21. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 「スプレマシー」よりはストーリーが洗練、というか分かり易く、短いコマ割もさほど気にならず、楽しめました。その場その場で判断し、危機を掻い潜りその上裏を描く。小気味良かった。少し恰幅が良くなったジェイソン・ボーンでしたが、スピード感いっぱいでシリーズ最高間違いなしです。エンドロールの歌詞がそのまんまなので、すこし失笑気味でしたが。 [映画館(字幕)] 8点(2007-12-07 22:31:15) |
22. 犯人に告ぐ
《ネタバレ》 原作を読んでの鑑賞です。原作の良さをコンパクトに、改悪なしに収めきった内容となっていました。が、緊迫感がやや伝わらなかった。というのも、刑事、サスペンスものですが、犯人が知能犯でも、トリックを用いるでもないストーリーだけに、原作でも中心に描いていた「劇場型捜査」を取り巻く人間模様を描ききれていない感じがしました。 [映画館(邦画)] 6点(2007-12-02 15:39:28) |
23. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 アイデンティティーを見て、面白くてスプレマシーを見る。カット割が細かすぎて、最初はストーリーに着いていけず。緊張感を持たせるためでしょうか。面白かったのですが、カーチェイスに捕らわれないほうが良かったのではないでしょうか。凄いのは分かりますが、ありきたりなのも事実なので。ストーリーは分かったような、分からなかったような、それよりも自分が殺めた夫婦の子供のところに謝罪に行くのが重要だった。頑なに。ボーンに期待するのは「圧倒的な強さ」です。その中にふとした優しさがあるのも魅力。アルティメイタムにも期待。シリーズ初劇場鑑賞になりそうです。 [地上波(吹替)] 6点(2007-11-23 22:05:29) |
24. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 ストーリーのインプットは興味深かったが、後半はそのインプットが活かせていないきがした。特にサイバーテロに対してマクレーンが苦しみながらも如何に(我々が感心しながら)勝利するかがこの映画のポイント(興味)であるはず。しかし、最終的には力でねじ伏せすぎ。主役がそのようなヒーロー像だから、サイバーだって何だってボコボコにしたら済むのかしれませんが。と言いつつも、楽しめました。でもいつも思うのだが、敵は何故すぐにマクレーンを撃たないのだろう。 [DVD(吹替)] 6点(2007-11-18 12:40:44) |
25. レミーのおいしいレストラン
《ネタバレ》 レミーの才能に対し、リングイニは無能に近く、人間的な魅力に乏しい。何処かで才能が開花する展開かと思ったが、お人好しなところだけか取り柄なのか。コレットの存在はストーリーを引き締めていました。PIXARの映画を劇場で見るのは初めてでしたが、驚きの仕上がりですね。ある雑誌で「ネズミ」を仏国の移民に見立てているという視点で見ると合点はいきます。同時上映の「LIFTED」に大笑。+1点以上。このあたりの無声、ショートアニメはやはり米国は作り(間、展開の早さ)が上手い。 [映画館(字幕)] 6点(2007-09-01 23:38:12) |
26. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 「父親たちの・・・」の鑑賞後に、期待しての鑑賞。少し期待はずれか。ひとつは硫黄島での戦闘の特徴である圧倒的な物量差が感じられなかったこと。ひとつは栗林中将の巧みな指揮を感じられなかったこと(これは過度の脚色を除いたためか)。物語的には個々の挿話が比較的良かった(特に加瀬さんの)が、二宮さんの演技がそれほど良いとは思えなかった。(ごめんなさい)戦争の悲喜劇を描いた点では「父親たちの・・・」の方が上に感じました。 [映画館(字幕)] 5点(2007-08-09 18:19:24) |
27. ドラッグストア・ガール
《ネタバレ》 ばかばかしいストーリー展開ながら、テンポがいいので面白く見ることができました。ありがちな「ハウ・トゥーもの」というより、麗奈さん演ずる大林さん自体がおやじ達の「癒し=ドラッグ」であったという映画か。エンディングの盛り上がりをどのように始末するのか見ながら疑問に感じたが、少し強引だったか。田中麗奈さんの映画として捉えれば、魅力は十分に感じました。(「がんばっていきまっしょい」よりは劣るが。) [地上波(邦画)] 6点(2007-08-04 21:15:28) |