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481.  処刑山 -デッド・スノウ-
いかにも『ブレインデッド』以降の作品らしいバカスプラッターの快作。ラスト30分の容赦ない血みどろ描写とユルいギャグの波状攻撃(「海に行けば良かった!」)に笑いが止まらない。しかし、この手の作品にはよくあることだが、前半部分が全く盛り上がりに欠け(バカ医学生が雪山で遊んでいるだけ)、退屈極まりないのは問題だと思う。サム・ライミやピーター・ジャクソンは、映画が始まる瞬間からアクセル全開で飛ばしまくっていたが、この監督には、「後半にいろいろ詰め込んでいるから、前半はつまらなくてもいい」という甘い考えがあるようだ。たとえB級映画でも手を抜いてはいけない。とは言え、往年のバカスプラッターが好きな方なら観て損はない。
[DVD(吹替)] 6点(2010-07-07 19:46:29)(良:1票)
482.  3-4X10月 《ネタバレ》 
全ては草野球のトイレで見た一瞬の夢だったのか?冴えない青年の内に眠る狂気と暴力性を描いた、初期の大傑作。前作『その男、凶暴につき』が、深作欣二監督の代役で他人(野沢尚)の脚本だったことの反動からか、「オレは本当はこういう映画を撮りたかったんだ!」とでも言いたげな、監督「北野武」の全てが詰まった作品。自分はこの映画が好きで好きで何度も観ているのだけれど、皆さん意外な辛口評価…(泣)車の中で未来をフラッシュバックするシーンなんか超格好良いんだけどな~。この頃のたけしは不思議な色気があり、ヒリヒリするような狂気が全身から滲み出ている。本作と『ソナチネ』が「北野武」作品ではベストだと思う。
[DVD(邦画)] 10点(2010-06-28 21:48:24)
483.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
こんな映画を待っていた。『HANA-BI』や『BROTHER』のニヒリズムを一切排し、地べたを這いずりながら頂上を目指す外道たちの下克上を、飛び交う怒号と溢れるバイオレンス描写で活写した、たけし会心の一作。大杉蓮や寺島進といった北野組の常連を外し、北村総一朗や小日向文世、加瀬亮といった、やくざ映画とは無縁そうな役者を違和感なく作品に溶け込ませるキャスティングの妙。過激な暴力の間に挟まれる絶妙の笑い。中野の指詰めを巡る押し問答はほとんどコメディと言っても良い。また、椎名桔平の殺され方は凄まじく、数ある暴力描写の中でも特に印象に残った。『仁義なき戦い』以来の傑作と言っても過言ではないだろう。もう一度観たい。
[映画館(邦画)] 9点(2010-06-24 14:10:39)(良:3票)
484.  サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) 《ネタバレ》 
正直、旧3部作に比べると期待外れな出来だった『ランド・オブ・ザ・デッド』が大傑作に思えてしまうほどのヌルイ作り。18禁になるほど残酷描写が凄いとも思えないし、そもそもCG臭さが鼻について素直に楽しめない。魅力に乏しいキャラクターといい、どうしちゃったの、ロメロ先生?…と、ここまでは文句ばかりだが、「ゾンビを飼い慣らそうとしている連中が支配する島」という設定は、実は『死霊のえじき』のオリジナル脚本(映画化されたものとはかなり異なる)で既に出来上がっており、ロメロはずっと以前からこのストーリーを温めていたのだろう。前述の『ランド~』も、『えじき』のアナザーバージョンといった設定だったし、ロメロ先生の中では常に一貫したストーリーの構想があるのではないか?そう考えれば、これは作られるべくして作られた、正真正銘、ジョージ・A・ロメロ監督の新しいゾンビ映画だと思われる。次作があるのか分からないが、どうせなら友人であるスティーヴン・キング氏の傑作ゾンビ小説「ホーム・デリバリー」をロメロ先生の手で是非映画化してほしいものだ。ゾンビ好き、ロメロファンということでかなり甘めの点数になってます。
[映画館(字幕)] 6点(2010-06-18 16:32:31)
485.  ショート・カッツ 《ネタバレ》 
レイモンド・カーヴァーの短編小説をベースに、ロバート・アルトマンが豪華キャストで作り上げた群像劇の傑作。カーヴァーの作品を全部読んでいるわけではないけれど、ざっと見たところ、「ささやかだけれど、役に立つこと」「足元に流れる深い川」「犬を捨てる」「ダイエット騒動」「出かけるって女たちに言ってくるよ」「頼むから静かにしてくれ」「隣人」「収集」「菓子袋」あたりがストーリーに織り込まれている(興味のある方は是非原作を読んでいただきたい)。それぞれの作品の登場人物が微妙に重なったり重ならなかったり、さらにはアルトマンの創作したオリジナルキャラやエピソードがいくつも挿入されている。また、出てくる女優さんのほとんどが脱いでいるというのも、いかにもアルトマンらしい(脱ぎっぷりのよいジェニファー・ジェーソン・リーは今回服を着たままだが、テレフォンSEXのバイトをする主婦という設定。過激なトークを展開する)。これだけの豪華キャストで3時間の長尺を全く飽きさせないアルトマンの手腕は見事というより他なく、クライマックスにおいて、登場人物全員がある自然現象を同時に体験するという展開は、ポール・トーマス・アンダーソンの『マグノリア』にも影響を与えている。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-18 10:19:52)
486.  ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
ロメロが他のゾンビ映画の監督と違うのは、明らかにゾンビ側に肩入れしているところ。人間なんてゾンビに食われちまえ!という明快なポジションが心地よい。思考するゾンビを9.11後の民衆に置き換え、カウンターカルチャーの雄デニス・ホッパーが、ラムズフェルドの物真似をし、『ゾンビ』の共同制作者であるダリオ・アルジェントの娘アーシアがヒロインとして活躍。これぞ現在のロメロ先生にしか撮れない映画だろう。「ゾンビになるのも悪くない」と、達観したチョロ(ジョン・レグイザモ)に男泣き!
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-17 22:28:09)
487.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
『アバウト・ア・ボーイ』の主人公同様、「孤独の哲学」をしっかりと持った「リストラ請負人」のジョージ・クルーニーの人生に、ある日「異物」が舞い込んでくる。それは、会社に改革をもたらそうとする新人の若い女性や、自分と同じ哲学を持ったキャリアウーマンや、結婚式を間近に控えた妹。彼らと交わるうちに、孤独な自分の人生を振り返り、起死回生を図るが、世の中そんなに甘くない。気づけば自分だけが取り残されて空の上、マイルが貯まって憧れの機長と挨拶を交わすも、心(バックパック)はカラッポ…。ビターなエンディングだが、「それでも人生はやり直せる」というのがテーマなのではないか?だって、クルーニーはラスト、荷物を置いて飛び立とうとしているじゃないか。
[映画館(字幕)] 7点(2010-06-10 22:55:32)(良:1票)
488.  八つ墓村(1977) 《ネタバレ》 
怖い怖いと聞いており、どんなものかと観てみれば…確かに怖い。落ち武者の惨殺や32人殺しのシーンなど、現在のレベルで観れば(技術的には)大したことはないのだが、人間の業や怨念といったものが画面に漲っており、役者の熱演とともに異様な空気が張り詰めている。鍾乳洞で真犯人が姿を見せる時の、あのやり過ぎ感も堪らない。賛否の分かれる寅さん金田一だが、あまり出しゃばらず、着々と足で調査している様はリアルで好感がもてる。少なくともリメイク版のトヨエツ金田一よりはよっぽどマシだろう。
[DVD(邦画)] 8点(2010-06-10 08:30:58)
489.  ヒーロー・ネバー・ダイ
ジョニー・トー先生はこういう格好良い映画ばかり撮るものだから、本当にたまらない。殺し屋同士の友情、愛に殉じる女たち、美しき銃撃戦。ジョン・ウーが構築した香港ノワールの精神は、トー先生に確実に受け継がれている。「スキヤキ」に泣け!
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-09 19:38:56)(良:1票)
490.  ニキータ 《ネタバレ》 
今観るとファッションが微妙にダサかったり、アクションシーンもわりと雑に感じるのだが、公開当時はスタイリッシュに思えた。「これが私の愛し方だ」と、非情な任務を言いつけるボブおじさんに男泣き。やさ男のマルコも『ベティ・ブルー』に続く好演で、二人が対峙するラストシーン、「お互い寂しくなるな」の台詞に鳥肌がぶわっと立った。殺し屋の映画なのに究極のラブストーリー。アンヌ・パリローが20代に見えないのが難点か。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-09 19:37:06)
491.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
この頃のベッソンは本当に神懸っていた。モノクロの流れる海とエリック・セラの旋律。冒頭のシーンから鳥肌が立ちっぱなしで、それが2時間半も続く(笑)ちなみに私の街には「エンゾ」という名のパスタ屋さんがある。美味しいです。
[DVD(字幕)] 10点(2010-06-09 19:30:35)
492.  犬神家の一族(2006)
旧作と全く同じ内容で、監督も主演俳優も変わらないのに、何故か30年も前の作品より見劣りする。松嶋菜々子ら若手の女優さんたちが現代的過ぎて、「犬神家」に纏わりつく陰惨なイメージにそぐわないのだ。ただ、これを機に横溝文学や市川監督の過去作に触れる人たちが増えればそれでいいのだろう(自分もその一人)。旧作と細かいところまで見比べてみるのも面白い。
[映画館(邦画)] 6点(2010-06-03 07:26:52)(良:1票)
493.  八つ墓村(1996) 《ネタバレ》 
寅さん版『八つ墓村』を観てしまった今、このスケール感のなさ、トヨエツ金田一の滑舌の悪さ、浅野ゆう子のトレンディドラマ顔には萎えるばかりで、2時間ドラマと大差ない出来に心底がっかりした。落ち武者襲撃や有名な32人殺しのシーンも、通り一遍の残酷描写で、人間の情念や底のない欲望といった陰惨なムードが見事に抜け落ちている。岸田今日子の二役だけが唯一不気味な印象を残していた。
[DVD(邦画)] 4点(2010-06-03 07:11:25)
494.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 
社会人としては失格だが、「近所のおじさん」としては面白い菊次郎(たけし)と少年の短い夏休み。普通はクライマックスに据えるであろう母子の再会をあっさりと通過し、その後にひたすら大人たちの「遊び」を描いているところがユニーク(そこが賛否分かれるようだが)。「バカヤロー」「コノヤロー」と強がっていた菊次郎も、やくざの集団にボコられて、「子供がいるんだ…もう殴らないでくれよ」と急に弱々しくなるところが妙に人間らしく、いつもの強すぎるクールなたけしとは正反対のキャラクターに親近感が湧く。また、久し振りに見た井出らっきょの裸体に、何故か癒される自分がいた…。ここまで開放的な人間がいていいものか。
[DVD(邦画)] 6点(2010-06-03 07:00:27)
495.  BROTHER 《ネタバレ》 
LA版『ソナチネ』といった内容だが、アメリカ人にも分かり易く、ダイレクトな暴力描写と兄弟愛(?)が描かれ、よりエンターテインメントな作りになっている。「ファッキン・ジャップくらい分かるよ、バカヤロー」は確かに格好良い(つい真似したくなる台詞)。大好きな寺島進も儲け役。「これが日本のヤクザだ!」と言わんばかりのハラキリや指詰めのシーンは、アメリカ人に向けてのたけしなりのサービスのつもりなのだろう。お前ら、こういうのが見たいんだろ?と。
[映画館(邦画)] 6点(2010-06-03 06:32:34)
496.  キングコング(1976) 《ネタバレ》 
自分にとってのコングは着ぐるみのギラーミン版なんですよ。33年のオリジナル版なんて当然古過ぎて観たことがなかったし、『ゴジラ』だって大人になってから初めて観たくらいなので、自分にとって怪獣映画の原点といえばこの作品。とにかく当時(小学生の頃)は興奮した覚えがあるし、今観たらちゃちいだけの特撮も、ピーター・ジャクソン版リメイクの流麗なCGに比べたら逆に味があってイイじゃないですか?こんなキワモノ映画のために裸体を晒したジェシカ・ラングに、人間を虐殺するコングを本気で応援するジェフ・ブリッジスがまた格好良い。最後はちょっと泣けちゃいます。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-06 14:06:52)(良:1票)
497.  今度は愛妻家 《ネタバレ》 
ブルース・ウィリスの「あの映画」を観たことがある人なら、比較的分かり易い伏線で結末は読めてしまうのだが、逆に自分はそのお陰で終始切ない気持ちでトヨエツの姿を追うことができた。ただ、「オチ」の部分で速やかに物語を回収すればいいものの、それからもダラダラと話が続くのがちょっとしつこい。熟年夫婦と若いカップルの対比という構図は分かるが、正直言って、若い連中のことなんかどうでもいい。自分はもっと薬師丸ひろ子とトヨエツの絡みが見たいんだよ!と、終盤の展開に減点せざるを得ないが、近年の邦画ラブストーリーの中ではそれなりに面白く観ることができた。
[映画館(邦画)] 6点(2010-04-29 14:25:38)
498.  スペル 《ネタバレ》 
サム・ライミらしいホラー・コメディの快作だが、怖がらせたいのか笑わせたいのか(いきなり大音量で婆さんの顔がどアップになるから確かにビックリはするが)いまいち分からない。序盤で彼氏がプレゼントのコインを大事そうに封筒に入れていたから、「ああ、これは最後の伏線になるのか…」と簡単に読めてしまったが、どうせなら、この彼氏が呪いのボタンの封を開けることで奈落に引きずりこまれた方が、ホラー映画のオチとしては良かったような気がする。その方がヒロインは現世で生きている限り罪悪感から逃れられずに苦しみ続けることになるだろう。もっとも、彼女はそれほど悪いことをしているわけでもなく、婆さんの逆恨みで呪いをかけられただけなのだから、どちらにしろ気の毒に思える。彼女がもう少し性格の悪い人間に描かれていれば、婆さん側にも感情移入できたのだが。流血のない『死霊のはらわた』といった印象で、ホラー初心者にも楽しんで頂けます。
[DVD(吹替)] 5点(2010-04-29 14:07:48)(良:1票)
499.  母なる証明 《ネタバレ》 
冒頭の奇妙な踊りから一気に引き込まれる。トジュンの母は、劇中、他の登場人物からも「お母さん」とか「おばさん」とか呼ばれている(韓国語で「オモニ」)。役名が「母」なのだ。これはちょっと深い。そして怖い。息子のためなら何だってする母。もちろん殺人だって厭わない。この展開は途中で読めてしまうが、それよりも怖ろしいのは、田舎警察のていたらくで、トジュンは釈放され、別のスケープゴートが逮捕されるところ(そして、逮捕された「彼」の顔を見た母は号泣する。「彼」もまたトジュンと同じような障害をもっていたから)。全てを見透かすかのようなトジュンの瞳。母はただただ狂ったように踊り続けることしかできないのだ…。              
[DVD(字幕)] 8点(2010-04-29 13:46:16)
500.  カールじいさんの空飛ぶ家 《ネタバレ》 
最初の15分だけなら10点評価も惜しくはないのだが、後半の迷走ぶりはどうしたことか?夫婦の愛の物語だと思っていたら、いつの間にか老人同士の殺し合いになっており、そのあまりにもブラックな冗談は笑うに笑えない(実際にはちょっと笑っちゃったけど)。最後に冒険家を殺し(?)ちゃったのもやりすぎだろう。あのまま風船の浮力で無人島に漂着するくらいの展開にしておいてもストーリーに支障はなかったはず。何となく後味の悪いものがあり、「あ~面白かった」で終わるいたって普通のアニメになってしまっている。
[DVD(吹替)] 6点(2010-04-28 10:26:47)(良:2票)
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