461. blue(2018)
《ネタバレ》 たった12分の映画なのに、エンドロールが2分もあるというバランスの悪さ加減。 病人チックなおばさんが、ただ寝ているだけの内容。 [インターネット(字幕)] 1点(2023-06-13 22:19:29) |
462. トキワ荘の青春
《ネタバレ》 やさしい空気に包まれてるし、郷愁を誘ういい映画なんだけど、さすがに起伏や見どころが無さすぎる。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-06-11 23:40:03) |
463. 連合艦隊
《ネタバレ》 特撮についてはどうでもよくて、単に話がつまらなかった(史実の勉強にはなったけど)。 永島敏行の話とかどうでも良いし。 トップクレジットの小林桂樹は早々に退場、後半は鶴田浩二と財津一郎が活躍。 三橋達也の爺さんっぽい滑舌の悪さは聞くに耐えなかった。 あと、豪華キャストにしときゃ何とかなるだろ的な印象を受けた。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-06-10 17:34:01) |
464. ドリーの冒険
《ネタバレ》 冒険というよりちょっとしたホラー。 偶然、両親のところに流れ着いたからよいものの、あのままどこかへ流されていたら死んでるだろ! 怖いよ、これ! [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-07 21:40:57) |
465. これらのいやな帽子
《ネタバレ》 女性たちの帽子が邪魔で映画だか演劇だかが見えないという内容だが、これはさすがにつまらない。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-06-07 21:13:31) |
466. 見えざる敵
《ネタバレ》 リリアン・ギッシュ、こんなにかわいかったけな? もっとムッチリしたおばさんだったイメージが。 勘違いかな。 話としては短いわりによくまとまっている。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-07 20:49:46) |
467. ヒッチコックの ファミリー・プロット
《ネタバレ》 ファミリーものかと思いきや全然違った。 これがヒッチコックの遺作かと思うと、感慨もひとしお。 終盤のハラハラ感はさすがヒッチコック。 なぜ莫大な遺産の話をしたのに全くスルーなのか意味が分からず。 ガレージの外に垂れ流された白い液体もなんなのか分からず。 消化不良感が残る。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-06-05 21:59:03) |
468. 脳天パラダイス
《ネタバレ》 前半まで「これはマジ凄い!面白い!山本政志監督の最高傑作かも?!」とニヤニヤしながら見ていたが、中盤からトンデモな展開に。 後半は山本監督のやらかしぶりに、完全に置いていかれた。 さすがにぶっ飛び過ぎ。 前半がめちゃくちゃ面白かっただけに残念。 見終えた後は心地良くはない疲労感に襲われた。 山本監督、やはり一筋縄ではいかない人だった。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-06-05 11:53:39) |
469. 真夜中モラトリアム
《ネタバレ》 同級生の女の子が亡くなり、それで集まった元クラスメイト達。 みんなで土に埋めたタイムカプセルを掘りに行くことになる。 そのタイムカプセルの中には、亡くなった女の子の秘密が書いてあって… 本作でも映像と音楽センス抜群の磯部鉄平監督。 夜明けの埠頭の景色がとても印象的。 夜が明けて一人一人帰っていき、やがて誰もいなくなるという、どこか気怠くて侘しい描写も心に残る。 亡くなった女の子に嫉妬する同級生の女の子、その悪酔い加減と悪口っぷりがリアル。 終わり方も味があって面白い。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-06-04 12:06:30) |
470. マーニー
《ネタバレ》 マーニーのトラウマの原因が明かされて、なるほど納得したが、それまでがとにかく長い。 ショーン・コネリーも鼻につく伊達男ぶりで好きになれない。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-03 16:58:51) |
471. 知りすぎていた男
《ネタバレ》 序盤、モロッコをお気楽に旅するシーンは、異国情緒に溢れていて楽しかったものの、スパイが殺された辺りから急につまらなくなった。 特に終盤はダラダラと間延びしていて冗長だった。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-29 22:24:36) |
472. 平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー
《ネタバレ》 平成から令和に元号が変わるのに合わせ、ダンスを踊りながら曲を作る。 その過程を描いた内容。 登場人物たちがみんな個性があってどこか変なのだけれど、だけどみんな真剣にダンスをしながら曲を作ろうとしている。 くだらない内容にも思えるのに、みんな真剣に取り組んでるものだから、なんか応援したくなってくる。 都会で懸命に生きる若者たちに勇気を与える映画。 みんな孤独をどこかで抱えつつも、みんなの気持ちが一つになった時、孤独なんかじゃない、そこには一体感と感動がある。 心が躍動する瞬間がある。 言わずもがな伊藤沙莉の存在感とハスキーボイスは健在。 最初はその場に馴染めずやる気は乗らずも、懸命に頑張る仲間に少しずつ感情が乗っていき、最後は仲間と一緒に感極まる、そんな気持ちの動きを見事に演じていた。 どんな事でもいい、真剣に取り組んでいれば何かしら得るものはある、そんなメッセージが伝わってくる作品だ。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-27 16:18:34) |
473. 間違えられた男
《ネタバレ》 濡れ衣を着せられることの恐怖を描いたスリラー。 目撃者の勘違いにより冤罪が簡単に出来上がることの恐怖と理不尽さ。 それが淡々と描かれているのだが、それが淡々とし過ぎていて退屈した。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-27 12:56:44) |
474. 海へ行くつもりじゃなかった
《ネタバレ》 自分の好みど真ん中な日本映画。 音楽、映像、エンドロール、金髪、すべて良し。 二人が心を通わせる中で、女性の耳が不自由なことに触れない、そこがまたいい。 野暮なことを聞かないというか、相手の女性のことを考えた立ち回り、そのさり気なさ、しつこくない感じ。 別れる時も連絡先などは聞かず。 まさに一期一会。 なんて素敵な日本映画なんだ! [インターネット(邦画)] 9点(2023-05-21 20:55:24) |
475. ハリーの災難
《ネタバレ》 なかなかのブラックユーモアだし、話も良く出来ているが、何故だかそこまで楽しめなかった。 1日に何度も埋めては掘り返すって、さすがに現実的でないし。 思うにヒッチコックの映画って醸し出す雰囲気が怖いから楽しめるのであって、本作のように人が一人死んでるのに作品全体の雰囲気がユルいのがイマイチな要因かと。 ブラックユーモアを強調したいがために、敢えてお気楽ムードにしてるのは分かるが、緊迫感がないのはヒッチコック作品としては物足りないかな。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-21 16:51:43) |
476. オーバーナイトウォーク
《ネタバレ》 磯部鉄平監督作品を初鑑賞。 人生に迷える姉妹が深夜の東京を歩くおはなし。 私も夜の東京、しかも本作のような何でもない住宅街を歩くのが好きだ。 なので、姉妹の会話の内容なんてどうでもよくて、「東京の夜を誰かと話しながら散歩する」という設定そのものが気に入った。 もちろん気心の知れた人との散歩が楽しい。 何でもない誰かの、何でもない日常を切り取ったショートフィルムとして秀逸な作品だ。 若い頃、将来の夢を語りながら、ひたすら歩いたあの夜が思い出された。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-20 13:15:51) |
477. 太陽の下で ー真実の北朝鮮ー
《ネタバレ》 タイトルに偽りあり。 太陽なんか出てこないし、空気は霞んでいて汚いし昼間から薄暗い。 そして真実の部分はほとんどなく、大部分は演出されたもの(ところどころに真実は見え隠れはするが)。 それじゃあ、この人たちが日本人より不幸なのかと言えば、必ずしもそうとは言い切れない気がする。 資本主義社会における競争では必ず敗者がいて貧富の格差もあるが、北朝鮮にはそれがない。 ラストで泣いてる少女は確かに可哀想だけど、資本主義の競争社会にだって負け組がいる。 北朝鮮をおかしなもの、間違ったものと決めつけるのは簡単だが、それはアメリカ的自由主義に毒された者たちの勝手な価値観じゃなかろうか。 とまあ、国家思想的なことはさて置き、このドキュメンタリー、市井の人々の暮らしぶりが見えてこず、いまいち面白味には欠ける。 それと同時に北朝鮮という国は世界一異質な国で、実に興味深い国であることを再認識できた。 そういう意味では見た価値はあったように思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-19 21:30:10) |
478. 悪い奴ほどよく眠る
《ネタバレ》 悪い奴ほどよく眠る、いいタイトルだなぁ。 胸のすくほどのバッドエンド。 これが現実の社会なんだろうけど。 それにしても香川京子があまりにひどい役柄だ。 単なるバカ女の役ではないか! つくづく黒澤映画って男の映画なんだなって感じる。 とにかく黒澤映画に出てくる女性は魅力的ではない。 しかし地位や金ってそこまで大切かねぇ。 私には理解はできない。 特に子供に見限られてまで地位や金を守りたいとは思わないね。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-17 17:28:52) |
479. どですかでん
《ネタバレ》 他のレビュワーの何人かが黒澤明の最高傑作と書かれているが、それに同意。 これは紛れもない黒澤明の最高傑作! 特に伴淳三郎のエピソードが素敵。 あの意味の分からないチックみたいなのも強烈なインパクトだし、ワイフも強烈なキャラクター。 そしてそのワイフの悪口を言われた日には怒り出し、そのワイフにいかに苦労をかけたかの思い出話がまた泣ける。 ついでに足も悪い。 この作品、伴淳三郎のベストアクトでしょう。 その他のエピソードも奇妙で面白くてインパクトがあり、この作品でしか見ることの出来ないものばかり。 黒澤明の凄さをこの作品でやっと実感した。 [インターネット(邦画)] 9点(2023-05-14 08:32:58)(良:1票) |
480. 夢(1990)
《ネタバレ》 最後のエピソードが一番好み。 笠智衆の話は含蓄がある。 それに対し、雪女のエピソードやトンネルのエピソードは苦痛だった。 フェリーニが『8 1/2』を撮った様に、巨匠監督はどうも頭の中の空想や夢で見たものを映像化する傾向があって、それは巨匠だから許されるのもあるが、いずれにせよあまり面白いものとは言えず、周囲もそれを題材に映画を撮ることに対し、反対できない力関係があったのかなと勝手に思いを巡らせてみた。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-05-11 08:27:34) |