21. 大いなる西部
《ネタバレ》 ○タイトルに大いなる(現代はBIG)がつく割には、こじんまりとした話の印象。両者の争いもくだらなく、それに巻き込まれる変わり者の主人公という感じ。○ロケーション、撮影は素晴らしかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-03 21:24:26) |
22. ヴェラクルス
《ネタバレ》 ○好きな監督で、高評価のようだが至って普通だった。○ゲイリー・クーパーとバート・ランカスターの出会いの場面は割といい感じだったが、その後は名コンビといったような感じではなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-12 19:15:32) |
23. 眼下の敵
《ネタバレ》 ○あまり動きがなく、1時間半ではありながら退屈であった。○終盤から少し面白くなったが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-08-30 22:25:25) |
24. チャップリンのニューヨークの王様
《ネタバレ》 ○自身を投影したような作品。入国禁止に追い込んだアメリカへの皮肉がきいている。そのためか、らしいコメディシーンも少ない。○自己主張をする少年とのエピソードが感慨深い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-04 23:41:45) |
25. 熱いトタン屋根の猫
《ネタバレ》 ○当時よく制作されていた舞台劇のような映画。○ホモであることを示唆する演出も当時の規制のある中でのものであると考えると面白い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-03 21:13:00) |
26. お熱いのがお好き
《ネタバレ》 ○やっぱりビリー・ワイルダーは安定している。○思った以上に一シーンが長く、もうひと展開ほしいと感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-21 14:59:46) |
27. 理由なき反抗
《ネタバレ》 ○オープニングが秀逸。観る者を惹き付ける力がすごい。カメラアングルとかもあるだろうが、ジェームズ・ディーンが凄いのだろう。○話としては大したことはないのだろうが、青春モノのとしての切なさ・刹那はうまく描けていると思う。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 21:30:06) |
28. ショウほど素敵な商売はない
《ネタバレ》 ○ミュージカルとはこういうものだろうが、歌とストーリーの絡み合いがあまりにもなさすぎる。7割がミュージカルシーンとあり、ストーリーの進展はあるときは突然、あるときはストップである。○「雨に唄えば」でも拝見したドナルド・オコナーのソロシーンは突出している。残念ながら他のシーンはどれがどれだか区別できるほどのものではない。 [映画館(字幕)] 3点(2010-04-30 23:57:28) |
29. 禁じられた遊び(1952)
《ネタバレ》 ○何も知らずにお墓をたくさん作りたくなってしまうポレットの姿が残酷すぎる。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-01 20:44:16) |
30. 北北西に進路を取れ
《ネタバレ》 ○ヒッチコック映画を何本か観れば、この映画がどんな結末を迎えるのか分かってしまうのではないか。主人公の男が訳も分からぬまま事件に巻き込まれ、途中から出てくる金髪美女が助けてくれるというお決まりの展開である。○各シーンの繋ぎが構成上不自然に見える。○いつものヒッチコック作品と比べるとコメディは控えめだったな。 [DVD(字幕)] 4点(2010-01-01 19:41:05) |
31. 決断の3時10分
《ネタバレ》 ○観て良かったとは思うが、心理描写を描いた割りにしっくりこない結末だった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-17 13:03:01) |
32. めし
《ネタバレ》 ○小津映画にもよく描かれる縁談による結婚の崩壊が描かれている。○親の反対を押しのけて結婚した三千代に対して、姪の里子という設定は良い。○夫婦仲の解決が観ていて納得させられるものではなかった。○里子のキャラは見ていて腹が立つ。○メインのストーリーは何とか収拾が付いているが、サブストーリーは中途半端なまま終わった気がする。○原節子の演技力は見事。 [DVD(邦画)] 6点(2009-07-10 10:09:29) |
33. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 ○捕虜は軍人らしく生きるため敵の作る橋を全力で作り上げる。一方でシアーズらは敵の勢いを止めるため敵の橋を破壊しようとする。皮肉と言うべきか、素晴らしい脚本構成。○ニコルソンがシアーズと再会し、「自分は何をやっていたんだ」と感じ、あっけなく橋は爆破されてしまう。皮肉にも、偶発的だが橋の建造を指揮した自分で。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-04 09:47:25) |
34. 鉄道員(1956)
《ネタバレ》 日本人受けしそうなストーリー展開。泣いたりしなかったが、確かに良い映画だった。この手の作品は溢れてるから、オチが読めてしまったのが残念だった。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 11:18:42) |
35. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 そこそこ楽しみましたが、捻りが無さ過ぎたか。ちょっと怪しい行動を見ただけで騒いでいるジェームズ・スチュワートの立場に立てるかで評価が変わってきそう。警察の対応は間違ってないように思えるし。僕が警察だったら、「このじじいは何を戯言言ってるんだ」って思っていたでしょう。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-15 13:09:56) |
36. 橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
《ネタバレ》 当時の若者の戦争への思いが、上層部の中途半端な対応で変な方向に爆発してしまう。終盤の銃撃戦がむごく、むなしい。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 23:18:47) |
37. 宗方姉妹
《ネタバレ》 他のレビュワーも書かれていますが、高峰秀子は小津映画には合わないですね。小津映画には彼女の活きる状況があまりない気がする。でも、映画の出来は決して悪くない。当時から新しいとか古いとかの考えが今のように横行しているとは思わなかった。にしてもビンタシーンにはびっくりした。自分がビンタされたかのように驚いた。 [DVD(邦画)] 6点(2009-05-10 23:01:29) |
38. ローマの休日
《ネタバレ》 期待して観たからかそれほどでもなかった。オードリー・ヘプバーンの魅力は大したものだが、話自体がそれほど面白くない。ヒロインが王女様で、相手役が新聞記者という設定が活かせているのはほぼラストシーンのみ。ウィリアム・ワイラーならもっと面白い作品を作れたのではないかと思う。でもまあいわゆる名作として観る価値はあったかと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-04 19:20:03) |
39. 蜘蛛巣城
《ネタバレ》 メッセージ性は十分伝わるのだが、間延びした感は否めない。オカルトシーンもそこまで大したことはない。ただ、山田五十鈴の存在感は素晴らしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-02 09:50:01)(良:1票) |
40. めまい(1958)
《ネタバレ》 ○サスペンスもロマンスも中途半端の作品。サスペンスとしては先が読めてしまい、ジョンが自殺を目撃したシーンは明らかに怪しい。○てかあの尾行は元警官として駄目でしょ、バレバレやし。○高所恐怖症と言うのも都合よく使われているだけで、上手い演出だとは一切思わなかった。○ロマンスもお互い惹かれる理由が分からない。ジョンは頼まれて尾行していたのに、恋愛関係になってはいけないという葛藤もないのはおかしい。○一演出として、ジョンが夢を見るシーンはなかなか秀逸。ヒッチコックの才能を感じた。○そもそも、脚本段階で駄作が決まっていたような気がする。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-13 19:58:42) |