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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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441.  マッチスティック・メン
見てない人のために話については書けませんが、主な登場人物の3人がとても素晴らしいし、脚本も良く練られていて最後はやはりあっと驚きました。神経症のN・ケイジがその特徴的な症状の数々をとってもうまく見せてくれます。アリソン・ローマンは「ホワイト・オランダー」でもその演技力は証明済み、ここでも唸るくらいうまいです。小柄なのでホントに少女にしか見えませんが、実は美しくて色っぽいのがちらりと見える。サム・ロックウエルもちょっとイカレた兄ちゃんや犯罪者などをやらせると、見事にはまってしまう。(グリーンマイルの彼を覚えてますか?)ケイジとロックウエルは詐欺師でいわゆるコンムービーなんだけど、N・ケイジ演ずる男の心の救済過程も重要なテーマで、一種のヒューマンドラマでもある。監督はそのバランスもうまくこなして感動的でさえある。しかし何を言ってもネタバレになってしまうのでこれ以上は書けません。スティングを思い出すか、ペーパームーンを感じるか・・・まぁ見て下さい。
8点(2003-10-09 20:38:38)(良:1票)
442.  愛の選択
純愛もので泣ける話だと思うんだけど泣けないし、なんか印象が薄い。心に響いてこないし・・・
5点(2003-10-08 21:02:36)
443.  橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
まだ戦争ごっこに憧れてるような高校生が、意気込んで本物の戦争に参加し、その恐ろしさを初めて知って遊びじゃないと、恐怖に震えながら巻き込まれて死んでいく。戦争の生々しさをこれほど現実的に教えてくれる映画も珍しい。ドイツ映画だけど戦時下の庶民の生活は驚くほど日本のそれとも似ている。生活用品は不足し、戦いに怯え、子供を戦争にかり出される悲しみや恐れ、教師は子供に戦争参加をあおり立てる。ただ一度、テレビ放送で見ただけなのに戦争の愚かさ、むなしさ、悲しさがこれほど強烈な印象で記憶に残ったのも少ない。
9点(2003-10-05 14:09:56)(良:2票)
444.  アルカトラズからの脱出
脱獄ものならショーシャンク・・やパピヨンのほうがずっと面白かった。人形の頭でだませるものかなぁ?ってちょっと疑問。でも抜け出してて、看守が頭に触ったところ、あ~~っと思ったら本人が戻ってる。随所にハラハラドキドキのシーンがあってスリルがある。脱獄に向けてまっしぐらの苦心の数々を、丁寧に描いて見せてくれる。
7点(2003-10-01 15:47:18)
445.  素晴らしき哉、人生!(1946)
いかにもキャプラ作品らしい人間賛歌。主人公は善人だし、彼が窮地に陥ったクリスマスには多くの知人達が彼を助けてくれる。理想の極地ではあるが、あまりにも「過ぎて」しまって感情移入とまではいかなかった。でも「あなたが居たからこの世界がある」というメッセージは今も心に残る。人を信じられる理想社会はますます遠い昨今だけど、こういう世界を多くの人に見て欲しいと思う。
8点(2003-10-01 15:31:47)
446.  プラトーン
すごい衝撃です。ベトナム戦争の真実の一端が、まるで当時の戦場を目の当たりにするようなリアルさで展開します。殺すか殺されるかという恐怖の中、狂気が人を支配すると誰彼かまわず殺してしまう。人間の尊厳も理性もない。ある村での虐殺、レイプ、放火や味方同士の殺し、ドロの中、雨の中でのたうち回るその悲惨さ。安全な所でこれらを眺めていると、戦争はいかなる理由があろうと正気の沙汰ではない。アメリカ人で戦争の真の姿の一端を見せてくれたストーン監督もすごいが、これをアメリカがアカデミーで評価したことも今思えば驚き。それなのに懲りもせず同じ事を繰り返してるアメリカって・・・絶句!
9点(2003-09-25 23:34:56)(良:1票)
447.  御法度
話は印象なくコメントのしようがないが、出演者が意外に面白かった。近藤勇の催監督、土方歳三のたけし、他にもトミーズ雅、武田信治、浅野忠信、それにキーマンの美少年・加納に松田君、妖しい色気があったね。たけしは監督で俳優やってるよりもセリフがうまいじゃないの。剣術はやっぱりうまいね。浅野君と対決なんて座頭市をホーフツ。でもこの終わり方、すご~い消化不良、なんか中途半端な感じで・・ 大島監督作品はやっぱり合わないみたいです。
5点(2003-09-25 20:55:53)
448.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
何も考えずに楽しめばとっても面白い娯楽作品です。ディップはユニークで楽しいキャラだし、ヒロインのキーラはきれいで逞しく見せ所がたっぷり。骸骨CGも良くできてるし、音楽がワクワクと気分を盛り上げる。お話があれっと思う粗雑な部分もあるが、これだけ楽しませてくれれば気にならない。家族で安心して見られます。
8点(2003-09-20 21:28:09)
449.  名もなきアフリカの地で
第二次大戦時のユダヤ人迫害を、遠くアフリカまで逃れ生き延びた話を知らなかった。これはそんなユダヤ人一家の少女が主人公のお話。少女レギーナとケニアの料理人オウアの長い友情と信頼関係が感動的に描かれている。この二人がとても素敵です。他にも異文化になじめない母がアフリカになじんで逞しく成長する姿や、その母の不倫、父の生き方・考え方、遠くアフリカから見たナチの仕打ちなどがアフリカを舞台に描かれる。いろんなエピソードがそれぞれ興味深いが、異文化をこだわりなく受け入れなじんで、逞しく生きていく少女の姿が感動的。見た後いつまでも暖かく心に残るような作品です。
8点(2003-09-20 21:13:36)
450.  座頭市(2003)
今までの作品が理解できなくて好きじゃなかったんですが、これは思いっきりエンタメで分かり易い。殺陣の早さや迫力は素晴らしいです。全編を貫くリズム感や新鮮な感覚は独特の才能を感じさせます。でも全体を見ると受けねらいが見えてしまってしらける。浅草の小屋のショーをちりばめて笑いをねらい、殺陣で目くらましをしているけど、最初から最後までやたら切りまくり殺しまくる「見せる殺し」が好きじゃない。黒澤の用心棒を思い出させるが、見せてるだけで中身がなくて物足りない。3者のショットをめまぐるしく切り替えるカット割りも落ち着かなくて気になった。役者のたけしはセリフがまずいし・・・脇の岸部一徳はここでも存在感がある。
6点(2003-09-20 20:35:48)
451.  はつ恋(2000)
原田美枝子の母と初恋の真田広之が25年ぶりに病室で再会するシーン。突然でびっくりする母、どう話をしたらいいかとまどう男。ぎこちない雰囲気。脚本があっても、それをどうしゃべって表現するかは俳優の器量なんだってことがよく分かりました。この二人はさすがにうまいですね~ 「間」のとり方がなんともいえません。  フレッシュな麗奈ちゃんが自然体で好感度大です。桜の木の下に来たのがお父さんだったというのがいいですねぇ。初恋は想い出で、今を生きるのは家族なんですね。とっても素敵な話でした。
8点(2003-09-20 17:38:35)(良:1票)
452.  誰が為に鐘は鳴る
165分の完全復元版で見ました。いやぁ、長かったです。スペイン戦争についての映画、というよりアメリカの義勇兵とスペイン娘の恋愛映画として良かったです。クーパーは大人だし、バーグマンは一途で可愛い。有名なキスシーンはもとより、ラストの別れのシーンが最高。自分が死ぬのを分かっていても、マリアを助けるために彼女を説得する。そのセリフとバーグマンの必死の表情にやっぱり泣かされる。うまいんですね~、バーグマン。美しいバーグマンはもとより、クーパー、パブロ、ピラーとアップのショットが多いです。美男美女のアップにうっとり・・・
7点(2003-09-19 23:40:46)
453.  太陽と月に背いて
詩人としてのランボーではなくプライベートな面を描いて、彼の特異な生き様を見せてくれる。ランボーとヴェルレーヌのホモ関係って全く知らなかった。ちょっとついていけない世界です。でも皆さんおっしゃるとおり、ディカプリオの演技が素晴らしいです。人に勧めるならこの点ですね。まぁきれいで表情が豊かで表現力もぜ~んぶお見事です。亡くなる時のシーンにも驚いた。(でも亡くなってから布をかぶせる前の一瞬、まばたきした!)確かに詩人としてのランボーはほとんど描かれていないけど、彼をより理解する裏話としてはいいのでは?
6点(2003-09-15 16:02:31)
454.  秋刀魚の味(1962)
小津作品は地味なホームドラマで出演者も同じような常連が多いから、作品を混同しやすい。これも淡々としたホームドラマなんだけど笠智衆の父親がいい。一番娘の幸せを願って嫁がせながら、その夜は寂しくて飲まずにはいられない。酔って帰って一人でしみじみ寂しさを感じさせるその姿にグッとくる。もう一人の父娘のひょうたんの東野英治郎がまた言葉にならないほど素晴らしい。(往き遅れた娘は杉村春子)恐れられるくらいの元教師は今はしがない飲み屋の卑屈な飲んべえおやじになっている。同級会に恩師で呼ばれて「早く(嫁に)やればよかったんだけど、つい便利に使ってしまった・・」とグチをこぼす。それを聞いて考えてしまうこのもう1人の父。朴訥とした味は笠さん独自の情感、もう理想の父親像です。
7点(2003-09-14 18:46:56)
455.  地獄門
原作は菊池寛の「袈裟と良人」。平清盛の時代、円満な夫婦の妻が一方的に見初められストーカーにつきまとわれる。言うことを聞かなければ夫や身内の命までも奪う、と言われた妻は覚悟の上、夫の身代わりに殺される。ここからが今時のストーカーとちょっと違う。本当に彼女を愛していたストーカー(盛遠)は初めて彼女の心を悟り、夫(わたる)に「殺すなり好きにしてくれ」という。人格者のわたるは「そなたを殺しても袈裟が生き返るわけではない、残された夫はどうして生きていけばいいのだ」てなことを言って仇を討とうとはしない。盛遠は一生地獄の責めを負うつもりで髷を切り僧形になる。つまり袈裟が貞女の鏡に描かれ、過ちを犯した大バカものは一生懺悔し生き地獄を味わえ!というテーマなんですね。主演の京マチ子が美しくたおやかで上品で色っぽい、何とも言えないたたずまいで魅力的。美しい色彩や東洋の珍しい風情が、当時のカンヌではことの他感嘆の驚きで受けたんでしょう。長谷川一夫が乱暴な悪役だけど若くて美しい。夫の山形勲は老けた姿しか知らない人には珍しく若い顔で、落ち着いた人格者を演じている。いろんな意味で印象的な作品。
7点(2003-09-14 18:11:29)
456.  マンハッタン・ラプソディ(1996)
良かったですね~、素晴らしい作品です。ラブコメでこんなにいいと思ったのは「グッバイガール」以来です。同じアダルトで、それ以上に風変わりな関係。ジェフもバーブラもいいですねぇ、バーブラは自信を取り戻してからは実に魅力的な女性像を見せる。表情やしぐさの見せ方が上手なんですね。監督としてもとっても才能があると思う。この話は彼女の実生活をかなり反映している。自伝によると彼女が子供の頃、母親からいつも「鼻が大きくて可愛くない子」と言われ続け、とってもコンプレックスになっていたこととか、長じて鼻の整形をするよういわれたのに、それが自分の個性だからと拒否したことなどがおり込まれている。努力と才能で地位を築き、インテリアなど全てにこだわりを持って生きてきた彼女の生き方そのものが、この作品の主人公に投影されているのだと思う。ラストは、愛に気づいたジェフが夜明け前の窓の下で大声で名前を叫ぶ。「卒業」のダスティンとおんなじ情熱的シーン。もう涙、涙の感激だった。
8点(2003-09-13 21:33:37)(良:1票)
457.  サウス・キャロナイナ/愛と追憶の彼方
ジュニアってバーブラの子供なんですね。(バーブラ自身は出したくなかったけどオーデションで決まったらしい)鼻がすごく似てます。彼女、美人とは言えないけど、見てるうちに可愛くてとっても素敵な人に見えてくるから不思議。ファッションから動作の一つまで、自分を一番素敵に見せるのを知っているんですね、多分。監督としても才能ありますね~、、感心しました。ニック・ノルティってちょっとした時に、R・レッドフォードに似てる感じがしました。とっても魅力的な人ですね。トラウマを抱えて生きてきた男と、幸せでない心理療法士?Dr?との交流が切ない恋になる。治療の過程で明らかになっていく男の家族の秘密がサスペンスフル。でも父親はともかく、母親のしたことがそこまで憎まれるほどの酷いことかなぁ・と。彼女だって被害者なのでは、、と思いましたけど。あと兄が故郷の島を守ろうとして殺される話も、今ひとつ説明不足でよく理解できなかったのが残念。
7点(2003-09-13 17:09:33)
458.  華麗なるヒコーキ野郎
この頃のジョジ・ロイ・ヒルってまさに絶好調!レッドフォードも楽しそうに演じてますね。ドイツの空の英雄と戦った、というのが彼の憧れで自慢話。でもこれは憧れのあまりの空話。それを映画の撮影という状況で実現できた、本人の感激はそのまま観客の感激。ヒコーキ野郎の男のロマンですねぇ、、、レッドフォードのいたずらが過ぎて、全身ギブスのヒドイ顔!ワイルドなやんちゃが笑えます。スーザン・サランドン、若い!特徴的な出目の大きな目はそのまんまです。
7点(2003-09-11 14:08:43)
459.  偽りの花園
いやぁ、ベティ・デイビスがすごく恐い悪女なんですね。その恐い顔を鏡に映して見せるシーンがあるんですが、にこりともしないで強欲で冷血な女ぶり。で、弟に「笑って見せろよ、女の笑顔は男の心を動かす・・」みたいなことを言われてにっこり笑ってみせる。でもその笑顔でさえ冷たく見える。この前に「愛の勝利」という若い頃の作品を見ていて、彼女がとっても可愛くてキュートだったので驚きました。(この作品の面白いのはレーガン元大統領がちょい役で出ている。H・ボガードも)娘役のテレサ・ライトが最後に自立していくので救われます。欲深な人間たちに対して、父親が「もう十分お金はあるから(金儲けは)もういい」というのが印象的だった。
7点(2003-09-09 12:39:49)
460.  深く静かに潜航せよ 《ネタバレ》 
あのサウンドオブミュージックを作ったW・ワイラー監督が作った潜水艦ものです。演出力が確かな人が作ると月並みな作品には終わりません。話は第二次大戦の豊後水道が舞台です。もちろん相手は日本の海軍。アメリカの潜水艦と日本の艦隊がその海域で戦うのですが、冒頭C・ゲーブル扮する潜水艦艦長の船はさんざんにやられてしまいます。日本海軍が結構強くて手強い、という描き方です。で、彼はB・ランカスター扮する潜水艦の副艦長が今度は艦長に昇進して出撃、部下も祝福、という潜水艦に乗り込んで自分がやられたリベンジに艦長になってしまう。これってその後の潜水艦ものでも同じパターンがありました。Uー571でもKー19でも「君にはまだ早い」って言うの。で、2回目の戦いを繰り広げ、彼の采配で日本海軍の艦隊を打ち破る。アメリカ映画としてはかなり一方的でない、客観的な戦いぶりを描いてると思うので負けても嫌な感じがありません。
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