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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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441.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機
脚本は前作に劣るかもしれない。結局なんだったの?というオチ。でも自分は前作より遥かに楽しめました。しょーもない痴話げんかと地球規模の危機とが同一レベルで語られるアメコミの真骨頂を味わいました。空中戦主体のアクションも見応えあり。ジェシカ・アルバも相変わらずカワイイし、コレはコレでいいんじゃないかと。だんだんこのノリに付いて行けるようになってきたみたい。
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-07 21:37:28)
442.  選挙 《ネタバレ》 
本作を観れば一目瞭然。選挙活動とは「名前を覚えてもらうこと」に尽きます。主義主張など伝えられるはずもないし、伝える意味もない。候補者は「私、○○○○は…」という台詞を吐き続けます。バックボーンの無い本物の無所属候補ならいざ知らず、与党自民党の新人候補をターゲットにすることは、選挙報道の公平性を考えると、いささか疑問符が付くと感じます。観始めた頃は、正直快く思っていませんでした。ただ、そのマイナス要素を差し引いても、本作は面白いし価値があるドキュメンタリーだと思いました。こういうドキュメンタリーを望んでいた気がする。スタンスはあくまでニュートラル。カメラは透明人間のごとく、その存在を消し去り、とことん生身の候補者(及びその選挙対策本部)に迫っています。被写体はカメラの存在を忘れてはいないでしょう。しかし24時間意識できるものでもない。本音や見せたくない側面が出てしまうことはある。そこを逃さず撮り続けたことも、編集で切らせなかったことも素晴らしいと思います。自分は本作を観ながら、候補者に好意も悪意も抱きませんでした。純粋に「選挙」の姿を見せてもらった気がします。だから本作は“アリ”だと思う。ただこの手法は、被写体及びジャンルがよほど魅力的でないとツライかもしれない。
[DVD(邦画)] 7点(2008-04-05 18:45:24)
443.  ヴェノム 毒蛇男の恐怖 《ネタバレ》 
オーソドックスな殺人鬼ホラーの体裁なので観易かったです。とは言いつつ、なんとなく物足りなく感じるのは、「エロるカップルが最初に殺される」とか、「来るぞ、来るぞと見せかけてウソよね~ん」みたいな、ホラーのお約束が一部履行されていなかったからでしょうか。タンクローリーの運転手が殺人鬼に変貌する件も、彼に非は無いので可哀想に思えました。呪術を全面に押し出したら、もっと面白かったかも。
[DVD(字幕)] 6点(2008-04-04 22:09:57)
444.  隣のヒットマン 《ネタバレ》 
前半のコメディパートから終盤のラブロマンス・サスペンスまで流れるような脚本。上手いと思いました。主人公がのっぴきならない状況へ追い込まれていくプロセスが絶妙です。突然隣家に越してきた殺し屋。マフィアからは賞金首がかかっている危険極まりない奴。でも付き合ってみれば悪い男じゃない。いつの間にかもう友達みたいだし。でもマフィアにヤツを売らないと、こっちの身が危ない事に。あれれ、今度はアイツの妻に一目惚れしちゃった。主人公と殺し屋の妻との関係はいわゆるダブル不倫です。通常であれば、応援する気など起きるはずもない。ところが、この“純愛”を実らせてあげたくなるから不思議。丁寧に2人の恋愛ドラマを描いている証拠だと思います。主人公が彼女を愛する気持ちは本物だし、彼女が徐々にオズに惹かれていく過程も納得できる。何より彼女のキレイなこと。ちょっと冴えない主人公に感情移入しやすいのもいい。オチは「こうあって欲しい」という祈りの完成形。どんでん返しがあるものとばかり思っていたので、心がほんわりしました。ヒネリのないラストもいいもの。2人ともお幸せに!
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-02 20:59:04)(良:2票)
445.  となり町戦争 《ネタバレ》 
物語前半は、とことんギャグテイスト。爆笑タイプの笑いではなく、お役所仕事への皮肉たっぷりのシニカルな笑い。爆笑こそありませんが、思わずニヤリとしてしまいます。戦争が起きているとはとても思えない平和な日常が延々と続く。でも何か落ち着かない。心から笑えないのです。その予感めいた恐怖が、徐々に現実のものとなっていく。真綿で締め付けられるような緊迫感に、体が硬直します。ヤバイ。よく分からんけどマズイ気がする。戦争に加担している実感はなかったはずなのに、気づいたら戦争の真っ只中にいたことに驚愕します。それでも最後の最後まで、直接的な殺人シーンが描かれることはありませんでした。でもそれが逆に怖かった。とてもリアルに思えました。現在日本人の大多数が感じ取っている戦争の姿はまさしくコレだと思う。どんなに世界各地の悲惨な戦争の様子が報道されようとも、自分の命がセーフティーゾーンにある限り、所詮他人事でしかありません。もしかしたら戦争の当時国になっても、「どうせ戦うのは自衛隊でしょ」くらい呑気に構えていそうな危うさがある。主人公の姿は、典型的な日本人の姿に他ならないと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2008-04-01 18:10:09)
446.  アドレナリン(2006) 《ネタバレ》 
「アドレナリンを出し続ければ毒の進行が遅れる。約1時間なんとか凌げれば、友人から解毒剤を打ってもらって助かる」そういう希望を主人公も観客も抱いていたと思います。ですからそれが叶わぬと分かった時点で、少なからず落胆があると思う。維持してきたハイテンションにブレーキがかかってしまう。これは本作の成り立ち上問題あり。主人公の生死の問題は有耶無耶に、最後まで突っ走ったら良かったのではないか。例えばラストカット。とりあえず、ムクッと立ち上がったら面白かったと思います。「お前、不死身か?!」オチで、だいぶスッキリするのでは。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-30 20:48:54)
447.  ダウト
本作のキャッチコピーは、“誰も見破れない!”。最近、この手の作品をよく見ています。少々食傷ぎみなくらい。確かにまんまと騙されちゃうのですが、爽快感のある作品にはなかなか出会えないもの。「観客を騙すこと」のみに主眼が置かれ、味気ない脚本が多い気がします。本作もそういう作品群の1作という気がしますが、そつなく纏めている方だと思います。出来が悪いとは思いません。男性向けサービスカットもありましたし。でも、もっとスカッと騙されたいです。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-29 20:00:41)
448.  トランスフォーマー
ハッキリとおバカ映画です。脚本にツッコミだしたらキリがない。いかにもアメリカ映画らしい大味な作品。ただ、映像は凄かった。ごちゃごちゃしていて見難い部分はありましたが、予想よりはずっと楽しめました。ロボットアニメ大好物の男子なら一見の価値ありだと思います。それにしても悪のメガトロンが一番カッコ良かったのには苦笑い。バトロイド・バルキリー+エヴァみたい。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-28 21:28:46)
449.  ブラック・スネーク・モーン 《ネタバレ》 
『完全なる飼育』のアメリカバージョンかと思いきや全然違いました。主人公が少女を監禁したのは、彼女のセックス依存症を克服させるため。さしずめ滞在型カウンセリングプログラムといったところでしょうか。とは言いつつ、若いおなごを鎖で縛り付けるのはやっぱり尋常じゃない。目的が善ならば、手段は問わないなんて理屈は通りません。このまま主人公が少女を監禁し続けたならば、多くの観客は眉を顰めたはずです。ですから早々に秘密がばれ、彼女自らが主人公を頼る展開にしたのは正解だったと思います。少女を戒めた鎖は、彼女の心の拠所として身の内に根付いた様子。荒療治にも意味はあったようです。病気克服の道程はまだまだ始まったばかりですが、立ち直るキッカケを少女とその夫は掴みました。ただ気になるのは、主人公の心の問題が解決していないこと。彼が少女を監禁したのは、100%善意から出た発想ではありません。彼もまた心に闇を抱えていた。彼は少女に別れた妻の姿を重ね合わせ、自分の理想とする女性像に“調教”しようとした。結果的にプラスに作用したからいいようなものの、一歩間違えば2人とも破滅する可能性がありました。この大問題をスルーしてハッピーエンドと言われてもしっくりしない。後妻が見つかったからOKという話ではありません。主人公の言い分を聞く限りでは、別れた妻に非があるように思えます。でもそれを鵜呑みにしていいのか。主人公の心の闇にも言及した上で、道標を示すようなエンディングだったら良かったと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-27 19:30:51)(良:1票)
450.  一億の猫 《ネタバレ》 
率直に言って、すごく惜しいと思いました。途中面白くなりそうな匂いは何度もありました。遺産をめぐっての心理戦や計略策略方面に走ってもいいし、姉妹の絆を確かめ合う人情路線を目指しても面白そう。でも本作はどちらにも手を出して、どちらの要素も中途半端になってしまった印象です。60分の尺でまとめるならば、焦点を絞らないと厳しいと思います。女優陣は豪華で実力もありそうなのに、みな大根に見えたのは不思議。でも吉井怜ちゃんの美人ぶりには思わずニヤリでした。
[DVD(邦画)] 5点(2008-03-26 19:20:32)
451.  主人公は僕だった 《ネタバレ》 
男の運命を小説家がなぞっているだけなのか、あるいは小説家が男の運命を握っているのか。そこが最重要ポイントと考えます。似ているようで大違い。真相は定かではありませんが、当事者2人の認識は後者で一致している“ように”見えます。それが本作の弱点だと思う。本当はそうじゃないはず。むしろ前者の感覚が強かった気がする。“抗えぬ運命”の存在を感じ取っていたからこそ、2人は悩んだ。でなきゃ狂信的な信者でもない限り、主人公がこの筋書きを甘んじて受け入れる道理がありません。子供を助けて自分も無傷の結末を望むのが当たり前です。小説家にしても、自己の創作欲を満足させるためだけで人一人殺せるはずがない。人でなしの小説家に、悲劇に酔った主人公という図式に見えてしまったのはマズイと思う。ギリギリの線で悲劇の運命を回避した感動も薄くなっています。小説家と主人公の関係性を観客へ的確に伝えなければ、本作は成立しないと思いました。(余談)ちなみに自分が主人公なら、宝くじで億万長者になる筋書きを小説家に要求してみます。当選金は折半で。でもこんな腹黒い事を考える時点で、きっと自分は助かりませんね(苦笑)
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-25 18:26:54)(良:2票)
452.  それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ
アンパンマンワールドの中でロールパンナは異色の存在です。いつも善の心と悪の心の間で揺れ動き、悩んでいる。そんな彼女が自分は好きです。すごく人間らしいと思うから。非の打ち所の無い“善”であるアンパンマンファミリーも素敵だけれど、心に闇を抱えたロールパンナはとても魅力的だと思う。そんな彼女がメインの本作。彼女のファンとしては十分に楽しめました。ゲストキャラ、ローラ姫の美少女ぶりも見所。
[DVD(邦画)] 6点(2008-03-23 19:47:27)(良:1票)
453.  少林サッカー 《ネタバレ》 
ここまで徹底してバカをやられると清々しいです。ドリフ風ベタなコントの数々や、悪ノリギャグには結構笑いました。賞賛したい気持ちはあります。満点をつけておられるレビュワー様が多いのにも頷けます。ただ、手放しで受け入れられない気持ちもある。それは主役2人の恋物語について。ヒロインのニキビ顔は、一般的には美しいとは言い難いもの。でも主人公は彼女を美人だと言う。お世辞でも何でもなく、心からそう思っているのが分かります。さえない兄弟弟子達や、ボロボロのシューズからも“見た目は関係ない”というメッセージが受け取れます。でも、決勝戦に駆けつけたヒロインからは、キレイさっぱりニキビが消えている。これはどういうこと?画的にニキビ顔は辛かったのでしょうか。いずれにしろ、彼女からニキビを取るのは失礼だと思う。あのニキビも含めて彼女は彼女。主人公の言うとおり魅力的です。ここで彼女の容姿を気にするくらいなら、最初からニキビ顔の設定は必要なかったと思います。ボロボロシューズのヒーローに、ニキビ顔のヒロインで十分素敵。なんか理屈っぽくてすいません。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-21 18:40:14)(良:1票)
454.  ROSS ロス 《ネタバレ》 
記憶を奪われ、見知らぬ地にいきなり放り出される女。ここは何処?何があったの?私は誰?いきなり極限状態から物語は始まります。ウン、面白そうです。彼女の身になって、僅かな手掛かりをヒントに事の真相に迫っていく…なんて展開を期待したのですが、違った。概ねこの事件を引き起こした側の視点で物語は進行します。これでは謎解きという感じではありません。観客が事態を掴めていないだけ。せっかく面白い設定なのにもったいないと思いました。オチは納得ではありますが、もう少し驚きが欲しいと思いました。悲劇で衝撃を与えるのは意外と簡単な気がします。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-20 19:02:59)
455.  七人のマッハ!!!!!!! 《ネタバレ》 
ムエタイ、サッカー、体操等の特色を活かした格闘アクション。その娯楽性で勝負するタイプの映画だと思います。おバカ映画類する作品。でなきゃ銃器を手にした相手にわざわざ素手で対抗する必要なんてありません。ですから、ちゃんとおバカに相応しい脚本を用意して欲しかったと思います。観客がバカ負けして笑ってしまうようなアホな物語でいい。本作はここをしくじったと思います。テロリストに情け容赦なく銃殺される住民。子の目の前で親が惨殺。痛ましくて観ていられません。ナショナリズムを煽る必要もシリアスに傾倒する必然性も、全くなかったと思います。悲劇で得られる感動と、おバカアクションの爽快さとは無縁のもの。調理の仕方を間違わなければ、相当楽しめたと思えるだけに惜しいです。
[DVD(字幕)] 4点(2008-03-19 18:18:58)
456.  ジャンパー 《ネタバレ》 
離島住まいのため、映画館で映画鑑賞できるチャンスは年に何度もありません。後ろめたさを感じつつも、旅先のホテルに妻と幼子を置き去りにして、深夜のシネコンへ足を運びました。レイトショー狙いです。作品選びの最重要ポイントは、ズバリ「眠くならないこと」。昼間の行楽に加えて前日の睡眠時間は2時間ほど。つまらなければ爆睡する可能性大です。三木聡監督の『転々』にも惹かれたのですが、作風に一抹の不安を覚えて回避。なるべく派手で、娯楽性の高い作品を、ということで本作を選びました。売りの“ジャンプ”は確かに爽快でした。世界各国の観光気分も楽しめましたし、加速度的に瞬間移動のスケールがでかくなっていくのも見応えがありました。でも脚本は芳しくない。「だから何?」「それでどうした?」というような展開が延々と続きます。ジャンプの法則性も見えてこないし、サスペンス要素も弱い。ビクッとしてはガムを噛み、眼を擦って腿をつねる繰り返し。なんとか最後まで辿り着けましたが、危く記憶をジャンプさせるところでした。
[映画館(字幕)] 5点(2008-03-18 21:13:08)
457.  ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 
人生に意味や価値を求めるのが人間という生き物だと思います。ある者は仕事に、又ある人は趣味や恋愛、家庭の中に、自分の生き甲斐を見つけます。何かを成して、何かを得るという作業の繰り返し。日々積み重ねていく経験と記憶が生きてきた証であり、それが土台となって成長がある。主人公の記憶障害は、彼からこれら希望を奪い去りました。どんなに努力しても何も残らない。これ以上の成長は望めない。その事実を突きつけられた彼の胸中たるや、察するに余りあります。目を覚ます度に絶望するでしょう。しかしその苦悩は、彼だけのものではありません。“無に帰す”恐怖は、永遠に生きられない人間全てに課せられている。ある日突然訪れる理不尽な死。その真理の前で、なお私たちが平気でいられるのは、普段はその事を忘れていられるから。明日死ぬと分かっていて、今日頑張れる人はそうはいないと思う。でもそれは間違いだということを、主人公は教えてくれました。自分の頭は忘れてしまっても、自分の体は覚えている。自分の記憶には残らなくても、他人の記憶には残る。それがどんなに嬉しいことか。どんなに勇気づけられることか。自分では分からなくても、気付かなくても、あるいは自分が居なくなっても、自分の行為は無駄にならない。強く人生を肯定された気がします。生きる意味、生きる価値、そして生きてきた証がマリリン仮面のファイトには詰まっていました。あんなに泣けるアンクルホールドは見たことがありません。あんなに熱い逆水平も。ドロップキックには心を打ち抜かれました。そして五十嵐の笑顔。心から笑うために、人は努力を惜しんではいけないのだと思いました。自分は映画ファンである前にプロレスバカです。それも10代後半から20代の青春時代をプロレス観戦に捧げてきた。自分が愛してきたプロレスの本質が本作には間違いなく在りました。心から「ありがとう」を言わせてください。
[映画館(邦画)] 10点(2008-03-17 22:42:32)(良:5票)
458.  神童 《ネタバレ》 
噂の天才女優、成海璃子を初体験しました。流石に存在感は凄かった。目力もある。強気と裏腹に脆さも抱える思春期の少女を好演していたと思います。マツケンの尻の敷かれっぷりも楽しく、いいコンビだと思いました。物語の着地点としては、悲劇でありつつも救いを残しており、後味は悪くありません。彼女の神童ぶりを示す描写がやや抑え目だったので、もっとアピールしても良かったかもしれません。
[DVD(邦画)] 6点(2008-03-15 01:05:05)
459.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
興味を惹き付けるシチュエーションと、テンポ良く進む物語。あれよあれよという間に事件に引き込まれていきます。ただ、冷静になってみると結構粗い。パッと見はイイけど、結構安普請だったりします。蜘蛛の糸に絡み取られていくような恐怖を感じたいところですが、そうでもない。何度でも電話を切るチャンスがありました。自分なら絶対切っている。そう思えるということは、ご都合主義があるということ。銃で狙われていることが判明する前の段階で、もう一つ主人公が電話を切れない仕掛けが欲しいと思いました。生還の方法もあっけない。真犯人の大オチに至っては、オマケみたいなもの。伏線が無いから驚きもない。脚本はまだ練り込めたと思います。ただ、サラッと楽しむ分には十分な出来です。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-14 22:45:53)(良:1票)
460.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 
往年のジャッキーチェン映画に見られる組み手アクションの娯楽性と、ブルース・リー映画に代表される実戦格闘技の鋭さが融合されたような印象。唸りました。年甲斐もなく「すげぇ!」を連発しました。立ち技最強と称されるムエタイが、こうもエンターテイメントに化けるとは。生身の肉体だけが伝えられる凄みと痛みを体感しました。格闘技系アクション好きならば必見だと思います。これで脚本がもうちょっと頑張っていたら、傑作になっていたと思う。ヒロイン?のお姉さんが死ぬ必要は無かったし、ボスを車椅子にする必然性も感じません。シンプルでスカッと楽しめるような物語だったら、言うこと無しでした。
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-13 19:20:47)
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