41. ディープ・ブルー(1999)
面白かったクリフハンガーの監督作品と言うことでみてみました。タイタニックの水攻めにジョーズの鮫が加わったダブルパニック。腕がちぎれたり、胴体が真っ二つとかちょっと残酷場面もあったがすさまじい迫力。楽しめました。レニー・ハーリンの映画は面白い。 8点(2003-04-21 14:59:56) |
42. 用心棒
丑寅対清兵衛の賭博のシマをめぐる勢力争い。音質が悪くて台詞がよく聞き取れなかったせいもあるが黒沢映画としては今一。65点 7点(2003-04-21 14:58:59) |
43. 巴里のアメリカ人
歌と踊りが満載のいかにもジーン・ケリー映画という感じ。終わり直前の長~い踊りはちょっと飽きますね。ストーリーも特に目新しいものはなく65点ですか。 7点(2003-04-21 14:58:17) |
44. めまい(1958)
妻を殺したい。そのための完全犯罪は。なるほどいかにもありそうな手口でした。映画は終末へ向けて一気に加速していきます。そこに行くまでが多少長いので飽きるところも。7点位ですかね。 7点(2003-04-17 11:12:29)(良:1票) |
45. サウンド・オブ・ミュージック
アルプス、オーストリア、お金持ちの大邸宅、かわいい7人の子供、修道院、歌と家族愛、清らかで美しくて…・ ナチによるオーストリアの併合という適当な薬味も。まさに絵に描いたような美しい物語です。 8点(2003-04-17 11:11:36) |
46. モダン・タイムス
いや~、面白かったです。お腹がよじれる位笑ってしまいました。文句なし、満点です。 10点(2003-04-14 15:33:34) |
47. たそがれ清兵衛
邦画は余り見ないのですが、今話題の「たそがれ清兵衛」を見ました。さすがは各種映画賞を独占しただけあって、見応えのある素晴らしい映画でした。切腹を拒む男を藩命により一人で討ち取りに行く所、清兵衛としては五分五分、いや六分までは死を覚悟していたはずだ。そういう状況で、これまでの恋心を初めて打ち明けます。何か切なくて、胸が詰まって、泣けてきます。幕末のわずか50石取りの下級武士、内職しなければ生活できません。籠城した男も、浪人になって食うや食わずの極貧生活、やっと就職でき藩のため一生尽くすぞと誓ったのもつかの間、今度は上役がたまたま反主流派だったために切腹を命令される。そんな理不尽さを清兵衛に語る。自分ではどうしようもない事情で人生が翻弄される時代、そんな時代に生きた貧乏下級武士の心情を映画に写し取りました。 9点(2003-04-11 12:55:32) |
48. お熱いのがお好き
ドタバタ喜劇なんだからといってしまえばそれまでなんですが、これははっきり言っておもしろくなかったです。笑える場面も少なかったし、ストーリーも単純だし、情緒もない、そうユーユアというセンスではなかった。トニー・カーチスとジャック・レモンの女装の面白さに頼りすぎてしまったという感じですね。 5点(2003-04-08 11:43:33) |
49. クリフハンガー
最初から最後まで息をも尽かせぬスリルとアクション、全く飽きさせない素晴らしい映画です。標高4000メートルの撮影も大変だったろうし、山の壮大な風景の中での死闘は本当に見応え十分でした。アクション映画として文句なしの10点 10点(2003-04-06 11:51:22) |
50. 戦場にかける橋
捕虜といえども将校は、労役に服する義務はないという国際条約を盾に、銃口を突きつけられても応じないイギリス人将校。捕虜になっている部下の志気を鼓舞するため橋の建設に協力するイギリス人。実話かどうか知りませんが、この辺がテーマでしょう。建設が予定通り進まないため夜一人で号泣したり、いざというときはいつでも切腹する用意をしている日本人部隊長の斉藤大佐。少々滑稽と思われるところもあってやや緊迫感の欠けた画面もありました。ラストシーンはいささか不可解でした。橋建設を指揮したニコルソン大佐が本当は日本軍に協力したのではないかと気づきあわてて、爆破スイッチの所に駆け寄ろうとしたとき爆弾が近くで破裂。倒れたものの、のんびりと帽子をとりチリを払ってかぶります。そこで改めて気を失うかのようによろめき、倒れたら、そこは丁度爆破装置のスイッチの上であり、列車もろとも橋が爆破されます。爆破しようとしたのなら、帽子を取るなんてせず必死でスイッチに近づくはず、この大佐はいったい何をしようとしたのか、たまたま偶然スイッチの上に倒れたから爆破できただけなのか。今一分りません。 6点(2003-04-04 17:36:24) |
51. カサブランカ
アメリカ人の好きな最も好きな映画第二位ということで見ました。ラブストーリーというジャンルに分類されていましたが、それだけではありません。第二次世界大戦さなか、今日脱出しなければ明日死ぬかも知れないという極限の中での生き方。ドイツ兵が大きな声で客を無視してドイツの歌を歌う。苦々しい思い。しかし、突如一人の男がフランス国歌を歌おうと叫び、大合唱が始まります。。感動しました。思わず涙。夫を助けてくれるなら、昔の恋人の所に戻ってもいいという女性、わたしはいいから妻と一緒に逃げてくれと言う男性、裏切った女を憎みながらも、やっぱりあの人のためなら、そして、今は金のために賭博場のオーナーだが、もとは常に弱者を助けてきた勇気ある男。そして、最後は命を捨てることを覚悟して夫妻を助けます。当然逮捕すると思っていた警察署長が「誰かが撃ったんだ」と。見応えがありました。第一位の「市民ケーン」にがっかりした後だけにこれ程の映画とは思わずおどろきました。イングリット・バーグマン、美人の女優という事で名前は知っていましたが。映画を見るのは初めて。さすが、スタイルもいいし綺麗ですねえ~。彼女の他の映画、見ますよ。 10点(2003-03-31 17:52:56)(良:1票) |
52. 第三の男
DVDの付録に淀川長治の解説が付いていて、映画の教科書のような見事な作品ですと。やっぱり音楽が印象的ですね。アントン・カラスのチター。下水道の地面への出口、鉄格子の下からオーソン・ウェルズ演ずるライム・テイラーの指がむなしく空を掴む。遠近法の見本のような三角形の構図がずっと向うまで続く道を、マーチンスを無視してテイラーの恋人アンナが通り過ぎていく。有名な画面ですね。 8点(2003-03-27 12:54:09) |
53. わが谷は緑なりき
地味な映画です。炭坑に勤める一家の物語。息子達のいじめ、けが、失業、独立、事故死、娘の結婚、離婚、ストライキ、次々襲いかかる災難、一時の幸福、今も昔も変わらぬ名もない貧しい一家の物語。アカデミー賞受賞作品と言うことで見ましたが、100年前という時代背景ということもあるのか、今ひとつ感動が伝わりませんでした。 5点(2003-03-25 16:04:03) |
54. 踊る大紐育(ニューヨーク)
「雨に唱えば」がとっても良かったので、その延長で期待して見ました。ミス地下鉄とジーン・ケリーとのドタバタが楽しかったのですが、全体としてはもう一つと言うところ 6点(2003-03-23 12:30:39) |
55. JAWS/ジョーズ2
《ネタバレ》 最後の高圧電線をかんで鮫が燃え上がるところは迫力がありましたね。それ以外は特に盛り上がりがなく平板。第一作目には遠く及ばない出來です。 5点(2003-03-20 11:53:34) |
56. 帰らざる河
ラストシーンが良かったですねぇ~。ロバート・ミッチャムがマリリン・モンローを担いで強奪してしまう。男らしい~。カッコイイ~。そして不要になった舞台用のハイヒールをぽんと捨てる。しゃれてますね。いいですねぇ~。モンローは美人だし歌もいいし。広大な大自然、激流、インディアン。西部劇の醍醐味がたっぷり味わえました。楽しかったです。 9点(2003-03-20 11:51:24) |
57. ジャンヌ・ダルク(1999)
姉を殺し犯した憎んでも憎みきれない英国兵。神の啓示を受けて母国フランスのために敢然と立ち上がったジャンヌダルク。余りにも有名な史実ですが、映画になって改めてみますと、その勇気、気概、信念の気高さに驚嘆すると同時に尊敬しますが、最後の火刑の場面では、思わず目を背けるほどの悲しみで一杯になります。15世紀の習俗、文化、生活振り、宗教裁判、戦争。600年近い昔を目の当たりにして歴史を思い起こすという意味でも感慨深い映画でした。 9点(2003-03-17 15:14:00) |
58. ロボコップ(1987)
一言で言えばドタバタ、オチャラケ紙芝居。ロボットもちゃちだし、台詞も動作も漫画っぽい。近未来のSFとは言え、ストーリー、場面にリアリティが感じられない。 4点(2003-03-14 11:53:38) |
59. エイリアン3
エイリアンはSFスリラー映画の決定版。1も2も3もみんな面白い。それぞれ監督が違うのですが、あの怪物のキャラクターが抜群にいいのでどの映画も力作で実に面白い。また2時間手に汗握って楽しませてもらいました。 9点(2003-03-10 11:44:38) |
60. タクシードライバー(1976)
仕事が特に面白いわけではない。恋人もいない友人もいない。しかし、何かやりたい。やらなければいけない。そんなストレスがだんだんたまっていく。アメリカは銃社会。簡単に強力な銃が手にはいる。とりあえず買う。そしていつでも使えるよう練習する。この辺恐い。よくある犯罪者のパターン。世の中、人間に対する言いようのない不満、怒り。相手は誰でもよかったのではないか。たまたまコンビニで強盗にであったから殺した。大統領候補でもよかった。見つかったから逃げた。売春宿から逃げたがっている少女を知った。行ったら別に今は逃げたいとは思わないと言う。あのときはラりっていたからだという。こうなったらもう構わない。売春宿に巣食っている連中も殺して力づくでもあの女を出すぞと。ラストは皮肉にもちょっとした英雄に。こういう人はいつでもどこでも沢山いるような気がする。 7点(2003-03-10 11:43:47) |