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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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561.  紅夢
チャン・イーモウって、何を撮っても「傑作」になってしまうなあ。そして、特にこの映画で顕著なんだけど、彼の駆使する色彩美は、「中国的」とか「アジア的」というより、明らかに西洋的な「マニエリスム」の洗練へと向かっているのでは。この点を批評家たちも指摘していないから、ここで提起しておきます。で、それはまあいいんだけど、この映画にはどこか、人間たちをまるで昆虫か何かのように「観察」するといったような、極めて冷ややかで残酷な眼差し(つまり、人の生死に頓着しない「神」の視点…?)があって、確かに見事な映画だとは認めるけれど、個人的にどうしても好きになれない。まあ、チャン・イーモウの初期作品はみんなそうなんだけど。
6点(2003-10-18 14:52:56)(良:1票)
562.  GO(2001・行定勲監督作品)
原作を読んではいないんだけど、一見いきあたりばったりなようでいて、実はち密に計算された宮藤官九郎のシナリオはさすがに見事だと思う。窪塚クンをはじめ、役者たちの熱気あふれる演技もいい。特に、萩原聖人のダメ警官は作品の中でも最もシンパシーを感じさせてくれたし。だのに、柴咲コウ扮する日本人少女と「在日」の主人公とのラブストーリー部分が、やたら感傷的な演出によって映画そのものを損なう結果に…。勿体ないなあ。でも、一見の価値ある作品であることは確かです。
6点(2003-10-18 14:19:33)
563.  龍の子太郎
淡い水彩画というか、むしろ山水画風の背景と、柔らかい線で描かれたキャラクターの絵柄が、なかなかに新鮮。ていねいに作られたアニメとして好感はもてるのだけど、やはりテレビの『日本昔ばなし』と大差ない感もあり。監督が浦山桐郎だから、何か期待して見にいったもんだがなあ…。ただ、太郎の母親である龍(声が吉永小百合!)が、ラストで人間の姿に戻った時、きっちり乳首(!)を描いていたのには、妙にドキンとさせられたものでした…あ、こういうコメントは削除の対象でしょうか?
6点(2003-10-17 17:27:30)
564.  天空の城ラピュタ
次から次へと見せ場の連続! といった展開や、男の子ゴコロをくすぐる冒険物語(と、可憐な少女)は、さすが(初期の)宮崎駿作品。だけど、ちょっとしたギャグや台詞ひとつにも「一生懸命」さが感じられて、なんか鬱陶しさを感じてしまうのは、小生だけ? …特に、あの海賊ばあさんが喋り過ぎっすよ、カッコつけ過ぎっすよ! こういう、よい意味でのB級冒険活劇風なストーリーをも、超A級大作にしてしまうところが、宮崎監督の長所であると同時に、弱点でもあるんじゃないでしょうか。
6点(2003-10-14 13:15:48)
565.  イレイザー(1996)
港を仕切るギャングたちが、アメリカが危機に立たされると分かるやシュワちゃんの側に加勢して戦う、クライマックスが何故か好き(笑)。ジェームズ・カーンとジェームズ・コバーンを悪役にもってきて、気持ちよさそうに大見得きらせるキャスティングも、なかなか泣かせる。そんな、悪い映画じゃないよ。
6点(2003-10-09 16:33:04)
566.  いつかどこかで
かつて、この映画を評価するぼくは友人たちから嘲笑されたものだった…。でも、ああいった恋する男の情けなさやカッコ悪さをここまで切なく愛おしく描いた日本映画は、そうないと思うぞ。特に、親友を怒らせたオンナに対して、それでも「また会ってくれるかな…」という主人公にゃ、世の大半の(もてない)オトコどもは「ク~ッ、でも分かる!」となるんじゃないですか…ねぇ。小田和正のこのシビアな眼差しは、十分ひとつの「世界」を構築している。ミュージシャンのお遊びだなんて、『稲村ジェーン』あたりと同一視してもらっちゃ困りますゾ。 …それにしても、最初にレビューを書かれたお二方のおかげでこのこの高評価(笑)。出来ればそのまま、おふたりや管理人様が「間違い」に気づかないままでいてくれたらと、小田和正氏も思っておられることでありましょう(笑)
6点(2003-10-09 13:25:09)
567.  119
個人的な好み(評価じゃなく)では8点献上したいところなんだけど、まあ、「つまらない」とおっしゃる方々の気持ちもよく分かるので…。でも、酷評するほどヒドクもないと思うのですが。竹中映画の魅力の大半はそのキャスティングにあり、今回も、実に絶妙。デクノボーにしか見えない赤井英和にしたって、気持ちをうまく外に出せない不器用な男のせつなさおかしさを、演技じゃなく表現し得ていたんじゃないでしょうか。ただ、役者としての竹中直人だけが、ミスキャストに見える。それは本作以降のすべての竹中監督作品に通じる問題で(『連弾』は、別)、ファンとしては気がかりです。
6点(2003-10-08 18:21:27)
568.  アイズ ワイド シャット
あの~、いくらキューブリックの遺作だからって、この程度のえいがを絶賛するのは、過去のキューブリック作品に対する裏切りというか、冒涜になりませんかねえ…。そう、確かに決してキューブリックを評価する者ではないぼくも、それなりに本作を面白く見たけど、それは彼の映像スタイルが、1950年代の映画のそれに回帰しているってことにだった。ああ、やっぱりこの御仁も50年代作家だったんだという、お里の知れ方こそが興味深かったワケで。ただ、それが一種の『神曲』(ダンテの地獄巡り!)をめざした本作に、古典的というよりは単なる古めかしいという印象を与えてしまったことも事実。たぶん、キューブリック自身がそうなると分かっていたからこそ、トム・クルーズとニコール・キッドマンという現代的なスター夫妻の「肉体」を欲したんじゃないか。が、それでも、ここでキューブリックはあきらかに「失敗」していると思う。たとえそれが魅力的な「失敗」であったとしても、やはりそのことはキチンと表明しておきたい。
6点(2003-10-07 11:52:44)
569.  大運河/グランカナル
はるか昔に、名画座(って、もはや死語か…)で見ました。その時は知らなかったけど、これ、ヘンリー・ジェームズの『ねじの回転』(映画題名は『回転』)の”前日譚”を勝手にデッチ上げたものなのね。マーロン・ブランドとステファニー・ビーチャムのベッドシーンがやたらエロいなあってこと以外、ほとんど印象なし。一応6点献上ですが、どなたか、本当のところこの映画ってどんなもんなんでしょう? …あ、子ども好きの方にはオススメできませんので、念の為。
6点(2003-10-06 16:01:44)
570.  デス・レース2000年
ロードショーで見て(自慢)、キッチュなウサンクサイ面白さが「なかなか」と思っていたら、いつの間にか「おバカ映画のケッサク」としてカルト化していたのね、これ。幸い、昔に撮ってそのままになっていたTV放映時のビデオが出てきたんで再見したら、キッチュさはそのままなれど、ウサンクサイならぬただのビンボークサイ映画でしかないことに、がっかり。こういう未来の”ディストピア”な殺人ゲームを描いたものでは、(スティーブン・キングが別名義で書いた原作ともども)あきらかにこの映画の影響下にある『バトルランナー』が、質量ともに超えちゃったからなあ(賛同者は少ないかと思いますが…)。ともあれ、いかにもロジャー・コーマン的な”バイオレンス、セックス、そしてささやかな社会派ブリッコ”のなつかしい味わいは珍重に値します。聞けば、トム・クルーズがこれをリメイクするって話だし。…本気か? 《追記》いやぁ~、本当にリメイクが決定したみたいですね。で、監督が『バイオハザード』やら『エイリアンvsプレデター』の人…。いえ、まあいいんですけどね。けど、やっぱり↑の方もおっしゃる通り、ポール・バーホーヴェン作品で見たかったなぁ。せっかくのカルトな「お宝(?)」映画を、単なる頭の悪い本物の「バカ」なヴァイオレンスものにされちゃう気配が濃厚だもんなぁ…。
6点(2003-10-06 14:51:23)(良:2票)
571.  リバー・ランズ・スルー・イット
ロバート・レッドフォードの監督作品は、どれも彼の人柄が伝わってきて、そのノーブルさが好ましくもあり、物足りなくもある。実話を基にした映画だということだけど、一種の「カインとアベル」ものの変奏だな。ほら、どこか『エデンの東』にも似てない? それはともかく、釣り好きには前半のフライフィッシング場面がたまりません。だもので、中盤がまったく印象に残らない…。困ったものだ。
6点(2003-09-30 10:42:41)
572.  ホタル(2001)
確かに映画としての出来は…だけど、作り手の心意気というか、真摯さは画面からセツセツと伝わってくる。それだけでも、ぼくはこの映画を見てよかったなと思います。特に健さんが韓国の地で「アリラン」を歌う場面と、回想シーンで、在日の特攻兵が恋人への「遺書」を口にするところには胸を打たれた。出来・不出来や面白い・つまらないの他にも、映画を評価する選択肢はあるはずだよな…というのが、ぼくの正直な感想です。
6点(2003-09-25 14:24:01)
573.  ウインドトーカーズ
ジョン・ウーは何を撮っても「ジョン・ウー映画」になってしまう…。それが悪いんじゃないけど、そのスタイルは意外にも戦争映画には合っていないという齟齬感が最後まで消えませんでした。…断じてツマンナイ作品じゃないとは思うんだけど。そう言えば、彼の”祖”であるサム・ペキンパーは、『戦争のはらわた』で燃え尽きたんだよなあ。ちょっと心配…
6点(2003-09-18 11:11:49)
574.  島の女
最初の方のシーンで、海から上がったソフィア・ローレンがその豊満すぎる肉体にピッチリと服をまといつかせ、あまつさえ乳首が立っているままでご登場となられた時、幼少時の小生はドキドキと我を忘れたものでした。改めて見直すと、才人ジーン・ネグレスコ監督にしちゃストーリーの退屈さを救いきれなかった感じだけど、ローレン様はやはり圧倒的で、彼女の歌う主題歌も、オジサンとなった小生をあの性春…もとい、青春時代に連れ戻してくれました。エーゲ海がどんなに美しかろうと、ミロのヴィーナスがどんなに端正な美を誇ろうと、若き日のソフィア・ローレンの前じゃ霞む霞む! 《追記》↑へちょちょさん、そうだったんですか。あれ、口パクでローレンが歌ってんじゃなかったんすか…。ガッカリしたんでついでに点数も下げようかと思ったものの、あの爆裂バディがまたもまぶたにチラついて(笑)、やっぱりこのままにしときます。それに、「海底の宝探しもの」としちゃ、やっぱりそれなりに「スタンダード」ですものね。
6点(2003-09-16 16:45:17)(笑:1票)
575.  ブレスレス(1983) 《ネタバレ》 
ラスト、いきなりリチャード・ギアが踊り出すのにはア然。が、そのダサさが逆に不思議な愛嬌を感じさせ、結構キライじゃありません。『勝手にしやがれ』をアメリカ映画にリメイクするって話は、確か60年代にゴダール自身が計画していたはず。それがこんなカタチで実現したことに、本人はどう思ってるんだろ? オリジナリティのかけらもない映画だけど、くり返しますがぼくはその野心のなさが結構キライじゃないんです。
6点(2003-09-16 16:31:45)
576.  巨大生物の島
何か『映画秘宝』とかじゃ、散々笑い者にされてるバート・I・ゴードン監督ですけど、決して「やたら生き物を大きくして喜ぶマニア野郎(確かに、そうなんだけど…)」だけじゃありません。そりゃあ、いつもながらその特撮はチープなんだけど、その前後のサスペンスの盛り上げ方とか、役者の使い方は、凡百の映画とは一線を画すものじゃあるまいかと。でなきゃ、マージョ・ゴートナーやパメラ・フランクリンといった”演技派”をわざわざ起用して、それなりに忠実にH・G・ウェルズの原作を映画化する彼の野心と映画屋魂は理解できんでしょう。正直、そんなに出来の良い方じゃない本作ですが、ゴードンの名誉のためにもキチンとした再評価を!
6点(2003-09-16 16:22:19)
577.  攻撃
何か日本じゃ評価の高い映画ではあるけど…ちょっとあまりに図式的に過ぎやしないか? アルドリッチのハッタリ満点なタッチは楽しめるけど、善悪はっきりし過ぎの軍隊批判映画って、かえってペラペラな印象を与えるんじゃないかねえ。50年代のアルドリッチ作品じゃ、やはり『キッスで殺せ』のワケ分かんないモノ凄さがベストでしょう。 《追記》↑での、【鱗歌】さんのレビューに、小生の見方の浅はかさを思い知らされた気がします。…確かにその通りですね。ただ、アルドリッチ監督の映画においていつもぼくが圧倒されるのは、時として類型的にすぎる登場人物たちが、「物語」や「主題」といったものをただ円滑に語るためだけの“道具”としてあるのじゃなく、むしろ人間の「欲望」だの「狂気」だのといった[本質]こそを浮き彫りにするための手段としてある…という点にだったんです。その時、彼なり彼女なりは、ドラマの中の人物という立場を超えて、人間の「心の闇(ダークサイド)」そのものを具現化した存在となっている。が、そんな「闇」を凝視しながらも、一方で、そんな人間を決して否定せず、むしろ「闇」を抱えているからこそ「光(=崇高さ)」を求めずにはいないのだ…と断言する。抽象的な言い回しで申し訳ないのですが、まさにそういった部分が、ぼくにとっての「アルドリッチ作品」なんです。しかし、この『攻撃』は、そんな「理想的」アルドリッチ作品に見えて、どうしても山本薩夫(!)監督作品のような、単なる類型性や教条主義ばかりが眼について仕方がないという…。いずれにしろ、ぼくはこの映画をもう一度あらためて見直さなければなりませんね。
6点(2003-09-16 16:09:55)(良:1票)
578.  レインディア・ゲーム
脚本がトリッキーというには、あまりにやり過ぎ、、はしゃぎ過ぎ。おまけに、この頃どうも流行ってたタランティーノの悪しき影響もチラホラうかがえて、せっかく大ベテランのフランケンハイマー監督ががんばって面白く撮ってるのに、イマイチ煮え切らない出来に…。ああ、もったいない。シャーリーズ・セロンは、やはりこういうウサンクサイ”悪女”がお似合いです。彼女だけは、文句なし!
6点(2003-09-13 13:46:47)
579.  13デイズ
一応ストーリーは”キューバ危機”の舞台裏ということで、かつてまったく同じ題材を同じように扱ったTV映画があったな…と。つまり、まったく新味ゼロなわけで、なんで今さらこんな映画を作るのかと思っていたら…。いやあ~、これ、ケネディ暗殺が軍とCIAの上層部のしわざとブチあげる『JFK』の前日譚(!)だったのね。なるほど、こんな風にしてケネディが彼らに疎まれるようになったのかと、よ~くわかるようになってます。ほんと、ケビン・コスナーって想像以上に「政治的」で「信念の人」で「陰謀史観」なパラノイアであったことを、証明してくれる意味では貴重な作品であります。
6点(2003-09-06 18:07:33)
580.  シカゴ(2002)
キャサリン様に、100万本のバラの花束を差し上げたい! でも、彼女が出演していなけりゃどうなっていたことやら、この映画(なんて、わざわざ倒置法つかうこともないが)。すべてに計算された演出はインテリジェントで達者ではあるものの、ミュージカルの”いのち”である歌と踊りを細かくカット割りする野暮ったさに閉口。こんなところまで、ボブ・フォッシーの悪いトコ見習うなっての! レニー・ゼルウィガーも、健闘してはいるもののやはりミスキャスト。ギアは、まあまあってところか。面白く見られはするけれど、こんな程度の映画に喝采をおくるアメリカ映画って、やはり衰退してんだなあ。
6点(2003-09-04 17:28:33)(良:1票)
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