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藤村さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 113
性別 男性
年齢 40歳
メールアドレス the_die_is_cast@msd.biglobe.ne.jp
自己紹介 10点は出来云々ではなく、僕の映画観に大きな影響を与えた作品に与えています。

好きな映画監督ベスト3
1.小津安二郎
1.ジャック・タチ
3.北野武
3.ヴィクトル・エリセ

ベスト3と言っておきながら、4人。すいません

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41.  父ありき
ロシアで別の版のフィルムが発見されたらしい。音声は日本に残っているフィルムよりもかなりいいらしい。この作品はまだ30代にして既に老成しているかのような小津の父-息子観、死生観がうかがえる。また、この時期に厚田氏のカメラもほぼ完成。
8点(2004-02-13 13:40:00)
42.  恋のエチュード
外ロケでありながら完璧な映像。海に向かう斜面で3人が遊ぶときの構図の美しさといったら……。 この作品はとにかく手紙にこだわっている。手紙の内容を書き手がモノローグする不自然さを逆説的に訴えているのではないかとさえ思う。特に妹が恥ずかしい告白をしたためた手紙をジャン=ピエール・レオーが読む際、手紙にかぶさるように内容を読み上げる妹の姿が半透明に浮かぶシーンは、リアルさからはかけ離れている。 また、妹がテニスをしている最中目がくらむシーンもトリュフォーにしてはやや不自然だが、ヒッチコックへのオマージュではないか。
8点(2004-02-13 13:15:39)
43.  大人は判ってくれない
擬似父・トリュフォーの撮るジャン・ピエール・レオー成長記の第一章。しかしこの監督は人が走っているのを撮るのがうまい。終盤、ドワネルが走り続けるシーンは本当にフィルムが生きている。
8点(2004-02-13 12:56:07)
44.  モダン・タイムス
あくまでもマイムにこだわるチャップリンの誇り。「ティティーナ」を歌うシーンには鳥肌が立った。ポーレット・ゴダードはチャップリン映画のヒロインでは一番好き。
8点(2004-02-13 12:22:29)(良:2票)
45.  街の灯(1931)
チャップリンが初めて音楽も手がけた作品。実はチェロの名手らしい。あの大富豪は珍しくチャップリンが食われるんじゃないかというくらいの名キャラ。 以下はパンフレットからの引用。 『街の灯』製作中の1928年8月28日、チャップリンの母ハンナが、カリフォルニア・グレンデール病院で息を引き取った。チャップリンは母ハンナのことを「世界一のパントマイム芸人」と呼び、心から愛していた。ロサンゼルスにあるハンナの墓には一言「母」とだけ書かれている。
8点(2004-02-13 12:16:12)
46.  キッド(1921)
トラックの荷台で助けを求めるキッドは映画史上最高にかわいい。終盤の夢の世界は作品全体から浮いているが、映画作家としてのチャップリンの実験精神がうかがえて個人的にはとても好きだ。
8点(2004-02-13 11:50:41)
47.  ブギーナイツ
素晴らしい。この映画を見てポール・トーマス・アンダーソンを一生追いかけ続けることを決めた。ファーストシーンと中盤ニューイヤーパーティーでの射殺シーン、この二つの長回しはかっこ良すぎる。これに麻薬詐欺に行く家での音楽のかっこ良さも付け加えよう。だが、ただかっこいいだけではない。中身も骨太。擬似家族の崩壊と再生については皆さんに既に指摘されている通り。展開が急だったりだらだらしたりと、甘い部分もあるが、20代でこれなら天才的。マーク・ウォルバーグの演技も本作品では神がかっている。
8点(2004-02-12 22:48:42)
48.  第三の男
無茶苦茶面白い娯楽作品で、且つ芸術性も備えた映画。アメリカなら『ゴッドファーザー』、日本なら『七人の侍』。そしてイギリスはこの『第三の男』。ラストシーンはあざとすぎると分かってはいてもやはりかっこいい。あの煙草を投げ捨てる仕草といったら!
8点(2004-02-12 21:59:34)
49.  カリスマ
傑作。全ての映像が完璧。台詞も全く無駄が無い。唯一、CGがいただけない。
8点(2004-02-12 21:19:33)
50.  お茶漬の味
戦後の小津作品の中では人気が無い方だが、僕は一番好きだ。なんと言っても左分利信!淡々として表情を全く変えず、何も考えていないように見せて実は全てを了解している。渋い。最後仲直りした二人が黙って向かい合ってお茶漬をすする有名なシーンは小津の全フィルムの中でも珠玉のカット。もう一つ僕の好きなカットは、修善寺の温泉宿で、画面の手前左側に急須を置き、四人の女性が奥行きを使って絶妙に配置する場面。後ろの障子に映る庭池に反射した光の揺れといい、あの画面構成は完璧。パチンコ、競輪など、小津の戦後作品としてはかなり通俗的な要素を扱っているためかあまり評価されないが、もっと語られるべき作品。
8点(2004-02-12 20:28:12)(良:1票)
51.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
『笑えないコメディ映画』という評があったがまさにその通り。 本作品、コメディとは言ってもいわゆるつっこみは無い。いたるところに散りばめられているブラックジョークは全て流されてしまうので、「あれ、今のは笑っていいんだよね?」と不安を抱く場面が何箇所かあった。日本流の「ボケ→つっこみ」という笑いの構造に慣れてしまった僕は少々戸惑った。アメリカ・ソ連の冷戦構造を風刺したジョークも多く、当時の世界情勢をリアルタイムでは知らなかったこともジョークに気付きづらかった原因かもしれない。だが慣れてしまうと、随所に転がっている高級なジョークの数々に声に出して笑いこそしないものの(核戦争が題材なだけに)、心の中では「いいぞ!キューブリック!」と喝采を送っていた。 また逢いましょう」という歌に合わせて爆発する核爆弾は、何故か美しいとしかいいようが無かった。   これこそまさに怪作だが、ピーター・セラーズの怪演もまた素晴らしい。ストレンジラヴ博士、イギリス人将校、アメリカ大統領と、なんと一人三役も演じているのだ。事前に知っていないとまず気付くことは無いだろう。  
8点(2003-12-13 13:33:36)
52.  オールド・ボーイ(2003)
『猟奇的な彼女』を観て以来ずいぶん韓国映画を馬鹿にしてきましたが、これは観る価値はありました。設定とか展開とかはだいぶ雑ですが、テンポの良さと主人公の怪演に目はスクリーンに釘付けになります。映像もテレビドラマの延長のような状況からは抜け出しています。僕はまあ楽しめましたが、人に薦められるものじゃないですね。グロい描写がダメな人、熱すぎる人間についていけない人、姉もしくは弟がいる人、ファザコンの人、などは観ると気分を害すこと請け合いです。  主人公の回想シーンが強烈に頭に残っています。ドラクエ・FFを一通りやった人なら同意してくれると思います。
7点(2005-01-25 19:01:48)
53.  モーターサイクル・ダイアリーズ
これは本当にあの愚作(と個人的に思っている)『セントラル・ステーション』の監督の作品なのか?という疑問を抱かずにはいられなかった。ドキュメンタリータッチで、『セントラル~』とは全然演出が違うじゃないか。これは素晴らしいぞ! と思ったら川を泳いで渡るシーンでやはりベタな感動に走っていた。あそこを除けば出来のいい青春ロードムービーだったのにな。それでも今年度ロードショーされた外国映画の中では一番良かった。ゲバラのトートバッグと原作買っちゃったし。
7点(2005-01-25 18:48:33)
54.  過去のない男
「過去の記憶を全て失ってしまった」という、ストーリー展開を膨らませやすい設定を得たからといって安易に物語的なプロットで固めていくと単なるB級娯楽作品に成り下がってしまいます。本作品は設定からの誘惑に引きずられることなく淡々と地に足をつけて、主人公の行動を追っていきます。面白いセンスの音楽とユーモアで彩りを添え、良質で個性的な作品に仕上がっています。全体的に控えめでありながらもところどころコントラストの強い色調が飛び出す画面は印象に残ります。賛否両論を呼ぶ大根演技は、作品の雰囲気作りに一役買っていると思うんですが、どうでしょう?
7点(2004-03-11 20:40:43)
55.  道(1954)
もう一度見るのは辛いです。
7点(2004-03-07 17:26:36)
56.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
札束が舞うところ、いいですね。
7点(2004-03-07 17:13:53)
57.  駅馬車(1939)
戦闘シーンの撮影はどれくらいの方が怪我されたんでしょうか?あれほど危険なスタントをして無事だとは思えません。これだけのものはもう二度と撮れないんでしょうね。
7点(2004-02-25 15:57:56)
58.  惑星ソラリス
映像は綺麗といえば綺麗だけど、ただ綺麗なだけで、『ノスタルジア』に比べるとやはり訴求力は落ちる気がします。前半部分に降った雨が、実際には画面の手前しか降らせていなく、奥にいる人物には雨がかかっていないのがみえみえという雑さはわざとなんでしょうか?
7点(2004-02-25 15:44:59)
59.  非情の罠
これが商業映画デビュー作、27歳時の作品だなんてにわかに信じがたいです。構成力がとんでもなく洗練されています。一時間強の作品にサスペンス、ロマンス、アクション、ミステリーの要素が絶妙に配置されており、登場人物には語るべき部分は語らせ、それ以外のときはカメラが雄弁にそしてシャープに語ります。老獪ですね。
7点(2004-02-16 16:35:31)
60.  アニー・ホール
次にくるシーンが全く予期できませんでした。切り替えが唐突なので、本質的にずっと同じことを繰り返しているだけなのに各シーンがとても新鮮です。それがこんな地味な話を90分持たせてしまった味噌でしょう。いろんな映像手法を使ってますけど、一番面白く感じたのはアレンと精神科医の会話、ダイアンキートンと誰かの会話を分割したマルチスクリーンです。二つの受け答えがシンクロしていて、よくできているなあと感心しました。それにしてもアレンはとんでもない皮肉屋ですね。無教養な人間を皮肉り、インテリを皮肉り、そして自分自身までも皮肉ってます。結局人間なんてみんなちっぽけな存在なんだ、ということでしょうか。最初のほうで少年が言っていた「どうせ宇宙は膨張して終わるんだから」というのは意外に本心なのかもしれませんね。決して面白いとは思いませんでしたが、アレンにしか作れないであろうオリジナリティーは素晴らしいです。
7点(2004-02-15 23:03:30)(良:1票)
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