41. リービング・ラスベガス
エリザベス・シューのような娼婦に出会って、酒で死ぬなら本望だなあ。この映画のビデオ、美人の娼婦にプレゼントした。でも、彼女ちっともやさしくなかったよ。覚せい剤から立ち直ったこと自慢してたな。そんなことに呆れたおれも、やさしくなかった。あのころ上潮だったからなあ。今は、この映画他人事じゃない。エリザベス・シューには会えず、ひたすら孤独に死ぬのが、現実かも。 7点(2002-02-06 14:05:44) |
42. 奴らを高く吊るせ!
ロードショーでみたときは、マカロニの真似、の印象でしたが、幾度か見返すうち、「なかなかの傑作」と思うようになりました。ラストがちょっと尻切れトンボなのが残念ですが、特別な地位にあるマカロニ三部作を含めてもイーストウッド西部劇の最高峰のひとつかも知れません。音楽もとてもよかった。 7点(2002-01-27 20:07:18) |
43. シー・オブ・ラブ
愛した女が、容疑者。殺人犯かもしれないという設定がなかなかいい。エレン・バーキンが、くずれていながら凛々しい不思議な魅力をかもしだす。エレンにプラス一点。 7点(2002-01-21 15:09:11) |
44. 異聞 始皇帝謀殺
NHKの昔の大河ドラマみたいだが、重厚で、歴史好きには楽しめる。 7点(2001-12-28 16:55:20) |
45. 俺たちに明日はない
ボニー役は、最初ナタリー・ウッドに打診したそう。ベレー帽は、彼女には最高に似合ったし、チンピラの癖に詩を作って見せるような「小賢しい」(淀長さんのナタリーへの評。彼はNATが嫌いだった)役はお手の物だったから、ぴったりはまっただろうに。NATファンのわたしとしては、残念。結果、フェイ・ダナウェーも悪くはなかったが。 7点(2001-11-26 16:00:29) |
46. 大盗賊(1963)
若き日の「桜井浩子」は、奇巌城の冒険の方でした。 7点(2001-11-07 15:18:15) |
47. サムライ(1967)
アラン・ドロンの香水の名になっちゃいましたが。元は映画です。なかなかスタイリッシュで格好いい映画でした。 7点(2001-10-31 16:19:52) |
48. サブリナ
映画としてはテンポもいいし、楽しめる。伝説の妖精オードリーのあたリ役だけに、ジュリア・オーモンドが許せるかどうかが分かれ目。個人的には許す。大いに許す。 7点(2001-10-31 15:55:40) |
49. 蜘蛛女(1993)
イマジンさんの評にもうなずきますが、これはキャラクターの面白さを楽しむ作品だと、思います。特にレナ・オリン。「心のままに」の知的な彼女も好きですが、この作品での強烈な個性には頭がくらくらしました。これを書いていて、ふと池波正太郎の作品を思い出す。構造的にどうということないんですが、この作品のように登場人物で読んでしまう。ゲーリーの役なんかは「人間はいいことをしながら悪い事をし、悪いことをしながらいいことをする」という名セリフにピッタリでしょう。レナ風悪女も出てきますしねえ。ううん、脱線しましたが。レナが時代劇に出たら役名は「おリン」でしょうか。われながらくだらん。 7点(2001-10-29 16:34:40) |
50. 椿三十郎(1962)
中学生のとき(それでも再上映ですが)観た。とても面白かったのだが%2C今観るとセリフが多すぎて%2Cうるさく感じる。黒澤の映画全部にそういう感じを持つ。押し付けがましいのよね。もちろん十分魅力的な映画なのだが。それからちょっと気になるのが%2C室戸半兵衛の位置づけ。そこまでうるさくいわなくてもいいかも知れないが、大目付の片腕というだけで%2C藩の中でどういう地位にあるか分らない。 7点(2001-09-27 14:22:33) |
51. ラスト・アウトロー<TVM>
90年代に創られた西部劇のなかではベストの水準。でも、マカロニ世代としては、リー・バン・クリーフ、ジュリアーノ・ジェンマで観たかった。 7点(2001-09-10 16:20:50) |
52. 34丁目の奇跡(1994)
好きな映画。でもオリジナルはもっと好き。ナタリー・ウッドのデビュー作だもの。 7点(2001-09-10 15:53:39) |
53. ゴジラ(1954)
リアルタイムで観たゴジラは、「キングコングVSゴジラ」が最初。自分で「見たい」と親にねだった最初の映画かも。この初代はずいぶん後でみた。伝説になっちゃってるので、批判しにくいが、その当時の率直な感想は、早くゴジラ出て来い。白黒で暗い画面で、ゴジラよく観えんぞ。これ、ぼくだけでなく、同世代で似た感想持ってる人多いのであえて投稿。かえって大人になってから見直しましたが。子供の頃の評価なら4くらいかも。 7点(2001-09-10 15:33:53) |
54. 水曜日に抱かれる女
確かに「奇妙な味」のある作品。女には、「だます」だけが目的でない、人生の深い部分への復讐がある。語らずともそれを感じさせるところ、なかなか。ただ、ラスト、男がピンチを脱出する方法がピンとこなかった。「ミッシッピの人魚」みたいに、いっそ承知でだまされてやったら?ま、人事ですから。 7点(2001-08-10 14:40:08) |
55. 宋家の三姉妹
日本軍の戦車、遠目ではっきりとはしないが、97式中戦車改に見える。史実なら89式だが、いずれにしろ本物(らしい)旧軍の戦車に現代の映画で出会えるとは思わなかった。造ったのか、人民解放軍から借用したのか?名作をよく勉強して重厚な作風。日本映画はもう真似すら不可能。 7点(2001-07-31 11:44:10) |
56. 続・悪名
新悪名、田宮は、貞の弟・清次(二?)ででてます。貞よりドライで面白い。こういう力のある邦画が絶えて久しいです。 7点(2001-07-25 18:41:34) |
57. マーズ・アタック!
地球防衛軍のリメイク?火星人が米ゴジラではなく東宝ゴジラのファンなのは、その礼か?(ちゃんとクレッジトされてました)。しかし火星人の間抜け振りとMニコルソンのあほぶり合計しても,名優・土屋嘉男の全身全霊かけた「お間抜け」には,かなわない。それにモゲラ出てこんし。IDへのティム・バートン的回答がこれだとするなら,アルマゲドンへのカウンターとして,妖星ゴラスをリメイクさせたい。今度は,ペギラ忘れずにね。 7点(2001-07-24 14:35:04) |
58. 雲の中で散歩
米国行きの飛行機〔HISで購入した格安のKL)の中で観た。字幕なしでも理解できる単純なストーリが言い。そうなると分っていても,後味のいい結末もよい。好きな作品。 7点(2001-07-22 17:02:13) |
59. ウエスタン
西部劇への挽歌。映画版よりやはりビデオの完全版がいい。映画の出来は、夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマンの方が、上ですが妙に魅力のある作品。善玉イメージの強いヘンリー・フォンダに悪役やらせたのは批判あるようですが、彼の全キャリアの中でも、最高にかっこうよく、味のある役の一つではないかと思います。 7点(2001-07-22 16:39:02) |
60. ボブ&キャロル&テッド&アリス
渋谷の東急文化会館の映画館でロードショーで観た。ナタリー・ウッドは初恋の人です。 7点(2001-07-21 17:22:34) |