381. 7月4日に生まれて
我がJTNEWSのシネマレビューでは6.18なのに対し、IMDbでアメリカ人が7.0をつけているのは、この手の映画はアメリカ人には受け入れられるということなんでしょうね。みんなで被害者意識をあおって、敗戦の現実を忘れようという雰囲気が(私には)伝わってしまい、戦争批判意識が薄れてしまいました。たしかにトム・クルーズは車椅子で熱演しているけど、ちょっと長すぎるなぁ。せめて90分くらいにまとめてください。 6点(2003-12-02 00:25:12) |
382. 3人のゴースト
クリスマスシーズンの風物詩、ディケンズの「クリスマス・キャロル」ですね。そのものずばりの「クリスマス・キャロル」(1970)が役者の演技で魅せている作品なのに対して、こちらは「ゴースト・バスターズ」ばりのCGで見せる作品ということでしょうか。まあ、そこそこ楽しめます。 7点(2003-12-02 00:02:30) |
383. サルバドル/遥かなる日々
「キリング・フィールド」と比較される作品ですね。フリージャーナリストって、かなり危ない目に遭っているんだなって実感できる作品です。ジェームズ・ウッズがいい加減な男を好演しています。ゲリラとタバコ吹かして談笑しているシーンなんかその典型かも。わたし的には「キリング・フィールド」の方が好きですね。 7点(2003-12-01 23:58:58) |
384. ザ・フォッグ(1980)
霧の中から何かが出てくるという感じの演出は面白かったですよ。B級ホラーとして楽しめます。 7点(2003-12-01 23:52:47) |
385. ザ・ドライバー
若き日のライアン・オニールは格好良かったねえ。「サイレント・ランニング」のブルース・ダーンが、犯罪者の手助けをするオニールを執拗に追いかける刑事でいい味を出しています。イザベル・アジャーニのような顔って大好きなので、クールでミステリアスな感じにぴったりで、それも魅力。 7点(2003-12-01 23:49:32) |
386. ザ・デイ・アフター
「ポリス・アカデミー」のあのスティーブ・グッテンバーグがシリアスな役を演じています。っていうか、こっちの方が先だから、まだコメディに開眼していなかった時期だね。テレビムービーながら、かなり重い内容を丁寧に描いた佳作ですね。放射能汚染というのがジワジワと進行するのが怖いことです。ラスト近くで、女性の髪が抜けてきたときに、彼が帽子を取ってニッコリするシーンが忘れられません。 8点(2003-12-01 23:45:13) |
387. ファイヤーフォックス
1976年に、函館にミグ25が強行着陸したことを想い出し、それを併せてこれを観ると、旧ソ連の新型戦闘機という設定は感慨深いモノがあります(しみじみ)。でもあんな思考を読む操縦って、かえってしずらくないか?(笑) 7点(2003-12-01 22:45:04) |
388. ペイルライダー
《ネタバレ》 「荒野のストレンジャー」のリメークといった感じでしょうか。でもこちらの方が、より”不思議な存在”を前面に出していますよね。音楽からしてそうだもんなあ。見事な”幽霊の用心棒”です。 8点(2003-12-01 22:42:25) |
389. コピーキャット
怖いねえ。シガニー・ウィーバーは「エイリアン」にしても本作にしても、追いつめられる女というのが似合っているねえ。小柄なホリー・ハンターとデカいシガニーとの対照もおもしろいですが、ストーリーが最後もうすこしひねって欲しかった。ホリー、とっても好きです(微笑)。 7点(2003-12-01 22:39:43) |
390. 子象物語 地上に降りた天使
ぜひ「脱走山脈」と見比べてください。本作はそのパロディですね。ゾウの演技は可愛いのですが、ストーリーが無理ありすぎで、結末もがっかりです。 5点(2003-12-01 22:35:38) |
391. 腰抜け二挺拳銃
偽装結婚して悪を暴くという”西部の女傑”カラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)と、その夫の歯医者ピーター・”痛くないよ(笑)”・ポッター(ボブ・ホープ)が、幌馬車に乗って出かける先々で騒動を巻き起こすコメディです。ラッセルはきつそうな美人だよね。気が弱くて役に立たない男をボブ・ホープが好演しています。彼のこの”腰抜け”シリーズの最高傑作ではないでしょうか。 8点(2003-12-01 22:33:39) |
392. 仔鹿物語(1946)
アメリカ版”ごんぎつね”でしょうか。少年と動物の交流というのは、えてしてドラマ的にはラストに悲劇を描写するのがお決まりのようで、子供の演技力に大きなポイントがあるわけですが、本作もその例に漏れないわけですが、少年の演技力に期待するのは可哀想な気がします。父親役のグレゴリー・ペックが好いですね。自然の本能と人間社会が相容れないというのは悲しい現実ですね。 7点(2003-12-01 22:26:53) |
393. 荒野のストレンジャー
この映画のおもしろさがわからない人はイーストウッドのウェスタンを観る資格がないっていうほど、好い映画ですよ(微笑)。へちょちょ星人さんご指摘の通り、イーストウッドは後に「ペイルライダー」で同じモチーフを使っていますが、こちらの方が、傍若無人な振る舞いをすることにより”生身”に近い印象を与え、あちらは”存在感が不思議”な感じを前面に出した感じでしょうね。”荒野”というのはキリストが彷徨った場所としての位置づけもあるでしょう。彼の正体は観てのお楽しみ(って、ここまで書いたら、勘のいい人にはわかっちゃいますね(苦笑))。 7点(2003-12-01 22:20:30) |
394. 皇帝のいない八月
この頃の日本映画はまだ活力が残っていた気がします。自衛隊のクーデターというと、例の”三矢研究”を想い出します。列車を乗っ取ってというのは、実際にはどうなんだろうなあという疑問がありますが、映画的な手法として、到着時間が決まっている列車という動く密室というのはよく利用される設定ですよね。また、計画の現実性としても、無理があると思うのですが、捨て石とされた渡瀬恒彦たちの人間ドラマを観ると思えばいいのかな。印象的なシーンは、仲間を射殺して敬礼するシーンですね。 7点(2003-12-01 22:08:24) |
395. ドラゴンスレイヤー
わたし的にこの作品はかなり評価高いです。ディズニー製作の映画は、最近のモノ(といっても本作はもう22年も前なのか(苦笑))は実写版の方がアニメよりも好いと思うのは私だけでしょうか? 男装の少女と魔法使いの弟子になった少年が、魔法使い(この爺さんがとぼけたいい味を出しているんです)の助けを借りてドラゴン退治をするというファンタジーですが、かんじんのドラゴンの姿が暗くてよく見えないのがかえって好い感じです(笑)。ド派手なCGシーンなどはないので、それをどう取るかがポイントだと思いますが、私はこういうの結構好きです。未公開作品なのでビデオで探してください。 8点(2003-12-01 11:51:45) |
396. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
警察内部の上司が敵であるという設定は、「ダーティーハリー2」でもありましたね。あっちと違って、あくまでもコロンボの攻め口はねちねちと絡めてからの持久戦という感じですが。 7点(2003-12-01 09:48:23) |
397. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
ジャネット・リーが何もかも忘れてじっと自分の演じるシーンに見入っているラストはとても印象的ですね。彼女をかばって証言する男たちの気持ちに同情してしまいます。これはコロンボの傑作のひとつだと思います。 8点(2003-12-01 09:43:53) |
398. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
お酒を飲むときには、瓶に無意識に傷を付けないように気をつけないとね・・・って、私は指輪を持っていません(笑)。 7点(2003-12-01 09:41:30) |
399. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
ニトログリセリンというと、「恐怖の報酬」のイメージが強いのですが、強心剤という役割もあるんですよね。なんで、休暇中なのに事件に出くわすのかって思っちゃいます(笑)。 7点(2003-12-01 09:38:34) |
400. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
アイスクリーム屋さんとか、ああいう人々を使うのもコロンボの常套手段だよね。 7点(2003-12-01 09:36:57) |