はない映画です。ただ、これだけ小説よりも奇な実話なのだから、もっと上手く魅せることが出来たんじゃないかな。勢いで、押し切ってしまっている印象を受けました。
7点(2004-11-24 23:22:47)
28.  ファインディング・ニモ
とても、いい話だと思います!…ただ、「モンスターズ・インク」は、超えられなかったかな……。魚の父子愛モノよりも、モンスターと人間の子供の、愛情モノのほうが、直感的に訴えるイメージが強かったです。
7点(2004-07-24 22:07:03)
29.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
この映画は、「絵に描いたような、理想的な家族」を描写したものだと思います。そして、それを、かなり達成出来ていると思います。父親は、今ひとつ社会的に成功しないタイプで、情けないところはあるけれど、家族をとても思いやっている……自分の苦難を、決して家族に当たったりしない人間。母親は、そんな父親と娘達を、しっかりと優しく包み込むことができる人。娘のうちの妹は、ひたすらに愛らしい。そして、主人公である姉は、そんな家族を客観的に、でもとても暖かい視線で捉えて、視聴者に紹介していると思います。「3つの願い事」をかなえた亡き弟・フランキーは、そんな家族がもった共通の傷であり、彼の死を克服していく過程を示すことで、この映画はより「理想的な家族像」を表現することに成功したのではないでしょうか。何にせよ、「家族愛」というテーマで、心暖まりたくなりたい人に、心からお勧めできる映画です。
7点(2004-07-20 00:47:21)(良:1票)
30.  マトリックス リローデッド
「レボリューションズ」が、もっと出来がよければ、さらに高い点をあげても良かった。「リローデッド」の完成度が高く、ラストが中途半端なところで終わった分だけ、「レボリューションズ」に期待しちゃったからなあ……。
7点(2004-04-10 19:38:28)
31.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
これほど主人公が役に立たなくて、じいさんが大活躍する映画も珍しい。でも、これがまた面白いんだ。
7点(2004-03-31 02:13:14)
32.  トランスポーター
面白い!正統派の娯楽アクションでは、かなりの快作。欲を言えば、アクションに、もうちょっとスピード感が欲しかったかな。油べとべとの、モンゴル相撲ばりのシーンは、笑えました。監督は日本の漫画に詳しいそうですが、まさか「稲中」まで読んでるんじゃあ・・・。
7点(2004-02-23 16:23:54)(笑:1票)
33.  トーク・トゥ・ハー 《ネタバレ》 
人と人のコミュニケーションを掘り下げた、とても深い作品でした。愛する人と、ふつうに会話することは出来ても、心で繋がりあっていると思えず、孤独を感じるマルコ。だからマルコは、昔の恋人から離れていったし、リディアとも上手くいかず、昏睡状態の彼女に話しかけることも出来ませんでした。逆に、ふつうの会話は出来なくても、心で繋がりあっていると思えてしまうベニグノ。彼は、アリシアが昏睡状態だからこそ、何でも話すことができ、それで心も繋がりあっていると信じる人でした。でも、ベニグノの愛は、それがどれほど深い愛だったとしても、自分の中に閉じこもったもので、それが『死』への逃避という結末になってしまいました。しかしマルコは、自分とは逆のものを持つベニグノから、心で繋がりあっていると信じて話しかけることの大切さに、気付いていったのだと思います。それを最もあらわしているのが、最後、アリシアに話しかけられたシーンでしょう。アリシアは、ベニグノが愛情をもって話し続けることで、目覚めたのですから。心で繋がることの大切さを知ったマルコと、アリシアとの間には、どんな未来が待っているのでしょうね。
7点(2004-02-16 16:39:31)(良:3票)
34.  私は「うつ依存症」の女 《ネタバレ》 
この映画は「うつ病」の実像を伝えるというテーマで作られたそうですが、思春期にありがちな「甘え」への依存を描いたものとして観ました(だから日本公開に関わった方も、映画名を『うつ病』ではなく『うつ依存症』と表現したのでしょう)。そう思うのは、良くも悪くも「『うつ病』らしい」描写が少ないからではないでしょうか。特に幻覚幻聴があるわけでもなく、対人関係でどうすればいいかも頭では理解している(親友との食堂の会話など)、そして精神的にボロボロになっているような直接描写もない(風呂に全く入っていないという設定でも見た目は綺麗)。ただ、思春期の「甘え」を表現したものとしてみれば、登場人物の心情も理解しやすく、主人公にも感情移入しやすかったので、なかなか良作だと思いました。…それにしても、何故、クリスティーナ・リッチは特に必然性のない場面でヌードになってしまったのだろう(まさかスリムになったのをアピールしたかった訳じゃあるまいし…)。ちょっとがっかりです。
7点(2004-02-07 19:52:20)
35.  K-19
潜水艦モノだと思ってはいけません(それにしては、海上に出ている時間が長すぎる)。「核の恐怖」をテーマにした映画です。観ているのが辛くて、何度もDVDを止めてしまいました…。実話を基にしているという点が、感情を増幅させます。……でもやっぱり、演出過剰なんじゃないかなと思う点も何箇所かありました。たとえば爆発で核ミサイルが誘爆する、みたいな台詞がありましたが、火薬じゃあるまいし核ミサイルは誘爆なんてしないはずですよ。
7点(2004-01-16 23:09:17)
36.  きみに読む物語 《ネタバレ》 
老人が老婆に、ありふれた青春恋物語を語るシーンから、映画は始まる。 このシーンから、私のなかにひとつの疑惑が生まれた。 その疑惑は深読みではなく、物語の骨子だったことが、中盤に分かる仕組みになっている。 要するに、この映画が愛物語に内包した謎は、簡単に解かれてしまったということだ。 あとは後日譚だ。それはさっぱりとして、気持ちいいが、後味は無い。 そういう映画だったということだ。
[DVD(字幕)] 6点(2009-12-20 01:48:03)
37.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
『エイリアン』シリーズでは、恐怖と畏怖の対象だったエイリアンが、この映画ではプレデターのペット扱い。てゆか、RPGのレベル上げ用キャラと化してる・・・知名度は、プレデターよりも、遥かに上なのに。。。でも、なかなか面白かったです。B級に徹してるところが良い。こういう開き直った映画は、気分転換&暇つぶしに良いね。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-13 21:39:38)
38.  the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 
途中までは、8点を献上しても良かったのですが……結局は、この点数です。何がダメって、やっぱりストーリーがありきたり過ぎです。「手術したら、幽霊が見えるようになった」なんて、『本当にあった怖い話』『学校の怪談』系の、小学生向けの恐怖本ですら、使い古された話じゃないですか。それでも、演出が上手だったので、主人公が鏡を見て「気付く」までは、怖かったし楽しめたのです。でも、それ以降は、『リング』+『ファイナル・ディスティネーション』じゃないですか。ラストまで、前半の緊張感&恐怖感を維持して欲しかったです。私は、腰砕けラスト(大袈裟すぎる安っぽいCGアクション&とってつけたようなハッピーエンド)に、萎え萎えでした。
[DVD(字幕)] 6点(2005-05-08 23:40:54)
39.  死ぬまでにしたい10のこと
①ピンク色のパッケージは、売れるらしい ②「死」をテーマにすると、売れるらしい ③タイトルに数字を入れると、売れるらしい。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-29 13:56:27)
40.  MUSA-武士- 《ネタバレ》 
娯楽性あるアクション映画としてはダメですね。それにしては、全体のテンポが悪すぎる。「歴史ドラマ・人間ドラマを、迫力ある戦闘シーンで、盛り上げている映画」という認識が良いと思います。 人間(キャラクター)は、かなり上手く描けていると思いました。当時の人々が当然に持っていた身分&差別意識をしっかりと表しながら(もちろん500年以上も前の、大陸の風習は全く知りませんが)、現代人にも共感できる、プライド・愛・憎しみ・人間関係のしがらみ・やるせなさ、といったものを、巧みに表現していたと思います。登場人物は多いし、彼らの過去も何も描かれていないのに、それぞれの価値観・個性がしっかりと描かれているんですよね。それぞれのキャラクターがしっかりしているから。だから、たとえば普通ならストーリーが強引すぎて「?」と思ってしまうシーンでも、「絶対的な地位にいる、主人公やヒロインの性格(自分の弱さを、我を貫くことで、誤魔化している)からして、当然の流れだよな」と思えました。それだけに、クライマックスになって、それまでヒロインに石を投げんばかりだった人々が、いきなりヒロインのために命を捨てようとした、ご都合主義的な展開は残念でした。ここに、もっと説得力を持たせてくれれば、+1点しても良かったのですが。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-05 02:11:40)(良:2票)
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