561. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 3作目になるとストーリーもビジュアルももはや慣れてきて新味がなくなりますが、本作では中盤のドックでのセンチネルの大群との戦闘シーンが出色の出来で作品の質を落としてません。ミフネと言うキャラに欧米の三船信仰?を見ましたね。市民を守る為に命がけで戦う、まさにサムライスピリッツ。ここが本作の事実上の一番の見所でした。 [DVD(字幕)] 8点(2013-05-07 22:51:56) |
562. マトリックス リローデッド
《ネタバレ》 傑作だった1作目に比べると、ストーリーもビジュアルのインパクトも若干落ちるものの、充分に面白い作品でした。中盤の双子との格闘シーンが一番力が入りますね。マンガチックな世界に現実感を持たせる表現こそがこの作品の本質だと思います。これに比べるとエージェントスミスの大群との格闘シーンはリアリティに欠けており今ひとつ楽しめませんでした。 [DVD(字幕)] 8点(2013-05-07 22:45:02) |
563. マトリックス
《ネタバレ》 これは素晴らしい。画期的な撮影技術を開発したと言う一点のみでも後世に残る作品ですね。 キアヌが弾をよけるシーンはどれだけパロディにされたことか。 ストーリーも文句なしです。久々に見たSF映画の傑作でした。 [DVD(字幕)] 9点(2013-05-07 22:38:37) |
564. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 心情的には0点付けたいくらいに腹が立った映画だが、評価できるシーンもない事もないので可能な限り正当に評価して2点とします。 まず評価できるシーンだが、冒頭からヤマト発進まではそこそこ見れます。この調子で行けば案外行けるんじゃないの?と思えるくらいに。 しかし、地球を発ってからはストーリーがグダグダになって行きます。安っぽい艦内セットでコントみたいな事を延々続けていて、さしたる見せ場もないまま進んで行き、いつの間にか「さらば宇宙戦艦ヤマト」とストーリーが合体して終わります。映像は他のSF映画、ドラマからのパクリが多過ぎ。直近の「ギャラクティカ」からのイメージのパクリは本当にひどかったです。 今、アニメでリメイクしてますが、この作品があっての事であればそれなりに貢献したと言えるかもしれません。 [映画館(邦画)] 2点(2013-05-03 21:37:58) |
565. 死霊のはらわた(2013)
《ネタバレ》 一言で言えば「エゲツナイ」そして「クダラナイ」映画です。これは一応褒め言葉として言ってます。 これを見ても「ためになる」とか「人生にプラスになる」要素は全くありません。 それでも構わない、見たいと言う人のみにお勧めします。内容はサムライミです。お分かりかと思いますが。 あえて2点突っ込むとすれば、ストーリーは元より期待しないにしても、いくら何でも破綻しすぎでは?と言う点と、ゾンビがゾンビ菌なるものに感染して広がるとするなら、悪魔も悪魔菌なるものに感染するのか?手を噛まれて悪魔が乗り移るのか?と言う点ぐらいですね。 主役の男はダルビッシュ風のイケメンでしたね。誰もそんなとこは見ないと思うけど。 [映画館(字幕)] 5点(2013-05-03 14:05:15)(良:1票) |
566. デビルマン
私はこの作品を劇場で見ました。 だから・・・と言うわけではありませんが、この作品に0点を付ける資格はあると思います。 まぁビデオやテレビで見ても結果は同じでしょうけど。 [映画館(邦画)] 0点(2013-05-01 23:22:37) |
567. 図書館戦争
《ネタバレ》 榮倉奈々目当てで見ました。見ましたが・・・率直に「何デスカ?コレハ?」です。良化隊も図書隊も公務員ですよね?公務員同士で戦争ごっこって一体何?とあり得なさが脳裏に渦巻きました。しかし演じている役者さんは皆大まじめ、戦闘シーンも大まじめで本格的、これは真面目にバカをやる映画だと割り切って見ました。が、戦闘シーンが真面目になればなるほど「アンタたちアホじゃないの?」臭が漂って今ひとつノリが良くなかったです。基本となるストーリーも軽過ぎてラノベか?これは、と言う内容だし。でも榮倉奈々は背が高いですね。岡田准一が完全に子供扱いでした。ストーリーに一ひねりあれば(例えば図書隊に誰か内通者がいるのかと思っていたが)もっと面白くなったと思うけど、何のひねりもなかったのが残念です。これで役者も適当にやってたらダメ映画でしたが、皆さん真剣にやっていたので、そこには敬意を表してこの点数です。 [映画館(邦画)] 5点(2013-05-01 16:32:30) |
568. 藁の楯
《ネタバレ》 大沢たかおと松嶋菜々子のW主役なんで見ました。 そこそこは良く出来てますが、根本的な疑問が2つ解消されないままでした。 まず、この依頼自体が成立するんでしょうか?犯人を殺しても10億円は受け取れないのでは?殺人教唆の契約自体が無効でお金は受け取とっても最終的に国に没収されるのでは?と思いました。テレビで「犯人を殺してもあなたは殺人罪に問われるだけで10億円は受け取れません」と言えば軽はずみな奴も犯行を思いとどまるのでは?と思いました。まぁ、それを言っちゃあ終わりだとしても、もう1点は、犯人の護送も何故ヘリを使わないのかと言う疑問。新幹線なんて一番危険でしょう?なぜ危険満載の地上移送を行うのかこれも理解できませんでした。 この2つの疑問に目をつぶれば、それなりに楽しめる・・・と言いたいところですが、主役の大沢&松嶋コンビだと、堅物だし命に代えても犯人を守り抜くであろう事は明白だし、犯人役の藤原竜也が一片の同情の余地もないクズっぷりを見せる事も容易に想像がつくので、予定調和的で意外性が感じられなかったです。評価できるとすれば、松嶋菜々子が意外にフラフラして危なっかしい事と、藤原竜也が福岡県警で見せた切れっぷりぐらいですね。 [映画館(邦画)] 6点(2013-04-30 14:21:30) |
569. 未来世紀ブラジル
《ネタバレ》 誰が何と言おうとギリアムの最高傑作。で、マイベストムービーの1つ。私には至福の2時間です。これこそが映画の世界。さぁ、みんなで行こう。夢のブラジルへ~。 [映画館(字幕)] 10点(2013-04-25 21:41:04) |
570. ブラザーズ・グリム
《ネタバレ》 あまり面白くはなかったけど、2カ所、ギリアムらしくて気に入ったシーンがありました。 1つめは冒頭のフランスの将軍がザワークラウトを食べるシーン。「このクソいまいましいドイツ料理めが」と本当に我慢ならない様子が良かったです。もう1つは中盤の泥人形のシーン。このシーンは最高でした。こんな不気味な映像はギリアムにしか撮れません。 [映画館(字幕)] 5点(2013-04-25 21:13:24) |
571. バロン
《ネタバレ》 本作の製作環境のひどさは聞いています。予算を浪費され撮りたい場面を撮りきれなかったとか。 しかし思惑通り撮りきれたとしても、どこまで傑作になったかは正直微妙です。 中盤かなりストーリーは散漫になります。女の子の良さで最後までかろうじて持ったと言う感じですね。 ギリアムらしいが出来としては凡庸な出来です。 [映画館(字幕)] 6点(2013-04-25 00:02:54) |
572. 12モンキーズ
《ネタバレ》 ギリアムが雇われ監督でも良い仕事をする(ひょっとすると雇われ監督の方が思い入れが入りすぎずに良い仕事をする?)と思われた作品ですね。全体的に羽目を外しすぎる事がなく出来が良いです。おそらくギリアムの作品では人を選ばずにお勧めできる唯一のと言ってもいいくらいの作品。音楽の選曲もビジュアルも素晴らしい。傑作と言っても良いくらいの作品です。 [映画館(字幕)] 8点(2013-04-24 23:54:47) |
573. バンデットQ
《ネタバレ》 本作でテリー・ギリアムのファンになりました。 イアン・ホルムのナポレオンに「人間的だ」とのコメントに共感し、悪魔の驚異的な強さに驚かされ、ジョージ・ハリソンのケッタイな歌にも魅了され、一つ一つの要素に惚れ込みました。友人は「どこが面白いのか分からない」と言っていたので、私は波長が合ったのでしょう。英国的なブラックユーモアが良いです。 [映画館(字幕)] 8点(2013-04-24 23:41:13) |
574. ローズ・イン・タイドランド
《ネタバレ》 ギリアムの暗黒面全開の怪作。ここまでぶっとんだ内容とは思ってませんでした。 いやこれはちょっとつらいです。ギリアム好きな私ですが本作は消化できませんでした。 申し訳ないです。 [映画館(字幕)] 6点(2013-04-21 21:18:55) |
575. バタリアン
《ネタバレ》 オバンバだのハーゲンタフだのタールマンだの、良くもまぁこんな名前付けたなぁ。ギャグとして楽しめなくもないけど、安直なラストはどうにも減点ですね。これがリビングデッドの続編とは認められないです。ただし、そう思わずに見れば普通に見れる作品なんでこの点数で。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-21 21:10:50) |
576. ショーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 ゾンビのパロディだが、ロメロゾンビを正当に継承しているのが素晴らしい。 ゾンビのマネをしてゾンビの群れを通り抜けるアイデアも素晴らしい。 しかもこのシーンが後の伏線にもなっている。パロディでも残酷描写には手抜きなし。 個人的にはレコードを選別しながら投げつけるシーンが一番気に入ってます。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 20:57:18)(良:1票) |
577. 28日後...
《ネタバレ》 ゾンビ強過ぎ。しかも血の一滴で感染なんて恐ろし過ぎ。 本作のゾンビには「一番お近づきになりたくないで賞」を差し上げます。 [映画館(字幕)] 5点(2013-04-20 20:51:27) |
578. ゾンビ伝説
《ネタバレ》 本作はゾンビ物の1作として陳列棚に並ぶんでしょうけど、実際のところ「ゾンビ」映画ではなく、ついでに「伝説」物でもないです。邦題が犯罪的にダメダメでした。 中を見れば拍子抜けなくらいまともな作りです。出来は悪くない。ただラストで分かるゾンビパウダーの正体は日本人なら誰でも知ってる毒物なんで、なぁーんだとこれも拍子抜けですね。 でも全体的にはそこそこ見れる作品でした。二度は見ないですけど。 [映画館(字幕)] 6点(2013-04-20 20:46:54) |
579. 死霊のえじき
《ネタバレ》 本作はロメロゾンビの中では2番目に好きです。一番目はもちろん「ドーン・オブ・ザ・デッド」ですが。 何よりもロメロ自身が原則を破って考えるゾンビを生み出そうとした(しかし原則破りとまではいかず突然変異的扱い)のが良いです。ゾンビに囲まれた絶望感も良く出てた。しかし・・・ラストは吐き気がするくらいグロかったですね。演じた俳優さんに同情します。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-20 20:13:06) |
580. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
《ネタバレ》 ゾンビ誕生。それだけの価値と言ってしまうと怒られますが、古典的名作であるのは間違いないです。 自分の子供だからと言って情けをかけると残酷な結末が待っていると言うパターンも本作で既に確立されてますね。 最初のゾンビの登場シーンは「ついに出てきた」と言う緊迫感があります。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-20 19:58:15) |