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MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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21.  愛の調べ
シューマンと、天才ピアニストと謳われたその妻クララの夫婦愛を描いた伝記ドラマ。 リスト、ブラームスと、お馴染みの人物も登場し、「トロイメライ」等の名曲も聞けるので、 クラシック音楽が好きな人なら飽きることなく鑑賞できるかと思う。 クララ役のキャサリン・ヘプバーンは相変わらず安定感のある演技力を見せ、 ストーリーもテーマの「夫婦愛」から逸れることなく、感動的なラストで締めくくる構成は、 予想外の出来映え。ただ鑑賞後にネットで調べてみたら、事実は作品の内容と少々違うようで、 思いのほか冷めてしまった。脚色はしょうがないけど、いったいどこまで信用していいのか、 実話ベースはこれが怖い。でも作品自体の出来はいいです。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 05:17:43)
22.  赤い河
西部劇というと単純明快なキャラにストーリーという印象が強いのだが、 本作はシナリオが普通の西部劇とはちょっと毛色が変わっていて面白かった。 ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフトと、二人の役者さんの魅力を生かした設定や、 広大な西部を舞台背景に主人公たちを待ち受ける様々な苦難の連続は見応えあり。 ドラマとしてはもちろん、娯楽ウエスタンとしてのポイントも押さえてあるので、 どちらの要素でも楽しめます。やっぱりカラーで観たかったな。
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-14 02:47:19)
23.  市民ケーン
謎の言葉を残して死んだ、新聞王ケーンという人物の生涯を描いたドラマ。 オーソン・ウェルズが25歳の時の初監督、主演作品だそうである。 本作が制作された以前の映画と比べると、ストーリー構成や演出の部分で格段の進歩が見られ、 当時としてはかなり斬新な作品だったのだろうということが窺い知れる。 ただ個人的には、主人公のキャラに人間的魅力がまったく感じられないため、 感情移入がしづらく、非常に取っつきにくい印象を受けてしまった。 謎の言葉の解明が本作のテーマそのものになるのだが、こちらは描写不足で少々想像力を使う。 あまり描き過ぎても、すぐに予測できてしまうテーマなので、難しいところがあったのかも。 オーソン・ウェルズの演技はいい。歳を重ねるごとに前髪が徐々に禿げ上がっていく様は、 気合い入ってるなぁと感心した。25歳でこの映画を作ったとは・・・すごい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-30 14:52:16)(良:1票)
24.  汚名
ケーリー・グラント、イングリッド・バーグマン共演のスパイもののラブ・サスペンス映画。 ヒッチコックはロマンスを絡ませた作品を結構多く作っているけど、 こちらはサスペンス色よりロマンス色がやや濃い作品に仕上がってます。 見所はなんといってもバーグマン。とにかくポーッと見とれちゃうぐらい美しく撮れていて、 彼女の姿ばかりを追っていた。昔の女優さんて品のある人が多いっすね。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-18 07:43:42)
25.  夜の女たち
戦後の混乱期、夜の街に生きる女たちの姿を描いた作品。 ストーリー展開はちょっと短絡的な気がするが、女性が独りで生きていくこと自体、 困難という時代背景を考えれば、仕方ない部分もあるのかも。性病への問題提起を促しており、 一人の女の生き様を描いたと言うより、社会派ドラマに近い作品なのかもしれない。 品のいい奥さんから姉御肌の娼婦へ、田中絹代のギャップのある演技が見所。 ラストの演出は伝えたいことはわかるものの、唐突でちょっと押しつけがましかった。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-27 04:58:09)
26.  疑惑の影(1943)
ヒッチコックお得意の心理サスペンス。 大好きな叔父に疑惑を抱いたヒロインの苦悩と葛藤が、丁寧に描かれている。 叔父の謎を後半にまで引っ張る流れもいいんだけど、終盤からラストにかけてはもうひと捻り、 もうひと工夫欲しかったところ。それでも安定感のある演出で、 十分に楽しめるサスペンス作品には仕上がっていると思う。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-19 04:10:04)
27.  三十四丁目の奇蹟(1947)
タイトルや雰囲気から、どうしてもファンタジー映画を連想しがちだが、 そういったシーンはほとんど見受けられず、リアルな舞台設定に沿った展開で、 ヒロインである現実主義の母親を対比に、信じることの素晴らしさをテーマにした内容。 子供向けなら、ラストはもっと派手な演出になるんだろうけど、 全体の作りから考えると、やっぱりこのあたりのシメ方でちょうどいいのかなと。 クリスマスに鑑賞するには、うってつけのお薦め映画。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-18 08:00:57)
28.  オペラの怪人(1943)
3度目の映画化作品かな? 映像がカラーでとても観やすいのだが、 怪人とヒロインの関係など、状況設定の描写に甘いところが多々ある。 終盤になってから、初めて「娘」というセリフが出てきたときにはさすがに面食らった。 40年代頃までのクラシック映画って、結構こういうパターンの作品が多いのだが、 内容なんて誰もが知ってて当たり前だと思って作ってるのかな? 演出はこの時代にしては比較的いい出来。特にオペラのシーンは素晴らしく、 そこだけ観てても十分満足できる作品だった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-10 22:10:23)
29.  奥様は魔女(1942)
この年代だと、まだスクリューボール・コメディーが幅を効かせていた頃だと思うのだが、 本作は純粋なコメディー作品に仕上がっていて、今観てもそれほどの古さは感じさせない。 さすがに映像や音声は悪くて観づらいけど、クスッと笑えるシーンも結構用意されてて、 万人向けのホーム・コメディーに仕上がってます。茶目っ気たっぷりのヒロインもいい。 でもテレビ版の「奥さまは魔女」の面白さには、やっぱり適わないなぁ。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-10 05:32:22)
30.  我等の生涯の最良の年
偶然機上で一緒になった三人の復員兵達の、それぞれの人生を描いたヒューマンドラマ。 この三人は四十代、三十代、二十代かな? 妻子持ち、新婚、婚約中からの出征ということで、 中々バランスの取れたキャラ設定。社会復帰後の描写がリアルで特に二十代の男性の苦悩は、 その心情がひしひしと伝わってくる。この人は実際に傷痍軍人らしく、 ドキュメント番組を見た監督が出演依頼したとのこと。とても素人とは思えない演技だった。 彼らの友情を、さりげなく描いているシーンにも好感が持てる。上映時間が長く、 三人の主役に焦点を当てているので、映画というよりはTVの連続ドラマに近い雰囲気だけど、 内容が良質なのであまり気にはならなかった。お薦めのヒューマンドラマ。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-06 02:21:51)
31.  荒野の決闘
西部の無法者たちがその名を聞いただけで震え上がったという、 ワイアット・アープとドク・ホリディ。クラントン一家とのOK牧場の決闘は、 西部劇を観ない人でも話ぐらいは聞いたことがあるはず。 本作ではガンファイトはもちろんのこと、女性二人が絡んできてロマンス色がやや強く、 ちょっと変わった西部劇に仕上がっている。ストーリーは可もなく不可もなくといったところ。 西部劇独特の街並の風景や、のんびりとしたシーンは雰囲気が出ていていいのだが、 古いモノクロ映像のせいかやたら陰影が濃く、まるで劇画のようでちょっと観づらい。 意識的にそのような演出にしているのかもしれないが、内容やのどかなテーマ曲を考えると、 もう少し明るい映像のほうが良かったのではないかと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-05 15:35:30)
32.  ミニヴァー夫人
中流家庭の一夫人が戦争に翻弄されながらも、力強く生きる様を描いた作品。 中流といってもすごく裕福にしか見えないのだが、「風と共に去りぬ」と似たような作りで、 ラストにテーマを持ってくる構成も同じ。主演の女優さんは瞳が大きくて、感情の表現力が豊か。 ストーリーは後半から状況設定が徐々に甘くなり、何とかお話をまとめようとした苦労が窺える。 ラストはややぼかしていて、戦争への国威高揚なのか反戦のメッセージが含まれているのか、 よくわからなかった。戦時中に制作されたこと、辛辣なシーンは見せられないという事情が、 設定の甘さやこのようなラストに繋がったのかもしれない。全体の作りは決して悪くないだけに、 ちょっと惜しい作品となってしまった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-05 15:29:30)
33.  カサブランカ
映画を普段観ない人でも、タイトルぐらいは知っている、 ハンフリー・ボガート主演の作品。第二次大戦中のモロッコを舞台に、 男女の愛の行方をドラマティックな展開で描いているのだが、 恋愛映画というよりも、主人公のカッコいいキャラを楽しむ作品という印象のほうが強い。 "皮肉屋で一見クール、でも情に厚い" 日本なら昔の任侠やくざのような人かな? 言い換えれば、ボガートの魅力のみで持っている映画だとも言える。 バーグマンも相変わらず美しくて、やっぱり存在感はあるんだけどね。 私の鑑賞したDVDは、気障なセリフに翻訳されていない字幕だった。そちらの方での鑑賞をお薦め。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-05 04:31:18)
34.  緑園の天使
決して馬との友愛ものというわけではなく、夢を持つことの素晴らしさ、 家族との絆をテーマにしたドラマ。ストーリーはいかにも少年少女向けといった感じで、 多少の甘さは否めないけど、とても良質な内容なのであまり気にならない。 動物が絡んでくると、感動させてやろうといったベタでアクの強い演出の作品が多いのだが、 そういった部分も見受けられず、非常に爽やかな後味だった。 厳しいながらも、少女の夢を応援するお母さんのキャラがいい。 映像もカラーで観やすいし、小学生高学年~中学生ぐらいのお子さんには特にお薦め。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 17:40:13)
35.  天国は待ってくれる(1943)
家族愛をテーマにした、ややコメディー・タッチのハートフル作品。 祖父母、両親、主人公、その息子と、四世代に渡っての総出演で、 主人公の生涯が描かれているのだが、何と言っても邦題に通ずるアイデアが秀逸。 ちょっとしょーもない主人公のキャラが、そのアイデアにうまく生かされていて、 最終的にほんわかとした気持ちにさせてくれた。 CG盛りだくさんの映画もいいけど、内容で勝負している昔の作品もいいもんです。 カラーなので観やすいし、たまにはクラシック映画でも鑑賞してみてはいかが?
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 14:45:50)
36.  紳士協定
差別と偏見を題材にした、グレゴリー・ペック主演の社会派ドラマ。 タイトルやあらすじから、何となく堅そうな映画というイメージを抱くけど、 ひねくれていなくてとても鑑賞し易い。序盤の流れがその後の展開に興味を抱かせるし、 ヒロインとのロマンスもうまくテーマへと繋げていて、なかなかうまい構成だった。 ラストはちょっと気に入らなかったけど・・・。 正義感溢れる主人公を演ずるグレゴリー・ペックは、この役柄にぴったり。カッコいい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-29 12:09:09)
37.  我が道を往く
1944年のアカデミー賞作品。まさにアメリカの良心を描いたような映画。 逆境にも負けず、前向きな姿勢を決して崩さない牧師さん役を、ビング・クロスビーが好演。 ストーリー展開も良かったんだけど、クラシック映画ってベタな演出が少ないのがいいよね。 一見淡々としているように見えても、じわじわと心を温めてくれるような、 そんな感動を与えてくれる作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 10:01:58)
38.  救命艇
一隻の救命艇に集まった男女達の人間模様を描いた、ヒッチコック監督の密室劇。 救命艇は小さなボートなので、さすがに十人近くもいるとお話が広がらず、中ダレぎみ状態。 それ以前に人間ドラマなのか、極限状態の人間心理を描きたかったのか、 互いの素性が不明という面での心理サスペンスに持っていきたかったのか、 全て中途半端で内容がぼんやりしてしまった。無名の役者たちの演技は悪くはないのだが、 結局誰にも感情移入ができず、各キャラの印象も薄い。アイデアはとてもいいんだけど、 同監督の「ロープ」と同様、あくまで実験的といった印象の作品。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-28 09:59:26)
39.  ヒズ・ガール・フライデー
様々な人間たちが入れ替わり立ち替わり登場してきて、 マシンガントークを繰り広げるスクリューボール・コメディー。 今で言えばドタバタコメディーといったところで、この会話が洒落ていると取るか、 ただうるさいだけと取るかは、観る人の感性によって別れそう。 主演の二人、特にヒロインはすごく良かったんだけど、ストーリーも爆発し過ぎていて、 自分の嗜好には合わなかった。古い映画なので、映像や音質はあまり良くない。
[DVD(字幕)] 3点(2011-08-28 09:47:42)
40.  怒りの葡萄
あくまで社会派ドラマとして鑑賞すべき映画。 原作自体がそうなんだけど、それだけじゃストーリーに厚みが出ない、地味だと思ったのか、 家族の描写も入れてきて、そちらは残念ながら中途半端だったなという感は否めない。 それにしても、アメリカにもこんな時代があったんだね。勉強になりました。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-26 14:46:34)
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