21. ベルリン陥落
《ネタバレ》 1949年のソ連の戦争映画でしかもカラー。ある意味貴重な作品と思って興味津々で見ました。で見たら想通りのスターリン賛美の作品ですね。特に最後は。ま当然といえば当然。むしろそれが逆に新鮮な感じがした。今までに味わったことがない感じですね。1949年の作品ということを考えると内容はまずまずよくできている。てか相当頑張ったと思う。猛然とつき進む戦車のシーンなんかはまさに見所。さすがソ連です。 戦争直後だけにまさに当時の兵隊を見てるような感じ。戦闘シーンで人がパタパタ倒れていくのは違和感ありますが。主要人物の演技はよかった。特にヒトラー役の人の熱演ぶりは凄かった。ただ日本人が出てくるシーンには噴出しそうになる。思わず誰だお前といいたくなる^^; [DVD(字幕)] 8点(2007-01-12 13:03:59) |
22. スターリングラード(1993)
なかなかリアルな作品ですね。最近の戦争映画のような変なかっこつけがなく真面目に作られている。まさに戦場といった感じですね。後半は本当に寒そうな感じがした。ロシアで戦うことの厳しさを実感させられます。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-12 12:29:07) |
23. おばあちゃんの思い出
いいですね。誰もが一度小さい頃の自分、忘れかけていた頃の自分がいる時代に行ってみたいと思ったことがあるでしょう。しかしそれは決してできるわけではないし、例えアニメでそれを実現したとあってもどうしてもどこか違和感を覚えてしまう。しかしドラえもんの作品だからこそ違和感もなしにそういうことができる。ほんとに羨ましいですね。ドラえもん好きなら一度は見ておきたい作品。心が洗われます。 [インターネット(字幕)] 6点(2007-01-12 12:15:28) |
24. 完全なる飼育 愛の40日
《ネタバレ》 原作を読んだことがないので特に先入観なしで見ましたが(前作は見た)けっこう引き込まれました。前作と比較すると雰囲気がかなりリアルだったと思います。こういう願望を持った中年男性はいっぱいいるんだろうな。てか今もどこかでこういうことが起きているんだろうなと思わせてしまう作品。。次第に変化する二人の描写が上手かったと思う。監禁する方もされる方の心境がよく理解でき伝わってきました。ただ女優の演技は本当に下手でした。本当に下手でした。セリフはかなり棒読み。ただセリフが棒読みなところ以外はむしろこの作品の雰囲気に合っていたと思う。ぎこちない感じが監禁された少女っぽさがありますね。最後に一言、カメラアングルも悪いし単調なエロシーンしかないのでそういうのを期待する人にはお勧めではないと思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2007-01-05 04:18:21) |
25. パール・ハーバー
いいのは映像の迫力だけですね。それ以外は突っ込みどころ多すぎですし、見てて退屈な感じがしました。あとは全体的にかっこつけすぎなところが違和感ありましたね。これが歴史上あったことではなく全く架空の戦争物であるとするならばもう少し点数上げてもいいかなとも思いますが。 [地上波(邦画)] 3点(2007-01-05 01:36:16) |
26. 太閤記~サルと呼ばれた男~<TVM>
今まで見た時代劇の中で最もがっかりした作品の一つ。脚本も演技もあまりにひどかった。歴史が好きな人が見たらとても見ていられないと思う。時代劇としては見れないですね。かといってドラマとしてみてもちょっと…。正直0点にしようかと思いましたが、小学生向けの歴史教材として見れば案外いいかもと思った。というわけで1点贈呈。 [地上波(邦画)] 1点(2007-01-05 01:28:30) |
27. ドラえもん のび太の宇宙小戦争
《ネタバレ》 なんでスネオのプラモデルの戦車で戦わなければならないんだよと突っ込みを入れたくなりますが、あくまでドラえもんは子供向けなのであって夢があっていいと思う。子供のときってプラモデルに乗れたらなんて考えたりしますよね。それを実現可能にするのがドラえもんの世界のわけで。そういう子供の視点に立って大人が作品を作るってほんと凄いことだと思います。この作品ではのびた達一人一人の個性が強く見られます。のび太は相変わらずおっちょこちょいでのろまですがいざというときの度胸はある。ジャイアンは勇敢。中でもスネオの臆病な部分、しずかちゃんの正義感がこの作品の見所でもありますね。スネオを説得するしずかちゃんはカッコよかったです。ほんとにキャラ設定が上手くいった作品ではないでしょうか。登場人物は多彩だが決してわかりにくくなくゲストキャラ、敵キャラも個性的でよかったですね。みなそれぞれの思惑が絡みあったような感じもいい。この作品は戦争映画を見てるような感じがします。ナチスドイツのような…。途中レジスタンスみたいな組織の人が奏でる?少年期は評判どおりよかった。 [ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-28 14:42:09) |
28. ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
タイトルや予告を見たら完全に子供向けで全く見る気がしませんでした。もう自分もドラえもんは卒業かと思い、とりあえず見てみるか的な思いでテレビで放映されてたのを見てたら予想をひっくり返された。全く期待してなかった分良く感じたのかはわかりませんが正直な気持ちおもしろかった。まあ今までのドラえもんとは違和感あるところが多々ありますがその辺は開き直るしかないですね。ストーリーはわりと深いですしスリルもあって面白い部分も多い。その代わり突っ込むところも多い。この映画を見るならば初期や中期の作品と比較しないことではないでしょうかね。後期の作品(ネジ巻き~この作品)として分けて考えるとその中では名作といってもいいのではないでしょうか。 [ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-28 14:18:07) |
29. ドラえもん のび太の宇宙漂流記
《ネタバレ》 これは悪くはないですよ。後期の作品(ネジ巻き~ワンニャン)の中では。ゲストキャラも魅力があると思います。ストーリーもわりと深い感じになてますし、少し怖い場面もあってよかったと思います。強いて言えば最後モアを倒すシーンが緊張感がないというか爽快感がないというか…。 [ビデオ(邦画)] 6点(2006-12-28 14:05:24) |
30. ドラえもん のび太と翼の勇者たち
パッと見いかにも面白くなさそうと思いながら見てやっぱりおもしろくない作品。映画のために無理やり作ったといった感じにしか思えなくなってくる…。ネタ切れですかね。この頃の作品ではゲストキャラが相変わらずワンパターン。というか顔が違うだけで前の映画にもこんなやつがいたぞといった印象。ジャイアンはカッコいいですがね [地上波(邦画)] 2点(2006-12-28 13:56:37) |
31. ドラえもん のび太の南海大冒険
タイトルだけ見ると初期の冒険物のようなイメージが沸きますね。ただその分期待して分がっかりさせられる作品。この頃の作品は友情をテーマにしたような作品が多いですがどうも感情移入できないというか、作品の作りがあまいんですね。深い話も無いですし。この作品もそう。あとつまらないギャグ的な部分が作品を悪くしてる印象を受ける。かなり低年齢の世代にしか受けないのではないでしょうか。面白そうな内容だけに上手くやればいい作品ができたのに・・・ [ビデオ(邦画)] 4点(2006-12-28 13:48:11) |
32. ドラえもん のび太の宇宙開拓史
《ネタバレ》 初期のドラえもん映画の中では印象が薄い。後半ジャイアンとスネオがのび太を助けに行くところはいかにも予想通りの展開といった感じでしたが、そのときのジャイアンの顔が印象的だった。大事な友達なんだということが強く伝わってよかった。一番の見所 といえば最後の別れのシーンでしょうか。どこでもドアで行けないですし本当に二度と会えないんだと思うと切なくなりますね。しかし宇宙のどこかとのびたの部屋の畳がつながってるなんてほんと凄い発想ですね。こういう夢のある話は好きです。途中動物に乗って走ってるシーンなんてのも憧れちゃいましたね [DVD(邦画)] 5点(2006-12-28 13:35:04) |
33. ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記
《ネタバレ》 タイトルからして面白くなさそうな先入観はあったが、見てみると序盤はわりとスリリングな展開でよかったと思う。しかし種撒くものが圧倒的な迫力があっただけに最終的な敵があまりにしょぼくそこが大きな違和感になっていたと思う。ただなんとなくホクロさんにちょっと救われたかな。あの人がいなければほんとにつまらない内容だった。 あとネジ巻きシティの動物達もあんまり親しみがもてないキャラクターばかりだったのがちょっと残念。 [ビデオ(邦画)] 5点(2006-12-28 04:04:59) |
34. ドラえもん のび太の太陽王伝説
《ネタバレ》 ドラえもん映画の中で一番おもしろくなかった。友情をテーマにしたものなんですがあまりにも露骨でいかにも安っつぽい友情って感じですね。最後の感動を誘う場面でもとても感情移入できるようなものではなかった。 [ビデオ(邦画)] 2点(2006-12-28 03:55:46) |
35. さとうきび畑の唄〈TVM〉
《ネタバレ》 非常にもったない作品ですね。戦争の悲劇性といったものをよく扱った作品で全体的によく作りこんでますね。それだけにあまり戦争を知らない人が見ると強烈な印象を受けるんじゃなないかな。この作品だけで戦争を語ってしまうと民間人は犠牲者、日本兵は悪、アメリカ兵は解放軍といった歴史観を強く持ってしまうのではないかと少し懸念。 少しその辺があまりに顕著だったような気がします。あとキャストですね。演技も今ひとつですがあまりに美形が揃いすぎて違和感がありますね。まるで現代の家族をタイムスリップさせて当時の世界に連れて行ったといった感じです。この話は英雄を扱ったわけでもなくごく普通の人たちのものなんですからね。もっと泥臭い感じの役者の方がいい味出せるでしょう。ちょっと萎えますね。重複しますがあまりに惜しい作品。ほんといい作品なんですがねぇ… [ビデオ(邦画)] 5点(2006-12-27 13:13:11) |
36. 完全なる飼育
《ネタバレ》 こんな女子高生いないだろといろいろ割り切ってみればふつうに面白い作品であると思う。妄想を映画にしたって感じですね。日に日に心境が変わっていく彼女、それに対する竹中。二人の変化の仕方は個人的には嫌いじゃないかな。アパートの住人達も愉快でよかったし入れるタイミングもよかったと思う。ただ見終わって特に何か得たといった感じではないですね。暇つぶしにはなるといった感じの作品です。 [インターネット(字幕)] 5点(2006-12-27 12:42:12) |
37. ドラえもん のび太と夢幻三剣士
《ネタバレ》 この時期のドラえもん映画では珍しい冒険物、勧善懲悪なストーリー、どちらかというと初期の作品に近い作品です。ドラえもん映画の中では珍しく特にこれといった強いテーマもないしある意味新鮮な感じでいいと思います。この作品では映画特有のゲストキャラ的なものが不在ですがしずかちゃんがその役回りをしっかりこなしているので違和感はなかったですね。ただよく考えれ「三剣士」というタイトルを使用しながら三剣士のジャイアン、スネオの活躍場面はほとんどないですね。(ラストはいないし、竜の場面でも一瞬で石化)それらしいのは序盤の三剣士が剣を合わせてオドロームを倒すと誓った?シーンくらいですかね(それも夢から覚めたせいであやふやになってる)序盤とラストがいまいちかみ合ってない。タイトルが違う名前であればまだ違和感はないのでしょうが。まそれでもなかなかおもしろい話には仕上がってると思います。敵キャラもいいですし戦闘もよかった。挿入歌も作品にぴったりですし。最後しずかちゃんの援護のタイミングもよかったと思います。 [ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-27 02:07:33) |
38. 人斬り
《ネタバレ》 最近の時代劇しか知らない自分にとっては衝撃的な作品でした。内容はともかく主演の方の荒々しくて力強い剣さばきは実に見事でした。圧倒的な迫力を感じます。まさに岡田以蔵といった感じではないでしょうか。それだけで見る価値があると思います。全体的に血なまぐさい感じがしますが幕末の主に京都の話ですしタイトルが「人斬り」ということで当然でしょうね。今ではこういった作品を作るのはおそらく無理しょうね。それだけの俳優もいないでしょうし。突っ込みどころといえば史実と違うところがいくつかあるところ。龍馬が違和感あるところでしょうかね。 [ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-27 01:33:20) |
39. 男たちの大和 YAMATO
《ネタバレ》 あっという間に次々に人が死んでいく。人の命がいかに簡単に消えて行ったか、そういったものを実感させられる映画だと思う。 ただ大和が沈んでいくところ、沈んでから海に投げ出されていくところをもっとじっくり見れればよかったと思う。いかにして沈んだのかがいまいちわかりにくいです。また大和の乗組員達が長時間海の中を彷徨ってたという感じが全くしませんでしたしね。 あと最近の戦争映画の今の俳優が演じることの違和感についてはこの作品に関してはそれをあまり感じなかった。戦争とは全く無縁の世代の俳優ばかりですがみな精一杯できる限りのものは出していたとは思う。 [DVD(邦画)] 7点(2006-12-27 01:14:55)(良:2票) |