21. ブレーキ・ダウン
《ネタバレ》 砂漠にポツネンとある『ブランケット』という町。あの町は本当に実在するのであろうか?高いところからこの町を映す画があるけど、本当に小さい。しかもおまわりさんが2人しかいないという…。町の風景をじっくり見ていると、メイン・ストリートのような道路はせわしなく車が行き来してるし、銀行もあるし、レストラン、ガソリンスタンド、自転車屋さんもある…この町で生活していたら町中の人の顔と名前を憶えれるのではないだろうか…。銀行内の風景は普通の銀行のように列をなして順番を待っている。どんなに小さな町でも町としての機能を果たしているのがおもしろい。この映画、それほど有名ではないけど、おもしろいし、よくできた映画ですよ。どのシーンも無駄がなく、丁寧に作られているように感じました。やっぱり知らない人の車に乗ってはいけませんね。 [地上波(吹替)] 8点(2006-05-26 17:42:05)(良:1票) |
22. ナイト・オン・ザ・プラネット
電話帳をおしりに敷いてるウィノナ・ライダー、かわいいなあ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-05 00:39:01) |
23. ワーキング・ガール
ああ、80年代!!某洋画劇場で放映してたのをビデオに録って、もう何度も何度も観ました。その頃中学生だっただろうか…アメリカの女性たちはこんなにも派手なのかと目を丸くしました。シガニー・ウィーバーがスーツにコートを羽織り、小脇に新聞を挟んで颯爽と出勤してくる姿に当時中学生の私は、キャリア・ウーマンというのはこういうものなのか!?とはじめて「キャリア・ウーマン」という言葉の意味に触れてみました。脇をかためるジョーン・キューザックも良かったなーー。声優さんが「小公女」のラビニアの声の人で、とっても印象的。主人公テスがスタッテン島からマンハッタンまでフェリーで通勤しているのも、いいな~~~。 [地上波(吹替)] 8点(2006-04-27 22:36:09) |
24. マーサの幸せレシピ
つい、どうでもいいところを見てしまう私は、マーサの部屋が好きです。特にキッチン。どーーんと並ぶオイルヒーター、鉄のフライパンがたくさんあったり、木のテーブルがあったり…。マーサの家でイタリア料理を振舞うことになったマリオがマーサの家のキッチンを見てうれしそうな表情をする…料理人にはたまらないキッチンなのだろうな~~。外食しないマーサはひとりで家で食べるときもきちんと料理してた。見習わなくては。リナの部屋(元マーサの寝室)も扉がふたつあったりして、あこがれます。 [DVD(吹替)] 8点(2006-04-24 22:04:57) |
25. アメリカン・スプレンダー
《ネタバレ》 アメリカにデラウエア州という州があることを初めて知った。ポール・ジアマッティー、他の映画ではのほほんとした様相なのに、この映画では役柄に添うためか人相がちがう。さすがだなあ。スーパーのレジに並ぶシーンは笑えたなあ。スーパーのどのレジに並ぶかっていうのは、一瞬でいろんな計算をして決断をしないといけないからね(レジの人のベテラン度とか並んでるお客さんのかごの中身とか)。ハービーの同僚のトビーが出てるMTVの映像、キツイな~~~。笑えそうで笑えね~~~。 [DVD(吹替)] 8点(2006-04-16 21:22:07) |
26. 旅する女/シャーリー・バレンタイン
《ネタバレ》 この映画、とても好きです。日常に疲れた主婦シャーリー・バレンタインはキッチンの壁と話をする孤独な42歳の女性。曜日ごとに夜ごはんのメニューが決まっていて、少しでも変更すると夫に怒鳴られる。ギリシャへ旅行に行って、本当の自分探しに目覚め、帰ってこなくなるというお話。こんなにも簡単に外国で働けるのかなあと疑問に思いながら、とてもうらやましい。エーゲ海の海辺で夕日を見ながらワインを飲むなんて、とても美しいのだろうな。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 19:12:59) |
27. バタリアン
この映画が実はコメディ?なのだと知ったのは最近のこと。レンタルビデオが普及しだした十数年前(まだ1本のレンタル代が1000円だったり、ベータがあったり)、はじめて借りたビデオが「バタリアン」でした(なぜ!?)。当時中学生くらいの私には怖くて怖くて、おどろおどろした手書きみたいな字幕の書体にもおっかなびっくりしつつ、膝を抱えて観たものです。なんだかよくわからないけど、大人になった今もつい観てしまう、そんな映画です。ちなみに「バタリアン」の吹替はスバラシイです。「バタリアン」のゾンビとロメロゾンビの違いは「バタリアン」のゾンビは脳みそを食べると自分が死んでいるんだという苦痛から逃れることができる…という説明があること?ロメロゾンビはそんな説明いっさいなしの有無をいわせぬ怖さがありますが。まだ「バタリアン」ゾンビのほうがユーモラス。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-15 18:02:19)(良:2票) |
28. テキサス・チェーンソー
《ネタバレ》 おあつらえむきカップル2組におミソなメガネくん・・・5人のテキサス珍道は、あるひとりのオンナの無垢な正義感により、地獄絵図へと変貌した・・・ヒロインのエリンさん、あなたのことですよ・・・ [DVD(吹替)] 7点(2007-05-12 15:15:06)(良:1票) |
29. 危険な情事
この映画は今までぼんやりと捉えてきたその『不倫の末路』をはっきりくっきり明確に、決して美しい悲恋ものなどにせず、目をそむけてしまいたい現実の恐怖を一気に見せつけた超メジャーな映画だと思う(当時)。そしてマイケル・ダグラス・イコール・エロおやじ、というイメージはこの映画によって揺るぎないものになってしまった。グレン・クローズ(眉毛がないよ~~~)の鬼気迫る演技もスゴイ。でも私はこの映画、グレン・クローズ演ずるアレックスが全部が全部悪いとは思えない。 [地上波(吹替)] 7点(2007-05-12 15:04:13) |
30. コール
《ネタバレ》 確かに脚本のぐだぐだ感はありますが、それなりに楽しめました。母と娘が引き裂かれるシーンなど、あぁあぁ…と涙。ホント、ダコタ・ファニングを見ていると娘が欲しくなります。シャーリーズ・セロンが剃刀でケビン・ベーコンに切りかかるとき、どこを切りつけたのかわからなくて、のちのち「はあはあ…」と苦しそうに股間が血まみれになっていたので、「本当に切っちゃったのかーーー!?」と思いましたが、足を切りつけたのですよね?このシーンの後から本当にケビン・ベーコンがずーーーっと顔色が悪いし、コートニー・ラブ演じる奥様に「話がある…」なんて言うもんだから、「去勢されたんだ…」と打ち明けるのかと思ったら「今日から新しい娘ができるぞ」だなんて。あ、な~んだ、やっぱり違うんだ、とちょっとガッカリしました。 [DVD(吹替)] 7点(2006-08-27 23:21:26) |
31. アルフィー(2004)
この映画に出ているシエナ・ミラーがスインギング・ロンドン時代から飛び出してきたようなヘアスタイルにファッションで、とてもキュートで観ていて楽しかった。私生活でもジュード・ロウの恋人のようですね(今はどうなったのかわかりませんが)。この『アルフィー』という映画、単なるラブコメを貫いているのではなく、随所随所がシリアスなのがミソ。映画の中で女たちは甘い声で「アルフィー」と呼ぶ。愛をこめたその呼び方、そして全てを与えてきた女たち、そんな女たちにアルフィーは何も与えなかった。乱暴に扱われた愛は、さまざまな形でアルフィーに孤独を教えた。 [DVD(吹替)] 7点(2006-06-29 00:56:54) |
32. フォーン・ブース
おもしろかったです。この映画、舞台はニューヨークの公衆電話ということになっていますが、ロサンゼルスで撮影をしたそうですね。ものすごくニューヨークニューヨークしてるので全然わかりませんでした。この犯人、別段スチュに恨みがあったわけでもなんでもないのでしょう。無作為に選ばれたスチュはいたってフツーの人。その彼が恥も外聞もかなぐり捨てて命乞いをする…それを笑って見てる犯人はかなり変態。この映画、コリン・ファレルよりキーファー・サザーランドのギャラの方が多かったら、イヤだな~~~ [DVD(吹替)] 7点(2006-05-24 14:50:18)(笑:1票) |
33. ジュラシック・パーク
当時、「『ジュラシック・パーク』?けっ」と悪態をついてた私ですが、観てみるとめちゃめちゃ怖いしハラハラするし、意外や意外、おもしろかったのでビックリ。特にキッチンのシーンが怖い。あまりの怖さに一時停止ボタンを押してしまったくらい…。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-15 00:48:54) |
34. レクイエム・フォー・ドリーム
《ネタバレ》 サラの廃人っぷり、ハリーの腐っていく腕、テレビ番組の掛け声…本当に怖い。順調のように見えた夏が過ぎ、秋が来て、ただただ堕ちていくだけの冬、なにもかも救いがなくて目を背けたくなるシーンの連続。音楽の素晴らしさが余計に恐怖を煽ります。この映画のサントラを持っているのですが、運転しながら聴くとどんどん落ち込んでいくので、運転中は聴かないようにしています。 [DVD(吹替)] 7点(2006-05-05 00:23:58) |
35. バイオ・インフェルノ
感染者というのはなぜゾンビのような行動をとるのだろうか…。ゾンビ好きの私はハラハラ、ドキドキ楽しめました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-05 00:08:50) |
36. I am Sam アイ・アム・サム
中盤くらいからずっとうるうる泣きながら鑑賞してました。前情報も何もなしでこの映画を観たのですが、ミシェル・ファイファーが出てくるなんて知らなくて、もう感動しました。ミシェル・ファイファーが出てきたことで映画にぐっと安定感が生まれたような気がします。終盤里親役で出てきたローラ・ダーンにもびっくり!『ブルー・ベルベット』以来のローラ・ダーンの泣き顔が見れただけでもめっけもん!!いい役者さんを使ってますね。 [DVD(吹替)] 7点(2006-05-04 23:04:42) |
37. ユー・ガット・メール
《ネタバレ》 ニューヨークに行った時に、この映画のふたりが初めて待ち合わせをした「カフェ・ラロ」というカフェに行ってみました。映画で観るよりもものすごく小さなカフェだったのでびっくり。ステキなカフェでした。キャスリーンと同棲してたフランクの別れのシーンが好きです。こーーんな別れ、実際ありえないだろうとは思うのだけど、すごくほほえましいなあ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-27 22:55:14) |
38. 激突!<TVM>
車を運転してて、バックミラーに大きな大きなダンプカーが迫ってくると、この映画を思い出します。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-27 22:11:11) |
39. トスカーナの休日
フランシスがみんなに手料理を振舞うシーン、大好きです。イタリア料理を無性に作りたくなったり、食べたくなったり。イタリア料理ってあたたかさを感じます。 [DVD(吹替)] 7点(2006-04-24 21:39:15) |
40. ヴェラ・ドレイク
《ネタバレ》 この時代、堕胎は合法ではなかったのだろうなー。堕胎するにはものすごくお金がかかる。スーザンはお金持ちの娘だったから医者で堕胎ができたのだろう。その他の女性たちは貧しさゆえヴェラの言う「助け」を必要とした。子宮の中に石鹸水を入れて流産を促すなんて、怖いな~~~。マイク・リーは生活に根ざした家族の姿を描くのがうまい。舞台がイギリスのせいかお茶やビスケットを嗜む習慣、地に足つけてきちんと仕事をする家族たち、映画を観にいったり散歩をしたりダンスをしたり…。重たいテーマの本作ですが、土台がしっかりしているせいか、穏やかに鑑賞することができた。 [DVD(吹替)] 7点(2006-04-20 00:02:33) |