381. Sweet Rain 死神の精度
《ネタバレ》 原作既読。意外と丁寧な作りでサラリとみれました。ただ、ところどころの印象的な映像が小出しで、全体の演出が中途半端だし、時代をまたぐという設定が視覚的に全然いきていなかったので、もっと徹底してファンタジックな世界観を作り出せば面白かったように思えます。 三本のオムニバス形式というのも中途半端で一本一本が間延びしているし、繋げ方もシンプルすぎて驚きがない。がんばって五本くらい詰め込めば、いざ繋がりが出てきたときのラストの高揚感も違ってきたのではないかと思うけど、それはそれで散らかっちゃうのかな。 同じ人間を別の役者がやるっていう原作を活かした効果的な映画化を期待してしたので、どうせなら主役(死神)もストーリー毎に変えてほしかったなー。味は出ていたけど、モゴモゴした喋りが個人的に好きじゃなかった金城さんは天界に戻ったときの姿(タモリ的役割で)だけだった方が効果的だったかも。 [DVD(邦画)] 5点(2008-11-21 11:22:23) |
382. ロンゲスト・ヤード(2005)
元フットボール選手の即席囚人チームと強豪看守チームがぶつかり合うという、ベタベタなスポ根ドラマ。濃ゆい登場人物の面々と、程よい笑いと、男臭くベタベタなストーリー展開に最後まで熱中して観てしまいました。スコーンと気持ち良い快作。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-18 14:03:21) |
383. ローラーボール(2001)
そこまで酷いかなー。試合のシーンなどはカメラが揺れすぎてよくわからなくもあるが迫力はあったし、一応、最後まで飽きることなく見ていられました。ただ、何がファールなのか結局よくわからなかったな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-11-18 14:02:29) |
384. ロミオ・マスト・ダイ
アクションシーンはかなり笑えた(笑うとこではないのだろうが)が、ストーリーが全然面白くなく、アクション以外のところが退屈すぎるのが問題。これならもっとアクションシーンだらけのバカ映画にしておくれ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-11-18 13:59:05) |
385. ロボコン
《ネタバレ》 話としては、理系のダメな感じの少年少女がロボットコンステストの優勝を目指して頑張るというだけのものでパッケージともどもあまりパッとしないんですが、いかんせん長澤まさみが素晴らしい。滲み出るような明るさと可愛さは特筆すべきものがあります。間違いなく全盛期です。 それを除いたとしても、他の登場人物も人間味溢れ面白いし、誰が見ても地味でつまらなそうな印象を受けるようなロボットコンテストを気がつけば、手に汗を握って見させてしまうような見せ方の上手さも大したものだと思います。恋愛やら、人物の過去やら余計なものは一切排除して、現在を生きる若者をいきいきと描ききった名作だと思います。 [ビデオ(邦画)] 8点(2008-11-18 13:54:57)(良:1票) |
386. ROCK YOU! ロック・ユー!
意外と面白かったです。中世の重厚なセットとは裏腹に、コメディタッチでテンポ良く進んで行き気楽に楽しめます。登場人物もそれぞれ良い味出してて好感が持てた。鍛冶屋の女の子が可愛い。音楽もクイーンが意外にはまってますが、別にロック映画ではないんですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-18 13:49:12) |
387. NEXT-ネクスト-
《ネタバレ》 2分先の未来が見えるっていう設定をいかした展開は、細かく突っ込まなければ、弾をよけるシーンとか楽しくてそこそこ楽しめます。しかし、肝心の大筋で例外を持ち出してきて、結局運命の人だとかなんだとか言う話にはオチはつかず、彼女の未来だけは見えるって、都合が良すぎないですか?ハリウッド映画として安易なハッピーエンドじゃないところは好感はもてますが、あまりの投げっぱなしジャーマンっぷりに眉をひそめてしまいました。 この能力があれば、そろそろアップのきついニコラスケイジのルックスでも大抵の女性は口説けるんですね、いいなー。でも、どうシミュレーションしてもダメだったらへこむなー。ということで続編は限りなく無理めの女性をジャック・ブラックあたりが無限のシミュレーションを使っておとすラブコメでお願いします。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-17 16:35:50)(笑:1票) |
388. ロッカーズ ROCKERS(2003)
《ネタバレ》 曲はルースターズを中心として使われててかっこいいし、ライブとかのカメラワークもツボを押さえているし、テンポもいいし、とにかく爽快です。ライバルバンド達のレベルも高くて楽しめます。客のノリがイマイチかっこ悪いのと、バンドがいきづまらないでトントンすぎるところが惜しいです。出演者がちょっと旬すぎるけど、いい味はでてました。陣内さんのロック好きっぷりが前面に出ていて、やる気の出る映画ではないでしょうか。ロックンロールでビッグになりたいやつ必見の意外な良作。 [ビデオ(邦画)] 9点(2008-11-17 15:50:11) |
389. ローズ・イン・タイドランド
主人公混みで、最初っから最後まで頭おかしい人物しか出てこないので疲れます。ストーリーというべきストーリーもありませんし。不愉快というわけでもないが、気持ち悪い映画。主演の女の子は可愛いし、凄い。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-17 15:45:01) |
390. レボリューション6
《ネタバレ》 オープニングで期待は高まったんですが、証拠隠滅が目的のためイマイチやってることの規模がちっちゃくなってしまってて、今一歩盛り上がりに欠けたまま終わってしまいましたね。悪くないだけに惜しい。 [DVD(字幕)] 6点(2008-11-13 14:28:59) |
391. レディ・キラーズ
コーエン兄弟、得意の現金強奪、老婆殺害のクライムムービーと思いきや今回は徹底的にふざけたブラックコメディになっていました。後半の展開はここまで適当でいいのかというほど酷いですが、逆にここまでやると笑う気になります。全体的に退屈せず、トム・ハンクスなど主要キャラクターも味があってわかりやすいし、笑えるとこ笑えるのでコメディとしては一応の満足感を得られました。心に何一つ響かないが、愛すべきクソ映画。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-13 14:24:54) |
392. レクイエム・フォー・ドリーム
親子そろってヤクチュウで悶え苦しみまくるっていう見てて気分の悪くなる映画です。映像の演出は倒錯したドラッグの世界を上手く表しているようで印象的でした。テンポもいいんですが、こういう救いのないきっついだけの映画は苦手です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-11-13 14:14:32) |
393. Ray/レイ
《ネタバレ》 前半の軽快でノリの良い展開はとても良い。そして当たり前だが音楽も良いし、その見せ方も良い。ジェイミーフォックスも完全に入りこんでます。前半には、偉大なる名作になりうる匂いがプンプンしてました。 しかし、いかんせん長すぎる。150分も使って、中盤~後半の、女性関係やらドラッグ関係やらのゴタゴタが展開なく続くところを延々とみせる必要があったのだろうかと思いました。その辺りしんどいです。ところどころゾクっとするシーンがあっただけに2時間以内に抑えれば傑作になりえたのに。まぁ、レイ・チャールズは世界を踊らせた偉大なるR&Bのスターであったことには間違いない。 [映画館(字幕)] 6点(2008-11-13 14:05:04) |
394. リンダ リンダ リンダ
《ネタバレ》 女子高生がブルーハーツのコピーバンドで学祭に出るというだけの話。作ろうと思えばいくらでも作れるスペクタクルも感動も笑いも困難もほとんどない。ごくごく普通に自然に話は進みます。それが魅力なのでしょうが、やっぱり面白くない。見れるけど、何も感ずるところがないです。潮音さんのプロモとしての価値はありますが。 [DVD(邦画)] 5点(2008-11-11 18:43:19)(良:2票) |
395. 竜馬の妻とその夫と愛人
木梨のダメ男っぷりがかなり良かったです。前半はイマイチだるいものの主人公の四人がからみあってからは、三谷ワールドにひきずりこまれます。風景とかもとてもキレイだし、オチも良かったし、満足です。 [DVD(邦画)] 7点(2008-11-11 18:39:10) |
396. 猟奇的な彼女
テンポよく進む、笑えるラブコメ。主人公はブサイクなものの、ヒロインがとても可愛いので極悪な性格もギリギリ許せます。なんか、理不尽な子供だましな感もあるがとても爽やかでピュアな映画でした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-11-11 18:26:29) |
397. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 とても良かったです。よくあるサクセスストーリーで、遠い空の向こうに等のサクセス炭鉱モノなどとたいして変わりませんが、見せ方が良いですね。何故かダンスがタップ風だったり、音楽もクラッシュや、ジャム、T-REXを使っちゃったりと、ひねりのきいたセンスが好きです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-11 18:23:35) |
398. リクルート
《ネタバレ》 「信じるな、自分の五感さえも」がキャッチコピーでしたので、どんなどんでん返しがあるのかと思いきや、なんかごちゃごちゃしながら案外ありきたりというか釈然としないオチでがっくし。こういうキャッチコピーもいい加減やめてほしいな。途中までは結構、面白いんですが全体としては微妙。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-11 18:19:43) |
399. リアリズムの宿
日本特有の間、敬語の使い方、他人とのきまずさを網羅した巧妙かつ穏やかなコメディ。登場人物のやりとりはリアルすぎて笑えます。この抑えたテンションを最後まで持続させながらも退屈を感じさせないってのは見事。盛り上がりはないけども。 [DVD(邦画)] 8点(2008-11-11 18:13:58) |
400. 全然大丈夫
だめっぽいけどまだまだ全然大丈夫な人々に味があり、のんびりしてても退屈ではない、変な心地よさがありました。見終わった後内容を聞かれても上手く説明できないけど、何かしら良い印象だけが残る。そこら辺を狙って成功している映画なんじゃないかと。 [DVD(邦画)] 7点(2008-11-11 18:09:54) |