21. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
粋な大人の映画です。ミシェル・ファイファーが成功して終わるという展開じゃないところがいい。いつも肩の力を抜いているような大人の男ジェフ・ブリッジスhが、時折激しく音楽に情熱を傾けるシーンが素敵。音楽も良くて何度でも観たい映画。 8点(2002-11-08 17:41:56) |
22. 恋する惑星
このアジア独特の浮遊感がたまらない。中身が無いと言えば無いのだが、この映画を観て香港に行き、長い長いエレベーターを駆け上がったことを思い出す。まだイケテナカッタ金城武、キュートなフェイ・ウォン、トニー・レオンの白いブリーフ姿。忘れられません!音楽もすごくいい! 8点(2002-11-08 17:37:06) |
23. ザ・ビーチ(2000)
アジアを旅する(特にタイ辺りの東南アジア)西洋人によく見られる傲慢、勝手な価値観の押し付けに満ち満ちた作品で、観ていて気分が悪くなった。まさに西洋人から観たアジアの世界。 2点(2002-11-08 17:32:50) |
24. シン・レッド・ライン
人間同士の殺し合い。人間の愚かさと残酷さと、美しい自然との対比が印象的な映画でした。確かに日本人の描写は変なんだけど、「いったいどこから俳優集めたの?」っていう程、痩せこけた日本兵には鬼気迫るものがありました。 7点(2002-11-08 17:27:39) |
25. ジョー・ブラックをよろしく
ブラピファンには申し訳ないんですが、ウブなブラピの姿はもう観たくない感じ。ラブシーンで女にシャツ脱がされてるところは観てるこっちが恥ずかしいわい。ストーリーはなかなか洒落てて悪くはないですが。 5点(2002-11-08 17:21:13) |
26. シャイニング(1980)
ニコルソンのための映画って感じです。だって彼はプライベートで笑ってても怖いし・・・。雪に閉ざされた館で起こる狂気がどこか芸術的に描かれていて、さすがはキューブリック。完璧。 8点(2002-11-08 17:16:26) |
27. シェルタリング・スカイ
雰囲気を味わうには最高ですね。旅好きの私にはたまらない作品です。砂漠の中を一体何を求めてどこへ行こうとしているのかこのカップルは。坂本龍一の音楽に、砂漠、メディナ(旧市街)の怪しい風景、マルコビッチの悲しい目・・・。ワインでも飲みながら1人ひっそり観たい映画です。 7点(2002-11-08 17:13:05) |
28. デモリションマン
こんなつまらない映画観たことない。ビデオで観たけど、大音量で画面から50cm位、まで近寄ってみたけど、途中から寝てた。 0点(2002-11-08 16:59:14)(良:1票) |
29. ミラーズ・クロッシング
私の中ではかなりの最高傑作です。昔学生時代に友人の男性から薦められ、彼が「これが男のダンディズム」だと言われて当時は「これが?」と疑問符でしたが、何度も観ているうちにガブリエル・バーンが渋くて素敵と思えるようになりました。とにかく彼は最初から最後まで殴られっぱなしでやりかえさないんだけど、それでもかっこいいんです。セリフもおもしろいし、みじめなジョン・タトゥーロもいい。笑えるような悲しいような悲哀があってコーエン兄弟の真骨頂作品だと思います。 9点(2002-11-08 16:50:41) |
30. 薔薇の名前
原作の緻密さ奥深さは無かったけど、中世の雰囲気がかなり再現できていてそれだけで楽しめます。派手さは無いんだけど渋い作品。色々経験してきましたっ!という感じのショーン・コネリーとウブなクリスチャン・スレーターのとりあわせがいい。 7点(2002-11-08 16:43:50) |
31. プルーフ・オブ・ライフ
なんだかな。背景は実際テロの温床である南米が舞台になっててリアリティはあるし、交渉ものとしては悪くはないんだけど、私はメグの役どころが鼻についた。ちょっと高慢に見えた。人が命がけで夫を奪還しに行こうとしているのにもうちょっと頼みようがあるだろう。私がネゴシエーターだったら行きたくない。 5点(2002-11-08 16:31:12) |
32. ベティ・ブルー/愛と激情の日々
好き嫌いがわかれると思いますが、私は好きです。映像と音楽もいい。非現実的だから共感できない人もいるかもしれませんが、ベティの心が壊れていく様子がせつない。お互いすっごく好きでも向かう方向はハッピーエンドだけでは決してないというのがよくわかった作品です。 7点(2002-11-08 16:21:03) |
33. M:I-2
前作がとても好きだったのでがっかりした。前作の昔っぽい雰囲気や作りが良くてそれなりにひねりもあったのに、パート2はただのアクション映画で筋肉と筋肉とのぶつかりあいだけ。これではスパイである意味がない。冷戦時代の東西対立も無くなった今、スパイ映画はいったいどこに向かっていくのでしょうか。イスラム原理主義?ヒロインの黒人女性が美しいのだけは認める。 3点(2002-11-08 16:05:54)(良:1票) |
34. RAIN/レイン
あのー、これって[韓]って出てるし他の方のコメントも韓国映画になってるんですが、タイの映画だと思うんですが。それとも監督や製作が韓国?いや、バンコクが舞台のタイ映画だと思います。最近日本でも「アタックナンバーハーフ」とか「ナーン・ナーク」とかタイの映画が注目を浴びていてこの作品もそのうちのひとつなんですが、個人的にはまだまだタイ映画はアジアの映画作品の中で弱いと思います。この作品もバンコクの裏社会の雰囲気はよくでてるし、盲目の殺し屋という設定もいいのですが、深さがないというか。タイ映画はコメディーに限ります。 5点(2002-11-08 15:52:51) |
35. パリ、テキサス
心に残る作品。長く淡々とした展開も苦になりませんでした。男女の愛、親子の愛、兄弟の愛、色々な愛の形があって、思いは伝わらなかったり、報われなかったりするけど、でもそこには人間の優しさがある。敢えて装飾を排除したような風景が渋い。 8点(2002-11-08 14:18:37) |
36. 大いなる遺産(1998)
なんでだかわからないけど、すごく好き。内容はどうあれ、イーサンとグゥイネスという組み合わせに尽きる感じ。イーサンのいつも開き気味の口や戸惑った時の表情がセクシー。グゥイネスのファッションも素敵で立ってるだけで雰囲気のある女優さんて近頃少ないよなって思います。彼女はうなじが美しい。でも作品自体は人物描写の掘り下げが足りない感じがします。原作の持つスリリングさは出てるのですが、グィイネスがただただミステリアスなだけでイーサンがひたすらそれに振り回されているだけなのが残念。 7点(2002-11-08 14:05:08) |