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はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

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21.  2012(2009) 《ネタバレ》 
妻投稿■いやー、結局のところ、チベット仏教でもマヤ文明の神様でもなく、偉大なるローランド・エメリッヒという神様が持てるすべてのパワーと犠牲を払って与えてくれた「主人公の旦那が妻とよりを戻すきっかけ」でしょうね(笑)。でも「主人公が笑える」=「観客が笑える」になるとは必ずしも限らないのがこの偉大なるエメ様にはわかっていらっしゃらないらしく、無意味に行きずりのメンバーが死んでいきます。その横暴さたるはワンピースでゾロやウソップを殺したり、るろ剣で操や左之助を殺したりするような凄まじさ。まあ、エメ様は何回も合衆国や地球を滅ぼしているので(…の割には合衆国誕生物語も作っている)、そうした横暴さも当たり前なのだと思います。もう誰もエメ様を止めようとは思いませんから、気のすむまでやりたい放題やってください。■ええ、最後にこれだけは大声で言わせてください「ハハハハ、見ろ! 人がゴミのようだ!!」
[DVD(吹替)] 5点(2010-08-24 14:08:47)(笑:1票)
22.  センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演) 《ネタバレ》 
妻投稿■「小説の映画化」「ドラマの映画化」「実話の映画化」「アニメの映画化」というのはあったけど、最近は「ブログの映画化」というものがあって、挙句の果てには「ジェットコースターの映画化」かい!!!! どうせだったら「東武伊勢崎・日光線前面展望の映画化」とか出ないかなあ。■それはともかく、私は3Dどころか5Dくらい行っちゃっていると思う東京科学博物館のドーム型立体映像で、「地球の内部とマントル」とかいう映像を見ているので、こんな地底世界はまずあり得んという予備知識を持って見てしまうし、水も岩も化石もいかにもネズミーランドあたりのアトラクションのジオラマっぽくて、要は世界の全てが主人公を殺さないようにうまく仕掛けられている感じがする。■となると、これは「テレビで見るアトラクション」と言う事で、うちら夫婦を登場人物に自己投影して楽しむ事にするけど、それなら出来としては酷くもない。特に磁石岩の場面は「浮遊感」という分野に新たな要素を付け加えたんじゃないだろうか。■だが、そういう楽しみ方をしようにもガイドのお姉さんの服装は許せん。あれはアトラクションゲートをくぐると現れるネズミーランド職員で、「ツンデレ要素」を加えたガイドという設定に見えるんだけど、あの服装、あの谷間のサービスを、夫婦でアトラクションを楽しもうとした私たちの前でやる行為は万死に値する。ホラ、旦那は私とではなくガイドと楽しもうとしているし(-_-;)
[地上波(吹替)] 5点(2010-08-23 19:36:08)(笑:1票)
23.  十五才 学校Ⅳ 《ネタバレ》 
妻投稿■主人公の男の子。旦那は「ふざけんな、泉ちゃんと言う可愛い女の子が心配して来てくれたのに『学校行きたくない』なんてダダコネやがって」とのたまっていたけれど(こういう男の15歳時代は同級生の女の子の胸と下半身で頭が埋め尽くされていたんだろう)、本当に凄いと思う。何が凄いと言ったら、吸収能力。大人の「何かを教えよう」という意思のない自然体から様々な事を吸収している。映画自体は劇的なドラマや空前絶後な状況設定を観客に提示する訳でもないのだが、この吸収能力旺盛な15歳のだいすけ君のおかげでどんな些細な場面でも物凄く魅力的(ありきたり臭い言い方をすれば「情景的」)に映っていると思う。多分彼がお腹が痛くて学校に行きたくなかったのも、学校を憎んでいたというより、その吸収能力を「何かを一方的に教授される」という状況下で上手くコントロールできなかっただけではないかと私は思うのだが…。■一方でこの映画はそうした些細なシーンを前面的に持ってくる一方で、見せ場とも言える感動的場面では、画面を引かせて、行商のおばちゃんや郵便配達のバイクと言った日常(しかし首都都市部とは少し違う)風景の中に小さく映し出している。私は寅さんも釣りバカも見ていないので「山田洋次的作風」は分からないが、この映画は私たち観客の吸収能力を試しているのではないだろうか。屋久島のお姉さんが言ってた「一人前になる努力をしなくちゃいけない」という台詞に、映画では「一人前」に力を置いていたが、私は「努力」に力を置きたい。吸収能力を放棄した上での世の中の問題解決など、問題解決にならない。この映画は凄く単純な事を言っているんじゃないだろうか。
[ビデオ(邦画)] 9点(2010-08-22 21:07:00)
24.  天使と悪魔 《ネタバレ》 
妻投稿■原作未読、基督教については十字架を拝む宗教と言う事しか知りません。あと1人の命を助ける為に警官がたくさんしにすぎ。特に後の噴水の場面で2人警官が殺されるのは避けられたはずだと思う。■と、こういう私みたいなれびゅわーが好き勝手行解釈するとするなら、この映画は「スターウォーズパターン」。つまり「善を助け悪をくじいたはずが、善がとんでもない増長をしてしまってタイヘンな事になっちゃう予兆を見せる」というもの。この映画では「科学と宗教の融合・融和」こそが善という描き方をしている。そして、「科学と宗教を分離するべきだ」という考えのもと狂気の暴走をしてしまった人間を「悪」として一応の決着を付けているように見える。■でも、最後のシーン…教授が(教授…と言う肩書の探偵役というの…どうしても夢水清しろう先生を連想してしまうのですが(笑))「私は神様に導かれたのではありません」と言った後に「いいえ、神様に導かれたのです」と教皇の仲間の偉い人が穏やかながらも決めつけるように言い、その後で画面がバチカンの広場に集まった信者の人々に広がっていくシーンがあって、私はこのシーンに映画が本当に言いたい事がつまっているんじゃないかと思う。■世の中にある所謂カルト宗教。その中で「科学の否定」を訴えているものってほとんどないですよね。みんな「教祖様の言う事が科学なんだ」と、「宗教(の権威)と科学(の権威)の融合」によって人からお金を獲ったり、とんでもない暴走をしてしまったりしている気がします。この映画のラストは「宗教と科学の分離」だけではなく「宗教と科学の融合も危険なものになりかねない」というメッセージなんじゃないかと思うのですが。
[DVD(吹替)] 7点(2010-08-10 23:14:52)
25.  グアンタナモ、僕達が見た真実 《ネタバレ》 
妻投稿■物凄く素朴な疑問として、こういう拷問で手に入れた情報って価値があるんだろうか…と思う。こういう取り調べてあげられた証言って、ここから出たいばかりに尋問兵士の「納得する答え」をそのとおりに言ってしまうものなんだから、こんなんでテロリストのアジトやメンバーなんてわからないような気がするんですけれど。■でもこれを見ていると、囚人たちの極限状態はもちろん、看守側の米兵たちの、強いては米国社会の声が聞こえてくるような気がする。「お前たちは悪い奴なんだから、楽な姿勢でいる権利はない」「隣の人に話しかける権利もない」。なんというか、アメリカとそれに追随する国や社会…そうじゃない社会もそうなんだけど、憎む相手を必要としているんですよね。そうして作り出した「悪い奴」の人間としてのおしゃべりや食事、排泄、宗教、運動を全部支配下においてしまう。看守の「テロリストの名前を言え」というのも「お前たちは俺たちが必要としている悪役なんだ」という言葉の倒錯なんじゃないかと思えてきちゃいます。■ただ冒頭のアフガンで捕まる場面は、無謀。危険地帯を行き当たりばったりで移動するのは、一番やってはいけない事です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-10 01:35:38)
26.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
妻投稿■バーチャルと現実を交互に合わせながら卓越したストーリーテラーぶりを見せる斬新的日本家族物語…と評価するには私はあまりにも知能が足りない(^_^;)■だけどこれだけは言える。今のこの現実にオズがあって、キング・ラブマシーン(だっけ)が現れたとして、多分日本社会は完全に征服されちゃうだろう。だって100歳の所在不明老人じゃないけど、アバターさえ存在すればその主であるユーザーが死んじゃっても社会は機能するんだもん。多分キング・ラブマシーンは人工衛星を落っことす必要もなく社会を手に入れちゃうんじゃないのかな(笑)
[地上波(邦画)] 8点(2010-08-07 20:47:45)
27.  光州5・18 《ネタバレ》 
妻投稿■よくツタ屋で「戦争の狂気」という題目で売られている映画。私はこういう分野の映画には2種類あると思っていて、1種類目は「ジョニー・マッドドッグ」や「ホテル・ルワンダ」みたいに、私が映画を見て、「遠い世界で行われる人間の狂気を知って恐怖を感じた気になって」、「まあああいう国に行かなければいいや」と夕食を続けるタイプの映画。もう1種類目は「狂気」というものを感じさせない割には「こういう事が目の前で起こったらどうしよう」という生理的恐怖を感じさせる映画。私にとってこの映画は後者のタイプだ。■突然軍隊がやってきて市民を無差別に殴り殺す。パンツ一丁でトラックに乗せられる。政治的にはいろいろあったけど経済的には日本と同じシークエンスを経ている(つまり風景がちょっと前の日本と似ている)世界でこういう事が本当にあると言うのが言いようのない暴力の恐怖をストレートに伝えて行く。この映画の上手いところは「何でそんな事が起こったのか」「人間の狂気」「戦争の狂気」なんて鼻から論じるつもりがない事。もう「何で?」なんて関係なく殴られ殺される。その点が「暴力の理由なんて後から理由づけされるもの」という歴然たる戦慄を上手くあらわしていると思う。■後半市民軍が結成され、解放区が作られてワイワイガヤガヤやっている風景や、そうした団結が軍隊の圧倒的力の前には脆くも潰されてしまうという無惨すぎるラストは、「暴力」「軍隊」と言うものの本質をストレートにぶつけていると思う。軍隊や自衛隊は主権国家なら必要かもしれない。でもその本質はああなんだから、ちゃんと国民は管理しなきゃね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-05 04:11:45)(良:1票)
28.  ジョニー・マッド・ドッグ 《ネタバレ》 
妻投稿■4がつ30にち、金ようび。■きょうは、東きょうのあお山のちかくにある、おうちで、ジョニーくんというおともだちとひとごろしゲームをしてきました。おじさんとおばさんにSEXさせたり、ちいさいおとこの子のせなかをじゅうでうったりして、とてもたのしかったです。こんどは、わたしのいえでおままごとをしようよといったのですが、ジョニーくんのおとうさんのジョーカンさんは、ジョニーくんにひとごろしになってほしいので、おままごとはさせてくれないと、もしばれたらころされるといっていました。ジョニーくんのいえでは、まいにちまいにちひとごろしごっこばかりしていて、おままごとやおにごっこやかくれんぼはしちゃいけないことになっていました。でもジョニーくんのおとうさんのジョーカンさんは、おやつにすごくきもちがよくなるはっぱをくれました。ジョニーくんはおとうさんがだいすきで、しょうらいはおとうさんのためにりっぱなひとごろしになりたいとおもっているみたいでした。■ジョニーくんはたくさんおともだちがいて、みんなおもしろいともだちでした。でも、ちょうちょのはねや、はなよめのふくをおとこのこなのにつけている子もいて、へんな子だなとおもいました。でもブタさんをころしてたべたりするのをいやがっていて、やさしいおとこの子だなとおもいました。にほんのがっこうでは「いのちのたいせつさ」や「いのちをいただくことへのかんしゃのきもち」をおしえるためにブタをころすので、にほんじんよりリベリアのひとはやさしいとおもいました。でもジョニーくんのガールフレンドはジョニーくんをたたいたりしてらんぼうだなとおもいました。ぼうりょくはどんなことがあってもしてはいけないことだとおもいます。ぼうりょくをふるうときは、あいてのいたみとこわさを、かんがえてあげないといけないとおもいます。そして暴力は「場の空気」やサディスティックな感情からくるように巧妙に見せかけられているが、実はその「何となく」自体が、恐怖、痛み、絶望、自己自立の喪失という感情を利用する為仕組まれたものものだと言う事に、私たちは気付くべきなのではないだろうか。
[映画館(字幕)] 8点(2010-07-23 05:50:44)
29.  21グラム 《ネタバレ》 
妻投稿■私の嫌いな所謂「命の大切さ」を扱った作品。新聞でよく見るように通り魔によって人が殺されるたびに、その家族や恋人はその悲しみを一生背負っていかなくてはいけない。彼らに「命の大切さなんてありますか?」と答えたら「いいえ」と答えるだろう。そこには「命の大切さ」なんてなかったと思う。■私はこういう問題を「命の大切さ」という高みから「奇跡」という題目で論じる映画は好きにはなれない。こういう映画って「命を大切にしない悪い奴は死刑にしちまえ」と言って納得できる世間一般の人には「感動」という形で折り合いをつけるのに役に立つだろう。だが、当事者の方には「?」な映画でしかない。■この映画は「”命の大切さ”というものすら存在しない事実のなかで、どうもがいて行くか」という実は感動どころか究極のペーソスでしかない作業を、「観客に映画を見ている間だけでも一緒に…」という映画ではない。21g・・おもちゃの題材としてはちょうどいい重さなのかもしれないが、命の重さなんて実際は0g。映画の製作者さんたちは、この軽さに耐えられるのかな?
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-29 03:23:23)
30.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 
妻投稿■この映画のメッセージは「差別反対」ではなく「差別上等!!」の映画だと思う。歌って踊って全てを解決するシーン…があるが、実は歌って踊るという行為を音楽の時間や会社研修の朝礼以外で自分からやるという事は「内面の自己完結化」が出来ていないと不可能な事だ。そのシークエンスを娘さんから、お母さん(ジョン・トラボルタ(^_^;))から、その両方の眼差しで見せてくれるこの映画。■「あなたに生きる権利と幸せになる権利がある…なんてこと社会の誰も言ってはくれないよ」と私はお母さんに言われた事があるけど、だからこそ、真面目な意味で「自己完結」はとても大切な事だ。自分の心で自分の体を動かすこと。他人の下賤なまなざしの為ではなく、自分が好きだから体を動かすこと。歌って踊る事は実は重要な意味なんだと、深いメッセージを楽しく送ってくる映画。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-15 07:38:43)
31.  大統領のカウントダウン 《ネタバレ》 
妻投稿■プロパンガス…じゃなくてプロパガンダ映画…というのは予想していたけど、ここまでストレートにやられると、実はこれギャグなんじゃないかと思うんですよ。しかもこれ、実際人が何百人も死んでいる事件を下敷きにしているんですよね。遺族の方とか絶対抗議していると思う。「抗議されても作らなければいけない映画」というのはあるんだろうけど(例えそれがテロとの戦いを唄う映画だとしても)、だったらもう少し真摯な気持ちで作るべき。ウサマ・ビン・ラディンの登場に噴いてしまう私みたいな感想を多くの人が持ってしまう映画は、遺族に対して失礼じゃないか?■もしこれが許されるのならこういう映画もありなんだと思う。以下私の妄想■■某国の豚みたいな独裁者が日本人を誘拐し、入れ替わりに偽物の日本人を富士山の見える場所にある宗教施設に派遣。そこには毛むくじゃらの教祖が待っていて、日本破壊の為に豚独裁者と手を組む。そして東京に毒ガスがまかれ、大勢の死傷者が出る。主人公は知り合いの弁護士家族が姿を消したのをきっかけに単身捜査に乗り出す。そして某国に乗り込み、豚顔独裁者を倒し、救出した拉致被害者の女の子と恋に落ちる。しばらくして、富士の教団施設も自衛隊のアパッチヘリで攻撃され、テロップに「我々はカルト宗教と敵性外国人に勝たなければならない!! the end」■■私はこういう映画を見たらケラケラ笑って勢いで8点くらいつけるだろう。でもこういう映画で下敷きにされた事件の遺族は、こういうギャグ映画をどういう気持ちで見るんだろうか。
[DVD(字幕)] 3点(2010-06-15 06:17:53)
32.  かいじゅうたちのいるところ 《ネタバレ》 
妻投稿■「かいじゅうたちのいるところ」は大好きな絵本だ。しかしそれを2時間映画にする事は最低だ。絵本は基本的に映画とは違う時間が流れている。特に「かいじゅうたちのいるところ」や「おしいれの冒険」を24みたいにリアルタイムで映像化したとして、たとえ子供たちが異世界に迷い込んだ時間が2時間だとしても、映像化されたものを大人の視点で見たところで10分くらいにもならないはずだ。■それを数学で表わしてみると、現実世界ではy=ax、y=出来事、x=時間、a=あなたの行動になる。でもこの数式は絵本でふっと迷い込んだ異世界では成立しない。こういう世界はy=aw/xという数式が成立すると思う。この場合w=「あなたにとって重要な思い出場面の時間」だと思う。つまり、出来事yが同じでも、異世界ではそれをつかさどる時間軸はとても短い瞬間であるはずなのだ。■その異次元変異を舐めているから、大人たちは物語を「2時間映画」にまとめるために、安っぽい「商業映画的感動」を挿入する羽目になると思う。■でも「映画化」ではなく「映像化」なら私も大賛成。そういう点では(絨毯の草のシーンとか)素晴らしい点はいくつも見つけられる気がする。※注意:この数式は旦那の中学校の教科書の折れ線グラフを参考に友達と適当につくりました。私は養護しか出ていないので(10歳までは「てにをは」や100円玉2つで200円になる事さえ碌に知らなかった)、あんまり参考にしないで下さいませ。
[DVD(吹替)] 5点(2010-05-24 23:59:32)
33.  カールじいさんの空飛ぶ家 《ネタバレ》 
妻投稿■例の冒頭の15分くらいの場面。旦那にはきつかったんじゃないかなーと思います。私HIVなんでね(^_^;)爺さんみたいな悲しみを旦那に背負わせる可能性結構ありますね(笑)■で、冒頭の15分のシーンと家を背負っていくシーン…結構リンクしていると思う。「晴れ晴れとした冒険が出来るはずだったのに何で家を背負う羽目になったんだ―」というカール爺さんの表情は、「私の人生はこうじゃないから不幸なんだー」という、人間にありがちな思考を現わしている。あの探検家もジャングルで同じような思いを抱いて夢に固執し続けていたんでしょうね。■まったく同じようなこの2人、片や「夢の為には人間を傷つけていい」という思考で略奪に走る探検家と、「新しい夢を見つけて」というメッセージとともに大空に再び飛び上がる爺ちゃんとの対比がこの映画のメッセージだと思うんですよ。恋人が死んでも子供が不条理な暴力で殺されても、人間はいつか映画の後半のカール爺さんみたいに飛びあがれると私は信じたい。当然旦那もね。・・・・・と旦那に言ったら、「あなたもね」。
[DVD(吹替)] 9点(2010-05-24 22:57:45)
34.  少女ヘジャル 《ネタバレ》 
妻投稿■知的障害者の私にとって怖いのは「差別される事」ではなくて「そんな人いない」とみなされる事だ。この映画は差別を描いてはいないし、ユーゴスラビアのような民族浄化も描いていない。■トルコのような民主主義国で準先進国、代々木にジャーミーまである国でなんでそんな事が起こるのか。多様性とか共通前提とかそういう方面の問題で何か行き詰った時、もっとも効果を発揮するのは、問題の当事者で一番弱い人の存在を「なかった事」にして秩序を維持するという方法論。これって進んだ社会でも結構行われている。それが出来ない人間は「KY」と呼ばれるわけだし、私自身こうした方法論を100%「あってはならない」とは思わない。ましてや中東と欧州の間にあり、共産主義と原理主義をはねのけて近代化に成功したトルコでは、アタチュルク主義でまとまるしかなく、クルド人を「山岳トルコ人」と呼ぶのも一番妥当な方法論ではあるのだろう。■でも、この映画はこうした問題を背景にしながらも、言いたい事は「『あって良い事』と『あってはならない事』を区別することなどはっきりいって無駄だが、『やっていい事』と『やってはならない事』の分別はつけるべきだ」という単純な事なんだろう。しかし映画はこの倫理に関しては一人の判事に対する眼差しを時に厳しく向ける事で、観客自身にも強く訴えかけている。日本人だったら「トルコってクルド人いじめてやーね」という反応になるが、トルコの人々がこの映画を見たとき、映画を作った女性監督とスクリーン越しに対峙する羽目になるんじゃないかと思う。いや、本当は私を含む日本人を含めた世界中の人が対峙するべきなのだ。■もう一度言う。この映画は「差別」を描いたものではない。
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-12 01:12:38)
35.  名探偵コナン 10年後の異邦人<OVA>
妻投稿■歩美さんの感じが無人惑星サヴァイヴに似てると思ったら、声優同じか(笑)
[インターネット(字幕)] 5点(2010-04-26 10:04:57)
36.  少林少女 《ネタバレ》 
妻投稿■日本に初めて来た外国人がホテルのテレビで字幕なしで何となく見る映画…だというのなら納得できる。「なんか凄いのやってるねえ」「わけわからんがウケル」という感じで友達とネタにするのは楽しそうだ。だから5点はあげられる。■しかしこれ以上の点を入れるのは(あくまで私自身のみに関して言えばデス)愚か以外の何でもないだろう。しかし旦那と友達はやたら凝視して「パンチラがあれば8点付けられる」「服が破れたら9点」とかほざいていた。テポドンの先にくっつけてムスタンリから飛ばすぞゴルア。
[DVD(邦画)] 3点(2010-04-07 23:03:17)
37.  DRAGONBALL EVOLUTION
妻投稿■ダチの実家で彼女の弟と鑑賞しました。えー、まあ、シネコンで予告編を見たときからこのサイトのWR入りの予想はしちましたけどね。ドラゴンボールって凄い人気だし、それを実写化するとなると北斗の拳化は避けられないでしょう■追記:クレヨンしんちゃんやドラえもん、コナン、るろ剣は大好きなのに、ドラゴンボールとガンダムとエヴァンゲイオンとワンピースを全く知らない旦那だったら、中国風の女の子の胸に8点くらいは付けかねないと思う。危険だ。■ブルマがオペラ座のヒロインってさまざまな意味で間違っているでしょう。ふぃぎゃー。でも5点。
[DVD(字幕)] 5点(2010-03-27 20:26:12)
38.  東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 《ネタバレ》 
妻投稿■共依存者の映画だと思う。
[DVD(吹替)] 2点(2010-03-16 23:44:11)
39.  ラッシュアワー3 《ネタバレ》 
妻投稿■ラッシュアワーに何を期待する・・・と聞かれてみれば期待していたものは出してくれている気がする結構良心的なシリーズだと思う。でもスーヤンはもっとさわやか系の女の子があっている気がする。
[DVD(吹替)] 6点(2010-02-26 18:27:59)
40.  雲南の花嫁 《ネタバレ》 
妻投稿■横着一番投稿します(^_^;)■漢人がイメージで少数民族を撮るのはいいんですよ。北京五輪で国旗持ってやってきた少数民族の子供たちが実は漢人なのも「イメージ」なわけだし、例の口パク女の子もイメージ。むしろイメージを100%信じることの方が危険だと思います(だから世界中のユーザーが「北京五輪開幕は捏造」と大騒ぎしているのを見るとちょっと心配。まあ私みたいなモノホンの馬鹿と違い、彼らにとってはバイアスが現実になっただけなんでしょうけど)。■で、漢人が少数民族を勝手なイメージで撮るのは勝手なんだけど、だったらせめて主人公の男女のどっちかを漢人にすべきだと思う。視点を漢人目線にして「これは馬鹿な漢人目線の物語」にし、その中で精一杯エンターテイメントに接するのが、少数派を描く多数派の礼儀じゃないのかなあ、と思ってみたりもするんです。日本を比較的まともに描いているハリウッド映画、あるいはイメージ先行型でも完成された異国トリップエンターテイメント、アニメ作品ほど、こういう礼儀を謙虚にわきまえている気がする。■第一少数民族でこういう秩序でやってきた連中同士が、「ありえなーい」と大騒ぎするのって、自然じゃないですよ。「ありえなーい」と思うのは漢人なのであって、その点が所詮自分たちの価値観でしか見てない気がする(「母たちの村」みたいに自分たちの秩序に疑問を持ち、反抗するおっかなさを描いた映画ってわけではないし…)。■あと何でテレビがトムとジェリー?
[DVD(字幕)] 4点(2010-02-22 22:34:01)
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