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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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41.  おかしな二人
ジャック・レモン&ウォルター・マッソー。説明不要の名コンビがアパートの一室で延々とコントを繰り広げる。ストーリー的にはほんと、大した話じゃないけれど、面白い。何故にこんなに面白いのか。この2人だから、としか言いようがない世界ですね。綺麗好きで神経質なレモンと無精者で大雑把なマッソーの2人の可笑しな共同生活。マッソーはそんなレモンのやる事なす事全てが気に入らない。他の二人の共演作でもそうなのですが、このおかしな2人が絶妙の間を作り出し、仲良く喧嘩している姿をたっぷり楽しませてくれます。ポーカー仲間のおっさん連中もいい味で、彼らが加わるタイミングも絶妙でした。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-17 22:21:09)
42.  野生のエルザ
子どもの頃にテレビで見て以来久々にDVDで見たのですが、今に見直すと感動と共に色々と考えさせられる映画です。エルザが親を失ったことも、兄弟は動物園に運ばれ兄弟と離れ離れになったことも、エルザが野生に戻るために受けた試練やその訓練中に感じたであろう淋しさも、全て人間の責任です。本来は人間も自然の一部であったはずだし、今の地球で人間に課せられている責任は重い。人間と自然の関わりや、野生の厳しさや、結ばれた絆の強さとか、身近なところではペットを飼うという事はどういうことなのかとか、エルザは色々な事を教えてくれる。子どもが見るのにもいい映画だと思うので、借りてきたDVDは字幕のみでしたが、吹き替え版もあったらいいのに、と思う映画です。  
[DVD(字幕)] 8点(2010-12-04 19:45:17)(良:1票)
43.  チェブラーシカ(1969)
実に不思議な魅力のある人形アニメです。楽しいし見ていて癒される愛らしさがある作品ですが、何でしょうかね?このあまり味わったことのない独特の雰囲気は・・・。淋しさが漂いつつもその中に明るさや無垢さがあり、どの話もチェブラーシカとゲーナの行動は人の良心に基づいている。小さな子どもにも大人にもそれぞれの感じ方、楽しみ方が出来る今に見ても良質のアニメだと思います。チェブラーシカとゲーナの表情の豊かなこと!勿論チェブラーシカの愛らしさも魅力ですが僕はワニのゲーナに惹かれました。子ども達が見たらきっとチェブラーシカの愛らしさのとりこになることでしょう。この手作り感、あたたかみがいい。
[DVD(吹替)] 8点(2010-05-17 19:50:47)(良:1票)
44.  ああ結婚 《ネタバレ》 
身勝手な男とずっとそんな男に振り回されながらも力強く生きる女。そんな二人の出会い、別れ、そして・・・。という男と女の数十年。前年の「昨日・今日・明日」に続いてのデ・シーカ監督、マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレンによる、もう一つの男と女の「昨日・今日・明日」の物語ですね。昨日まで本当に色々あった二人ですが、ようやく幸せが訪れた今日。明日への確かな希望を感じさせるラストシーンが実にいい。3人の“息子”から声をかけられたマルチェロの表情、感極まるソフィア。そんな様子を大袈裟にせずごく短時間でそっと見せるのがいい。結末は予想のつく物語ではあるのですが、その予想通りが本当に嬉しい作品です。3話のオムニバスである「昨日・今日・明日」も好きな映画なのですが、本作は出会った頃からの長い年月の2人の物語をじっくりとデ・シーカ監督が描き、2人の素晴らしい演技もじっくりと堪能できる映画になっています。
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-08 20:40:37)(良:2票)
45.  いつも2人で 《ネタバレ》 
これは時には甘く、時にはほろ苦い人生という旅のロードムービー。その構成、語り口が素晴らしい。  追い越して後方に遠ざかる車に乗っていたのは若い頃の過去の二人。無視して通り過ぎたヒッチハイカーも若い頃の過去の二人。決して時は逆回転せず、通り過ぎて行った過去には戻れないということだったのでしょうか。  でも短気でドジな青年は短気でドジな成功者になったけれど、若い頃からラストシーンまでいつまでたってもパスポートが出てこない夫。いつまでも出会った頃のままの二人ではいられないけれど、その人間の根底にあるものってそんなに変わらないもの。互いにそれを分かりあっているからラストシーンの後も「これからも2人で」旅を続けていけるのでしょう。  ゆったりとした雰囲気ながらもテンポが良く流れるような構成、演出の妙を見せてくれたスタンリー・ドーネン、そしてマンシーニの本作の音楽には心からうっとりさせられるほど素晴らしい。ドーネン、マンシーニ、オードリーが揃った映画といえば僕にとっては10点を付けた「シャレード」ということになりますが、「シャレード」から4年の時を経たオードリーのいい味が加わった本作もやはり僕にとっては愛すべき映画の一つとなっています。
[DVD(字幕)] 8点(2009-11-12 21:12:57)(良:2票)
46.  グレートレース 《ネタバレ》 
冒頭からアホなチャレンジに果敢に挑み続けことごとく失敗する教授と助手。空から真っ逆さまに墜落するは、車ごと大爆発するはで実際には確実に死亡事故ですが二人はかすり傷一つ負わない。そんなマンガのようなジャック・レモン&ピーター・フォークにまずは爆笑。この冒頭で本作は何が起こっても安心して笑っていればいい映画なんだということが見事に観る者に伝わります。お陰で最後まで安心して笑ってる間に2時間半が本当にあっという間の映画でした。いつものことながらマンシーニの音楽が素晴らしく、ジャック・レモンという俳優の素晴らしさを再認識すると共にピーター・フォークとの芸達者な二人によるベッタベタではあるのですが楽しいコントの数々には本当によく笑わせてもらいました。レモンとは「お熱いのがお好き」で楽しい女装コンビぶりを見せてくれたトニー・カーティス、紅一点ナタリー・ウッドも皆が本当に楽しそうに演じていたのが印象的。もう1回スタートするラストシーン、そして最後のオチまで最高に楽しい映画でした。
[地上波(字幕)] 8点(2009-10-02 22:55:15)
47.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
ニューヨークを舞台にしたとても素敵で楽しくてちょっとほろ苦くもある都会派ラブコメの名作。ジャック・レモンのいい味、そしてシャーリー・マクレーンの可愛らしさが印象的です。(特にラストでアパートの階段を駆け上がる表情が可愛かった!)割れた鏡やテニスラケット、ラストのシャンパンといった小道具の使い方など、ワイルダー監督の話術は本作でもやはり見事です。バクスターに思わず「良かったね!」と声を掛けてあげたくなるような微笑ましいハッピーエンドのラストシーンは話が出来過ぎではありますが、やっぱりこういう映画にはハッピーエンドが似合いますし、ハッピーエンドでなければならないと思うのです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-20 02:56:00)
48.  ローズマリーの赤ちゃん 《ネタバレ》 
ミア・ファローが夫に甘える可愛い新妻から徐々に悪魔に心を支配されて精神的に追い詰められ、その人相までも変わっていく様子に女優としての凄さを、そしてそれを引き出したロマン・ポランスキーの演出力、映画監督としての凄さを感じました。そしてラストのミア・ファローの表情が印象に残りました。赤ちゃんの鳴き声に我に返り、我が子を見つめる彼女の表情に母親の偉大さを感じました。そのラストで1つ気になったのがその場の空気を読まずにパシャパシャ写真を撮る謎の日本人と思しき東洋人。洋画を観ているとたまにこのような、その場の空気から逸脱した行動をとる恐らくは日本人と思われる謎の国籍不明の東洋人が出てきますが、欧米人の目に我々日本人はどのように映ってるんですかね?
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-04 16:08:17)
49.  明日に向って撃て! 《ネタバレ》 
ニューシネマは苦手ですがこれは何度でも観たくなる映画です。「スティング」でもそうですが、ジョージ・ロイ・ヒル監督にポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの映画史に残る最強コンビ。面白くない訳がないですよね。2人がそこにいるだけで絵になる。会話も、佇まいも2人の何もかもがカッコいい。そこに絡むバート・バカラックの音楽も効いています。“雨にぬれても”のメロディにのせての自転車に乗るシーンは名シーンですね。2人のほのぼのとした雰囲気に“雨にぬれても”のB.Jトーマスの歌声、メロディがとてもよく似合っていました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-03-16 23:58:41)
50.  チキ・チキ・バン・バン 《ネタバレ》 
子供の頃、映画好きの親父に連れられてリバイバル上映で映画館で見ました。家に帰ってからお袋に夢中で映画の話をしていたっけ・・・。その後しばらくしてTVで見た。やっぱり楽しかった。子供の頃誰もが憧れる楽しい発明や、あの楽しい主題歌、海を走ったり空を飛ぶ素敵なチキチキバンバンに夢見心地で夢中で見ていたのを思い出します。その後久しく見る機会が無いのですが、子供の頃にチキチキバンバンに出遭えたことを本当に良かったと思います。子供の頃の楽しい思い出に感謝を込めて8点献上です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-12-22 11:52:17)(良:1票)
51.  大盗賊(1961)
こういう映画にこういう結末は好きではないですが、それでも途中はずっと面白かった。 やはりフィリップ・ド・ブロカとベルモンドのアクションコメディに外れ無しです。 ベルモンドのカッコよさと、この人が持つ独特の愛嬌。 シリアスな映画(勿論好きな映画もあるんだけど)よりも断然僕はアクションコメディのベルモンドが好きですね。 フィリップ・ド・ブロカの映画には欠かせないのがジョルジュ・ドルリューの音楽。 本作でもここ一番で彼の音楽が絶妙に作品を盛り上げます。 盗賊集団の紅一点。それにしても本作のCCはお美しいのは勿論なこと、キュートな魅力が全開です。 男だらけの中にあって、キュートな魅力に赤を基調にした衣装が映えます。もちろんその、お胸元も。 本作は主演ベルモンドの映画であるんですが、いかにCCを魅せるかというところにもこだわりが感じられます。
[DVD(字幕)] 7点(2021-09-03 23:37:27)
52.  オー!
本作は青春モノという感じの映画ではないですが、 ロベール・アンリコの「冒険者たち」のようなホロ苦さと、 ジョゼ・ジョバンニの暗黒街の世界観がいい具合に混じり合った作品となっています。 どちらのベルモンドもいい。 音楽も含め、少しコミカルに感じる部分にもベルモンドの飄々とした味が出ています。 フランソワの元レーサーという設定もいかにもベルモンド。 サーキットでそのテクニックを披露するくだりも含めて、新聞記者と心を通わす時間帯も良かったですね。 そしてアンリコ、「冒険者たち」と言えばジョアンナ・シムカス。 あっという間に引退してしまった人なので、彼女の出演作はごくわずかしか見ていませんが、 本作でもその美しさは鮮烈に見る者の印象に残ります。
[DVD(字幕)] 7点(2021-08-22 13:51:00)(良:2票)
53.  男性の好きなスポーツ
ハワード・ホークスお得意のスクリューボール・ロマンティック・コメディ。 魚に触ったことも無い、釣りをしたことも無い男が釣りの本を出し、それが大ヒット。 しかし、ひょんなことからその本の読者たちも大勢参加する釣り大会に出なくてはならなくなったからさあ大変!というお話。 キャンプもしたことが無い。泳げない。釣りもしたことが無い。 およそアウトドアには縁が無い男が、釣りのコーチ役の2人の女子に振り回され、釣り大会の湖の湖畔で散々な目に逢う。 アウトドア系も、男と女系も、かなりベタなギャグの連続で、120分それが延々と続くのですが、 何回ずぶ濡れになったか分からない主演ロック・ハドソンが体を張った好演。 厚かましいのか。天然なのか。ポーラ・プレンティスもこの手のドタバタ・ラブコメらしいヒロインを好演。 映画と同じくらい釣りも好きな僕としては、そんなうまくいく訳無いやろ!というツッコミどころ満載ではあるのですが、 イマドキの映画にはあまり無い無邪気な空気が逆に新鮮だったりします。
[DVD(字幕)] 7点(2021-04-29 10:07:41)
54.  将軍たちの夜 《ネタバレ》 
1942年のワルシャワ、1944年のパリで起こった娼婦をターゲットにした猟奇殺人事件。 捜査に当たる中佐と、容疑者の3人のドイツ軍の将軍と、 事件に関わることになってしまった1人の下士官とその恋人が絡み合う戦後にまで続くドラマ。 軸となるのは猟奇殺人事件の捜査ですが、下士官と容疑者の1人の将軍の娘とのロマンス、 更にはヒトラー暗殺未遂事件である「ワルキューレ作戦」。 ワルキューレ作戦の英雄、トム・クルーズも演じたシュタウフェンベルグ大佐や、 作戦への関与を疑われたロンメル元帥といった実在する人物も少しだけですが登場します。 1本の映画としては少々欲張り気味で、ドラマが散漫になっているのは惜しいところですが、 この豪華キャスト。面白かったです。特にピーター・オトゥールの不気味さが際立っています。 戦後、猟奇殺人事件の犯人は追い詰められていくのですが、 ヒトラーを再評価する動きが出てきたり、かつてのドイツ軍の将軍が英雄として再びまつり上げられたり。 1966年の作品ですが、この頃には既にこうした動きがドイツ国内で起こりつつあったのか。 この戦後パートはそうした動きへの警鐘でもあったのでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-06 22:13:42)
55.  アルゴ探険隊の大冒険
巨匠ハリーハウゼンの素晴らしい技術をたっぷりと堪能できる1963年作、イギリスのアドベンチャー大作。 作品によって恐竜だったり、本作のように巨大な神の像やモンスターが出てきたり。 ハリーハウゼンのこういう映画はやはり楽しい。 昔の特撮映画を見ると、改めて今の映画の映像技術の凄さも感じますが、 こういう手作り感にも今のCGとはまた違った楽しさがあるし、この頃のこうした特撮もまた映画の進歩の歴史の一部。 ギリシャ神話が基になっていますが、人間界を見つめる神々がほのぼのとしていたりして、難しさは全くありません。 子どもの頃にTVのロードショーで見た記憶がありますが、楽しかった記憶しか残ってないですからね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-31 10:32:51)(良:1票)
56.  ブリット
サンフランシスコの坂道を駆け巡るカーアクションが話題になった作品。 イーストウッドも「ダーティハリー」シリーズの中でもやったし、 後の作品にも影響を与えたと思われるこのカーアクションは60年代という時代を考えると見応え十分。 しかしそれだけではなく、ある事件の証人の保護をめぐり、 マックイーン演じる刑事が政界や警察上層部からの横やりにも負けずに奮闘する ハードボイルド・サスペンスとしてもまた、見応え十分の作品になっています。 やはりマックイーンには何かとたたかう、こういう寡黙な男の役がよく似合います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-29 15:10:02)
57.  荒野の1ドル銀貨 《ネタバレ》 
ジュリアーノ・ジェンマ主演、マカロニウエスタンの佳作。 刺激の強い展開、アメリカの西部劇とは一味違う雰囲気を醸し出す音楽など本作もマカロニらしい作品です。 ジュリアーノ・ジェンマ以外にもフランコ・ネロなどのスターを産み出したマカロニウエスタンですが、 やはりジュリアーノ・ジェンマは他とは違う華があるスターらしさのある人です。 序盤は顔中が髭で覆われた風貌で登場ですが、スカッと髭を剃ったジェンマのカッコよさ! ラスト、暗闇の中ランプの明かりに照らし出された表情、そして光と影の使い方の妙。 ジェンマをいかに魅せるかといった工夫と共に、序盤のヒゲ面、1ドル銀貨、銃身が切られた拳銃、柱時計・・・。 序盤に登場したそれらがその後のストーリー展開に欠くことのできない要素として見事に機能させている。 少し立ち止まったり、余韻を持たせたりという時間帯はほぼ無く、常にストーリーも、ジェンマも、動き続ける。 あっという間の90分ですが、本作に関しては中盤から後半にもう少し時間を使ってくれてもよかったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-11 20:39:55)
58.  モンテカルロ・ラリー
歴史あるモンテカルロ・ラリーのレースをスピード感たっぷりに再現・・・とは程遠い公道爆走バカコメディです。 自動車工場の経営権をかけて参戦するトニー・カーティスが一応の主役となっています。 本作の数年前にも公道爆走モノの傑作「グレートレース」に主演したカーティスが再び楽しませてくれますが、 その他にも胡散臭い英国貴族に、ドイツの脱獄囚コンビに、イタリアの陽気な警官コンビに・・・と ヨーロッパ各国からそれぞれの夢や欲望、野望をかけて参戦するメンツの多彩な顔ぶれが楽しい。 ドイツの名優ゲルト・フレーベと、イギリスの名コメディアン、ダドリー・ムーアがいい味を出しまくっています。 ストーリーなんてほぼ無きに等しく、これら参戦者が繰り広げる姑息な足の引っ張り合いや連発するアクシデントを ギャグも満載にノンストップで見せる2時間コントのような作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2019-11-22 22:10:10)
59.  レマゲン鉄橋
第2次大戦末期のヨーロッパ戦線。ライン川に架かるある橋をめぐるドイツ軍とアメリカ軍の攻防を描いた実話モノ。 アメリカの戦争映画にありがちなアメリカ万歳にはなっておらず、 大戦末期にはこんな闘いもあったのだと史実を取り上げようとする意図が感じられる作品です。 ある者は戦争に疲れ、嫌気がさし、ある者は士気が上がらない。両軍の最前線の人間模様を描いたドラマとしても、 戦争アクションとしても見どころ十分の作品に仕上がっています。 こういう作品だからこそ、ドイツ側の描写には言語も含め、こだわってほしかったところ。 ロバート・ヴォーンは嫌いな俳優ではないし本作でも大健闘しているのですが、 やはりここはドイツ人俳優を充てても良かったと思います。 日本ではすっかり「よゐこの無人島0円生活」のテーマ曲になってしまっている感がありますが 「大脱走」にしても本作にしても、こんな男の映画には巨匠バーンスタインの音楽が良く似合う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-20 21:45:26)
60.  プロフェッショナル(1966)
なかなかの激シブ豪華キャストが揃った西部劇の快作です。 射撃、爆薬、弓矢、馬、それぞれが一芸に秀でたプロフェッショナル4人組が人質救出作戦に向かう。 4人組のリーダーのリー・マーヴィンがとにかく渋くてカッコいい。 朗らかで陽気なバート・ランカスターが意外でしたが、基本的にはこの両雄の映画。 ウディ・ストロードが得意の弓で敵を射抜く姿もいいのですが、 銃、爆薬、弓矢と闘う系の3人と比べ、馬が専門というロバート・ライアンの存在感がかなり薄いのが残念。 馬を豪快に走らせて操るといった見せ場が欲しかったですね。 そしてミスター悪役、ジャック・パランスに紅一点、CCまでもが顔を揃えます。 しかしなかなかCCを登場させてくれません。CC登場までは本当に男だけの映画ですが、 その前半がいい。とにかくシブい。カッコいい。 こいつら本当に大丈夫なのか?と思っていた矢先、山賊に囲まれるのですがそこでそれぞれの凄腕をまずは披露する。 以降もダイナミックな列車襲撃シーン、救出作戦決行などの見せ場も十分の作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-29 22:13:53)
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