461. エディー/勝利の天使
物足りなさはいくつも感じたけれど、バスケをやっている人間からしてみると、一つ一つのプレーのレベルが高かったので、“バスケを観戦”するような雰囲気で観ると以外と楽しめた。個人的にはバスケ映画だと『ロスト・キッズ』の方が好き。 7点(2004-08-15 22:16:31) |
462. スターシップ・トゥルーパーズ
最初の30分と最後の10分できちんとストーリーが繋がる。あとは別に観なくてもよかった。 5点(2004-08-15 22:10:03) |
463. ダイ・ハード2
何度観ても緊張感や満足感は薄れる事がなく、毎回楽しませてくれる。毎回ハードです。 8点(2004-08-15 22:05:59) |
464. 晩春
日本にも昔、こんな素晴らしい映画あった事を始めて知った。静かに始まるオープニング、それと共に流れる美しい音楽。父と娘の関係が細かく、穏やかに描かれていた。そしてゆっくりと急がず丁寧に進むストーリー。かと言って飽きたりはちっともしなかった。そしてあのラスト、言葉ではどんなに大丈夫と言っても心は嘘を付けない。独りになって、どっと寂しさが襲ってきた。あの切ないシーンも何故か美しく見える。古き日本映画は時代劇だけではなく、家族と言うものを題材にした、こんなにも素晴らしい作品がある事を知れて、そして観る事ができてとても幸せです。小津監督に9点! 9点(2004-08-12 20:55:48) |
465. 噂の二人
嘘が噂を呼び、噂は人を信じなくさせた。 中盤から来る、嫌な緊張感と不安感が胸が一杯になさせ、彼女達の辛さが痛いほど伝わってきた。終盤では良い方に話しが進んで行ったものの、不安感は消えず、やはり辛かった。前半での明るさと後半での巨大過ぎる暗さのギャップ。心に辛さが大きく残った。でも最後、オードリーが一人歩くシーン。彼女の顔からは強さが溢れていたように見えた。僕はあの強さ漲る顔によって、救われた。「辛くても下を向くな!真っ直ぐ前だけを見て進み続けろ!」熱いメッセージが僕の心に届いた。 8点(2004-08-12 18:05:59)(良:1票) |
466. ゴスフォード・パーク
群像劇で登場人物を全て把握するのに時間がかかり、理解し終わったと同時に映画も終了しました。ので、映画自体はチンプンカンプンでした。 5点(2004-08-11 21:04:33) |
467. ウエスト・サイド物語(1961)
アメリカの現実を目にしたような気分。人の憎しみや恨みの無意味さを痛感した。ですがこういうミュージカルは好きになれない。 6点(2004-08-09 10:44:52) |
468. スミス都へ行く
フランク・キャプラが作るのだから、アンハッピーエンドはありえない、と解っていても、つい夢中になり過ぎてその事を忘れ、終盤では、自分の心臓の音が聞こえそうなほど心拍数が上がってドキドキバクバクと物凄く興奮していた。そしてラストはやっぱり最高。僕はやっぱりキャプラさんの映画が大好きッス!九点! 9点(2004-08-06 15:53:19) |
469. グランド・ホテル
たくさんの人々の人生がグランド・ホテルの中を行き交う。そしてその人と人との間にも愛や友情や憎しみや恨み、怒りや嫉妬など沢山の想いや感情が行き交っている。一人の人間のストーリーではかたる事は決して出来ない人生。沢山の人達との関わりがあるからこそ、一人一人の人生がしっかりと浮き出てくる。群像劇は人生を語っている。この映画は数多くある群像劇の先端に立つ歴史的名作。 9点(2004-08-06 11:04:21) |
470. 近松物語
《ネタバレ》 古き良き日本映画。 半世紀も昔に、これほどまでに熱く、強い想いの伝わる、情熱的な日本映画が存在した事を、僕は始めて知った。前半、このストーリーが一体どういう方向に進んで行くのか見当がつかず、ただただ逃げるシーンばかりで胸がつまる想いだった。しかし、後半の入り、湖の上で船に揺られる二人の、真っ直ぐで強く、熱い想いを目にした後はもう、終わりへとあっという間に時間が過ぎて行き、僕自身高鳴る想いを感じた。引き裂かれる二人、離れる事が出来なくなった二人の強過ぎる想い、死に向かう事を幸せに想う二人。愛し合う事を許されない二人が結ばれる所は死後の世界だけなのだろうか?しかし、僕はそうは思えなかった。二人は短い時間しか愛し合う事が出来なかったけれど、二人の愛し合った時間は、千年に匹敵するほどの愛のように僕には見えた。そして、僕に愛し合う事の重み、愛と言う、目には見えないものの大切さを、映像美、音楽、役者達の演技など、数々の素晴らしい演出を融合させた“映画”と言う形で教えて下さった、溝口健二監督に感謝の意を込めて10点を付けさせていただきます。どうもありがとうございました。 [映画館(字幕)] 10点(2004-08-05 19:13:12)(良:4票) |
471. ポケット一杯の幸福
F・キャプラ監督作品はこれが3作目。今まで観てきた2作のキャプラ作品は、両作ともハッピーエンドの終わり方で、実に後味の素晴らしい感動作でした。そして今作もそうである事を期待し、拝見いたしました結果、またも感動!登場してくる全ての人が優しさと親切さに溢れていて、まるで観ているこっちが親切にしてもらっているような変な感覚に襲われ、嬉しくなり、そして感動しました。やはり今作のハッピーエンドもとても素晴らしいものでした。観賞後はこの映画の邦題の通り、『ポケット一杯の幸福』を感じ、得る事が出来ました。この作品をきっかけに『一日だけの淑女』もいつか拝見してみたいと思います。 9点(2004-08-04 22:28:49) |
472. ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~<TVM>
へぇ~。ルパンが盗まれたんだぁ~・・・5点! 5点(2004-08-04 15:41:17) |
473. 勇気あるもの
この映画にはシェイクスピアが残したいくつもの名言が出てくる。そのセリフ、一つ一つが心に突き刺さった。ストーリーも楽しくて、面白くて感動する。この映画は僕のようなまだまだ人生のスタート地点にたったばかりの子供に観て欲しい。きっとこの映画の良さを理解し、学び、共感すると思う。そして観終わった若者はこう思う。そう、人生は自分で決めるんだ!と。 7点(2004-08-04 15:27:35) |
474. 二百三高地
父のお気に入りのこの作品、口うるさく「観ろ!観ろ!」言われての拝見。正直あまり期待はしていなかったものの、観賞後の今、父に深く感謝しております。こんな歴史を今の今まで知らずに生きてきた事を恥じております。この作品、実に素晴らしい。どこが素晴らしいかは僕が書かなくても他の方が書いておりますので省略。そして父はこの作品をあまりに気に入り過ぎて僕の名前を「マレスケ」にしようとしたのです。それを母がなんとか止めて現在ふつうの名前で生きております。以上・・・母に感謝。 7点(2004-08-04 15:12:21)(笑:2票) |
475. なまいきシャルロット
シャルロット・ゲンズブールの作品、始めて拝見致しました。話の中でのシャルロットは、口調の厳しさとは裏腹に幼い女の子らしい弱さが顔や行動から出ていた。外見の大人っぽさ、美しさだけでなく演技もとても良かった。ストーリー6点、彼女に2点でいかかでしょう? 8点(2004-08-03 22:17:22) |
476. 不機嫌な赤いバラ
僕は変ですかね・・・歳をとってしまったシャーリー・マクレーンがとても愛くるしく、美しく見えた。『ハリーの災難』や『アパートの~』などの時に見せた彼女の可愛らしさの面影があり、セリフの言い方や仕草に若若しさがあるように思えた。これは僕だけではないと信じたい。ま、結局は歳をとっても美しい人は美しい、ただそれだけの事です。で、ストーリーはと言いますと、個人的にはとても好きです。仲の悪い2人が時といくつもの出来事によって少しずつ近付きあって行くという、いたって平凡なお話。ですがその2人の関係がとても良い。顔を合わせると口論になるけれど、影では互いに相手の事をしっかり思いやっていて、その何気ない思い遣りがとても良かった。心にしんみりくる映画でござんした。 8点(2004-08-02 23:31:06)(良:1票) |
477. 天国に行けないパパ
死ぬ事を恐れない、いや死を望んで犯人達に挑む姿は、今まで観てきた刑事ものとは違い、弾丸を恐れず、爆弾にすら自分から向かおうとする姿は笑いのツボを擽り、楽しさや面白さがあり、そして勇敢に見えてしまった。その結果、途中で彼が病気でないことも忘れてしまっていた程。で、ストーリーも感動的な場面がいくつもあり、泣きそうになる場面がいくつもあった。最後にこの映画を簡単にまとめると、笑いあり、涙あり、アクションありの見所十分のコントでした。 8点(2004-08-02 21:17:39)(良:1票) |
478. 世界の中心で、愛をさけぶ
原作はとにかく嫌いです。というより片山恭一が嫌いです。『満月のよる~』や『君の知らない所で~』など、全てがワンパターンで適当な内容のものばかり。文章の書きか方は、個性的や独特などの表現にはまったくと言って良いほど当てはまらず、あれはどうみてもただの読みにくい雰囲気騙しの適当で雑でつまらない、時間潰しにもならない下らない馬鹿小説でした。で、この映画の原作も同様、同じストーリーの繰り返しで、読み辛い文章、理解しにくい朔太郎の考え、など途中で読むのを止めたくなるほど、とても、とても“面白い”なんて口が裂けて言えそうにない物語。そして映画化。正直、本での期待ハズレを返上してくれる事を僅かに期待しつつの観賞。前半、朔太郎と亜紀の幸せな様子は結構良かった。おっ、これはいけるかも?という想いを僅かに抱きつつ、ラストへの期待は膨らみました。が、しかし原作にはない過去と現在の混ざり合ういくつも場面は、正直言って現在はひどかった。過去の様子はいくつか感動できたけれど、現在はいかにもあとから作りましたよ、風味漂う雑な設定。前半での期待を大きく裏切るラスト。やっぱりか、って感じです。それにいくつか感動できそうな場面はあったものの、音楽やセリフに重みがちっともないので、感動できず、あまりの中途半端さにガッカリです。この映画への不評は次から次へと浮かんでくる。ですが最後にさらに貶します。この物語を一言でまとめると「現実逃避をし続け、過去にすがりつくしかできない馬鹿男の悲惨な物語」でした。評価の5点は、全て長澤まさみへ贈ります。では・・・ 5点(2004-08-01 00:09:26) |
479. 蜘蛛巣城
クライマックスでの三船さんの演技。矢から死に物狂いで逃げ惑う姿、矢が刺さり階段を転げ降りそして刀に手をやった所で力尽きる。全てに鬼気迫るものがあり、圧倒的で素晴らしい演技でした。やはり日本映画は白黒が似合う。影と光を映さしたら黒澤監督の上に出る者はいないと思う。とにかくこの映画はすごいの一言に尽きる。 8点(2004-07-31 11:35:39) |
480. 幕末太陽傳
雰囲気がすごく良かった。聞き取り難い言葉がいくつもあったけど、別に聞き取れなくても十分ストーリーは理解できたからOKでした。気分の良くなる楽しい時代劇でした。 8点(2004-07-29 18:32:22) |