41. クライング・ゲーム
まさか〇〇〇ンがついているとは!これほどにニュー〇〇〇というかオ〇〇が進化してたとはと驚いた記憶があります。綺麗。気がつかなかった。意表を付かれるのは大好きだったので、『シネスイッチ』の帰りにあの歌を何度も口ずさんで喜んでいました。〇〇ー〇〇マイラブ。〇、多用してみました。 9点(2001-10-20 13:10:21) |
42. ロッキー
ビルコンティ大先生の音楽なしにこの大傑作はありえなかった。単純なストーリーで大感動させ、人々の心に残っていくのもあのファンファーレがあったから、ボクシングシーンのダイナミックかつ悲しさを誘う大演奏があったからだと思います。でもスタローンも大スターになることを感じさせる一級の素材でした。「大」多用してみました。 9点(2001-10-20 12:45:08) |
43. 2001年宇宙の旅
コメントを書くのに最も緊張してしまう作品。思春期の頃、よく読んでいた某雑誌でいつも一位でしたもんね。わからない事が魅力になった初めての作品。今見てみると、力のある映像とスリルとサスペンス(?)のストーリーは分り易いのではと・・・。ラストシーンだけ分りにくいのでは。『宗教映画』と言う言葉に同感。なるほど。10か9か迷ったけどワクワクして何度も自発的に見てないので・・9点。 9点(2001-10-20 12:16:20) |
44. さらば、わが愛/覇王別姫
中国の文化に興味をもたせる洗練された映画。映像の綺麗さは非のうちどころなし。これぐらい人を愛せると美しさも恐ろしさも近寄りがたい。中国の言葉をこれほど美しく感じる事は無かった。歴史をも美でつつみこんだ壮麗な作品。 9点(2001-10-01 11:31:00) |
45. 鮫肌男と桃尻女
新鮮さ溢れる、パワフルアンドファッショナブル映画日本に登場!各キャラの個性がぎらぎら光ってます。得に、ご存知「山田」の個性が秀逸。『山田と鮫肌男と桃尻女』でも良かったのでは。またひとり新作が楽しみな監督が増えました。 9点(2001-10-01 10:49:29) |
46. ダンサー・イン・ザ・ダーク
監督の映像技術と日常の何気ない音からミュージカルに入るアイデアに感動。裁判、もう少しどうにかなったのでは。再度、国選弁護人でも良いし、セルマを好きな人達が資金繰りをするとか。これでもかと不幸にもっていく事とミュージカルの短調さおよびメロディに飽きてくる時もあったけど志は好きな映画です。 9点(2001-09-28 16:12:05) |
47. レザボア・ドッグス
冒頭の軽快な会話のシーンから、ギャング達が歩いているシーンへの展開。かっこいい~~!温故知新あり、斬新あり。タランティーノよ早く新作作ってくだせぇ。 9点(2001-09-28 10:26:08) |
48. JAWS/ジョーズ
ファーストシーンからドキドキだったあの頃。あの音楽は天才。 9点(2001-09-28 04:18:26) |
49. 椿三十郎(1962)
用心棒に続き、やはり面白い!相当な数を一気にたたっ切るシーンは、いただけなかったけど。そんなに強いんじゃ何がきても平気ジャン、頭使う事ないジャンなんて思って。ラストの名シーン。予定より血しぶきが上がりすぎたらしいけど、それも結果的には良く驚嘆。 9点(2001-09-28 04:14:28) |
50. 青春デンデケデケデケ
素晴らしい。手持ちカメラの魅力を存分に生かしてる。ギター小僧だった私にはたまりません 9点(2001-09-27 14:24:27) |
51. JSA
久しぶりに、心の奥底にあった「友情とは」というものを刺激されました。小屋の中での男同士の会話がとても面白い。そうだからこそ、親交から急に敵対にダッシュして話が深刻になってゆくのに効いてます。板門店にあんなフレンドリーな人々がいるかはどうか知りませんが、引き込まれてしまいました。女性の調査員に強さを感じなかった点が、日本的に言うと昔のトレンディ―ドラマしちゃったみたいでいやでした。私にとしては、今のところ今年一番の秀作。 9点(2001-08-06 22:30:10) |
52. ジャッキー・ブラウン
タランティーノの映像と音楽の趣味は大好きです。この作品もクレーン撮影の長回しでアップにせず遠くまで車を写し、そこでおしゃべりな手下がしゃべり始めた瞬間撃つシーンなど好きな場面がいっぱい。基本的に同じ技巧をつかっていそうだけど、タランティーノなりの応用があると思います。くささの1歩手前でふんばっている演出もすきです。 9点(2001-08-04 10:17:16) |
53. 劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
《ネタバレ》 大人が真面目にふざけるというのはこの事だ。もう、推理とかトリックとかは酢の物になっている。大事なのは、阿部ちゃんの過去の写真や、松平健が白馬に乗ったりすること。インチキ野郎をインチキ野郎で終わらせる基本が出来てれば、これからも御ふざけに期待します。にゃむ。 [映画館(邦画)] 8点(2010-05-25 19:51:08) |
54. ザ・マジックアワー
勘違いの美学。人生、勘違いしている時が幸せなのだ。いい監督・脚本は役者を揺れ動かす。佐藤浩市の新境地を見た思い。 服装も最高。洋品店ばんざい。 [映画館(邦画)] 8点(2009-09-29 20:28:43) |
55. マークスの山
時々、急に思い出して無性に見たくなる作品。推理サスペンスに山岳、精神障害、学生運動など興味のあるものを絡めてあるせいでしょう。孤独感、喪失感を出演者全員に感じます。それを豪雪の山が包み込んでゆく。小林稔侍のキレ方は印象に残ります。 [ビデオ(邦画)] 8点(2008-05-04 22:27:18) |
56. ヘアスプレー(2007)
ずっと微笑みながら観ていました。会話シーンは少なく、音楽とダンスで固めて多幸感を沸きあがらせる作品。映画としてはストーリーのはまり具合は薄い。良いコンサートを見た心地よさに近いと思う。楽曲が耳触り良くて、のれますね。全ての危機を愛で乗り越えている形が痛快だ。世も変化し、人も変われるんだと、出演者が全員躁状態で体現しています。躁の畳み掛けで試写会場(東京厚生年金会館=音響◎)に拍手が聞こえた。公式サイトに何度もお邪魔してお歌♪を聴いています。 [試写会(字幕)] 8点(2007-09-24 15:31:12) |
57. 砂の女
安部公房恐るべし。因習の暗喩(管理社会の比喩というよりも、私はこちらを感じた) 。砂そのものの中に住む、いや、住まわて因習を受け入れている女だった。こうなると、使命ともいえる。そして、アリ地獄のごとく因習に縛られる男。少し間違えれば、私の嫌いなアングラ的表現になってしまうのだが、これは表現が写実的なのだ。こんな地方があるわけないのに、砂の世界が、やけにリアル。おどろおどろしい役の岸田今日子が何故か可愛らしい。「ミザリー」の原型では?。「ミザリー」は暴力で押すが、今作品の女性は、ひたむきなのです・・。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-23 17:00:19) |
58. フラガール
《ネタバレ》 いいぞ。泣くぞ。笑顔を目指すための努力が感動を誘います。皆が、背負うものをフラダンスで腰をきめて、どっこいしょと持ち上げ耐えている。そんな姿が美しくないわけが無い。「スウィングガールズ」に生活(実に重い)を練りこんだような秀作。蒼井優のラストスマイルは、弾ける達成感を感じる。この人は笑顔だけで相当稼げる。テーマパークの先駆け「常磐ハワイアンセンター」に、このような愛と勇気がひそんでいたとは(と単純に考えさせて頂きたい)。炭鉱からハワイ作ってしまうんだから、世の中やる気んなりゃ何でもできるぜ。 [試写会(字幕)] 8点(2006-09-04 18:36:12) |
59. 茶の味
《ネタバレ》 お笑いのブロックをひとつひとつ積み重ね、日本の和やかな家族像をさりげなく描いた逸品。ギャグを引っ張りすぎて薄くなっている所があるので、もう少しお笑いブロックは削ってコンパクトにするべきだったとは思う。よって、2時間超の長尺に少し疲れる時も・・。もう少し人間ドラマを作るか、2h以内でびしっと決めて欲しかったです。それでも石井ワールドはいいなぁ。奇跡の神秘、我集院・浅野バンザイ。田中○○がアップになった時なんてエクスタシー。映画で人を笑わすことは大変難しいと思うのです。満足投稿。次回作がもうそこに来てるのに~♪(田中○○)。 [DVD(字幕)] 8点(2006-03-06 17:08:24) |
60. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 つらいですね。ラストはせめてもの微量なハッピーエンド。私としては、せっかく記憶をなくしたのだから、娘を外へ出してあげればいいのにと思った。それにしても、社長は長々とこんなこと考えて生きてきたのか。逆恨みに近い妄執のサド。自分の責任はどこへやら 。あんな狭い地域で、姉に手を出し昼間校内でいちゃつけば噂にもなるでしょう。こんな気持ちになるのもオルテスの一生懸命さに心がいってしまった結果か。おじさんもシェイプアップしてお洒落にすると見れるようになりますね。15年間といえども想像訓練だけであれだけ強くなってしまうのはさすが漫画という感じ。強すぎて最初はアンドロイドにされたのかと思った。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-03 22:28:09) |