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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ドラゴンスレイヤー
魔法使いの弟子がとある国を脅かすドラゴンを退治するファンタジー映画。モンスターはドラゴンとその子供のみ。ストーリーはそんなにおもしろくなかった。ただし、後半のドラゴンが完全登場してからの戦いはかなりよかった。俺の西洋のファンタジーのドラゴンってこーゆうイメージがぴったり。炎のはきぐあいもいい。長時間、炎を吐き続けるドラゴン、それをドラゴンの鱗で作った盾でひたすら耐える主人公、なんかリアルな戦いで燃えます。最後の魔法使いとドラゴンの戦いの表現も、昔の西洋のファンタジー小説なんかで思い描いていた感じで、これまたかっこいい。前半にドラゴンの不気味さを作ってあるので、雷にうたれるドラゴンにはなんだかテンションあがります。後半を観ると、前半の盛り上がりのなさも許せます。ディズニー作品だけど、ファミリーファンタジー映画ではありえない展開なんかもあって、そこそこ楽しめました。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-12 19:58:36)
22.  バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー
バカルー・バンザイって奴がいまして、彼はすごい科学者でなぜかバンドマンで、しかも大統領と電話で話せたり、色々、すごい人と知り合いで、お金もあって、よーわからんスーパーな人。そんなバンザイと、これまた、すごい彼のバンド仲間たちが実は地球に潜んでいた宇宙人の悪者と戦う映画。これって、なんか原作でもあるのかな?ドラマとかあるのかな?とゆーのも、映画がはじまって、冒頭のちょろっとした人物紹介だけで彼と彼の仲間や、色々な濃いキャラクターが毎度おなじみの奴らでっせってゆう ノリで映画が進行してゆく。だから、まず思ったのは、お前ら誰だよ!バカルー・バンザイって誰だよ!ってこと。次から次へともう知ってるでしょ?って感じでキャラが色々やるので、正直こっちはおいてけぼりなのです。たとえるなら、全然知らない人たちばっかりの結婚式二次会に一人で参加した感じ。お話もなんかコミカルな部分もあったり、色々あっても、新鮮味がないのでまったくおもろくない。てゆーか、こんなゆるい感じの宇宙人侵略ものでも、おもろい映画は他にもちゃんとある。なのに、この映画、カルト的な人気があるんだって。うーん、俺にはわかんないノリだな~。有名人は結構出てます。なので、役者と、それなりのアクションに。3点かな。
[DVD(字幕)] 3点(2009-01-01 16:40:40)
23.  プルガサリ/伝説の大怪獣
これの対抗として言われるのが、韓国のヨンガリだけど、正直出来はこっちの方がちゃんとしてました。てゆーか、今こそあの国には必要だろ、プルガサリが。向こうの偉いサンがこれ絶賛したらしいけど、あなたが倒される映画だぞ、これ。てか、これ観て人の苦しみ理解できないのって、どーゆう脳の構造してるんだろ。わかんない。あ、そうか、いま、こいつがいるから、日本で鉄クズ集めてるの?てゆーう、怖い冗談はさておき、手のひらサイズのプルガサリの特撮部分や、大軍のバックに悠然とあるいてるこいつの姿は、結構いい感じです。しかも、映画の後半部分は、この怪獣と政府軍の戦いで、一方的に政府がやられちゃうと思いきや、結構、色々な作戦で、怪獣を逆においつめたりして、展開に工夫があり、それなりに楽しめちゃいました。テンポがよくてサクサク話が進んじゃうのも良いです。怪獣、出し惜しみしないとこもいい。早めに登場しますし。怪獣の造詣もキグルミとして悪くない出来。目がいいです。血走ってて。狂った牛みたいな感じで。最後のオチもなんだか、物悲しくて哀愁ありました。意外とまともな倫理観なのもびっくりです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-15 03:25:45)
24.  モンスター・パニック
もっとどーしよーもないC級モンスター映画かなって思って、今、改めてみたら、意外と低予算ながらしっかり作ってあるので、逆にちょっと残念。最近の映画でも、これ以上にダメなモンスター映画は沢山あるので、B級モンスター映画を見慣れていれば、それなりに観れると思います。前半はモンスターも小出しで、どーでもいー、人間同士の争いドラマを淡々とやるので退屈ですけど、後半、モンスターがその姿をさらしてからの展開は悪くない。特にクライマックス、沢山のモンスターが登場し、といっても実際に同時に画面に映ってるのは三匹だけですけど、雰囲気で沢山いるよーな設定で、でも、画面切り替えで、沢山いる感じはしてるので、そんなモンスターどもが町の祭に乱入し、逃げる人々を襲うくだりは、それなりに盛り上がって、いい感じ。人も顔を半分こそぎとられたり、首をとられたり、意外にスプラッターな部分がちょっとあるし。女だけを犯すので、オッパイポロリのサービスも所々あって、B級定番サービスはきちっと守ってるとろこもいーですね。さらに、その後、冷静になった街の人たちの反撃で袋だたたきにあったりするところも、なんだかリアル感があっていーです。ただ、主人公が、モンスターと初めて出会った時、あまりにも冷静に対処しすぎで、そこが不自然だったかな。普通、あんな、妖怪人間ベムみたいな奴が目の前に沢山あらわれたら、もうちょっと驚くと思うけど。オチはもろエイリアンのパクリだけど、パクリでも楽しめれば全然オッケー、結構エグイオチです。そのあとすかさず、赤いタイトルが出てきてエンドなところもいかがわしい胡散臭さが出てて、この映画の雰囲気にピッタリでグー。前半の退屈な部分とさしきひで可もなく不可もなくっておもしろさでした。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-14 22:55:13)
25.  デッドリー・スポーン
内容は宇宙から隕石が落ち、そこから口だけの怪物が生まれ、とある一家を襲うとゆう映画。始まりの演出のしょぼさに、まずテンションはダダ下がり。こっから30分はその下がったままのテンションを引きずりつつ観たので、ほんま苦痛。ただ、30分をすぎると、怪物が暴れだすので、徐々にテンションは上がりだす。中盤は怪物はほぼ出ずっぱりで、チャチーのはチャチーけど(音楽もチャチさに拍車をかけます)、その口だけとゆう異様な造形と、人も色々かじられたりして一部人体破壊もあって、エグサも出てて、退屈はしなかったです。気づいたらもう終わりって感じで、中盤からのエンジンのかかり具合は結構ハイスピード。しかも、こいつには、ちっさい子供が沢山いて、オタマジャクシに口だけ、あるやつで、これがいっぱいわいて、おばちゃん連中をかじりまくり、パニックになるとこは見どころ。あと、最後のオチもよかった。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-08 20:49:07)
26.  リンク
前半は楽しいチンパンジーの演技。志村動物園みたい。チンパンジーたちの演技はかなりすごい。ほんものだから。後半はその演技力でもっての動物恐怖映画。チンパンジーのリンクが女の子を襲っちゃう。舞台の設定も無理なくて、女の子一人がでっかい屋敷とその周辺にしかいられないとゆう逃げられない状況がうまい。女の子がお風呂に入ろうと服をぬいで、それをエロい目でみつめるリンクの演技はめちゃ怖い。マッチつけ葉巻吸って勝ちポーズするのも見てて愉快。ただ頭もいいし、怪力、しかも登ったり、潜んだり、こんなやつ怖すぎる。よくできた映画で楽しめました。子チンパンのインプもかわいー。あと、音楽がなんか変にコミカルで、それもあってたかな。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-06 05:02:38)
27.  マスターズ/超空の覇者
その昔、アクションフィギュアなんかが出て、ちょろっとアメリカで、はやったヒーローもの。それの映画。宇宙のはてで繰りひろげられてる善のヒーロー、ヒイマンと悪の権化スケルターの戦いを軸に、現在の地球のカップル二人をまきこんで、物語は進行する。まー、アリガチなヒーローものなんだけど、意外とちゃんとしてて、わりと楽しめました。普通の現代の深夜の街で、異世界からやってきたスケルターが飛空挺と軍団つれて闊歩するシーンは、なかなか迫力あります。スケルターは別に地球をのっとる目的じゃなく、あくまでヒイマンとどんな世界にもいける機械を奪いにきただけなので、無駄に暴れず、静かに誰もみてない通りを行進するのですが、こーゆう絵ずら、いーですね~。深夜の街で誰も知らない異世界のファンタジックなことが起こってる感がでてます。後、ヒイマンと敵のホバースケボー使った戦いも特撮は80年代だけど結構楽しめます。テンポも悪くなく、めちゃ低予算ってわけでもなく、敵怪人も4人登場し、終わりはなんかジ~ンときちゃって、単純で子供むけだけど、悪くないです。ただ、敵の怪人がほとんどザコとかわんない扱いなのと、今さら観るとアクションにあまりきれがないのが残念。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-06 00:08:31)
28.  襲う巨大怪鳥/空の大怪獣Q
単なる怪獣映画じゃない。てゆーか、怪獣の登場シーンはかなり短い。最後の警察との攻防戦で5分くらい。後は、手とか足とか一部のみ、怪獣目線で空からの空撮、影だけ、みたいなちょっとだけの登場。だから純粋に怪獣を楽しみたいなら、最後までかなりストレスがたまる。それまでは、70年代風のちょっと乾いた感じのクライム映画な雰囲気。変な儀式殺人と、宝石泥棒、突然何者かにさらわれる事件と三つの事件を追いかける刑事目線で話しは進行するが、途中から、宝石泥棒たちに強引に仲間にされ、酷いめにあうダメ男に視点がかわり、後半はおもにこのダメ男にスポットがあたりだす。ダメ男は本当にダメな奴なんだけど、なぜだかこいつの先の物語が気になる映画となる。多分、監督は後半からこの男に興味をもちだしたのかもしれない。一応、怪獣がからんだ展開で、全ては怪獣の存在によりつながるのだけど、どっちにしろ、あまり姿を見せないんで、やっぱダメ男中心の変な人間ドラマ映画を観てる感覚になってくる。このへんの変な感じが一部のマニアに好まれる要因かもしれない。で、最後の怪獣との攻防は、短いながらストップモーション怪獣ファンにはそれなりに楽しめるつくりになっている。怪獣の造詣はドラゴンみたいなやつで、不気味感もあるし、警察をくわええて、ビルの谷間に放り投げるシーンは、特撮はチャチいので合成感はバリバリにあるけど、絵的に、結構、うわービルのてっぺんで戦ってるって気分にはさせてくれた。後、儀式殺人を行うサイコホラー的な要素もちょっとあるので、そのあたりも異色かな。ストップモーションを担当したのはデビッド・アレン。彼はすでに亡くなってるけど、生涯かけて制作した「the primevals」とゆう映画はどーなったんだろう?制作会社はすでに倒産し、彼の友人がひきつぎほぼ完成しているって噂だけど、未だにその後の情報はない。ストップモーションはCGにとって代わられ、もう今じゃかなり減少した状況で、ストップモーション部分はかなりいけてるって話をきくだけに、この作品だけは観たかったな~。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-11-21 17:22:39)
29.  風の谷のナウシカ
子供の頃以来観てないな~。でも、いつどこでもランランララランランラン♪って音楽がかかると「その者 金色の布をまといて」とオババの台詞と声をかなり鮮明に思い出すくらいに記憶に塗りこめれた。多分この記憶は一生忘れることはない。虫が苦手なんで、オームやらなんやらを必死で守るナウシカを尊敬します。超有名作品なんで、そないに書くことないですけど、宮崎さんて、今でも人気保ってられるんだから、すごいと思う。<追記>あ、アンドレ・タカシさん、そう、その台詞っす。青き衣で、金色の野だった。ごっちゃになってたみたいだなあ~。
[DVD(邦画)] 10点(2008-11-15 20:14:20)
30.  ギャラクシーナ
タイトルになっているのは劇中登場する女性型アンドロイド。このヒロイン役をやった女優はこのあと嫉妬に狂った夫に殺されている。詳しく知りたい人はドロシー・ストラットンで調べてみるか、スター80とゆう映画を観ればいい。で、映画の方はB級スペオペコメディーである。ただしギャグは全て空回り、ドラマパートはダラダラ長いのでかなりの退屈、宇宙船などの特撮パートは一昔前の日本のテレビヒーローもの程度。宇宙戦闘も一応あるが、動かない宇宙船から光線でやりあうだけ。とゆうトホホなほどの出来。一応ヒロインのドロシーも演技下手がばれないように、前半セリフなし、ただのお茶くみとか、手の甲の機械をなにやらコチョコチョやるシーンと椅子に座ってクルクルまわるシーンが何回もあるとか、なんの見所もない。後半になってよーやく、グダグダのアクションや少しのセリフがあるが、この後実生活で殺される事を考えると、なんだかせつない。まー、どっちにしろ全体的に眠い出来なんだが、まったく魅力がないかと言われれば、そーでもない。この映画には人型エイリアンが多数登場する。もちろんキグルミ程度なんだけど、CG化される前のスターウォーズのカンティーナの酒場を彷彿させる感じでなんだか変な味わいがある。それに後半の西部劇の町みたいな惑星も赤いフィルーターがかかって、そこでがんばって演じてるドロシーをその後の彼女の運命やこの映画に出る経緯を考えながら見てると、これまた変な味わいがあったりする。退屈だったが、そんな部分には3点あげたい。
[DVD(字幕)] 3点(2008-10-31 22:30:20)
31.  炎628 《ネタバレ》 
戦闘シーンを描く戦争映画ではなく、一人の少年の体験する戦争で行われる行為を表現した映画かな。なので戦闘シーンはほとんどない。直接的な殺傷シーンもない。前半は暗く淡々としていて退屈だったが、後半1時間は悲惨だった。まるでお祭り騒ぎのドイツ兵、一つの小屋に村人を集め、小屋ごと焼き殺す。嵐のさったよーな静けさの中、少年は老人のような顔つきになる。悲惨すぎる。しかし、よく考えると、こんな酷い事をされた国ですら、他でやっぱり酷い事をしている。戦争をした国で、なんの罪もない一般人を殺さない国は一つもない。人間は人を愛しながら、人を殺せる生物なのだ。物を作りながら壊せる生物なのだ。平和を望んで戦争できる生物なのだ。こんな矛盾した生物は奇妙だ。モンスターだ。でも自分もその生物なのだ。だから、それでも人間を素敵な生物だと思いたい。人間が自ら人間を否定すればいったいどこに救いがあるんだろう。うーん、あまりにも後味が悪いので、いっぱい考えてしまった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-22 02:15:28)(良:1票)
32.  不思議惑星キン・ザ・ザ
エド・はるみはグーだけど惑星プリュクではひたすらクーでした。キン・ザ・ザツアーを心ゆくまで楽しめるかどーかはあんたにとってクーが有りか無しかしだい。ヘタウマSFな世界感。一般人にはまず思いつかない身体表現。奇妙なおっさん、おばはん達。ダラダラとちょっと長かったけど、この世界は確かに新鮮。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-18 22:14:43)
33.  ダーティ・キッズ/ぶきみくん
80年代、キャベツ畑人形なるものがアメリカで流行った。日本ではあんまり流行らなかった。でも俺はどっかで目にしたことはある。見れば覚えている人もいると思う。あー、あのキモイ人形ねって。今ならキモカワイーでちょっとは流行ったかな。その人形をパロって作ったのがごみ箱キッズってゆう人形。で、それもアメリカでは大流行りでいまだにマニアの間でグッズなどが取引されてたりする。で、これはそれの映画。とあるいじめられっ子が、ひょんなことからバイト先の不思議なアンティークショップで、絶対開けちゃダメと言われているごみ箱を開けてしまう。すると中から、顔にぶつぶつある奴や、ワニ顔の奴やらのヘンテコな連中が飛び出す。彼らが、そう ごみ箱キッズなのだ。邦題に習うならダーティキッズ。妖怪か、はたまた宇宙人かは一切謎の存在。ぶきみくんと邦題でわざわざ名前を言い直してる所が馬鹿っぽいけど、なんとも下品な連中で、しょんべん洩らすは、オナラはこくは、騒ぎだしたらとまらない。でもまー、人に危害を加えたりするほど危険な連中でもない。てゆーか最初に登場するインパクトとは別に映画が進むと意外といい奴だったりする。そんな彼らと知り合いになったいじめられっ子が、色々あって人として成長するって内容。役者には花がないし、演出もチープで映画全体から、かなりの低予算なB級臭がするのだが、ごみ箱キッズの造形は意外にも良く出来てる。たぶん、子供が良く出来たキグルミを着てるとは思うのだが。しかも、醜人収容所なるものが登場したり、変な歌を歌ったり、ブラックジョーク的な馬鹿さもそれなりにあるし、最後は主人公の台詞にちょっぴり感動しちゃうってゆうオマケつき。でもまー、それでおもしろいのかと聞かれれば、正直、微妙。もっとはちゃめちゃな内容なら、突っ込んだりもできるのだが、B級ながら意外にも定番の道徳説教でまとまってるので、肩すかしもいいとこだ。こっちは邦題から想像して、もっとグダグダな映画を想像してたのに~。ごみ箱キッズかなやっぱ見どころは。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-10-16 01:40:02)
34.  ハンガー(1983)
退廃的な芸術感漂うヨーロッパの香りがプンプンする吸血鬼映画でした。だから普通の吸血鬼映画みたいなエンターテイナー性はあまり感じませんでした。吸血シーンも直接描写は一回のみです。しかもけだるいエロさでプレイの一貫として撮っております。単純なホラーを表現したいんじゃなさそーです。愛欲と、血と美、歳をとる恐怖と、残される者の悲哀と、風になびく白いカーテン、ドヌーヴの怪しい魅力と、まーでも、とにかくエンターテイナーよりの俺の感性はこーゆうフワ~ッした感じのにはちょっと微妙。ただ、デビット・ボウイが急速に年老いていくのと、最後の展開がちょっとホラーチック。
[DVD(字幕)] 5点(2008-10-14 19:12:34)
35.  スペース・パイレーツ
なんか売ってたのでDVD買って観た。ドタバタコメディーで馬鹿なんだけど、これがB級にしては意外としっかり作ってあっておもしろかった。セットもわりと豪華だし、色々な小ネタがまさにスペオペ。ストーリーも良く出来てるよ。おバカなんだけど、なんだろ、よく出来てる。飽きさせない細かいアイデアもいい。この映画にはロボットが沢山出てくるんだけど、これがいい味だしている。自分でネジはずしてぶっ壊れるし、オイルみたいなゲロはくし、とれた首持って逃げるし。戦闘はほとんど彼らがやるんだけど、クライマックスの戦闘で、前で戦闘して、壊れたら後ろで速攻で修理して戦わせてる所なんて、馬鹿すぎて楽しい。しかも動きがもっさりしてるので、もうロボットのオダンゴ状態だ。途中で出てきた、巨大な賞金稼ぎの乗り物も実物なんで迫力あったし、へんてこな宇宙人とか、ほとんど本編とからまないのに、意外とグロテスクに作ってあるエイリアンの幼生もどきの怪物とか、ああ、楽しいな~。楽しいスペオペだ。クライマックスの戦闘は、ズッコケ具合も、アイデアも非常におもしろい。お気楽なスペオペで、ちょっと古くてもいいなら、おススメ。
[DVD(字幕)] 10点(2008-09-18 21:56:20)
36.  ヘルレイザー2 《ネタバレ》 
世間での評価はイマイチですが、俺はこの2も大好きです。魔道士の正体が人間ってのも評価を下げる一因になってますが、俺は逆にそれがいいんです。特に医者が魔道士になっていくクダリが最高です。魔界の手術みたいな感じで改造されていくんですが、普通なら死にますよ。頭にドリルで穴あけられるし。でも死なない。死なないように死ぬほどの、いやそれ以上の苦痛をうけ、その苦痛のはてに快楽と悟りをえる、そんな改造風景が、なんかすごい。てゆーか、まさにそれが地獄の手術っぽい。死なないように考えれた痛みは人智を超えた技術でしかできない。そして人間の精神と感覚のはてを味わった者こそ地獄の住人らしい。魔道士みんな、そんな地獄の苦痛をうけて、あのキャラになったんだと思えば、不気味で興味深い。地獄の世界も マット絵だけど、なんか奇怪なスペクタル感が出てて、ほんとの魔界はこんなんかもって目から鱗状態になった。リバイアサンって神も、奇妙で納得。痛いシーンも前作以上だ。特に体に剃刀をはわすシーンは、痛そうでイーッてなる。この後のシリーズも嫌いじゃないけど、やっぱりヘルレイザーは1と2が一番だ。ああ、やっぱり俺、変態だ
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-17 21:32:13)
37.  ヘル・レイザー
魔界とSМを融合させたよーな世界観がたまんない。しかもこの映画の傑作モンスターの魔導士がヒロインの敵となってない作りが 他のホラーとは違ってて新鮮。そのストーリーも妖艶で陰鬱、なんと不倫が本筋だ。エロいな~。エロい大人のホラーだな~。痛さの表現もすごい。その苦痛が快楽とゆう魔界の設定はまさにSМだ。魔導士たちもボンテージファッションだし。魔導士たちのビジュアルも強烈だ。苦痛と悪夢を具現化した人間のカリカチュアみたいな姿。リーダー ピンヘッドのかっこよさもただものではない。それらの要素をゴシックな雰囲気の屋敷系ホラーでまとめてあるのだ。小さい頃に観て、あまりのトラウマ表現に一回はひいてしまった。しかし、改めて何回か観るうちにドンドン好きになってしまった。ああ、俺は変態だ。ホラーファンなら誰もが知っている有名変態ホラー。 DVDでないかな~。
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-16 21:56:31)
38.  インフェルノ(1980)
ハリウッドにわたって撮った魔女三部作の第二編。しかし、登場人物の言動が、なぜ、そーなるのか、よくわからないよーな出来にアメリカで不発に終わった。しかも監督自身も内容に関してはよくわからんと公言してるのだ。そう、サスペリアでは一応観客の目線で撮られてる部分もあったが、この映画は、のっけからもう異次元世界なのだ。つまり魔女=異次元なのだ。よって、そこに一般世界の常識はまったくあてはまらない。監督がわからんとゆうのもしょーがないのだ。ホットドックのおっさんが急に殺人鬼になってしまう世界なのだ。ガイコツのかぶり物で、私は死神と言い放ってもはずかしくない世界なのだ。魔女の目的も前作以上にわけがわからなくてもかまわない世界なのだ。この異次元世界での不条理な殺人によえるかどーかがこの映画を楽しめるかどーかの鍵かもしんない。ただ、前のサスペリア級を期待するとまったくの期待はずれに終わるかも。今回は音楽もゴブリンではないし。テンポも雰囲気も俺にはあまり良くない出来に思えました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-09-16 19:34:43)
39.  戦慄の絆
双子を土台にして描く自己が崩壊する恐怖。でもまー、全体暗いです。重いです。サスペンスとゆーより、ちょうどジャンキー映画を観てる感じです。今までちゃんとしてた日常が一つのきっかけで徐々にボロボロになってゆく様を淡々と観る感じです。まるでなにかの儀式のよーな真っ赤な手術風景とか、変態的な手術器具とか、所々にクローネンバーグ監督ならではのアイデアがあったりしますが、基本お得意のグロとかは少ないです(妄想で一部あり)。画面全体からジワジワあおってくる不安感と、一人二役の双子の非常に難しい役をこなした主役の鬼気迫る演技などに 最後はかなりブルーな気分で集中して観てました。双子って、それだけでも不思議な存在に思えてしまうが、そちらからあえて描くことで人間の精神構造がかいまみえるんやね。でも正直、途中はしんどかった。なんやろね、内面からジワジワしんどかった。
[DVD(字幕)] 3点(2008-09-05 21:55:29)
40.  チェンジリング(1980)
もう今更観ても、目新しくないストーリー、そして特撮も古くさく、ありがちなオカルト映画ですが、しかし、最近観てなぜか結構おもろかった。なんでかわからんけど。とりあえず、まず映像が古臭くてちょっと汚いのがいい。70年代の映像には、オカルトものの香りを漂わせるゴシックな雰囲気がある。キレイな映像でこの感覚は出せない。そして役者。家族を失くして絶望を味わった男の哀愁が主役のおっちゃんからものすごく出てて物語に引き込まれる。家族を失くした男だからこそ、普通なら気持ち悪るがって逃げちゃう心霊現象にどっぷりはまっていき、愛を失くした男だからこそ、その真相に近づけば近づくほど何かをしなくてはいられなくなる、とゆう男の心理状態が、この役者の演技だからこそ、よく理解でき、また過去に悲劇を抱えた男と霊の関わりとゆう状況が非常に味わい深く感じる。そして心霊現象では降霊会のシーンが結構ゾクゾクきました。文字を乱雑に書くうつろな目の霊媒師、そしてその中で答えだけを力強く書き、それを読み上げる助手、このシーンが、なぜかすごくリアルな降霊会に思えて、こっちのテンションを十分引き上げてくれました。怖かったかと言えば、正直そんなにって思えるが、オカルト映画としては、そこそこ楽しめる映画でした。DVD化希望。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-19 16:53:56)
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