41. エリン・ブロコビッチ
普段は衛星とかCSでは映画を見ない。というか、最後まで観れない。途中でどうしてもチャンネルを代えてしまう。しかし、この映画は珍しく最後まで続けて観れた。それを自分なりに分析すれば、ダメダメ人生から少しづつ変わって行く主人公に共感したのだろうと思う。よくよく考えれば今の仕事や人生に少なからず疑問をもっている最中に見たと言うことも含め、この映画は「人生の生きがい」に疑問を感じている時に見れば良いのではないかとふと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-04 12:47:52) |
42. ナポレオン・ダイナマイト
「ナポレオン・ダイナマイツ」この映画史上最強とも言える名前。日本で言えば「爆裂信長」君とでも例えられるのでしょうか?(^^;)さて、この映画、実に淡々と進むのです。ウダウダとしている主人公やその家族、友人たち、驚くくらい何もないアイダホに、どうやってこの物語を収拾するのかとても居心地悪く感じますが、最後にキレイにまとめて、最高の爽快感だけを残してくれる素敵な映画です。いやはや映画大国アメリカの底辺の広さを感じさせる映画とも思えます。 [DVD(字幕)] 8点(2006-05-16 13:25:40)(笑:1票) |
43. Mr.&Mrs. スミス
それまでの流れを無視して、一瞬「明日に向かって撃て」のようなラストなのか?と思ったのもつかの間「マトリクス」風味。お気軽なデートムービーです。結構好感。 [映画館(字幕)] 6点(2005-12-12 08:44:25) |
44. ハート・オブ・ウーマン
映画の前半は男性向けのラブコメ、後半は女性向けのラブコメのような気がする。女性の心が分かるという能力は、女性にとって「もっとも恐るべき超能力」じゃないかな?ほらほら、これを見ている女性の方、あなたの周りにこんな能力を持っている男がいたとしたら…貞子を目撃するより怖いでしょ(^^;)だから、この映画の脚本チームは困ったと思うんですよね。「いかん、このままではこの映画は『男のためのラブコメ』になってしまう!!!マーケットが狭すぎる!!」って。だから、後半は普通のラブストーリーへと無理やり変更するしかなかった…。あと、個人的にはこの設定でイギリスのスタッフ、主演をヒュー・グラントでリメイクしてほしい。もちろん、オチは書き直しで。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-06 13:57:07) |
45. ALWAYS 三丁目の夕日
汚ったねぇ街並ではあるが、人々の力が満ち満ちていたように感じた。たしかに出来過ぎなエピソードの羅列であり作られた感はヒシヒシとする。しかしノスタルジーだけって訳では決してない何かがこの映画にはあるように思う。そこが何かと聞かれても分からない。ただ、そう思う気持ちになれる映画は希少である。配給会社の回し者になるのはシャクではあるが、昭和40年代中盤以前に生まれた人は見る価値有りだ。この映画はここ5年の邦画のNo.1と思わざるを得ない。 [映画館(字幕)] 9点(2005-11-09 09:42:56) |
46. ステルス
火災でステルス機能が消失するって何?特殊塗料?マッハ3以上で飛べば摩擦で相当な高温になるはずだが…それに以上に戦闘爆撃機が他国の施設や機材を破壊するだけで十分にテロ活動…などなど突っ込みどころ超満載な映画。いやいや、これはこれで面白い。映像と音だけで十分面白い。特にABの音割れまで再現しているのは実機が側で離陸しているかのようであった。あれで灯油の匂いもほのかに映画館内に流してくれたら臨場感は完璧だったろう。こればかりは映画館でなければ体験できにくい…あとプガチョフのコブラみたいな機動でスホーイを撃墜するって…あまりと言えばあまりな話で笑います。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-19 09:22:43) |
47. 忍 SHINOBI
思ったよりは良い映画です。単純明快。役者の演技については少し違和感があるのですが、演出なんでしょう。さて、海外での公開を意識して作られたのでしょうが、本当に海外の日本観を日本人が真似して映画を作る必要があるのでしょうかね?集落内の平行棒みたいな構造物はなんなんでしょう?鍛錬用の鉄棒?鳥居じゃ…ないよね…。でもさー、海外で受けるって「七人の侍」とかでも分かるように、海外の日本観に日本人が合せる事が最初のハードルじゃないように思うのだけど…。もっともこのようなファンタジーに脚色しないと超人的忍者に現実味がなくなるって事かもしれない、と前向きに考えよう。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-04 09:03:31) |
48. シン・シティ
予想以上に評価高いですね。バイオレンス物って根本的に苦手な私はかなり引きました。R15指定だったから嫌な予感はあったのですけどね。しかし、「ウップ!」「ゲゲゲ!」とか思っている内にあれよあれよと時間がたち、まさにあっという間に終了となったこの映画。楽しんでいる新しい自分を発見したのが一番の収穫だったのかもしれません。超人ハルク見たいな奴がローク?最後までわかりませんでしたよ。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-03 08:51:51) |
49. アマデウス ディレクターズカット
人は誰しも自分こそ特別だと思っている。特に自分が一番得意とする分野であればなおさら。しかし、世間には自分より勝れた人はいるものである。その人に出会わないからこそ、人は幸せなのかもしれない。「その人」モーツァルトに出会った運命がサリエリの人生。プライド高く、幼児性の抜け切らない妻のコンスタンチェを筆頭とする宮廷人には永久に理解できないであろうモーツァルトの才能を知るゆえにサリエリは最大の理解者であり敵となってしまう…この映画は人に持つ善悪のコンプレックスを実に巧に表現している。そして多くの人にとって残酷な映画であり、「主人公」サリエリを笑い、憎める者のどんなに幸せな事か。なぜならば、その人は本当の天才か、人生の不幸を知らない人であろうから。 [DVD(字幕)] 9点(2005-09-23 12:30:03)(良:1票) |
50. イブラヒムおじさんとコーランの花たち
最終的に通りの娼婦みんなと「なかよし」になってしまうモモ。支えあいの精神…(笑)90分足らずの映画でありながら、どこと無く暖かい気持ちにさせてくれる。なかなかに良いと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-22 08:42:43) |
51. シンデレラマン
まさに「あしたのジョー」です。男としては、手に汗握る。うん?じゃ、白木葉子はセルヴィガー??? [映画館(字幕)] 8点(2005-09-20 08:38:19) |
52. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
かなりぬるく感じた。主人公の喜怒哀楽が押さえ気味なためか周りと主人公の関係の変化がわかりにくいのは残念。しかし、象は頭が良いんですねぇ~それが一番印象に残ってしまった… [映画館(字幕)] 5点(2005-09-04 13:07:41) |
53. Mr.インクレディブル
滅多に吹替えでみないのですが、三浦友和の吹替えはプロの声優かと思ってました。確かにアニメなどで活躍する声優さんとは違い地味ではありますけど、映画そのものを壊さない程度の控えめさは声優一本の方より良かった気がします。もっとも配給元の思惑は話題づくり先行なんでしょうけど…。 [DVD(吹替)] 7点(2005-08-31 08:56:58) |
54. 最‘狂’絶叫計画
こんなの好きなんですよね。久しぶりに映画で笑ったような気がします。またDVD特典での違ったエンディングも面白かったですね。チャーリー・シーンがまじめな顔してコメディに出ているのは相変わらず私のツボですしね。実にザッカーらしいアホらしい笑いもツボだったりする。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-29 11:24:26) |
55. ヒトラー 最期の12日間
榴弾の弾着音がBGMのベルリン陥落直前の総統地下壕、憔悴し諦め切った軍首脳部と現実を直視しようとしないヒトラーもついに4月22日にあきらめる…。しかしその後も地下壕の外ではモーンケSS少将ら武装SSや国防軍の必死の抵抗が続いている…ほんの少しだが原作から脚色されているが、ほぼ想定される史実どおりの展開(マルティン・ボルマンの運命には異説もあるが…)であり実に良く出来ている!私生活でのヒトラーは申し分の無い紳士で人当たりも非常に良かったと言われている。その一方で人種絶滅などを推し進める極端な2面性。この両面を一本の映画の中で描ききったのは初めてではないか?考証的にも非常に良いと思う(SSルーンの使い方に疑問を感じなくも無いが…)さすがドイツ製作の映画。ただソビエト兵の略奪・暴行のシーンは一切無かったですね…味方を撃つ人がやはり大悪人であると思うのか、外交配慮というか敗戦国の悲劇と言うべきなのか…。 [映画館(字幕)] 9点(2005-08-22 11:53:30) |
56. ガール・ネクスト・ドア
いやーーーッ、アホです。でも、隣にキレイな女性(おまけにAV系…!?)が住んでいたら、高校3年じゃ妄想全開になるってもんです。もっとも、この映画を見て、アメリカの高校生は日本より進んでいるとか自由だと思っていたんすが、この手の主人公を立てるところから想像すると、意外にマジメなのかもしれないぁ~と思ったりもしました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-25 08:47:23) |
57. レディ・キラーズ
ルパン三世に同じような話があった気がする…。という以上にブラックジョークは笑い話だけにしてほしい。映像だと少し重苦しいかな? [DVD(字幕)] 5点(2005-07-20 08:54:33) |
58. いま、会いにゆきます
この映画って…「子供」「病気持ち」「悲しい別れ」感動しろ!のオンパレード。これに「動物」が入っていればあざとらしくて見てられなかった。それに!たっくん!…カレーの調理を失敗する人間なんて葛城ミサトしか知らん…。大体、邦画って涙を無理強いし過ぎる!!泣かす事できればヒットするという誤まった考え方のせいじゃないのか?なんて「ブツブツ」言いながら鑑賞。チッ!最後は感動しちまった!俺の負け負け!はいはい。けど、癪に障るのでオレンジ…で-2点。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-12 12:16:19) |
59. 16歳の合衆国
ウ…なんとも、不思議な映画。理由なんて無いという動機に少し違和感を覚えつつも、人の悲しみに敏感すぎる主人公の気持ちも分からなくもない気がした。しかし、障害を持つ少年を殺す動機としては、説得力に欠ける。もしも殺された少年が悲しみの深遠にいたとしてもそれを終わらせる権利が主人公にあるとも思えない。こう考える事が私が悪い意味で大人になったという事なのか?理由を求めるのが、一つの悪ならば、全ての行為を肯定しなくてはならなくなるという恐れを感じてそう思うのかもしれない。実際に社会は全ての行為を肯定してくれるほど安直でも優しくも無いという事を薄々知ったせいかもしれないなぁ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 17:10:36) |
60. ブラッド・ワーク
残酷な死体を殊更に強調するところもなく良質なサスペンスだと思う。残酷シーンが嫌いだからサスペンス物は見ないけど、それさえなければ結構好きっという僕にはぴったりと言えるだろう。イーストウッドを映像で観るとこの頃神様のように思えてくる…。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-07 09:02:15) |