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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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381.  テッド2 《ネタバレ》 
相変わらずの二人。テッドは結婚、ジョンは離婚。 もう相変わらずの2人組に、今回もギリギリアウトな最低ネタ満載。忍び込んで精子盗りに行くのは最高でした。 若手弁護士さんとジョンとの関係も良く、今回も楽しめました。でもやっぱり日本人にはわからないネタが多いのはたしかです。 結局あの大麻畑は誰のだったんでしょうね。次回作があるなら次は映画館で見に行きたいです。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-04-09 22:44:54)
382.  インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 
とても良く出来ている。この感情世界は大人には痛いほど伝わる事ばかり。 人々には感情があり、その感情が記憶を作り、残し、蓄積して行く。そして無意識に忘れ、成長して行く。 そんな事をピクサーはアニメにしてしまった。アイディアからしてもう凄い。そしてそれをこんな面白く映像化出来る事も。まぁ「なんで?」って思う所もあるけどさ。 夢の工場や、怖いモノを閉じ込めておく部屋、想像力の部屋など、ビジュアルがとにかく見ていてとても楽しいし、自分にもあったと思える事ばかりでとても親近感がわく。 でもやっぱり小さい頃、心の友達だったビンボンが消えてしまうのはとても切ない。悲しいけど、それが成長するという事なのだ。 なんだかんだ喜びと悲しみの「不在と冒険」もライリーの成長過程で必要なモノであり、ラストに出て来た感情が混ざり合った球体がその成長の証である。 ただ喜びと悲しみのお互いが必要な存在であるという事があまり説明されなかったのが残念な所。わかるんだけど難しいよね。 ビジュアルは子供向けに作ってあるようで、中身は大人の方が楽しめる作品になっていると思います。 ラスト、インターフェースが取り替えられて「思春期」のアラームが設置されているのを見ると、これから先もこの連中は大変でしょうね。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-04-08 22:42:29)
383.  もののけ姫 《ネタバレ》 
アシタカの冒険でしたね。意外とみんな聞き分けが良いのでテンポ良く進んでくれます。 なんだかんだこの歳まで見ておらず、だいぶイメージしていたモノよりアッサリしていて驚きました。もののけ姫も意外と話の分かる奴なんですね。 いろんな文明がごちゃまぜになった世界観の作りが素晴らしく、面白くて見入ります。ですが、その世界観の表面を一周なぞっただけで終わってしまった感もちょっとあります。 それにアシタカの超人的性格もあってか、「もう絶対なにがあってもコイツは自分をなんとかする」という安心感が出来てしまい、終盤の盛り上がるべき所が微妙になっちゃったのが残念です。まぁ他のジブリと違って結構ガシガシ首とか腕とか飛ぶのは、残酷さとスラッシャー的悪趣味な所の中間でなんとも言えず。 高クオリティで豊かな世界で魅せる若干説教臭いお話でしたが、他のジブリ作品に比べるとどうもこのくらいの点数になってしまいますね。 キャメロンは絶対にコレ見てアバター作ったんだろうなー。
[DVD(邦画)] 6点(2016-04-06 00:09:45)
384.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
​火星でディスコ・サバイバル。頼れるのは自分の知能。 いろんな所にいい具合にお助けアイテムがあるのがご都合主義のように見えるけど、それでも彼はボロボロだ。孤独と飢えに耐え、ディスコミュージックとバイコディンを頼りに、迎えを待つ彼の姿は自然と応援したくなる。なにがあっても明るく挫けない彼の姿勢も自然と応援したくなる。そして綺麗で広大で過酷な火星の景色は圧巻だ。 中盤、中国が応援してくれるのは今のハリウッド映画事情が垣間見れて面白いですね。NASAがとにかく頼りないので、この助け舟は普通にテンション上がりました。 ラストの宇宙空間での救出もどうなるかわからないドキドキが主人公が地球にいるシーンまで止まらない。にしても無重力空間の表現も凄い。 2時間半ダレさせる事なく常に目を離させない構成はさすがリドリー・スコット、素晴らしいです。 最後のスタッフロール時にグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」が流れ始めた時には吹き出しそうになりました。そう、一人で生きて行ける!
[映画館(字幕)] 7点(2016-04-04 20:28:42)
385.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 
キャプテンの過去を追う。 もやしボーイがムキムキ男に大変身!戦争での科学が一人の男に力を与えた。 敵はヒトラーではなく、神秘の技術を脅威の兵器に利用するヒドラ!ボスは真っ赤なタコ坊主!目的は連合国に勝つなんかじゃない、世界征服だ! ビーム兵器やら超マシンで待ち受けるヒドラにキャプテンと精鋭達が挑む!アイアンマンの父ちゃんも出てくるんですね。 敵がめちゃくちゃ多かったり、漫画的な展開が多く、リアリティよりコミック色の強い印象を受けました。 固い固い盾でのアクションはいいですね、敵を殴る時の金属音もたまりません。 でも「戦いなら」なんでも完璧にこなせちゃうキャプテンにちょっとダレてしまうのは残念、ボスもアッサリやられちゃうのもなんだか肩すかし。うーん。 だけど総合的にキャプテンの出生がわかって面白かったです。 エピローグはアベンジャーズの前日譚でしたね。現代に来てしまったキャプテンの表情は切なかったです。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-04-02 21:27:55)
386.  殺し屋ハリー/華麗なる挑戦 《ネタバレ》 
奴はハリー、殺し屋ハリー。その髪型と眼鏡が目印、クールな殺し屋さ。 彼に舞い込んだ殺しの依頼。ニューヨークでのギャングの抗争。しかし一筋縄では行かない、なんてったって宿敵、爪のマーヴィンが敵方にはいるそうじゃないか。 どうするハリー。やれるかハリー。ここにハリーの華麗なる挑戦が始まる。 リキテンスタイン風の洒落たオープニングから始まり、川底の愉快な墓場。そしてウィットでヌルいナレーション。口笛にのせてのカーチェイス。 70年代の雰囲気たっぷりな007カジノロワイヤル(クレイグじゃない方)を彷彿とさせるポップでユルい雰囲気に飲まれ「これは俺好みだ!」と叫んでしまった。 もちろん美女に宿敵、そしてクールなハリー。007の殺し屋版といったらそれまでだけど、そこは英国に仕えるスパイと、アウトローな殺し屋とじゃちょっと戦う相手が違う。こっちは単なる雇われの身。どこかボンドに無い危険なオーラがハリーの魅力。眼鏡を外した眼光は正真正銘「殺しの目」って奴さ。 後半の展開はテンションの高い前半に比べるとだいぶシリアスになっちゃったのが残念な所。爆弾解除シーンは凄いドキドキしますけどね。 爪のマーヴィンがまったく義手のガジェットを活用しないのはちょい残念。アッサリやられちゃうのもちょい残念。 敵ギャングのボスも意外な結末、裏切りの女は許されない。そりゃココは極道の世界。当たり前。 エピローグの刺客を目で追い払うハリーには痺れちゃいますね。 求めていた殺し屋がココにいた!って感じで嬉しかったです。ありがとうハリー。
[DVD(吹替)] 8点(2016-04-01 23:53:41)
387.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
ヒーロー達の活躍は映画のアイアンマンと格ゲーくらいしか見ていませんでしたが、凄いですね。 個性の強すぎるヒーロー達の対峙から結束までをテンポ良く楽しむ事が出来ました。まぁ社長はこんな奴だからなーって思ってましたが他の連中もくせ者ぞろいで本当に結束出来るのかと心配になるくらいなんで、その分ラストの結束がとても興奮する者になりました。熱い! マンハッタンでの流れるような乱戦の密度はもうたまらないですね、さすがハリウッド。ホークアイめちゃカッコいいです。 本来これを見るには各ヒーローの映画を見てからなのでしょうけど、なんだかんだこれを入り口に各ヒーローの映画も見てみたくなりました。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-04-01 23:31:15)(良:1票)
388.  仮面ライダー1号 《ネタバレ》 
​タイでチンピラをなぎ倒す本郷猛。金がないから工事現場で汗を流す本郷猛。メリーゴーランドに乗る本郷猛。いろんな本郷猛が一気に拝める映画が本作だ。もちろんライダーにも変身するし。今回は長年の戦いでボロボロになってついに死ぬ。けど生き返る。理由は簡単、『不死身』だからだ。誰がなんと言おうと『不死身』なのだ。はい。 現ライダーのゴーストは完全に脇を飾る若い仮面ライダーとして、ベテランライダーに色々と教えられ&翻弄され、そして生きる意味の答えを見つけていく。やられてばっかりのスペクターは損な役だが、3号でのマッハに比べたらだいぶマシだ。 敵の内輪モメといい、NOVAショッカーの日本のゆすり方、地獄大使の遇われな最期も良いですね。でも1号の引き立て役なのでなんだか地味なんですけどね。 印象的なシーンは、いきなり高校の授業に登場して生きることを説くシーン。不器用だが真面目なのだ。笑え若者よ、いつかわかる時が来る。 …それで、えーっと、ツッコミ所は沢山あるけど、まぁもう野暮というか、そんな事いちいち気にしていたら僕もライダーにはなれないなと思うので…うん。 にしても、1号ははじめ太い印象で不安でしたが、動いてみるとかなりカッコよかったですね。テレビのライダーよりアクションが激しいのも嬉しいです。ゴーストとスペクターも終盤のレジェンドライダーにゴーストチェンジしていくシーンは音楽もそのライダーのモノになっていくのは嬉しかったですね。 映画館で見ていた幼き子供達に本郷猛の熱き命の教えが伝わったかは定かではありませんが、これを見るという事がなにか成長に繋がればいいと、僕みたいないい年こいて本作を見てるおじさんは思います。
[映画館(邦画)] 5点(2016-03-29 17:46:19)(良:1票)
389.  シックス・デイ 《ネタバレ》 
クローン技術でシュワが二人になっちゃった! …で、俺はどっちのシュワなんだ?オリジナルかクローンか?しかも俺を狙う魔の手が迫る。殺しても殺してもクローンとして復活してきやがるぜ! クローン人間を題材にしたシュワSF。なんともいえない未来ガジェットや乗り物、文化、情勢が所々に盛り込まれているのはやっぱりSF映画のいい所。シンディはホラー。 まぁ途中で主人公側のシュワがクローンだったと判明しますが、さすがに途中から薄々気付いちゃいました。 あと流石にこんな使えないチンピラを大金を使ってクローンで使い回すのはよくわかりませんね。 今回のシュワはタフではありますが、あまり筋肉アクションはないので、結構ギリギリな感じです。その代わり今回のシュワは二人です。 二人のシュワが協力して妻子を救出する所はさすがSFならでは。もうなんか行き着く所まで行っちゃった感じです。 基本的に所々アクションもいろいろとありますが、全体的な作品中のテンションはそこまで高くないのでちょっと長く感じちゃいました。 最後、二人のシュワは立場をハッキリとさせないまま一人は仕事へ、一人は家族の元へ言ったけれど。これからどうするんでしょうね。
[DVD(吹替)] 5点(2016-03-26 10:58:43)
390.  地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン<TVM> 《ネタバレ》 
我らがアメリカのピンチ!そんな時は秘密のエージェント・プレジデントマン!待ってました! 謎の和風建築(?)の家で茶を嗜むナイスミドル!どんなミッションでもステルス機で駆けつける!ナイフを投げれば一発必中!首折りの達人! だけど、そんな超人プレジデントマンも歳には逆らえない、そろそろ後継者が必要だ…おっと、いい感じの若者が。 序盤の手際の良いプレジデントマンミッションはともかく、手際の良すぎる特殊部隊ミッションまで見せられるとは…それからだらだら後継者の苦難、プレジデントマン直伝の謎特訓…早く事件起きないかなぁ…というかコレ、チャック・ノリスというより、この若い後継者が主人公のよくある師弟モノですね。CM突入シーンが清々しいです。 血が少ない所や、スパイ並の秘密武器、ステルス機で出動というケレンを見るとティーン向けアクション作品ってコンセプトなんでしょうか。 量は多いせいかどれも薄味のミッション、取ってつけたかのような因縁の宿敵の登場、あまりに無敵すぎて危機感を無にするプレジデントマン、全体的なテンポの悪さと正直微妙な点はかなりありますが、メタルギアソリッド並に最低限銃を使わずに敵をじわりじわりと首をへし折りまくって消して行くプレジデントマンは結構イケてました。
[DVD(吹替)] 3点(2016-03-23 22:42:43)
391.  コマンドー 《ネタバレ》 
筋肉と銃声で溢れる最高の世界にようこそおいで下さいました!!! モリモリデカい筋肉と、ニクい語り口の吹き替えを添えて、ただただ無敵なシュワルツネッガー!!!丸太を抱えて堂々たるその姿! 愛する娘を誘拐する、悪い連中全員皆殺しっ!警察でもなんでも邪魔する奴には容赦無し!途中で拾った姉ちゃんには、悪いが協力してもらいます! 脇を飾るワルな連中、一人一人詰め寄って、効くぜ娘の居所をっ!後は死んでもらましょう! 武器はダンプで店を壊し、ちょっとの時間お借りします!ラスト敵の本拠地に単身派手に乗り込むアイツの姿、俺たちなんの心配しましょうか!!! 名シーン、名台詞、名アクション、名バトルの!!俺たちの中の『筋肉』が、『魂』が、『男』が呼応し叫びだす事間違い無しっ!! シュワの魅力が詰まりに詰まったマスターピース!!是非吹き替えでご覧ください!!! (レンタル版は吹替が無いのでご注意を)
[DVD(吹替)] 9点(2016-03-21 13:35:38)
392.  ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ 《ネタバレ》 
映画の中に入っちゃった!しかもホラー映画! 回想シーンだったり、スローモーションだったり、効果音がなったり、いちいち「映画のお約束」なメタネタがたっぷりのホラーコメディ。 主人公達と登場人物達のテンションの落差も見ていてニヤニヤしてきます。 でもそれだけではないのが本作だった、実はその中の登場人物が主人公の死んでしまった母親が役者を勤めていた。これが結構ジーンと来る話で単なるコメディにしない所が素晴らしい。 オチも変化球で、いい感じに締めてくれたと思います。楽しかったです。 ただ主人公達はなぜ全員生存してるのかとかはよくわからないけど…まぁいっか。 ちなみにスラッシャー映画をパロった作品だけど全くグロくないのでみんな安心してみれますよ。
[DVD(吹替)] 6点(2016-03-17 21:51:58)(良:1票)
393.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
​冬に見ると身も心も凍えるスペクタクル。 なにがどうなったらこんな映画が撮れるのか。そもそもどうやって撮ったのか。本当にスタローンがシャツ一枚で登ってるのか?信じられん。だけど映画マジックでもリアルでもコイツは凄すぎる。テレビでよく聞くテーマソングは本作だったんですね。 冒頭の悲劇のシーン、もうそこのオチは知ってたんだけど、それでもドキドキするし、見てるこちらもビビりまくり。続いて重武装強盗集団(山登りも万全!)との宝探しもスリル満点、連中の稀に見るアルティメットな下衆っぷりは憎たらしさ満点でたまりません。おかげで次々と山とスタローンの餌食になる姿は「ざまぁみやがれ!」と叫びたくなります。シーズンオフだ馬鹿野郎! 見所は鍾乳洞持ち上げ殺し。さすが山岳のプロだからなせる技!(?) 時間も忘れ、次々と変化していく展開に力強く引っ張られていく、スリル満点の作品でした。 叶うなら本作はとにかく大画面の映画館で見たかった…。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-03-16 05:37:58)(良:1票)
394.  エンド・オブ・デイズ 《ネタバレ》 
いろんな連中がシュワに挑んで来たがそのほとんどが負けて行った。こうなったらもう魔王サタン様に殺ってもうらうしかない! そんな2000年(ミレニアムという響きも懐かしい)を目前に控えた日のオカルティックなシュワアクション。 でも今回はやつれたシュワ、防弾チョッキを着ても撃たれれば気絶、生傷も絶えなく痛々しい、しかも相手は銃なんかじゃ死んでくれない。 仲間がどんどん死んで行く中、よくわからない捜査で見つけた女を守るためシュワは満身創痍で頑張っちゃう。 いろいろモヤモヤしながらもグレネードランチャーで敵基地(?)にカチコミに行くシュワは相変わらず。 サタンもサタンでパンピーなシュワをさっさと殺そうとしないのはよくわかりませんが、まぁそこはご愛嬌。 ラストバトルはどこか地味な感じ、それでいて最後は身を呈して死んで行くのはT2を思い出します。 が、まぁなんともあっさり目。そんな事でサタンは死ぬのか?ただ次の3000年までお預けを食らっただけなのか? 色々とモヤモヤが多いホラーな雰囲気と、爽快感薄めのシュワアクションの融合という不思議な取り合わせの一本でした。
[DVD(吹替)] 5点(2016-03-13 14:28:45)
395.  猛獣大脱走(1983) 《ネタバレ》 
​愚かな人間共よ!動物のパワーを思い知れ! 可愛いゾウがアベック共の首を長い鼻で締めあげる!顔を潰す!大量のネズミがアベック共を食い殺す! 闇夜から音無く現れる動物達に人類はなす術無し!とにかくアベックは問答無用で死にます。走る車は爆発し、飛行機は大惨事。 どうやって撮ったのかわからないくらい、モノホンアニマル達の襲いっぷりにビビります。殺され方はチープですが、襲われ方は結構怖い。 道路を疾走するチーターや、列になって門を破壊するゾウなど見応えバッチリです。主人公もシロクマやトラと戯れ方が上手すぎて逆にドキドキします。 でも話的にはこれが公害問題を扱った社会派だったりするが、まぁそこは薄め。終盤の展開はあっけない収束からのどんでん返し。人間も動物なのだ…! まぁ管理システムが故障して、そこに有毒な水が流れていてと、まぁ事件が上手に出来すぎてますが、張られていた思わぬ伏線にちょっと驚きました。 CGの無い80年代という時代の説得力が、嘘の無い凄まじい映像を見せてくれるパニックムービーでした。ホント凄かったです。 ただ冒頭の餌やりシーンはちょっと生々しすぎました。あとネズミを焼き殺したり、猛獣に家畜を襲わせたりするシーンはちょっとやりすぎです。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-03-12 01:00:15)
396.  レザボア・ドッグス 《ネタバレ》 
警察の回し者がいる。許せない殺してやる。そんな倉庫と回想の自滅までの物語。 血まみれの男。サイコ野郎。自分の身元を話ちまった奴。ダイヤの場所を知ってる奴。ボスの息子。拉致られた警察。 無駄話と冗談の中にある緊張感と一瞬で終わる銃撃戦。なにやら更によからぬ事が起きそうな雰囲気。 誰かが誰かを今にも殺しそう。そんな一秒先もわからない映画でした。 でも雰囲気にあまり入れなかったのは僕にセンスがなかったからか。これは映画館で見たかったなぁ。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-03-06 12:17:53)
397.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
面白かったです。はい。 もう史実のキャラクターを使った真実とはもう関係ないビックリな展開に笑ったり、息をのんだり。 緊張させられる所は緊張させまくり、笑わせる所は笑わせて、最後は大炎上大乱射大爆発。悪い奴には相応の報いを!バスターズに軍律もクソもねぇ! それにしてもブラピ以上に光るクリストフ・ヴァルツのユダヤ狩りSSの頭がキレて、イヤな奴の演技はホント素晴らしかったです。ネチネチと追いつめて行く感じがとてもヒヤッとします。いや、ブラピも狂っていてなかなか素敵なんですけどね。どう見ても話が通じる相手じゃないだろコイツが。 見所は緊張感たっぷりの酒場のシーン。そして最後の大爆発。 それに文字やイメージを使った見せ方でグイグイ自分の世界に引っ張って行くタランティーノってやっぱり凄いなぁ…。 苦手な戦争映画でしたが、なんだかんだ笑いながら楽しく見ていました。素晴らしい。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-03-06 09:56:01)
398.  ニード・フォー・スピード 《ネタバレ》 
「どうせワイルドスピードと似たような作品だろう…。」と思うとこれが大違い。友情と車でニューヨークからカリフォルニアまで行くロードムービーでした。 最近のレースゲームに良くあるEDM的な音楽も控えめ、レース時は響き渡るエンジン音がその代わりを務めます。カッコいいというより素直に「頑張れ!」と思う演出が光ります。それでいて原作ゲームおなじみのストリートレースから警察とのカーチェイス、アウトローな連中とのマッドマックス的バトルまで二時間詰め込みまくりで盛りだくさん。しかも恐ろしいと思うくらい息の詰まるレースに圧倒されっぱなし。クラッシュも結構エグい感じにボロボロになるのでビビりました。ラストのスーパーカーが次々と廃車になって行くシーンは言葉になりません。警察も容赦ないです。 若干その長さにダレてしまう所や、先が見えてしまう所もありましたが、「映画館で見れば良かった…。」と素直に後悔する、丁寧に作られた良い作品でした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-03-04 09:20:38)
399.  ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌 《ネタバレ》 
作った連中の頭がおかしい映画です。ジョン・ウーの神髄ココにあり…なのかなぁ…。 話はまぁ…この際どうでもいいです。とにかく全てはハリウッドもびっくりな超ガンアクションのためにあるような映画です。 序盤のレストランでの銃撃戦から、倉庫の単身で乗り込む銃撃戦、そしてラストの病院での敵味方入り交じる大規模な銃撃戦。たっぷりチョウ・ユンファの無双ガンアクションをお腹いっぱいに…いや、吐くまで楽しめます。 ラストはもう主人公二人が、わんこ蕎麦の如く湧いて出てくるヤクザを殺しに殺しまくり、もうとにかく敵も見方も無限に出て来て、戦争でもないのに大量に死にまくります。ラストは大爆発。とにかくそこに感傷の余地はなく怒濤の勢いを見せつけられます。アホです。ここまで来るともうギャグです。 相変わらず主人公達はエラく丈夫に出来ていてビックリしますが、もうツッコミが追いつきません。 今までいろんな派手なハリウッド映画を観てきましたが、なにか一つの到達点に達したような…そんな映画でした。参りました。 にしても敵の殺し屋がカッコ良かったですね。アジアのダニー・トレホって感じで好きです。
[DVD(吹替)] 8点(2016-02-24 06:55:16)
400.  SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁<TVM> 《ネタバレ》 
​本作は本来テレビで放送するものを、日本の配給が無理矢理映画館で上映したモノだったので劇場で見て「あー、やっぱりテレビで見たかったなぁ」と思ってしまった。構図や映し方は本来テレビで映すために合わせた作りなのでアップな構図が多く、映画館では見辛いのわかりにくいのなんの!字幕と画面が同時に見られないよ!せめて吹き替えを…!…と、日本の配給のやり方に対しての不満はこの辺にして、本編は時代が19世紀になりつつも、変わらない二人のやりとり、不気味なホラー要素と、薬でトリップしちゃうシャーロックの不安定さが面白かったです。ただスペシャルと言ってもそこまで派手なシーンは無く、作品規模も時代が違うだけでいつも通りで、ちょっと風変わりなシャーロックという印象でした。小ネタも多く、モリーの男装にビックリ、兄ちゃんの肥えっぷりに仰天。ドラマシリーズのスペシャル編という側面も持ちつつも、シーズンとシーズンの間のお話なので今後の展開が楽しみになるストーリーでした。 ちなみに本作はシーズン1〜3を観ている事を前提に作られているので注意です。 なんかいろいろ配給のやり方に文句はありますが、作品に罪は無いので6点です。
[映画館(字幕)] 6点(2016-02-23 17:27:38)
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