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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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41.  フローラ
観ている時間よりも、それが意図するものを考えている時間の方が遥かに長いという、罪作りにも程がある作品。呆気に取られてしまうほどの超短編。ただ縛り付けられた野菜人間が腐って行くだけの作品で、おそらく大抵の人の思考は、「人生の無情や無常を表現した作品だ」というような見解に帰結するだろうと思うし、私もそれ以外もっともらしい見解が浮かばない。実際の所はよく分かりません。爺のやり逃げです。罪作りな作品です。
7点(2004-10-23 13:38:55)
42.  ワイズマンとのピクニック
感情の介在しない団欒。草の上で伸びやかに動き回る家具たちは確かに愛らしい、でもそれを見て覚えるのは、皮膚の一歩下がざわめくような、不確定で不気味な予感。何かあるぞ~。オチに何かあるぞ~。ヤン爺は邪悪ぞな~。何というか10代の時分、笑いながら生徒を殴るキの字な先生を見て、ゾッとしたような感じ。視覚的に呈出しているものと内在しているものが一致せず、そこにはあるべきよう処理された正常な感情が介在していない、と感じるような。一般論ではないかも知れないけれど、私は感じたのは、そんなことです。
7点(2004-10-19 23:17:45)(良:1票)
43.  ハモンハモン 《ネタバレ》 
どうしよう、登場人物みんなアホだぞ…。1人もまともな人がいないぞ…。困り果てて頭を抱えた。しかも最後にゃハムで殴り合うし(アレにはケラケラ笑いました)。こんな節操のない目茶目茶な人間関係に対し、何を思えというのか…。狭い隣人同士でみんな繋がっていて、例えるなら「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルス」肉欲版。何だかんだ言って、実は楽しい。
6点(2004-10-19 20:20:46)
44.  富江 replay
宝生舞が好きなんで、何気に満足しました。
4点(2004-10-19 20:17:17)
45.  さよなら子供たち
涙が、零れそうで、零れない。そんな、最後の瞬間の、少年の目。
5点(2004-10-19 20:04:11)
46.  マッシュルーム(1995)
こんなに食べ物をことごとく不味そうに見せることに成功している作品を観たのは、ヤン爺の作品以外では初めてです。ちょっと一見に値しますよ。ビデオパッケージの雰囲気からノリノリのブラックコメディかと思っていたのに、いざ観てみると映像のトーンがひどく暗い上に黄色味が強く、何やら無駄にアーティスティックな雰囲気すら醸し出されている。人生に一段落付けて、人生に新たな意味を見出す初老の女2人。ということで、例えるならこの物語、ブラックコメディ版「八月の鯨」。……いや、嘘です。
6点(2004-10-19 19:32:31)
47.  キッズキャッスル
赤ん坊の時分、ほんの瞬きの間だけ与えられる、枠組みもイデオロギーも制約も境界も否定要素もない、本当に自由な時間と空間。キッズキャッスル。人が、最初の喪失を前提に住んでいた城。荒唐無稽という概念がないから、その城では何でも起こる。描線だけで表現される玩具たち、それはまだまだ未発達な情報処理能力ゆえ。だけどそこには同時に、どんな解釈も許され、いかなる方向の選択も許される、良い意味での無限の間隙がある。
5点(2004-10-17 19:44:15)
48.  ユリシーズの瞳
泣きそうな気持ちで目が覚めることがある。重い夢。内容など何一つ憶えていないのに、その夢の終焉が悲しいことだけは分かる。重く長く深く辛く愛しい夢から、今しがた無理矢理引き離された、そんな喪失感と共に目が覚める。そんな夢をたまに見る。質量の大きく、密度の高い夢。この作品の背景など全然分からない。だけれど今思い返すに、そんな、長く重い夢のような作品だったような気がする。堆積する歴史。清澄な澱。静謐で肥沃な泥土。100年の孤独。この作品を思うと、ただそんなイメージが静かに湧く。
7点(2004-10-12 17:12:40)
49.  春にして君を想う
眼前に茫洋と広がる霞む大洋。それは現実でありながら同時に、老境の心象風景のようで。私にはまだ、現実と夢との間に確固とした境界線がある。でも老境に立ち、生からの分離を目前とした者にとっては、現実と夢の境界線は、私が思うよりも無価値で無意味なものなのかも知れない。2人の老人のこれは紛れもない現実で、でも同時に1つの夢のように思えた。人生はいつか終わるし、夢もいつか醒める。その両者に、何の違いがあるのか、と。
6点(2004-10-12 05:22:55)(良:1票)
50.  酔っぱらった馬の時間
相対性理論が溢れるシュールな世界。人生というものと本当の意味で戦っている人たちが、今私たちと同じ時間の中にいる。でもそこには相対性理論がある。同じなのに、違う。彼らは私たちとは全く違った時間の中に生きている。酔っぱらった馬の時間の中に生きている。2つの異質な時間の、80分の人為的な邂逅。そして、私たちの時間の為の便宜的なエンドロール。だけれどエンドロールの向こう側で、酔っぱらった馬の時間は、私たちの時間との束の間の邂逅にも気付かず、今も続く。
8点(2004-10-12 05:21:05)(良:1票)
51.  この子の七つのお祝いに
意識的に赤みを強めた画面から感じるのは、即物的な意味での「血」のみではなく、「血」が連想させる「生」や「死」や、それらが渾然一体になった、纏わり付くような業や因果の臭い。血がとても印象的に使われている。凄く怖いのに、凄く陰気なのに、凄く美しいと思った。ぞっとする位に。この日本の陰湿な美を表現した空気感、出色の出来ではないかと思う。岸田今日子の演技なんか、子供が観たら泣きます。事実、TV放送の際に母親に凄く怖い映画だと教えられて観てみた小学生以来ずっと、私のトラウマムービーでした。
7点(2004-10-07 22:53:26)(良:2票)
52.  ソナチネ(1993)
死神と踊るやくざたち。如実に表れた北野監督の死生観。死が生を内包しているのか、生が死を内包しているのか、お互いが属しあっているのか、何とも言えず限りなく同じ所にある生と死。監督に自分の自殺願望を見せ付けられているような、所詮超えられないものがあるんだよ、と言われているような映画。超えられる人と超えられない人がいる、という比喩の「ソナチネ」。タイトルの由来を知った時、心が妙に騒いだ。私はバイエルを終えてしばらくしてやめた。ソナチネには届いていない。
8点(2004-09-26 15:35:32)
53.  日本製少年
無気力や空虚を否定しない空気が、何だかもう、絶望的に好きです。90年代半ばの日本の10代を包むどうしようもない虚無感と諦念、当てどもない内的及び外的彷徨を、これ以上的確に表現した映画は知らない。その非現実感とフェイク感、ナルシシズムも全て含めて。
9点(2004-09-26 15:33:47)
54.  ベティ・ブルー/インテグラル<完全版>
補い合うと同時に、削り合っている。痛々しい共依存の物語。
9点(2004-09-25 21:46:05)(良:1票)
55.  Soundtrack
映像美とテーマ性の両方を追求し、結局“二兎を追う者一兎も得ず”な自己満足映画となっている作品は、残念ながら少なからずある(例えば「華奢~ん(仮名)」とか)。けれどこの作品の売りは映像美と音楽。それのみ!…それでいいのかよ!という感じです。「とにかくひたすら世界観に耽溺しなよ」という、ある意味傲慢な唯一無二の意図の下に構築されています。端的に言えば、長い長~い音楽プロモ。はっきり言って、映画ではないです(笑)。問題作です(笑)。そういう意味で、これから叩かれる予感はびしばしします。でも私的にはかなり好きな世界観なので、映像と音楽に8点出せます。大好きです、ああいう世界観。
8点(2004-09-25 21:30:09)
56.  死霊のはらわた(1981)
20歳そこそこのサム・ライミ。若ぁ。そりゃほとばしる情熱があるさ。とにかくそのパワーには圧倒される。この作品、そこらの量産系スプラッター映画とはレベルが違う。ステージが違う。何かもう、特別。基本的に私はホラーを観ても怖いとかは一切思わないので、ホラーを観る時もジャンル分けは特に意識せず、1つの映画作品として観ています。そしてこの作品は、1つの映画作品として傑作だと思います。この映画の持つ圧倒的な力に単純に感動しました。DVDの選択画面がまた良いですね。もういいってのにいちいち出て来る無駄にうざいゾンビ。素敵です。何か笑える。
9点(2004-09-25 21:24:58)
57.  パウダー
私はむしろ、あのラストで良かったと思う。テーマに適っていたから。パウダーの、「人は全て繋がっている」的な台詞。それを聞いて私は、この作品は、“そこにある全ての要素を含め、地球というものは1個の生命体である”という「ガイア説」的な思想を下敷きにしたものなのだな、と解釈した。パウダーによる、「万物は同じ」という提示。それは、何かが死んでも、それは別の何かの糧となり、姿を変え、形を変え、未来永劫万物の中に生き続けるということ。万物は流転するというけれど、その包括的なエネルギー質量は変化しない。地球の抱える内的エネルギー質量はとどのつまり、変化しない。彼の提示したものはそういうあまりにも壮大なことで、俗的な存在である人間には到底通じない。彼が他人に拒絶され排斥される姿は、地球という生命体の40数億年の孤独をどこか思わせた。テーマとしては、それこそとても壮大だと思う。点が低いのは、提示したテーマを消化出来ていたとはとても思えなかったことと、毛が生えないはずのパウダーに睫毛がびっしり生えていたことと、彼が水溜りに落とされた時、うっすらと肌色っぽくなっていたことが許せなかったからです。
4点(2004-09-23 19:50:29)(笑:1票)
58.  グロテスク(1995)
グロテスクという言葉を堂々と提示するのなら、もっと内的に迫って欲しい。視覚的にグロテスクなものを見せてお茶を濁すのはあまりにも即物的だし、安易だと思う(それがまた、大したものでもないし)。観念としてのグロテスクを全く描き出せていないし、何とも散漫で安い出来の駄作。何でスティングはこの映画に出たのか…。脚本の時点で駄目だろ、コレ。
2点(2004-09-23 19:46:19)
59.  花と蛇 (2003)
歩きで買い物に行って大量に買い込むと、帰り道、ビニール袋が手に食い込んで相当痛い。それを考えると杉本彩、凄過ぎます。ありゃ痛い。痛いなんてもんじゃない。素晴らし過ぎます、杉本彩。杉本彩の凄さは分かった。でも杉本彩以外の凄さが分からない。鬼才と言われているらしい監督の凄さが分からない。映画自体に凄さや濃さ、理念を感じない。ただ杉本彩が凄いと思うだけ。何というかこの作品、杉本彩の魅力だけに依存し過ぎかな、と。
5点(2004-09-22 20:11:02)
60.  マングラー
キングにハマっていた頃に原作の短編小説も読んだけれど、まさかそれが映画化されているとは思わず、その節操のなさに何だか笑ってしまった。あの短編をどう伸ばして2時間の映画にするのかと思っていたけれど、出来るんですね、一応は。かなりの無理矢理感はありますが。それにしても汚い作業所。そもそも、あんな非衛生的な設備で、本当に綺麗なシーツを納品出来るのか…?
5点(2004-09-22 20:07:52)
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