541. トワイライトゾーン/超次元の体験
なぜかTVでやる度に見てしまう。そんなにおもしろい!ってわけでもないのに。オムニバスは気軽に見れるからもっと作って欲しい。ヴィク・モローはどこらへんで亡くなったのだろう?同様敬意を表します。 6点(2003-07-17 16:51:11) |
542. PARTY7
邦画はあまり見ないのですが、笑えた。セリフやシーンの連続性、ネイティブにしか分かり得ない独特な間、そんな面白さを発見する事が出来ました。この作品のテーマはずばり「のぞき」。映画自体が覗き見的で、誰もが持つ本能をくすぐったのではないでしょうか。オープニングのジャパニメイションもかっこ良かった。 7点(2003-07-16 14:14:57) |
543. 靴をなくした天使
知られていないわりに良い作品だったと思います。ダスティン・ホフマンが演ると、こんな無責任でいいかげんな男でも安心して見ていられる。さすが。 8点(2003-07-16 13:50:41) |
544. お熱いのがお好き
お熱いのがお好き? あー、マリリンモンローのね。違います。間違ってないけど、ここは、ジャックレモンの、と言いたい。喜劇俳優ジャックレモンの、あの振り切った演技があってこそ、ビリーワイルダーはあそこまでコメディ色に振り切れたんだと思う。もちろん当時のモンローは良くも悪くも世の注目を集めたし、その後突如この世を退場してしまったから、図らずも本作への付加価値にはなったでしょうが(悪い言い方をすれば。でももちろんモンローも最高に魅力的だったことは確信する事実です)。とにかくジャックレモンのダフネが最高に面白い。ジェリー→ジェラルディンのはずが、勝手にダフネと名乗り、「好きな名前なのよ!」って案外ノリノリだったり。ちゃんとたくましいのに、その仕草でギリギリ女性に見える絶妙さ加減とか、もう最高。皆さん言うように、タンゴのシーンとキスシーンの、あのくるくるってなるスイッチング(きっとその手法には専門用語があるのでしょう)の繰り返しは芸術的に面白く、文字どおり腹を抱えて笑ってしまのです。シナリオも良く、ラストもキレイに落としてくれます。何回観ても楽しめる作品です。 [インターネット(字幕)] 10点(2003-07-14 14:13:49) |
545. ジョンQ-最後の決断-
親子愛への感動ももちろんだけど、これはかなりいろいろなメッセージ盛りだくさんで。医療保険システムの不備、病院、警察、マスコミの不誠実さ、ミーハーな野次馬、お役所仕事の頭の堅さ、不況への不安と憤り等々。現代社会に対するメッセージをここまで集約させると、感動よりもむしろ怒りが。だからと言って犯罪肯定的なのはどうかと思うが。でも銃口頭に向けたときなんかは結果知ってても「ヤメテ~!」とか叫んでしまったくらい、父に感情移入してた。デンゼルも素晴らしいけど、アン・ヘッシュはいろんな役をこなす良い女優だなぁ。 8点(2003-07-07 16:58:47) |
546. ポストマン(1997)
しょぼいタイトルからは想像出来ない、なかなかスケールの大きな作品。ポストマンに成りすますまでの主人公は少し姑息で日和見主義の普通の人。でもこんな役でもケビン・コスナーが演るとヒロイックな人間性を期待してしまう。故に村人達は彼の嘘を疑わず、信じ、尊敬し、本物のヒーローに仕立て上げてしまったのか。正義を信じる村人、合衆国再建を信じる若者によって、ポストマン自身忘れかけていた勇気と正義を思い出した。共に希望を取り戻し始めたのだ。この作品のおもしろさは、ケビン・コスナーが最初からヒーローではないところ。最後の銅像はちょっと笑えた。 7点(2003-07-05 13:23:21) |
547. スパイ・ゲーム(2001)
若い頃のロバート・レッドフォードはブラピに似てるなぁと前から思っていたので、まさに夢の共演…。のわりには良い評判を聞かないので期待しないで観た。が結構良かった。特にラスト近くなってからの$282、000の所と、ブラピが作戦名を聞かされた所はゾクッとした。トニー・スコットの映像もさすが。 8点(2003-07-05 12:40:04) |
548. 奇跡の旅
動物たちの演技に感心した。ピューマやヒマラヤンのサシーが川で溺れたりするシーンは「動物愛護団体に怒られるぞー」という思いも含めてハラハラしながら観た。ラスト、エンドロールで「動物の演技指導は愛護団体の監視の下に云々」とあったので、ゴールデンレトリバーのシャドウが帰ってきたときと同じくらいほっとした。無事に生還したシャドウが、自分の身より主人ピーターの事を心配して“言う”セリフは、作り手が勝手にあてた言葉と知りながらも感動してしまった。オリジナル「三匹荒野を行く」も見てみたい。 8点(2003-07-03 10:24:32)(笑:1票) (良:2票) |
549. ビューティフル・マインド
予備知識有りで観た。その為か観ながら「シックス・センス」「グッド・ウィル・ハンティング」「レインマン」を思い出したり、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」を連想してみたり。ストーリーや背景は違うが、それらの作品のエッセンスを要所要所に感じてしまった。この作品に関しては、ノーベル賞経済学賞受賞者ジョン・ナッシュが主人公の実話(を元にしたフィクション)なのだから、既存作品のパクリと言い切れないのが強みか。それにしてもアカデミー賞作品賞等受賞した感動作と期待して観たが、新鮮さを感じる事が出来なかったのは事実。脚本は良かったので非常に分かりやすく、でもだからこそ二度観る必要はないと思ってしまった。いい味出してたチャールズって、ジェニファー・コネリーの夫なんだってねぇ。 6点(2003-06-27 14:25:24) |
550. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
前作(Ep.Ⅳ)は、一作で完結するつもりで作られたという事もあり、こじんまりとまとまっている。それに対し本作は、九つのエピソードの中の第二部第二話ということになって、スケールが大幅に広がった(結局エピソードは六つに減らされてしまったが)。新登場のヨーダやボバ・フェットは今やシリーズでの重要人物であるし、惑星ホス、ダゴバ、ベスピンと「はるか彼方の銀河系」は更に広がる。真ん中のエピソードなので、頭なし尻切れとの評価はやむを得ないが、地上戦と空中戦を交えた、まさに「宇宙戦争」のシーンと、ヨーダによる修行のシーンがバランスよく動と静を分け、一作品としてもすばらしい出来栄えだと思う。ルークとダースベイダーの関係は今や周知の事実だが、当時は本当にびっくりした!その驚きを二度と感じられないのが悲しい。 10点(2003-06-24 18:15:40)(良:2票) |
551. スター・ウォーズ
小学校高学年の兄が、低学年の私を置いて、叔父と観に行った映画。10年後にビデオで観て「これをスクリーンで観たのかっ」と悔しくて悔しくて。そのせいか(?)はまってしまいました。そして今観ると更に感慨深く(オビ・ワンとダース・ベイダーの一騎打ち、その時のオビ・ワンの微笑とか)本作の奥深さを改めて再認識しました。そして何よりもジョージ・ルーカスとジョン・ウィリアムスに感謝します。 10点(2003-06-20 22:59:20) |
552. オーシャンズ11
もったいない、の一言に尽きる。何がやりたかったんだろうか。コメディ?ルパンのような物を作ろうと思ったの?だとしたら、かっこ良さもおもしろさも、中途半端だ。(カジノ泥棒が撃たれて♪Take My Breath Away が流れた所だけ笑った)人数多すぎて散漫になっちゃてるし。3,4人でいい。あ、それじゃまるっきりルパンか。 3点(2003-06-18 18:20:35) |
553. ハンニバル(2001)
タイトルを「羊~2」にしなかったのはせめてもの救い。比べると悲しくなってくる。まず大富豪メイスンはその顔に不気味なインパクトを持つが、見慣れてくるとどって事ない。車椅子のため動きに恐怖を感じられない。バッファロービルのほうがまだ怖い。逆にレクターは牢獄に入れられ、動けないほうが不気味なのだ。閉鎖された空間で天才レクターが想像をめぐらし、人間を見事なまでに分析してしまう所がおもしろいのだ。レクターが自由に動き回ってはおもしろくないのだ。また一番残念なのはクラリスがJ.フォスターでない事。J.ムーアも悪くはないがやっぱり別人は別人。そしてもう一つ、レクターちょっと老け過ぎ。10年後だから当然だけど、あれじゃおじいちゃんだよ。でも映像は綺麗だったと思う。 5点(2003-06-16 17:14:07) |
554. 千と千尋の神隠し
アカデミー賞受賞した後、評価がめっぽう下がりましたね。「ナウシカ」「ラピュタ」ファンにはこの受賞は受け入れ難いのでしょう。むしろ私は「もののけ」好きなので、ジブリの「日本の日常」的世界のほうに共感を覚える。メッセージも普段着な(でも忘れてしまいがちな)ものが盛り沢山で分かりやすく、良い感じでした。メッセージについては<叫真さん>が言ってくださったことと同感です。このテーマにしてこのヒロインは適役だし、他キャラクターの不格好さや温かみもアニメーションでしか表現出来ないことをこれでもかとやってのけているし(CGではダメ)。特に文句の付けようがないと思うけど。 8点(2003-06-15 16:20:16) |
555. ロード・オブ・ザ・リング
イントロダクションなんですね。その割には分かりにくかった。原作読んでない、予備知識ない私は一回見ただけでは着いてゆくのがやっと。楽しむところまで行ってない。(固有名詞とか地名とか)何となく分かってきたぞーと思ったら終わった。もう一回見よ~っと。 6点(2003-06-12 13:56:32) |
556. スクリーム3
おもしろくない。1,2と比べてかなりつまらない。『スタブ3』の出演者とかって言われても、そんなの知らん。 3点(2003-06-10 15:16:10) |
557. 訴訟
法廷モノなのに親子関係重視ってところがちょっと…。どっちも片手間にしてほしくない大きなテーマなだけに物足りないというか、中途半端というか。でもG・ハックマンはやっぱり良いです。モーフィアスも見れたし。 6点(2003-06-06 13:39:40) |
558. グレムリン2/新・種・誕・生
ローテクだねぇ~今見ると(笑)。でも本編はハイテクをかなり皮肉ってる。そういう見方をすれば何とか楽しめる。けど前作が受けたのはグレムリンというキャラクターの新鮮さでしょ?だから2はダメです。いくら新種ったって大して変わんないし。コウモリ種が増殖したらまだおもしろかったけど。 5点(2003-06-03 07:33:38) |
559. スティング
おもしろい!ポ-ル・ニューマンとロバート・レッドフォードのかっこ良さを見せ付けられた。命を懸けた大仕事なのになぜか滑稽で、飄々とした感じが何ともいい。最後のシーンはびびった。大どんでん返しですがすがしいあのラストは映画史上に残る名ラスト。 9点(2003-06-02 17:47:17) |
560. バードケージ
R.ウィリアムスがゲイって妙にリアルで引いたけど、心温まる楽しいお話だったと思う。家族間に男女の差別はない事、誰だってどんな人間だって、愛さえあれば分かり合える事、そんなピュアなメッセージが込められています。ネイサンのねェさんっぷりもかわいくて(?)なかなか掘り出し物ですよ。 7点(2003-06-02 12:55:48) |