21. ターミネーター4
ジョン、マーカス、そしてカイルの三人の主人公による「審判の日」以降のターミネーター映画。新キャラのマーカスがなかなか良いキャラだったので、できれば生き続けて続編(…がある予定だったとか)にも出て欲しかったところ。最後のほうでシュワちゃんが全裸でバーンと出てきた時は驚くより笑いがこみ上げてきたのは何故だったんでしょうか(笑) [インターネット(字幕)] 6点(2020-01-05 16:21:52) |
22. カメラを止めるな!
既に皆様が書かれている通り、前半のゾンビ映画部分の違和感の理由を後半部分のメイキングで説明する、という構成は「なるほどなぁ」という感じ。監督と娘の親子ドラマみたいなものもクドくない程度に描かれていて、なかなか面白い作品でした。ただ、この映画のタイトルが2018年の流行語大賞にノミネートされたり、この年の社会現象!とか呼ばれるほどの話題性の映画かというとやや疑問。隠れた良作というポジションが似合う映画だと思うんですが。まあ、話題になったから私も観てみようかな、と思ったわけですけど(苦笑) [地上波(邦画)] 7点(2020-01-05 16:12:28) |
23. 劇場版MAJOR メジャー 友情の一球
《ネタバレ》 これまで描かれなかった吾郎の福岡時代のエピソードを軸に、小森や寿也達の当時の近況なども上手く挿入された時系列の空白を埋める物語。メジャーファンなら見て損はない内容である一方、漫画やアニメなどの予備知識がないとちょっと厳しいところもあるかも。ところで「友情の一球」というのはてっきり特定の誰かとの友情を指すのかと観る前は思っていましたが、チームメイト全員に対する意味だったんですね。そこがちょっと意表を突かれました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-25 23:16:12) |
24. ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して
タイトルロゴや日本版予告編がどうにもドタバタC級コメディ的なノリなのですが、内容は意外にも(?)良質なドラマを展開。三人の男が鳥を探して世界各地を飛び回る一年間の姿が主軸ですが、彼らを取り巻くそれぞれの家庭や仕事との関わり、「しあわせの鳥を探して」はいなかったですけど(苦笑)探鳥に明け暮れる先に待っていたものまでをしっかり描いていたのが好印象でした。ジャック・ブラック作品久々の当たり作。 [DVD(字幕)] 7点(2016-08-20 17:57:14) |
25. ルドルフとイッパイアッテナ
20年以上前、NHKのテレビ絵本番組にて毒蝮三太夫の語りで見て以来、久々の再会でした。児童文学の原作の第1・2作の舞台を現代的にアレンジした内容。CGで描かれた東京の街並み、季節ごとに移ろう風景、世間知らずだったルドルフの成長譚と、頭の切れるボス猫・イッパイアッテナとの信頼関係、後の伏線を丁寧に張った演出など見所満載。2冊分を90分にまとめたということで、サブエピソードの数々は大分端折られてしまいましたが、ルドとイッパイアッテナのそれぞれの飼い主への「もう一度会いたい、そのためには…」という想いがしっかりと物語の中心に据えられていたと思います。本当の「悪役」は出てこない、カテゴリーとしては子供向け映画ですが、私のようなかつての「ルド経験者」にもお薦めの作品です。 [映画館(邦画)] 8点(2016-08-17 21:53:37) |
26. オールド・ドッグ
ロビンもトラボルタも結構な年になって、「父と子」ではなく「祖父と小さな孫」に勘違いされるシーンはやけにリアル。まあ内容は良くも悪くもディズニー…といったところ。 [DVD(字幕)] 6点(2016-05-29 22:04:00) |
27. ねこタクシー
《ネタバレ》 だいぶ前に連続ドラマ版を鑑賞しており、改めての映画版鑑賞。御子神さんとの出会いが間瀬垣一家にもたらしたものはドラマ版のまま、御子神さんの元の飼い主のエピソードの代わりに猫屋敷が、「ねこタクシー営業」をするにあたっては同僚女性ドライバーと、壁として保健所とのやり取りが映画版では追加。ラストの決断に関しては全く異なる結末を迎えるものの、間瀬垣が御子神さんを通して一歩を踏み出す、という状況は同じで、ドラマも映画も同工異曲といった感じ。ドラマ版で深く描かれた同僚・沼尻の人間性や彼が間瀬垣を認めていくエピソードがばっさりカットされたのは残念でしたが、その辺りは所長の語りで代替されているかな、と。なんだか両作品の比較ばかりになってしまいましたが、どちらだけ見ても決して癒しだけではなく、テーマの伝わる物語だと思います。ドラマ版が結構好きだったので、映画版に関しては…間瀬垣が少しずつ自分に自信を持ち始めていく展開があまり描かれず、若干の物足りなさは感じました。映画版が気に入った方は、機会があればドラマ版のほうも是非。 [地上波(邦画)] 6点(2016-05-29 21:53:24) |
28. バーニー/みんなが愛した殺人者
《ネタバレ》 もっとコメディ寄りかと思いきや、実話の殺人事件を基にしたこともあり、結構シリアスなドキュメンタリー仕立てといった作品。結末はああなるしか仕方がなかったって感じもしますが、衝動殺人を犯してから九ヶ月も世間を欺き、奉仕活動とはいえ殺した彼女のお金を使いまくっていた…という描写もあり、バーニーが完全に善人だとは言い切れないところが妙にリアルでもありました。 [DVD(字幕)] 6点(2016-05-21 13:11:07) |
29. シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~
分子料理って、何かのギャグかと思っていたのですが実際ある料理名(?)なんですね。そんな分子料理に代表される前衛的料理や三ツ星ガイドをコメディックに風刺しながら、シェフ二人が劇中の料理番組の如くああだこうだ言いながら信頼を深めていくのがテンポ良く描かれていて楽しめました。あとはジャン・レノが侍コスプレすると渡辺謙っぽく見えちゃったのが衝撃的でした(笑)。 [DVD(字幕)] 7点(2016-05-19 21:11:39)(笑:1票) |
30. 名探偵コナン 絶海の探偵
「相棒」シリーズのメイン脚本家が手掛けただけあって、偶然右京さんが船に乗っていても不思議はなさそうな「テレ朝の夜にやってるミステリードラマ」っぽかった(笑)。ラストの蘭救出劇は色んな意味で驚きでした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-08 22:55:20) |
31. 余命90分の男
《ネタバレ》 一応コメディックな内容ではあるのですが、余命を知って慌てふためく主人公が悲壮感剥き出しなのがなぁ。この直後のロビンの自殺を考えると、とても複雑な心境になってしまう作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2016-05-08 22:30:00) |
32. シェフ 三ツ星フードトラック始めました
SNSの短所と長所をコメディックに描写した点に感心。ツイッター初心者のオッサンが返信の仕方間違えて炎上、というのは妙にリアルで何だか笑えるような笑えないような…って感じですが。そんなやり取りでカールが仕事に支障をきたす過程を描いた前半と比べると、フードトラックが出てきてからの後半は案外普通の親子のロードムービー的な展開で、正直前半のほうが面白かったかな。でもまあカールは腐っても一流シェフだし、腕をふるったサンドイッチの味がお客に受け入れらずに…いう話にはならないか。ちなみにキャストのチェックをせずに観たので、ホフマンやらヨハンソンやら、ジョン・レグイザモやらが次々出てきたのは驚きでした。 [DVD(字幕)] 7点(2016-05-08 22:24:10) |
33. シュガー・ラッシュ
《ネタバレ》 いや~、ラルフ!短気で粗暴で単純だけど(笑)根は心優しい良い奴じゃないですか。ディズニー映画の主人公らしからぬキャラですが気に入りました。多分、彼がヒーローやメダルに固執していたのは、心底悪役を演じるのが嫌だったというわけではなく、「誰かに愛されたい」そのきっかけとしての証が欲しかっただけなのではないかと。その願いも騒動の中で出会ったヴァネロペによってついに叶ったわけで。愛に飢えていた心が満たされてラストのセリフに繋がったのではないかと思います。ストーリーとしては結構都合の良い箇所も散見しますが、軍曹やフェリックスといったキャラも良い味を出していた、楽しい作品でした。 [地上波(吹替)] 7点(2016-04-29 13:27:48) |
34. 映画 けいおん!
テレビ版のまったり緩々感をそのまま本編に持ち込んだ、ある意味アニメ「けいおん!」の完結編ですね。登場人物が軽音楽部なのに音楽に打ち込むシーンとかがほとんどないのは相変わらず(苦笑)。海外旅行をする以外は大きな出来事やドラマチックな事件もなく進むのですが、まあこれはこの作品の味ということで。 [地上波(邦画)] 6点(2014-08-31 21:14:53) |
35. 宇宙兄弟#0
前職時代の六太のエピソード、本編ではあまり見られない未熟な日々人の姿や、ブライアンとの交流などが描かれる「宇宙兄弟」の前日談。これは「#0」というタイトルや、公開までのプロモーションなどでも常に語られていることなので、今まで漫画やアニメを読んできた、見てきたファン向けの映画でしょう。本編登場のキャラクターがモブで描かれているのでそれを見つけるのも楽しいですが、一度も本編を見たことのない人には説明不足で分かりにくいシーンもあるのではないかと思います。私はアニメ全話視聴済で映画に臨みましたが、まだ1話から見返してみたくなりました。内容自体は7点、作品への愛着で+1点。 [映画館(邦画)] 8点(2014-08-31 21:10:25) |
36. ライセンス・トゥ・ウェディング
ストーリーのラストはまあタイトルからバレてるようなものだから、これはそこに至るまでのパワフルなロビン牧師を楽しむ映画でしょう(笑)。なかなか面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2014-08-21 22:52:41) |
37. 僕らのミライへ逆回転
ジャック・ブラック印のアホコメディかと思いきや、ラストに向けては感動的に作られていて一粒で二度美味しい感じ(?)。まあ色々とありえない&強引な展開はありますが、後味は良いですね。某レンタルチェーンが全国展開していく前によくお世話になった、地元のビデオレンタル専門店を思い出しながら鑑賞しました。 [DVD(字幕)] 7点(2014-08-21 22:47:42) |
38. 宇宙兄弟
《ネタバレ》 原作前半の駆け足ダイジェストに原作では描かれていない最終エンドを無理やり挿入した、といった感じでした。極力減らした登場人物の書き込みも簡略化されてしまい、深みがなく記号のようになってしまったのは残念。特に主人公なのに関わらず日々人の描写があまりに薄くないでしょうか。小栗旬は六太を演じるにはカッコ良すぎ(笑)。総じて早すぎた実写映画化作品だと思います。 [地上波(邦画)] 5点(2014-08-10 14:14:41) |
39. 銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲<オーヴァチュア>
テレビシリーズの後半部分の頃に公開された映画ですが、話としてはテレビシリーズ冒頭のリメイクといった趣で、なぜこの時期に?という疑問が。一応「我が征くは~」の続編にはなっています。 [ビデオ(邦画)] 6点(2014-08-08 23:25:40) |
40. 銀河英雄伝説 わが征くは星の大海
後に制作される全110話のテレビシリーズの前日談ですが、これだけでは作品全体そのものは理解し辛いかも。そのテレビシリーズを少しでも見て登場人物の立ち位置など基礎知識を理解した上で鑑賞するのが良いと思います。 [ビデオ(邦画)] 6点(2014-08-08 23:20:51) |